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シングルのベストセラー 長期集計 2  ♪

ある週刊誌の出した集計

話をまとめた時期:2004年1月

この結果に私もいささか驚いています。圧倒的に多いのが60年代。この時代の人は積極的にリクエストをしたりレコードを買ったということでしょうか。私はこの時代に音楽を知り、聞きながら成長したので、うれしい結果ではあります。自分の事情で80年代からはあまりゆっくり音楽を聞ける環境にいなかったのですが、60年代から70年代にかけては多様で、いろんな音楽が聞けた、1つのジャンル一辺倒ではなかった、しかもジャンル内でも結構多くの歌手が出て色々な曲を流行らせていたという印象を持っています。えこひいきかも知れません。

アーティスト タイトル コメント
ここより下100位まで
ガンズ・アンド・ローゼズ 51 Sweet Child O'Mine, 1987  
R.E.M. 52 Losing My Religion, 1991  
プリンス 53 When Doves Cry, 1984 プリンスは音楽的にはジャクソンよりずっと優れているようですが、ジャクソンの亜流と取られている時期が長かったです。最近は表舞台以外の場所での活躍も多いようです。業界の同僚たちからはジャクソンよりずっと高い評価を受けているようです。主体性を感じさせるので好きです。
ザ・スペシャルズ 54 Ghost Town, 1981  
ブルース・スプリングスティーン & ザ・Eストリート・バンド 55 Born To Run, 1975  
ディオンヌ・ウォーウィック 56 Walk On By, 1964 彼女がソウルと言われると考え込んでしまいますが、一応ソウル・シンガーの列に名を連ねています。この曲などはポップスという感じですが。
マーサ & ザ・バンデラス 57 Dancing In The Street, 1964 ソウル系の女性ボーカリストの中で1番好きなのがこのマーサ・リーブス。先日もモータウンの映画に出ていました。凄い、いい声です。
ザ・ジャクソン・ファイブ 58 I Want You Back, 1970 マイケル・ジャクソンは兄弟と一緒に活躍している頃が楽しくて良かった。
ルー・リード 59 Walk On The Wild Side, 1972  
ニュー・オーダー 60 Blue Monday, 1987  
ザ・ローリング・ストーンズ 61 Honky Tonk Woman, 1969 リズムが好きでした。
レッド・ツェッペリン 62 Stairway To Heaven, 1971 ドイツ語では飛行船をツェッペリンと普通名詞として呼ぶので、今でも聞く言葉です。元々は飛行船を発明した男爵の苗字。
ベン・E.キング 63 Stand By Me, 1961 ドリフターズ出身。
アバ 64 Waterloo, 1974 この曲は私がドイツに遊びに来た時にちょうどユーロビジョン・ソング・コンテストに入ったためか、大流行していました。ワーテルローなんて言ったら笑われてしまいますが、あのワーテルローなんです。
ザ・バーブ 65 Bitter Sweet Symphony, 1997  
レディオヘッド 66 Creep, 1992  
ザ・キンクス 67 Waterloo Sunset, 1967 どういうわけかこのタイトルにもワーテルローという言葉が入っている。
Peter Schilling 68 Major Tom, 1983  
ジミ・ヘンドリックス 69 Purple Haze, 1967 ちゃんと入っています。順位が低いのがちょっと意外です。死んで皮を残したから彼は虎だったのだ。
オアシス 70 Wonderwall, 1995  
ボニー・M 71 Rivers Of Babylon, 1978 ボニー・Mは男性を隅に追いやる女性というスタイルでドイツではかなりヒットしていました。当時ジョルジオ・モロダー(スリー・ディグリース、スパークス、ジャパン、ニナ・ハーゲン、ベルリン、ボニー・タイラー、ジャネット・ジャクソン、ジャニス・イアンなどをチャートに乗せた人)がミュンヘン・サウンドを取り仕切っていました。シルバー・コンベンション、バカラ、ドナ・サマー、アラベスクなどもドイツ系。今一つ垢抜けないのですが、ディスコ・ブームとなり、かなりヒットしました。
ザ・ローリング・ストーンズ 72 Paint It Black, 1966 ストーンズの「入選数」4回。女王陛下から表彰されるのも仕方ないか。
ザ・フー 73 My Generation, 1965 ポリスが8位でザ・フーが73位というのは意外。グループは好かれているのですが。
ブライアン・アダムス 74 Summer Of '69, 1985 カナダ出身。
ザ・ビートルズ 75 Yesterday, 1965 ザ・ビートルズはさすがしつこく登場。グループで7回、そのほかにレノンとハリソンもソロで登場。
ザ・モンキーズ 76 I'm A Believer, 1966 デービー・ジョーンズがアイドルだった頃の曲です。本当に本人たちが演奏したのかなど色々言われていますが、スタッフも含めて考えると世界に恥じない一流グループです。
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル 77 Proud Mary, 1969, カントリー嫌いの私でもこのグループはわりと好きでした。プラウド・メアリーは他の歌手でも有名ですが、CCR が1番良い。
アレサ・フランクリン 78 I Say Little Prayer, 1968, 私は先にディオンヌ・ウォーウィックで知っていたのですが、フランクリンでもヒットしています。歌はどちらも上手で甲乙つけ難い。バカラックの曲はポップスとしてはどれも出来が良いですが、ソウルだと言われると考えてしまう。
ザ・ビートルズ 79 Day Tripper, 1965 セルジオ・メンデス & ブラジル'66 がよくこの頃のビートルズをカバーしていました。
ジョージ・マイケル 80 Careless Whisper, 1984 私はマイケルのファンですが、ワムの頃は知らない。彼の喉はフレディー・マーキュリーより良い。井上さん、ごめんなさい。プリンスと同じく訴訟問題に巻き込まれ、せっかくの才能を発揮する機会を暫く棚上げされていましたが、歌唱力はかなりなもの。世の中には美しいもの、優れたものを阻止したいという力が働く時もあるようです。
パルプ 81 Common People, 1995  
ブロンディ 82 Heart Of Glass, 1978 名前とデボラ・ハリーの写真で知っていると言った方がいい。1曲だけ有名なのがありましたがこれだったんでしょうか。
ザ・ビートルズ 83 Help!, 1965  
ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス 84 All Along The Watchtower, 1968  
Buddy Holly 85 That'll be The Day, 1957 圧倒的に60年代以降の曲に占領されている中で健闘。メガネをかけて成功している歌手としてロイ・オービソンと並んで健闘。しかしメガネをかけて芸能界に出ると悲劇が襲うらしく、ホリーも飛行機事故で死亡。22才。
スティービー・ワンダー 86 Superstition, 1972 リトル・スティービー・ワンダ−の頃アップ・タイドでよく知っていたのですが、最近は大きくなっただけでなくちょっと太めに。
ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス 87 Voodoo Chile, 1968  
T.レックス 88 Get It On, 1971 グラム・ロックは長く続かなかったけれど、この曲は忘れません。
ジェームス・ブラウン 89 Sex Machine, 1970 ソウルからはクイーンだけでなく、ゴッドファーザーも登場。うれしいですね。
Run DMC & エアロスミス 90 Walk This Way, 1986  
ザ・ビーチ・ボーイズ 91 God Only Knows, 1966 なぜこれが入ったんだろう。他にもっと有名な曲があるのに。
Scorpions 92 Wind Of Change, 1990  
ガンズ・アンド・ローゼズ 93 November Rain, 1991  
ザ・フージーズ 94 Killing Me Softly, 1996 ロバータ・フラックじゃないの?ヒップホップはあまり知らないのです。
トーク・トーク 95 Such A Shame, 1984  
エルビス・プレスリー 96 Don't Be Cruel, 1956 プレスリーがやけに少ない。ドイツ人はソロ歌手よりグループ方が好きなんだろうか。彼は兵役は確かドイツだったと思います。
ルイ・アームストロング 97 What A Wonderful World, 1968 なぜこの曲なの?今から百年ほど前に生まれ、30年ほど前に亡くなる。不良少年から音楽で身を立て、はじめは黒人市場を狙い、その後白人市場、そして世界を制覇。アメリカ南部出身で不利な条件から身を起こし、戦後はアメリカを代表する親善大使にまでなった人。常に笑顔でエンターテイメントに尽くしていたのを今でも覚えています。
U2 98 With Or Without You, 1987 アイルランド出身。
ボブ・マーレイ 99 No Woman No Cry, 1975 マーレ−は今でもラジオで時々話題に。
ヴィサージ 100 Fade To Grey, 1980  

シングルの1位から50位まではこちら。
シングルのその他集計結果はこちら。

アルバムの1位から50位まではこちら 。
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