URAtop厨房裏地下食料庫

illumination

 jaune
vert
blanc
rouge
bleu

 
 

 

イルミナシオン
illumanation
 

rouge




 


 
 
 
 

3
 
 
 

サンジはゾロがしようとしていることに気づき、
必死で逃れようとした。
前の護衛は自分が誘った。
わざとクロコダイルに見つかるようにして、
あいつが勝手に手を出したように見せ掛けた。
それでもお仕置きされた。
誰にでも色目を使うなって。

そして、あの男は消された。
それは罪だ。
だからこれは罰なのか。
クロコダイルに見つかったら・・・。
どんなことになるか。
クロコダイルに睨まれると体が竦む。
イヤダ、
イヤダ!!
 
 
 

ゾロは本気で嫌がる体をまた殴った。
うぜえんだよ。
クロコダイルにはよがり顔ばかり見せていたクセによ。
下半身を曝すと、
乱暴に白い肢体に己の昂りを突き入れた。
「んっ・・・んんっ・・」

幾度となく目にした、
クロコダイルに抱かれて乱れる体が、
今、手の中にある。
慣らしもせずに入れたのに、
ゾロを受け入れ、
締め付ける体。
繋がった部分から快楽が溶け出していくようだ。
・・・さすが・・・。
よく締まりやがる。
ゾロは夢中で腰を使った。
限界まで足を開かせ、
体の重みごと激しく奥を抉る。
それまで苦痛しか浮かべてなかった白い顔に、
快楽の色が混ざり始める。

サンジは激しく奥を突かれ、
くぐもった声を上げ、
体を仰け反らせて射精した。
同時に体の奥に男の精をぶちまけられる。
犯されている。
そう思ったのに、
腰はゾロの動きに合わせ、
ゾロを深く飲み込もうと無意識に動いていた。
イったのに勃ったままのモノからは喜びの液がこぼれ続けている。

ゾロは繋がったまま、
たて続けに何度も射精した。
ずっとこの金髪の男を見ていて、
感じ続けていた欲情。
めちゃくちゃに犯してやりてえ。
歪んだ思いの全てを体の中にそそぎこむ。

思った通りだ。
コイツは誰にヤられても、
いい顔をする。
クロコダイルにすっかり仕込まれてるしな。

白濁した液がサンジの体から飛び出すほど激しく抜き差しし、
ピッチを速める。
「う・・・・うううう」
サンジはくぐもった声をあげつづけた。
涙に濡れた頬が羞恥と快楽に染まる。

だがサンジにも分かっていた。
ココで止められたら、
自分から腰を振るしかないことを。
幾度となく自分も精を放っているのに、
まだ欲しい。
自分はそれだけ男に抱かれるのに慣れていることを。
クロコダイルは欲しがるサンジを余裕をもって弄んでいた。
だがゾロは違う。
サンジの許容を越えて、
激しく体が焼ききれるまで突き刺されそうだ。
 
 

ゾロは溜まっていた劣情の全てを吐き出し続けた。
一ヶ月だ。
もう一ヶ月もここにいる。

その間。
ただひたすら様子を見て、
つまらねえ巡視に付き添い、
ただ待った。
コイツの濡れ場を幾度となく見て、
ただ待ちつづけた。

暴れられねえ。
体が腐っちまいそうだ。

怒りの全てを繋がった体の中に解き放つ。
ゾロは汗だくになりながら夢中で動き続けた。
 
 



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