●ドラ猫のCG講座●
誰が見ているか判らない・・・そんなCG講座・・・
3時間目 色塗り |
このようにして、選択範囲を指定します。 このままでも塗りつぶしは出来ますが、綺麗に塗るために次の作業をします。 |
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次に選択範囲を保存します。 この作業を忘れると、後で面倒なことになります。(私はよく忘れるのですが・・・苦笑、なので、今回選択範囲の保存の写真も忘れました・・・爆笑) メニューから「選択範囲」→「選択範囲を保存」を選びます。 名前を指示できるので、わかりやすい名前にしておくのが良いでしょう。(例:「肌顔」「肌胸」「髪1」・・・・) なお、選択範囲のコツとしては、何箇所かに分けて保存することをお勧めします。 あとあと、上に影をつける際に分かれていた方が作業が楽になります。 保存した選択範囲は、メニュー「選択範囲」→「選択範囲を読み込む」から読み込むことが出来ます。 |
ついに色が塗られるときがやってまいりました。 自分の場合、ベースの色の塗り方と、影の色の塗り方は異なります。 まずはベースから行きます。 作業11で保存した選択範囲を読み込みます。 ここで注意しなければいけない事は、新規レイヤーを作成し、そこに色を塗らなければいけません。 (新規レイヤーの作成方法は作業7を参照にして下さい) 絶対に線画のレイヤーや背景のレイヤーには色を塗らないで下さい。 ここで間違えると・・・完成までいけますが、線画の加工が出来なかったり、完成した作品の編集が出来なかったりと厄介なことが起きます。(作業17参照) 新規レイヤーは、無色透明なセル画だと思ってください。 そんな透明で線も目印も無いところを塗りつぶす事は出来ません。 作業9から行ってきた選択範囲はここで役に立つのです。 新規で作成したレイヤーの位置は背景の上、線画の下にして下さい。(上の図では、レイヤーの名前を変え忘れているので、背景のコピーが線画になります) 作業10で行った拡張のおかげで、色は線画の真下まで塗られます。 メニューから「編集」→「塗りつぶし」→「描画色」を選択します。 OKを押すと、選択した範囲に均等に色が塗られます。 この手順で、すべての部分に色を乗せていきましょう。 まぁ、左のツールボックスの中に「塗りつぶしツール」なんてものもありますが・・・自分はこの方法でやってます。(白や黒に塗りつぶしも、メニューからのこの方法だと簡単に出来るので・・・) このように、全部の部分に色を乗せたらベースの完成です。 今回、私はベースごとにレイヤーを分けていますね・・・。 上から順に「線画」「緑」「服」「髪」「肌」「背景」の6つのレイヤーに分かれています。 これ関しては、最初のうちは1つのレイヤーにベースとして塗ってしまって構わないと思います。 ついに色が塗られましたが、このままでは単調ですね。 なので、影をつけていきます。 がしかし、今日の授業はここまで!(笑) ・・・まだ続くのか・・・・(苦笑) |