映画のページ

2003年 
ファンタ速報

参加作品

開催:2003年8月

というわけで今年も終わりました。コマが1列増えたので、体力的にはかなり大変、その上今年は猛暑が続いている時期だったので、体調をキープするのが大変でした。ところが話はさらにエスカレートして、主催者は「来年は24時間体制で行く」などと、マジか冗談か分からないような事を言っていました。油断ならないのは、この主催者、いいかげんな事は言わない人だから。本当にやりかねないのです。「来年は毎日1コマ増やす」と去年言っていたら、今年は本当に増えちゃった、などという実績があるのです。で、私たち常連は食事・飲み物サービス、簡易ベッド付の休憩用控え室、シャワー、フィットネス、マッサージ、荷物置き場を用意しろと、早速この異常事態が発生した場合の対策を提案しておきました。我々もとことん根性で行きますから、映画が上映されるとなればその場にいたい。となると家に帰ることは泣く泣く断念し、映画館に泊まり込み体制で行かなければならないわけです。最悪の場合、映画館のフロアにテントを張って・・・と話はどこまでもエスカレート。

映画祭が終わったので、実況記事は下に回し、映画のリストと短いコメントを上に持って来ました。一部は今後記事にしますので、そのタイトルをクリックすればジャンプします。また、下の方に原題、邦題なども含む全タイトル・リストをつけておきました。

オードブル(2003年3月)

オープニング

初公開の前の上映

注目作品

特別上映

午前中上映

ファンタのベスト

アジア映画特集

真夜中の狂気

公式プログラム

短篇

10分を越える作品もありますが、秀作は10分以内ですばらしいストーリーを語ってくれます。120分の長編よりずっと良いものもあります。

フィナーレ

作品リストへジャンプ

以下開催中のコメントなど。上が最新。

最終日。本日は4本。フィナーレに来たのは11:14

昨日はスケジュールがきつくて何のコメントも入れずにタイトルだけを書きましたが、5本のうち最後の1本を除く4本が佳作でした。さて、本日は選択が非常に難しく、友達共々大いに迷いました。その結果以下のようになりました。

何が困ったかと言うと、この日に予定されていた日本の映画を3本見るべきかという点。サイトで評判が良くない作品が多かったので、当初全然見ない予定にしていたのです。ところがコンビを組んだ作品の方も私が特に見たいと思っていない俳優が出ていたりして、呪怨は結局選ばざるを得なくなりました。井上さんは推薦していましたし、主催者の1人も強く推薦していたのですが、私はリングで頭に来た経験があるので、これはパスの予定だったのです。荒神2LDKもパスの予定にしていました。こちらはコンビを組んでいた映画の方に興味があったから。その判断は良かったようで、代わりの アンデッド処刑ドット・コムは ファンタらしい楽しい、あるいは恐怖におののく作品でした。

「今日のハイライト」に選びたい作品が複数登場。昨日のフレディ vs ジェイソンは全米の興行成績では目下トップ゚。ファンタは米国の公開とほぼ同時でした。

後半に入り急に選択が難しい日が続きます。本日は短篇集と

チューブイエスタディ 地獄甲子園天国の扉

最初に非常に珍しい作品を見ました。ウェールズからの参加。監督、俳優とも一生に一度という力を発揮したのがザ・クーラー。まだ半年以上ありますが、オスカーに数人ノミネートされても不思議はないという力作。本日のタイトルは

ブライアン・ユズナ監督が訪ねて来ました。本日も5本のはずでしたが、6本目を半分ほど見ることもできました。タイトルは、

本日は5本。今日の最高作品は意外や意外、1番地味な You can't stop the murders でした。期待していた Bubba Ho-Tep にはあまり乗れませんでした。米語が分かりにくくジョークを理解できなかったからなのかも知れません。しかしこれ1本だけゆっくり見ると楽しそうな作品です。その他 略奪者マーダー・ネット復讐者に憐れみを

本日はオープニングなので3コマ2本。アイデンティティーを2回上映し、横で武士もやっていました。詳しくは上をどうぞ。

いよいよ今日から本番。前菜と偶然が重なって4本すでに見ていますが、これまでのところ不満な作品はありません。猛暑がまだおさまらない中、本数が20%増えているので今年はかなりハード。では、いざ。

主催者の公式発表ですと、73本の長編と9本の短篇、合計20%これまでより増えたそうです。ベルリンでは見られないことになっていたフォーン・ブース。 「ファンタ開催よりベルリン一般公開の方が早いのでベルリンのファンタでは見られないことになっている」という仕掛けでした。で、ファンタ開催前の昨日見ました。なかなかの力作です。

ベルリンで見られないもの、代わりに見られるものなど一部変更があります。今年の春先に主催者が言っていたように4列を5列にするということになりました。ですから1本2時間の単純計算で38本76時間、去年より数本増えています。120分を越えるものもいくつかあるのでかなりの量です。

最初のリストに比べ16本増え、チリ、英国とフランスの合作、スペインなどが入って来ました。

今年もファンタの季節に近づいてきました。とりあえずは発表になった作品のリストをご紹介します。今年は国が偏っていて、アメリカ映画が多く、その次を追うのが日本と韓国です。スペイン語の佳作がたくさん来る年、韓国が力を入れた年などもあったのですが、今年はアジア特集では日本がやや力を入れ直し、韓国が僅かに譲ったという感じ。中国があまり健闘していません。それ以外のアジアの国は姿も形もありません。欧州ではドイツとフランスがチラッと顔を出し、英国が後退。代わりにいくつかオーストラリアから来ています。国別に見ると生彩のない年と言えます。

年代的には今年の作品が多く全体的にかなり新しいです。大スターの出る作品が減っていますが、それはファンタでは全然問題ではありません。むしろ俳優は無名、新人でもストーリーがおもしろければ満足。監督がデビューなどという作品も結構あります。却ってその方がユニークなものが見られていいです。また、世間的には知名度は今一でも、ファンタのファンにはおなじみの監督の新作が見られます。

短篇は去年も数が半減し、1つしか枠を取っていませんが、今年も本数から見るとまた枠は1つのようです。短編だと言って馬鹿にしない方がいい、凄く才能を感じる作品も前はよくあったのですが、最近は振るわないようです。

会場はベルリンで1番音響のいい映画館。先日前菜(前夜祭)がありましたが、間もなく本番が始まります。今年もまたプログラムを追いながらレポートを入れます。

タイトルのリスト

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