皇帝の正しくないチェス

第6回−ストライキ(2002年11月4日記)


写真−6.1
【写真−6.1 パタンのダルバール広場】

 それは10月28日の月曜日でした。

 この日のカトマンズは全面ストライキ。いつもは朝からクラクションの騒がしい街ですが、この日の朝は犬の鳴き声と子供の声だけが・・・。

 えーっと、実はよくわかんないのですが、ネパールにはマオイストと呼ばれる毛沢東主義の無政府主義者(あー、ややこしい!)がいるらしくて、そのマオちゃんがストライキを呼びかけたと、まぁ、そんなことらしいのですが、全くワカラナイ(汗)。

 いずれにせよ、ネパールは微妙に政情不安の国のようです。
 そういや、去年にネパール王家でゴタゴタがありましたよね。国王が殺されたとか。
 匿名帝国も気をつけないとね。

 そんなことはどーでも良く、我々は通常運転手付きの車で通勤なのですが、この日はストライキなので運転手もお休み。ということで、会社はお休み。いや、実はホテルで仕事をせよとのお達し。
 そうは言っても、ホテルにこもって仕事をし続ける気力も根性もなく、午後から散歩に出ることにしました。

 ホテルから歩いていけるところということで、パタンという街に出かけました。

 パタンは、カトマンズの南、聖河バグマティの川向こうに位置する古都。カトマンズ盆地にマッラの3王国があった時代に首都として栄え、ダルバール広場の王宮をはじめとするみごとな建築物に、その名残を見ることができる。

 以上、「地球の歩き方」を書き写したわけですが(笑)、私が宿泊しているホテルはカトマンズ市内の南のはじっこ。10分も歩けば、バグマティ川なのです。

 で、写真−6.1がそのダルバール広場です。左に見えるのが17世紀に建てられた石造りのクリシュナ寺院、右に見えるのが旧王宮です。

 この日は天気も良く絶好の散歩日和でしたが、ダルバール広場を歩くと、アヤシイ日本語で話しかけるアヤシイ押し売り商人どもが寄ってきます。えーい、うっとうしい!

 ダルバール広場を通り抜け、その先にあるのはマチェンドラナート寺院です(写真−6.2)。

 このマチェンドラナートは雨の神様で、雨季前のお祭りでは、中に祭られている御神体が山車に乗せられてパタンの街を巡行するそうです。

 この日は、寺院の周囲で何やら収穫された稲の脱穀(?)が行われていました。
写真−6.2
【写真−6.2 マチェンドラナート寺院】

 で、そこから引き返し、次はゴールデンテンプルに行きました(写真−6.3)。

 その名のとおり、まぁ金のお寺なわけですが、寺院の中は革製品の持ち込みは禁止です。
 けっこう、ヒンドゥー教の建物は革製品の持ち込み禁止が多いですね。まぁ、宗教的理由なんでしょうけど、私は良くわかっていません(苦笑)。

 にしても、このゴールデンテンプルは中庭が狭い(笑)!
 何とか撮った写真がこれです。

写真−6.3
【写真−6.3 ゴールデンテンプル】

 ということで、この日は2時間ほどの散歩を楽しみ、ホテルに戻って仕事をしたのでした。