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2002 韓国 121 Min. 劇映画
出演者
キム・スンユ
(Seok - 近代的な捜査隊SIのリーダー)
イ・ホジェ (警察長官)
キム・ユンジン
(ノ・ヒス - 警察庁長官の娘、犯罪心理学者)
チェ・ミンス (ゴリアト - 科学者殺人計画の元凶)
キム・ソナ (メイ)
Jeong So-yeong (Jo)
見た時期:2003年8月、ファンタ
説明によると SF となっていますが、それほど SF だと目立ちません。 1990年頃子供が複数行方不明になったというところから物語が始まります。 当時科学者が集まり政府の秘密計画が進んでいました。 時は流れ2020年。南北統一も終わり、南と良く似た体制で国全体が統一されています。そしてちょうど1990年当時の科学者が引退後殺されるという連続殺人事件が起きています。死体にはペンダントが残されています。近代的な装備を備えた捜査陣が捜査に当たりますが、謎は解けません。
ある日警察庁長官が誘拐され、その現場にもペンダントが残っていました。捜査担当になったユンソクは偏頭痛を抱え、以前息子を失った男。アジアの同業者とのワークショップに出席していた犯罪心理学者ヒスは父親が拉致されるところを目撃。それでユンソクのティームに出向いて行き、自分も捜査陣に加えろとごり押し。
最初は管轄問題などでいやがられていたヒスですが、ヒスの論文と手口に共通点が見えることが判明し、協力し始めます。やがてヒスにもユンソクと同じく偏頭痛があり、2人には子供時代の記憶が欠けていることも分かり・・・。
といった筋なのですが、いろいろおもしろい話に持っていけそうな要素が生き切っていません。話の展開がまどろっこしくなり過ぎています。シュリ、2009 ロストメモリーズなど切れ味のいいアクションや SF が出た後、さあ続けとばかりにたくさん作り過ぎ、脚本、ストーリーが練れていないのかも知れません。チューブでも書きましたが、ちょっと数を減らし、その分内容を濃くした方が、長い目で見た時いいのではないかと思います。
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