ここの背景画像はまりまりさんの「いろいろ素材」からお借りしました。

バスティーユ陥落の小部屋

La Chambre de Bastille

「バスティーユに入りたがる者は誰もいなかった。しかし、入ってしまえば、特権階級であるほど生活は快適だった。」

バスティーユ陥落の小部屋にようこそ。ここは、バスティーユ陥落だけの小部屋です。フランス革命の突破口となった割には、それ以上のことが知られていないようですが、ちょっとした裏話などをご紹介します。

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はじめに

牢獄に歴史あり

  「年表」

「時間は語る」

「登場人物」

バスティーユ陥落   「ギャラリー」

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  「概要」

  「用語」

    

「索引」




●はじめに

上の言葉は歴史家サイモン・シャーマ「臣民から市民へ」で書いた言葉です。バスティーユの囚人は、お金さえあればかなり豊かな生活ができたそうです。当時の人々が想像したように、幽霊のような囚人が惨めに暮らしていたわけではありませんでした。

陥落した時、政治犯は収容されていなかった、と言うことは多くの人が知っています。実際に服役していたのは、精神障害者が二人、文書偽造犯が四人、非行貴族が一人でした。このような人達を解放したところで、何にもならないわけですが、民衆の勢いがバスティーユを奪い取ったことによって、一気に高まり、革命に導いていったのでしょう。大事なのは、経過ではなく結果だったのです。

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