ハチ的日記・2003年
12月31日
今年も、『八兵衛の部屋』をごひいき頂きまして、ありがとうございました。いつものように、これを書き終わった時には、既に日付が変わってしまってますが。
年末年始のことは、年明けてぼちぼち書いていくことにします。
改めて今年を振り返ってみると、2度目のコミケでのサークル参加で、過去最高多ページの新刊を描き上げたり、ホークスが堂々の日本一など、例年に無く充実かつハッピーな1年だったかな。
その一方、夏以降のスケジュール予定を大いに誤り、日記も満足に更新できなかった事など、年の後半は精彩を欠く点も多かった気がする。夏コミで精根を使い果たしてしまったからか?
来年は、もうちょっと計画的に事を進めていくことに重点を置きたい、と。それに、来年のハチは28になるんだわな。もうちょっと大人らしい言動をしたいなー…と、ちょっとだけ考えてみたり。
何にしても、来年もごひいきの程、よろしくお願いします。
12月30日
深夜27時30分、色々あって、ようやくベッドに入れた。はぁ…しんどい。
さて、明日は大晦日。ところで、大晦日って字が大悔日(大いに悔やむ日)に見えてくるのは、ハチだけだろうか?
12月28日
今日は楽しい有馬記念♪
久々の競馬場突撃ナリ。去年はPS2買ってお金なくて行けずじまい。最後に行ったのは、マンハッタンカフェが勝った有馬だったんで、2年ぶりになるかな。
午前中は大掃除をし、昼からバスに乗って小倉へ。ハチが着いた時には、阪神第10R締め切り間際。調達した新聞を、パッと見て早々と予想。結果、タテ目くらってハズレ。
と、落ち込んでる場合じゃない、有馬記念の締め切りが近づいているし。でも、ハチの予想は既に固まってる。今日のハチは、シンボリクリスエスに運命を託すことにした。理由は特になく、何となくそう考えたんだわ。
クリスエスは一番人気になる事が予想され、もし来たら堅い決着になるだろう。だからヒモ馬を慎重に選ばなければ、って事で、相手選びを、ウィークデーの1週間、ずーーーーっと考え続けてた。考えた結果、まずはクリスエスの単勝を買い、ゼンノロブロイ・リンカーン・ザッツザプレンディをヒモに、ワイド3点買い。これで決まり。あとは運を天に託すのみ。
馬券を買い終わった頃、丁度、本番場入場が既に始まっていて、思わず反射的にスタンドから飛び出したハチ。流石に最後だけあって、座席からスタンド前まで、人人人入人人人、の人だかり。やっぱ、GTはこれでなくっちゃな♪
そんなこんなで、有馬記念スタート。途中まで中段の位置で競馬をしていたクリスエス。が、3角からスイスイと伸びて来て、結局は9馬身のレコード勝ちで圧勝!2着3着にはリンカーン、ゼンノロブロイが来て、単勝だけでなくワイド2点も的中。これで、バス代が浮いた♪
その馬券、ここで載せるべく、払い戻しの前にコピーしていて気づいたが、ハチが持ってるスキャナがあまりにも古過ぎて、今使ってるPCの窓XPに、ドライバが対応してないときたもんだ(汗)そんなワケで、今回は携帯カメラで撮った。
ハチ至福の馬券(のコピー)。これで5250円になった |
阪神の最終RファイナルSも終わり、今年のサプライズは全て終了。――なのだが、小倉はちょっと事情が違っていた。
知ってる人も多いとは思うんだけど、最近小倉では、公営佐賀競馬の場外発売所が福岡市の競艇サイドに迫害され出来た。で、佐賀の最終Rが通常1635時で、小倉で買えるレースの一番最後になる。つまり、小倉ではラストサプライズの後に、本当のラストサプライズがあるって事になるわな。
そんなワケで、中央のレース中はガランドゥだった場外付近も、中央Rが全て終わった時から、にわかに人が沸き始め、敗者復活を夢見る人々で、大いに賑わった。
1620時頃。徐々に人が入り始める | 1630時頃。締め切り間際には、この賑わい |
佐賀といえば締め切りがアバウトなんだが、今回も例にたがわず、手持ちの時計で1635時を過ぎても、まだ馬券を売り続けていたり。で、40分頃まで散々売り続けて、ようやく発走。まぁ、それなりに売れてるようで、ここに場外を置いた効果はあるようだ。ちなみにレースの結果は、ガチガチのガッチガチな本命決着。
本当に今年のサプライズが全て終了後、クリスエスの引退セレモニーを見て、帰路に着く。流石にこの時間になると、モノレールも座って乗れる。小倉に突撃するなら、佐賀まで買った方が楽できるのかもな。
12月26日
Kから小包が届いた。Kはつい最近に韓国に行ってたらしく、現地で買ってきた土産を船便で送ったという。
中に入ってたのは、「真露チャスミル」とかいう韓国の焼酎。それのミニボトルサイズが箱の中に大量に入っていた。で、このチャスミルってのは、竹でろ過したとかで、飲み口と香りが非常に良いんだそうだ。正月にでも飲むか。
こんな感じで入ってて | ボトルはこんな風 |
サイズ対象比較の図 | ちなみに、同じ箱にはこんなのが入ってたり |
あと、本場のメッコールも一緒に入ってた…って、これも飲まなきゃならんのか?!
12月7日
あふぃぃぃ……ども、死にかけのハチです。昨日は職場の忘年会。となると、オチは明らかですな。例のごとく記録的な大痛飲を果たし、その場は天国で過ごすが、記憶が途中で中断。気付いたときには、駅の前に放り出されていたり。
そのまま寝転がっていては凍死してしまうので、立ち上がりヨロヨロと電車に乗る。自動的に福岡駅に到着、どういうワケかバス停まで歩き、バスに乗った…筈だが、気付いたときには、何故か2つほど先のバス停で崩れてるじゃないか?
これはどういうことよ?!痛む頭で考えようとするハチ。が、今夜は急激に気温が下がってる。今は考える余裕は無い。一刻も早く自宅に戻らねば、マジで死ぬる。何とか立ち上がって次のバスに乗るハチ。で、豪快に乗り過ごすんだよなぁ…やっぱ。
バスを降り、乗り過ごした分、ヨロヨロと歩くハチ。結局、バスが終わってしまい、タクシーを拾って辛うじて生還に成功。ところで、昨日は思うところがあり、人生における様々な失敗からの教訓を元に、ポケットにビニール袋をねじ込んでおいた。これが大正解!路上に不法投棄することなく、穏便に廃棄物の処理を完了。
まぁ、ここまでは良くある事なので、Kもいちいちツッコミは入れはしないだろう。ところが、翌日からが大変でね、その日は昼前に目を覚ますハチ。徐々に体の感覚が回復するにつれて――強烈な頭痛及び胃の腑を怒濤に衝く嘔吐とが、ハチを襲ったんだわ。しかも、体の自由が利かないし、全身ブルブルと痙攣してるし。
二日酔いと言っても、大抵は昼までには収まってたんだが、今日は違う。昼過ぎてもベッドから動けず、時折にベッドから立ったかと思えば、トイレに走り、上から下からリバース。日中はずーーーーーっと、こんな感じで生き地獄のフルコースを味わっていた。
夕方からは何とか立てるようになり、夕食を普通に口に出来るまで回復したが、今日は、ハチの人生最大の二日酔いで終日棒に振る羽目になった。はぁぁぁ……(溜息)
今日から数日間は「もう酒なんて見たくも無い!」ってマジで思うだろう。が、そんな苦しみなんぞ、すぐにキレイさっぱり忘れるんだろうな、やっぱ。
11月30日
今日は「らぐけっと」の日。これは、九州で2度目で福岡では初となる、ROオンリー即売会ナリ。ROやり始めたハチとしても興味あるんで、一度見に行くことにした。
朝遅く起き、いいとも増刊号を見た後、ちょっとROする。昼過ぎに昼食を食らって、昼過ぎに家を出た。で、会場となる都久志会館に到着。考えてみれば、即売会に一般参加で参加するのは久しぶりだったり。
小規模だけに、30分程度で全て回り終えた。規模の割には内容は極めて濃厚で、サークル一つ一つの熱意が強烈に伝わった。おかげで本購入予算を大幅にオーバーして買いまくったが、全く後悔してない。
――あと1ヶ月RO始めるのが早かったら、ハチも直参したんだがな。強いてあげるなら、それが悔やみか。
らぐけっとの後は、福岡競艇に寄る。競艇王チャレンジカップ優勝戦の舟券買うついでに、最近改装したばかりのスタンドを見物する。
入場直後、いきなり驚いた。ピカピカの入場口には、自動入場ゲートがあった。これは佐賀競馬のと同じく改札口状になってて、100円入れればゲートが開く形式の物件。
急に近代化してしまった入場口 |
スタンドの中に入ってからも驚いた。入って直ぐ目に入ったのが、巨大なオッズ板。オッズ板のある場所は、丁度、吹き抜けホールになっていて、競艇オヤジらがぐるりとオッズ板を取り囲んでいた。
オッズ板前。以前はもっと混沌としてたのだが | ホールの上から 如何に場所が変わろうともオヤジの行動は変わらず |
一通り歩き回ったのだが、驚愕的に綺麗になってしまってる。旧スタンドの混沌かつ無秩序な空間を知ってるだけに、ここが競艇場って事自体信じられない。
スタンド外見。ここは中央の競馬場ですか? |
スタンドがガラス張りになったり、舟券の自販機が多くなったりと、旧スタンドと比べ格段に快適となった新スタンド。しかし、ハチ的に一番嬉しいのが、新スタンドが禁煙になった事!!凄まじく快適になった環境に、ハチ大感激(号泣)
とは言うものの、スタッフが看板を持って禁煙をアピールしてるにも関わらず、吸ってるオヤジがチラホラと存在。そんな馬鹿はコースに沈めて、植木選手の艇のペラでザクザクと刻んで欲しいものだ。
肝心の舟券は、優勝戦で的中し収支トントンで終了。
11月29日
タバコを吸わないハチなのに、休憩時間、喫煙室の傍にいる機会が多くなった。
ってのも、上司とかの話が面白いんで、度々立ち聞きする事が増えてきたんだわ。只、煙の傍にいると、喉が痛烈に痛くなる上に気分も悪くなってくるんで、滞在限界時間は5分程度。
話の内容は、主にパチンコの失敗談が多いんだが、今日は地元有名店が話題に上がっていた。その店では、開店前から多数の行列が出来るほどの人気で、行列の対処がちょっと変わってると言う。
まず、開店の2時間前に整理券を配るという。整理券の枚数は、先着その店の台数、ってのは容易に予想がつく。で、運良く整理券を獲得できた客は、開店までの間、どの台に座るべきかを熱心に考える――ってワケではなく、整理券を配り終わった後、誰が何処の台に座るかを決める為の抽選が行われる。
この整理券は、あくまでも開店直後の台に座れる権利を得ただけであって、台の選択の自由は無い。
抽選が終わった所で、行列は一旦解散。開店1時間前になって、客が改めて並ぶ。言うまでも無く、整理券組が先頭。列は、整理券組よりも券を得られなかった不運な客の列のほうが圧倒的に多い。
臥薪嘗胆石の上にも三年苦労の末、ようやく開店の時を迎えてからも、客への更なる試練が待ち受けている。入り口からホールの間、客を両ばさみするように、店員がズラララララ……と並んでいて、客の動きを鋭くチェック。もし仮に「ここんとこばくさ負けが込どるばってん、今日こそは絶対に勝っちゃるばい!」と、焦って思わず走ろうものならば、店員がレッドカードを出し、哀れ、その客はつまみ出されてしまうという。
でも何だかんだ言って、整理券を得られただけでも幸運な部類。こんな感じなんで、開店後しばらくは入場制限がかかっている。よって、最初の客が打ってる最中、行列に並んでいる連中は外に野晒しの憂き目を見ているワケだ。その行列は店の外周を幾重にも囲む形で形成されている。
そんな状態で、休憩所でタバコを一服していると、窓からドナドナ状態の客が見えるという。当然、外のドナドナ羊らは、優雅に一服してる中の奴に対し、殺意に満ち溢れた視線でエールを送る事をちゃーんと忘れない。
なーんかこれ聞いてる限りでは、パチンコやる連中も、我らオタクらと大して変わりない環境下に置かれてるらしい。
11月26日
ふぅ…やっと終わった。一度更新を怠ると、後々で地獄見るよな。マジで。
それはそうと、Kがホークス優勝パレードの模様を撮ってくれた物件を送ってくれていた。かなり前にな。で、ようやく写真の加工が終わったんで、UPしておく。我らがホークス、栄光の瞬間(とき)を今一度回顧し、来年の飛躍を祈ってみるのも一興。
結構ファイルが大きくなったんで、別枠に載せておく。ここからどうぞ。(全部で250MB)
11月23日
今から2ヶ月前のハチは、このWEBマンガを笑ってた。が、今や笑えなくなった自分がそこにいる。
いやいやいや…ROって怖いね。プレイ始め当初は、一日1時間程度、ぼちぼちやっておこうかなーってつもりだったんだが、今は時間が許す限り、無制限にやりまくりだもんな。って言うか、時間許さなくてもやってたり。
文章サイトのハチでさえ、かなり更新が怠るんだ。絵描きサイトは停滞手痛い打撃を受けるんだろうな、やっぱ。
そんなハチのこと、今度の冬ドームに何するかすら考えてないのは、自然の成り行きってもんだ。……ROにするかな。
11月16日
今日は佐世保あるばれすと遠征ナリ。
予定では、先日のうちに全ての準備を終えておく筈だったんだが、お約束にて新刊のコピー&製本がまだ出来てない。この時点で、0700時。時間を考えると、もう時間が無い。
仕方ない、製本は会場ですることにして、風呂に入り荷物をさっさと段ボールにブチ込んで、家を出た。こんな時間に慌ててるって事は、やっぱり寝てないワケで、もうヘロヘロ…朝の澄んだ空気も、徹夜明けには吸血鬼にとっての太陽に等しく、ぐきゃぁぁ……とかいいながらバスに乗り込む。
博多駅、列車の時間も何とか間に合い、特急みどりに乗り込んだ。やれやれ、着くまで一眠り…っと、ここで重要な問題が発生。
今のハチって、カートを引きずってるんだわ。で、よく考えてみたら、列車には、大きな荷物の置き場が無い。仕方ないんで、カートを畳んで座席の下に置くんだが、座席下が段ボールで埋め尽くされたナリ。まさか、自身の作品が詰まった段ボールを足で踏むことなど絶対に出来ないんで、かなり無理な姿勢で座ることを余儀なくされた。腰が痛い…
そんなこんなで、佐世保駅に到着。サークル開場までまだ時間があるので、駅構内の駅弁屋で、あご弁当を食す事にした。この弁当ってのは、あご(トビウオ)出汁で炊いたご飯に、あごの一夜干しが乗ってる物件。ふむふむ…あご出汁ってのはイリコや鰹よりも複雑な味がするもんだ。あごの一夜干しも、旨みとほんのり苦味がよい感じで珍味。
あご弁当 700円也
時間が近づいたので、ぼちぼち駅を出る。ほぉ…佐世保って、立派なショッピングモールも立ってたりと、案外侮れない。道中歩いてると、海自関係者らしき水兵服数名の集団を発見。やっぱ、佐世保よのぉ。
で、歩いて5分ほどで、アルカス佐世保に到着。うぉおおう、何かすごいゴージャスな場所じゃないかい?若干ビクつきながら、建物の中に入っていったハチ。会場に入るや落ち着く暇も無く、コピー本の製本に勤しんだのは言うまでも無いがな。
アルカス佐世保 なーんか凄い建物なんだけど
ここで、会場の説明をば。このあるばれすとは、会議室の1室を借り切って行う、典型的小規模イベント。小規模だけあって、女性向けが圧倒的過半数を占めていて、男性系は宿命的に苦戦を強いられる。が、そこはそこ、会議室だけあって、机は綺麗でサークル居住性はかなり良い。サバイバル技術を要求されるコミケやエアコン入れないドームに比べると、正に天国。
華やかさはないが、アットホームな雰囲気で終始イベントが進行。本の売れ行きは今ひとつ。って言うか、全く売れない。高校時代以来の売り上げゼロも覚悟したが、奇跡的にも買って下さる神が光臨され、辛うじてゼロは免れた。もっと腕を上げねば…
とにかく居心地だけはグレイトに良く、本はあまり売れなかったけど、まったりと一日を過ごせて、そこそこ満足。寝不足で無ければ、もっと楽しく過ごせたんだろうけど。あと、委託コーナーが妙にレベルが高く、主催者の人脈及びこのイベントの実績の強さを実感したり。
帰り際、ヘロヘロになりながらカートを引きずって駅に向かう。途中、何故か駅前にあるシアトルズベストに寄る。そして店内にて、家族連れの外人集団を発見。佐世保に数時間滞在して一番目立ったのが、外人含有率の高さ。人口比の含有率だけなら、天神を上回る。天神は東洋系を中心に、様々な人がいるが、佐世保はやっぱ、基地関係者やその家族だろうか、白人・黒人の欧米系が多い。
駅に戻り、帰りの列車の指定席を取りに行く。指定席は喫煙席しか無いとか。疲労ヘロヘロで、確実に座りたいハチ。仕方なく喫煙席を取って社内に乗り込む――って、喫煙席って、妙に豪華じゃないかい?行きに乗った禁煙席の比べると、シートも広くグリーン車並のゴージャスさ。こりゃ、世間の禁煙圧力に対するささやかな抵抗ってか?
帰宅後、いつものように酒を買い込み、セルフ打ち上げ。で、今日の感想だけど、どのサークルさんも、サークルなりに頑張っていて、いろんな意味で、良い刺激になったかな?これから冬ドームに向けての発奮材料にしたいところ。
ハチ的日本シリーズ優勝レポート
〜福岡が最も熱かった日〜
例によって長文&写真いっぱいなので別枠に。
ここからどうぞ。
10月26日
――忘れてた。
久々のホークスの勝利。これこそが、我らがホークス本来の野球だったりするんだよな。いやいや、阪神の――いや、甲子園の、か――勢いに圧倒されてしまって、すっかり忘れてたようだ。
昨日までは、先に述べた阪神の勢いに萎縮してしまい、本当に勝てるとね?と不安になってたり。でも、前の3戦とも1点差の僅差負け。決して実力で引けを取ってたワケではない。それこそ、圧倒的地の利に屈したようなモノ。
その地の利を活かせるのは、阪神だけじゃない。我らがホークスだって負けてない。今夜は、それがモロに出た試合だったね。内弁慶シリーズとはよく言ったモノだ。
しかしまぁ、今日の川崎はどうしたんだろ?偉大すぎ。一昨日、脳震盪(しんとう)で倒れた際に、蒲腐博士に改造手術されたとか。
10月19日
昨日言ったとおり、福岡都心部の他の家電量販店をチェックしてみた。まずは、ビック新館。福岡県外の諸兄に補足すると、福岡のビックは、PC関連を集めた本店と、家電を集めた新館とに分けられてる。
で、ビックは、店の入り口入ってすぐ、『放送しないにょ』と目立つ張り紙が。まっ、ある意味、懸命な判断かもね。放映しておけば、確かに人は入るだろうけど、売り上げに反映するかどうかは未知だもんな。そういうワケで、果敢にも上映を敢行したベスト電気には頭が上がらない。
せめても応援って事で、丁度手持ちのがダメになってた携帯ラジオをここで買ったナリ。今後、大人の事情とか圧力とかあるかも知れないが、どうか最後まで放送して欲しいモノだね。頑張れベスト!
一方、ヨドバシ。やっぱ、ここもやってない。只、ビックみたいに無粋な張り紙はしてなくて、『お察し下さい』って所。
試合の方は、超打線が大爆発して、圧勝。いやいや、これは意外。いくらホークス打線が強力とはいえ、まさか阪神相手に二ケタ獲るとは。これは期待できるかもよ?
10月18日
日本シリーズ開幕!
昨日も書いたように、今日は、福岡都心部の街頭放送の状況を調べてみることにした。まずは、ソラリアビジョンの様子を見るべく、西鉄で天神に向かう。
電車の中では、しきりに「パブリックビューイングのチケットありますチケットありますチケットありますチケット…」と、赤い紙袋を持って街中を徘徊する連中と同じような口調で放送しまくっていた。これを聞いた時点で、既にオチは見えた。案の定、ビジョン前では、「放送やらないよ?」というお達しが貼ってあった。
続いてはショっパーズに行ってみた。が、驚いたことに、『放送を自粛するぞゴルァ!』だった。これは意外。まさかここまでもダメだったとは。
ここで嫌な予感がしてきた。普段、悪い予感はことごとくハズレまくるハチだが、今回ばかりは大的中。続く天神大丸では、申し訳代わりか新車の発表会があったが、誰も見てやしねぇ(笑)そして、大本命のキャナルシティでさえもダメだった。
――いやいや参った、福岡都心部ことごとく全滅だとはね。こりゃ、都心部各施設が、今回は皆やらないという談合取り決めでもあったんだろうな。日本野球機構を自称するテロリスト集団も罪なことをしてくれたものだ。
主要施設はダメだったが、駐車場の事務所の一角とかパチンコ屋の休憩所とかの無数の小規模な箇所では、小さな観衆が形成されていた。勿論、『日本シリーズ放送あります』をウリにしてる飲食店が多かったのは、言うまでも無い。
大人しく帰るか…と、ここでKから電話。一連の仕打ちに、ちょっとムカついていたので、自衛官や警官よりも同業者の多いKさん、ま、民間でやれることは民間で、と嫌がらせの挨拶――チッ、流石に動じやしねぇ。
で、Kの話によると、ショッパーズ7階にはRKB(地元TBS局)のカメラが張り付いていたんだそうだ。ハチは店の中まで入らなかったんだが、何でショッパーズ7階なんかに何の用だったのやら……ハッ、そうか!そういう事か!!
ショッパーズ7階にはベスト電器が入っている。家電屋といえば、大量のテレビがある。家電屋なら、CS・BSとの契約はとってるだろうし、販促目的という理由が立つ。こういう逃げ道があったんだ。天神からバスで帰る予定を変更して、まずはベスト電器本店に寄ってみた。
ここベスト本店では、入り口の周りに、ショーウィンドウ形式(?)で大型テレビが展示してある箇所があるんだが、案の定、日本シリーズをやっていた。そこには常時ベンチが置かれていて、20人弱が観戦していた。店内のテレビ売り場でも、あちこちで小規模な観戦の集団が形成されていた。
そして、ショッパーズ7階に到着。奥のテレビ売り場では、30人近くの観衆が群がっていた。今日見てきた中では、一番の盛り上り。場の雰囲気から見るに、自然発生というよりも、各所の放映中止をチャンスとして宣伝効果を狙おうという、確信犯に思えてきた。
緒戦ではこの人数に留まったが、試合が進むにつれて、もっと増えるだろうな。その時に、ベストは、そして他の施設は、どう対応するか?注目だな。尚、他の大手家電量販店、ビックとヨドバシは明日チェックしに行く。
何だかんだいっても、一番大事なのは試合の行方。で、その肝心の試合の方は、凄いことになっていた。終始、一進一退のシーソーゲームを展開し、ハチの帰宅時点では、8回の攻防が終了し、4−4の同点。
ROを繋げてみると――やっぱいるもんだ、試合速報をチャット看板に出してるアコを発見。プロンテラをウロウロ歩き回ってるうちに、9回裏にズレータの逆転打で緒戦勝利!!
先ほどのアコさんも試合結果を出していて、嬉しさの余り、チャットルームに入り込んだ。――嫌がられるかな?一抹の不安があったが、意外にも、すんなりと受け入れて頂いて、しばし日本シリーズ談義を楽しんだ。なるほど、これがオンラインゲームの醍醐味って所だな。
10月17日
日本シリーズを間近に控えた昨日、衝撃的なニュースが飛び込んできた。日本野球機構が日本シリーズの街頭放映を潰しやがったという。いやいや参った、青天の霹靂(へきれき)とはこの事を言うんだろうな。
って言うか、野球機構の連中は、ファンを何だと考えてるんだろう。このダイエーvs阪神戦、両リーグの人気球団が戦うだけに、人気が下降してるプロ野球のカンフル剤となりうる重要なゲームだよ?それを何だ?!このような水を差すような事しやがって。
プロ野球はファンのためのそれだろ?連中はしたり顔で「パブリックビューイング見れ」というが、そういう問題じゃないだろ!誰のためのプロ野球なのか忘れてしまった連中に、日本野球の機構を称する資格は無いね。
とは言ったものの、モノは考えようだ。これで、今度のシリーズは家で観戦となる。家でなら、王監督の(確定事項)胴上げの瞬間もちゃんとチェックできるし、祝い酒も、天神にいる時よりも長く飲むことが出来る。何にしても、シリーズ序盤は、ROをやりながらラジオで応援って事になるかな?
と言ってたら、今日になって事情が変わり、日本の野球機構を僭称する連中が日本シリーズの街頭放映を急に認めたという。しかし、時すでに遅く、ソラリアビジョンを抱える西鉄は、今更実行は出来ないんだそうだ。が、場所によっては実行しそうなので、当日チェックしてみる予定。
ったく、日本野球の上の連中は、何考えてるのやら。ハチは今まで日本野球の災いは、某有名球団のオーナーを諸悪の根源と考えてたけど、この一件で、実のところ日本野球は既に病膏肓(こうこう)に入ってしまってるんじゃないの?と思えてきた。
ま、何にしても、明日から日本シリーズが始まる。街頭観戦でみんなと喜びを分かち合う楽しみはダメになるかもしれないが、楽しいゲームになることには変わりないだろう。頑張れホークス!
10月16日
数日前から、いっちょまえにROを始めたハチ。今まではマシンスペックが足りなくて出来なかったが、新マシン導入でスペックが充分足りるようになり、プレイに挑む事になった。
これがまた、結構楽しい。知り合いがいないと、どうしても孤独になりがち。でも、それであっても、色々な人との接触があるから凄い。初プレイの時には、同じく初日プレイのノービスと少し会話できたし、さらに今日などは、たまたま話をしたベテランプレイヤーが牛乳50本をカンパしてくれたりと、人とのコミュニケーションをそれなりに満喫できている。(辻ヒールの類は数知れず)
いつかは誰かに同じような事をしてみたいな、と思う。その為には強くならなきゃならない。こうして、今日も狩りに精を出すハチでした。
10月10日
前々から頼んでいたパソコン様が、今日到着した。DELLのDimension4600Cって物件。DELLのPCはかなり自由にカスタマイズするんで、型番だけじゃスペックは分からないかな。
んで、このマシンの注目は、Pen4-2.4GのCPU。ハチとしては、かなり思い切った買い物だったナリ。月4000円の60回払いだけど、払い終えるまで現役でいてくれるかどうか…
モニター右下はトルマリンゴ。窓XPだけど他意無し。 |
このマシンを買うために、天神のDELLショップに行ったんだけど、そこでのやり取りが面白かったので、書いておく。さっきも書いたんだけど、DELLのマシンは既製品を予算や目的に合わせて色々とカスタマイズすることを前提にしてるので、「パソコン買う」とショップを訪ねると、まずは、購入するマシンのスペックを決める事になる。
ショップのおねーさんのナビに従い、CPUはどれを積むか、メモリとHDDはどれぐらい入れるか、ドライブはDVDかそれともDVD-Rか、ボードはどうするか?等々…の、マシンスペックを順に決めていく。
一連の作業は、ショップのPCでDELLのサイトに繋いで、オンラインショッピングと同じ要領でやってる。んで、一番最後のほうに、『このPCの使用目的は?』という項目が出てくる。まずは普通に、『家庭用』ハチはもちろん、これを選んだ。
次が確か『SOHO・小規模企業用』『企業用』と続いていたと思う。で、一番最後が『軍事・核施設の管理』というグレイトな内容ときたもんだ。それで、ショップのおねーさんが言うんだわ。「軍事目的には使いませんね?」って。
――見えるかのか?!このハチが、「偉大なる金正日将軍様の統一作戦を遂行すべく、日帝に潜伏し先端電子機器を調達するであります。マンセー!」な奴だったり「偉大なるアッラーの名において、聖戦遂行の為に先端電子機器を調達するであります。アッラーアクバル!」な奴に見えるのか?
おねーさんは「違うって言ってください(笑)」と言い、商談は終了。――とまぁこんな具合に、久々に笑わせてくれたDELLとは、長い付き合いになりそうだ。
10月5日
Kから電話。「優勝レポートまだ?」あ、結構文章が長くなってね。それと写真の修正とかで結構時間かかっちゃって…「そうか、出来るだけ早くな」うん、もうちょっとで仕上るから待っててよ。
――というやり取りをしたが、件の優勝レポートがここまで遅れた根本的原因は、全て天外2にあったりするなんて、口が裂けても言えないわな。
ハチ的ホークス優勝騒動レポート
〜二度ある優勝は三度ある〜
例の如く長くなりましたので、別枠に。
ここからどうぞ。
10月2日
遅れ馳せながら祝・ホークス優勝ォォォォォ!!!
いつもならここで、博多の街の狂乱振りをレポートした日記スペシャルが来るんだけど…申し訳無いです!まだ書きかけ。いやいや、優勝の翌日に熱出して、その影響で筆が大いに遅れてしまってるワケ。近日中に公開出来るんで、もうちょっとお待ちを。
でも、PS2天外2をプレイするから更に遅れそうな…
言うまでもなく、福博の街はどこも、優勝セールで沸いてたり。そんな中で、何故かロッテリアがシェイク半額やってやんの。ロッテのその節操の無さに、感動すら覚えるハチだった。ちなみに優勝翌日から一週間、しかも福岡都心部の一部の店舗のみらしいんで、利用したい人は注意のこと。
――川じゃない、店に飛び込め
上のは、天神はマツヤレディース、優勝セールのコピー。やれ非常識だとか恥だとか、世知辛い事言ってダイブを頭ごなしに弾圧するんじゃなくて、このような気の利いた言い回しの方が、ハチは好きだね。
9月24日
ニュースによると、昨日から西鉄福岡駅前ソラリアビジョンにて、ホークス戦の放映を行うようになったらしい。
ショッパーズダイエー店頭や博多駅等では、既に放映が行われていたが、どれもモニターがあまり大きくなく、いずれも小規模。一方、ソラリアビジョンは、福博最大規模のモニター。以前にも述べたが、そこで行われる放送は、ドーム外野席を切り取ったような大盛況となっていた。
こうなると、優勝はいよいよ秒読み段階といえる。さて、今日はどうかな?と、仕事終わってから見に行った。北口側改札口を出たハチの目の前に映し出されたモノ――ビジョンに群がる人々、そして歓声。おおぉぉぉぉ………これ、これだよ!3年前の熱き熱狂が、ついに福岡に戻ってきた!
思わずカメラを手にしたが、目が合った警備員に睨まれ断念。携帯カメラでコソコソと1枚だけ撮影しておいた。(もっとも、至る所でデジカメや携帯カメラを見かけたので、禁止ってワケではなさそうだ)
画質が悪いのはご愛嬌。顔を隠す手間が省けたが。 |
3年前の日記スペシャル「ホークス優勝レポート」での形容が、今一つピンと来なかった諸兄も、この画像で理解頂けただろう。ソラリアビジョンを、熱狂的なホークスファンがぐるりと取り囲む形で観戦している。
観戦ポジションは、ビジョン真正面と階段の端がメインとなるが、中2階及び2階の吹き抜けが、丁度テラスのようになり、あたかも、ホークス戦という一大オペラ劇場を見ているようだ。他で例えるなら、福島競馬場や阪神競馬場のパドック。
ハチが到着した時は、8回表が終わり、裏が始まっていた。斉藤が一発を浴び降板したものの、まだ3点差。以後は中継ぎが見事に押さえ、見事勝利をおさめる…筈だった(号泣)
9月25日
昨日の悪夢から一日が明けた。昨晩から今日の午前中までは、悪夢を引きずって悶絶しまくり。が、日が傾いてくると、勝利への期待が昨日の悔いに勝り、一気に復活。我ながら単純な奴だ。
仕事が終わり、昨日に続いて福岡駅前ソラリアビジョンへと向かう。着いた時には、試合は7回裏まで進んでいて、5−0でホークスがリード。福岡駅前ホークス劇場は、和田の好投と大量リードに涌いていた。
なかなか試合を見に行けないだけに、ここでの観戦は凄まじさも感じるハチ。何せ、ストライク取れば拍手が上がり、アウト取れば歓声が上がる。打たれれば悲鳴が上がる――喜怒哀楽がストレートに表れる。この臨場感は、TVやラジオでは味わえないな。
昨日は応援もバラバラだったが、今日は打者への応援も一体感が出てきて、外野席らしくなってきた。そして、悪夢の8回裏を無失点で押さえた頃から、観客は急激にヒートアップ!そして9回裏、篠原がピシャリと押さえてゲームセット。
9回裏の模様。キャパじゃないけど、興奮の余りに、手が震えた… って事にしておいてくれる? (ちなみに左張り紙は「危険ですので手すりに寄りかからないで下さい」) |
試合終了とともに、百雷の如き大歓声!そして、ここでもジェット風船が乱れ飛んだ。ハチも、写真撮ってる場合じゃなくなってきて、思わず興奮のルツボの中に飛び込んで行った。
ヒーローインタビューに和田が出てくると、制服姿の女の子達が黄色い声を上げた。そして、ちょっと前までは女の子及び、太古の昔は女の子達も、それに倣って歓声をあげる。今年のホークスは、今日の和田を始めとして、川崎や新垣、寺原など、若くて良い選手が揃っていて、女性ウケが非常に良いと聞いていたが、この歓声を耳にし、納得。
――いやいや、今夜は愉快痛快だった♪でも、優勝までまだ先があるってのに、この大騒ぎってどうよ?優勝が決まった瞬間には、一体どうなる事やら。
9月22日
毎度毎度お世話になってるシアトルズベスト。最近はカフェモカに飽きたんで、カフェラテを試してみようと思う。と言っても、ただのラテじゃ面白くない。ここでは、様々なフレーバーのシロップ等のトッピングが、一口50円で付けられるんで、それらを色々試すことに。
第1回目の今回は、カフェラテをベースに、へーゼルナッツのシロップとホイップクリーム。――確かに、香ばしい風味がするね。只、カフェモカのビター&スイートに慣れたハチには、シロップとホイップの甘さ重複が、ちょっと口に障るかな〜って思ったり。総合的には美味いよ。
いやいや、これは楽しい♪様々な味を試せるのは、けっこう嬉しいじゃないか。次は、何を試そうか?
9月20日
全関西人の悲願(?)たる阪神優勝が成し遂げられて、早くも数日が過ぎた…はいいんだけど、最近、優勝に酔うファンに対する否定的な声ばかりが聞こえてくる。それを聞く度にハチは、「そりゃないぜ?セニョール」と言いたい。
連中のやることを全て肯定するワケじゃないけど、優勝セールで実際に金を動かすのは、道頓堀でダイブしてるような連中の熱いエネルギーだよ。シーズン中、世間では阪神フィーバーの経済効果を、日本経済の救世主みたいに取り上げてたじゃない?
それがイザ優勝したらどうだろう?「道頓堀でダイブしてる連中は真の阪神ファンにあらず」と、掌を返したように、あたかも汚物を見るような目で見るってのは、あんまりといえばあんまり。優勝セールでの買い物だけに、そのエネルギーをぶつけろってか?虫が良すぎるって。
ファンの熱狂が多少行きすぎるのはプロスポーツにおける必要悪。ハチはそう断言する。
――去年のW杯を思い出してみ?フーリガンに過剰反応するが故に、皮算料してた経済効果が得られなく、後に残ったのは税金費やして作ったのはいいが利用価値あるのか良くわかんない、立派なサッカー場のみ…欧米のサッカー先進国じゃ考えられないよ。
あちらの国々で、サッカーが巨大なビジネスになってるのは、サポーターの狂気じみた熱気を、ある程度は受け入れてるから。スポーツニュース等で海外のサッカー報道を見る限りでは、阪神フィーバー級の事は日常茶飯事。W杯出場経験国で、試合に発煙筒焚かないのは日本ぐらいじゃない?
あと例えるなら、競馬。G1の大歓声、あれはウマという動物の性質上、本来は好ましくない。でも、JRAがG1を一種のお祭り事のように仕立て上げた結果、日本の中央競馬は、世界の競馬で最も興行的に成功を収めている。もし、あの大歓声が無かったら、日本競馬は低迷し、故サンデーサイレンスが日本に来る事は無かっただろうし、ボーダフォンがスポンサーになった今年のエプソムダービーのように、今年のダービーは「Yahoo!BB 日本ダービー」にでもなってたハズ。
と言っても、ゴール前での紙ふぶきやジャンプは、明かにやり過ぎ。ま、何事も程々が肝心。最後の一線は、ちゃんとシメておきたい。
もし、阪神フィーバーで本気で経済効果を狙うなら、行きすぎた跳ね上がりを適当にブタ箱に放り込む程度に留め、世間はあんまり興醒めな事は言わないでもらいたい。と、ハチは提案する。
――テロに好意的と疑われかねない発言をした石原都知事閣下よりは、多少はマトモな事を言ってるつもりだけど、どう?
9月15日
星野監督が宙を舞う数時間前、ハチは、中洲は出会い橋の前にいた。ここは来るべきホークス優勝の際、ダイブの舞台となる。平時の内に一度ここを見てみようと、新調した携帯(ドコモ‐P251iS)のカメラを試すついでに、ここに赴いた次第ナリ。
では、来るべき那珂川ダイブの舞台を、とくとご覧あれ。
出会い橋。天神、旧福岡県公会堂貴賓館側より。 |
お約束。ま、誰も守らないんだろうけど♪ |
川の下へ。 数日雨が降ってなかったからか、水かさは、かなり低い。 橋桁の下でも足がつく浅さ。 |
水面。水質は道頓堀よりは、ずっとマシだが、 ダイブは、決してお勧めはしない。 |
最後に出会い橋、中洲側より。 |
…携帯カメラ、意外と使えるじゃないかい。下手すると、ハチの玩具デジカメよりも高性能じゃないか?特に1メートル未満での接写では、すさまじい威力を発揮する。Xデーには、2つのカメラを駆使し、ホークス優勝に燃える博多の町を取材しまくる予定。
――なのだが、ちょっと困った問題が。このままだと、23日に優勝が決まってしまう可能性も出てきた。ドーム最後の試合なんで、めでたい事には変わりないんだが、祭日は、ハチ仕事なんだよね。仕事が終わって福岡に着く頃には、とっくに試合が終わってしまってる。
ってなワケで、23日に優勝が決まりそうな時には、Kに写真を撮って来てもらおう。Kのデジカメの方が高性能だしね。
8月31日
今日はCNドーム。
前の週の週間予報に始まり前日の予報に至るまで、ことごとく雨って事になってた。が、朝に目を覚ますと、窓の外は見事なピーカン。
起床後、昨夜作っておいた本の化粧断ちをやって、出発。時間ギリギリでかなり焦ったが、なんとかサークル入場時間ギリギリに到着。開場後数分過ぎて、やっと設営を終わる…は、いいんだが、暑い!
夏コミよりよっぽど暑い!ドームに入ってきてから、ずっと汗が止まらない。今年の夏は、夏らしくない日々が続いたんだが、夏の終わりである所の今日になって夏らしい晴天が来た。
この期に及んでノコノコとやって来やがった太陽は、九州のオタクどもを、福岡ドームというチタン合金製の鉄鍋で焼き殺すべく、情け容赦無くジリジリと照りつけた。
かくして、さっきの「夏コミより〜」は、夏コミ戦役の勇士同士との挨拶の言葉として、終日、至る所で交わされる事となる。
容赦無く暑い、今日のドーム。参加者も、開場直後1時間ぐらいは皆元気だったが、正午過ぎると、疲れ果ててヘロヘロになってた。ハチも、正午以降は、ほぼ生ける屍状態だったりする。今回は野球日程の都合で今日になったが、来年は絶対に9月に戻していただきたい!と、CN及びドーム関係者各位の皆様方に、謹んでお願いする所存であります。
売上は不調だったが、買いの方は大収穫。今回は例年に無く、面白かったり見事な本が大漁で、ハチとしても「負けてなるものか!」と、良い刺激になった。
とにかく暑かった、で締めくくられたイベントでした。終わ……おっと、アレを忘れちゃいけないな。
設営を終えてしばらくした頃、暑さに悶絶してたハチの前に、一人の男性が現われた。彼はハチの事を良く知ってるらしく、親しく語っている。が、ハチの方は誰なんだか、さっぱり見当がつかない。で、思い切って、あの…失礼ですが…どちら様でしょうか?と、尋ねてみた。「瀬高水城ですけど?」えエ柄絵江得衛ェ恵?!!!!
「そんな驚かなくても」いやだって、瀬高さんといえば、スカート姿しか見てないし。「普段着着ちゃ、悪いんかい」いや、悪くはないんだけどね。てな感じで会話を交わした後、瀬高さんは去った。
瀬高さんが去ってしばらくの後、美坂栞(私服)姿となって、戻ってきた。これだよ、これ!これこそ無敵スター・瀬高水城のあるべき姿だ!うん。「何か今、すっごく失礼な事を、さらりと言われたような気がするんだけど」気にするな、気のせいだ。
それはそうと、今日の灼熱地獄に冬服って、暑くない?「暑いね。上半身だけ」ここらへんが、スカートを常用してない者の感覚って所だろう。ちなみに、久々に復活を遂げたクイズ常連、風原優人(でしたっけ?)さんも無敵スターと来場。こちらは巫女さん装束のコスをキメていた、と補足しておこう。
8月28日
前々からシアトルズベストのモカ、しかもホットを愛飲してると言ってたけど、いい加減暑いので、最近はアイスを試すようになった。
で、始めてのアイスモカを見て……ホイップが乗ってないんだわな。ホイップこそモカの愉しみだと断言するハチには、ちょっと不満。で、感想は、甘さが控えめで、チョコのビターさが強く利いていた。渇きを潤すべく、ゴクゴク飲むには向いているかな。
次は、追加料金払って、ホイップを乗せてもらっての再挑戦。ストローを突っ込んで飲んでみるが…前とそれほど変わりない。ってのも、元が冷たいだけに、ホイップが溶けにくく、コーヒー本体に、なかなか馴染まないんだわ。ストローでぐるぐる混ぜたり、吸い込み深度を調節してみたり、色々試みるが、コーヒーとホイップを別々に飲んでるみたいで、あんまりパッとしない。
で、飲んだ後には、ホイップが相当残ってしまう。そいつを残存氷で溶きながらストローで吸い込んだりすると、それなりに嬉しい。が、前々から言ってるようにカフェモカは、コーヒーとチョコソースとホイップ、三位一体の調和こそが醍醐味。コーヒーとホイップをバラバラに頂いても、あんまり楽しくない。
そして今日は、緑色のコーヒー屋の、アイスモカを試してみた。シアトルズベストに比べて、あっさりとした飲み口。これも例によってホイップが余ってしまった。仕方ない、ストローで吸い出……
しまった!肝心な事を忘れていた。緑色のコーヒー屋のホイップ、砂糖入ってないんだわ。甘味のないクリームってのは、口にするのがおっそろしく苦痛なモノ。吸い込んでみると、これがまた、予想以上の悪夢。かといって、貧乏性のハチには、まだ残ってるのに捨てる事など、冥利のない事。何とか我慢してホイップを処理したハチ。
結論としては、アイスモカはやっぱ、フツーに飲んだほうがベターって所か。早く秋来ないかな…
8月26日
レヴォ落選。
Kは残念そうだったが、ハチ個人としては、内心ホっとしてる。いやだってね、夏コミから間が1ヶ月ちょっとじゃぁ、正直、満足できる新刊を出せるかどうか、かなり際どい所だったし。
そんなワケで、今夜は、ヤケ酒飲みまくり大会に突入。その時に飲んだ秋限定物件を、ちょっとレビューしてみよう。
★スパチュー紅……去年の冬季限定「氷結果汁アップルヌーヴォー」を、多少安っぽくしたような味。悪くはないんだけどね。
★スパチュー秋……梨風味が軽い飲み口に合ってる。ただ、スパチューシリーズは心なしか、どっか味が安っぽい。ビールや酒の中休みには良いんだけど。
★キリン秋味……一番搾りとヱビスを、足して2で割ったような感じ。麦芽が多いからか、アルコールちょっと高めだからか、飲み口が結構ヘヴィー。個人的には好き。
8月25日
先述の通り、この前の夏コミは運良く、ほとんど雨に降られること無く過ごすことが出来た。後日この事を、行き付けのチャットで言ってみたら、メンバー全員に「呪ってやる」と、ありがたいお言葉を頂いた。
それから1週間以上過ぎた今日。朝から雲行きが怪しかった。が、折り畳み傘でも持ってりゃ、まっ大丈夫だろう。と、あんまり考えずに出勤。運良く、職場までは降らずにすんだ。
昼からは降ったが、終業ごろには運良く晴れてくれたじゃないか。おおおおおお…ハチのツキは、まだまだ残ってるじゃないかい!嬉々とした表情で、帰路につくハチだった。
駅までの道程の、ちょうど中間ぐらいから、小雨がパラパラ…と降ってきた。が、この程度なら、傘は開かなくても問題無し。構わずに進むハチ。
それから数分後だっただろうか。突然、雨足が強くなってきたかな…と思ったら、ドドドドドド!!!!と、天をひっくり返したような、瞬間的局地的鉄砲水的スコール的どしゃ降りに襲われた。傘開くヒマも無く、びしょ濡れになるハチ。
雨が降りつける轟音の中、夏コミで雨に泣かされた戦友達の怨嗟の声を聞いたような気がした――
いやいや、参った。バッグから折り畳み傘を取り出そうとした瞬間、すさまじい大降りだもんな。その上、ハチの衣服に十分に雨水が染み込んだ時を見計らって雨が止むのが憎らしい。おかげで全身が冷え切ってしまって、これ書いてる今も、ちょっと風邪気味。
はぁ……やっぱ、神様はちゃんと見てるもんだな、うん。
8月22日
今日の金ローは『火垂るの墓』この作品、世間では反戦モノって事になってるようだが、ハチ個人の見方では、福本マンガの如く、人の本性のドロドロを露骨に描いた作品とハチは解釈してる。あの親戚オババの、モノが無くなった途端の掌を返したような冷たさは、「きさまらっ……それでも人間かっ?!」って感じだし。
さて、それはそうと、『ほたるのはか』を一発変換すると、何て出る?フツーは「火垂る〜」とは、出ないんじゃなかろうか。大抵は、蛍とか炎多留とかね。
かく言うハチも、「炎多留」を辞書登録してるクチなんだが、天川さん派故に、どちらかと言えば「蛍」を多用してるので、炎多留一発変換の憂き目は見ずに済んだ。ま、どうでもいい事ではあるが。
でも、もし仮に炎多留の破瓜なんて一発変換されたりしたら、本気で人生考え直した方が良いかもしれない。
ハチ的コミケット64従軍記
〜雨に煙る生首〜
長くなりましたので、例によってこちらから。
8月14日
にしじまさんが、夏コミついでに、クイズ地獄ファミリーの関東メンバーにお土産を渡して来いと言うので、今日受け取る事になった。
終業後、時間ちょっと前に、待ち合わせ場所たる大橋駅に到着。時間までちょっとあすな、と近くのブックオフで時間つぶし、時間になって駅前に戻ってみると、おや?来てるじゃない。
普通どうりの挨拶を交わしたハチだが、内心は激しく驚いていた。だって、クイズ地獄ファミリーが時間きっかりに集まるなんて、(旧・国士無双ハリス一味時代から遡っても)ハチが覚えてる限りでは皆無だったし。
駅内商店街でお土産を物色。足が早くなく壊れにくい、という条件に合う物件――結局、無難に『博多の女(ひと)』をチョイス。あと、にしじまさんが、一風代わった物件を選んだ。「これが意外とウケるんよ」と選んだのは、何と『マルタイの棒ラーメン』
普通のインスタント麺は、麺が円盤状に固められているのだが、この棒ラーメンは、麺が丁度、素麺やパスタのように束ねられている状態で入っている。九州人には珍しくも何ともないが、本州の人々には珍しがられるんだそうだ。
実の所、ハチもにしじまさんも、九州銘菓ひよこを買おうかって考えてたり。まぁ、九州人のハチに言わせれば、東京銘菓だろうが、ハングル文字書いていようがパチモンには変わりないがな♪
6月8日
去年から、大宰府天満宮への初詣の際に、絵馬に夏コミ当選祈願を書く事にしている。今年も書いた。
道真公は同人に理解があるのか、去年今年と、連続当選。何と、ご利益率100%という高倍率。これは、学問の神様もいいが、同人の神様として売り込んでは如何だろうか?本殿改装の寄付を募ってるらしいが、コミケ当選のご利益があるとあらば、全国から参拝者が訪れ、改装資金もあっという間に出来るんじゃなかろうか、と道真公にご提案したい所である。
神への冒涜的なボケはこれぐらいにしよう。さて、今日は天満宮に来ている。
6月5日
仕事終了後、真っ直ぐ帰宅。郵便受けの前に立ち、目を閉じる。深呼吸を数回し、バッコンバッコン暴走する心臓を強引に押さえこむ。そして、恐る恐る郵便受けに手を伸ばす――
こんな生活を、何日繰り返しただろうか?夏コミ当落通知を、首を長くして待ち続けているハチ。2日発送ならば、東京都世田谷区→福岡県福岡市の配送ならば、4日までには必ず着くハズである。が、昨日は届かなかった。これはど〜〜〜〜〜〜〜いうコトね?!去年は日曜を挟んで3日目には届いたのに。
これには、K及び奴の大ボス野中広務将軍様とやらに、この事情を、善良なる小市民たるこのハチに分かるように、ご説明を頂きたい衝動に駆られる。しかしだ、2ch特設コミケ板の当落通知到着スレを見てみると、福岡市は全域届いてなかったようだ。少なくとも事故で無い事に安心し、今日この日を迎えたナリ。
で、今日。先に述べたように、恐る恐る郵便受けに手を伸ばす。いい加減楽になりたいものだが――手には、角型4号か3号ぐらいの大きな封筒の感触。ああ…どっかのDMか。何が真っ向サービスじゃぁあああああああああ…と叫ぼうかと思い、目を開けた。急に明るくなった視界には、コミケット準備会と記された青色の封筒が。あれ?いつの間にこのサイズになったんだ。
見た目は、角4か4型の、B5サイズの窓付き封筒。見た目では、当落が分からないようになっている。ドタドタと部屋に戻り、恐る恐る封筒にハサミを入れる――あったぁああああああああああ……
封筒の中には、3枚のサークルチケットが、宛名の紙にくっついて入っていた。運良く、今回も当選ナリ。さ…て、これからが大変だ。当選したって事は、万難を廃し新刊を持って会場に赴く義務を有する。頑張って、良い本を作りたいね。いや、作る。
6月1日
あにげ当日。何とか製本を終え、化粧裁ちまでやれたのは、上出来と言うべきか。
道具一式をバックに押し込め、出発。と、その前にテレビをつけ、ザ・サンデーを見る。いやね、昨日の巨人、9回に11失点でボコボコになったじゃない。あれを、江川がどんな顔して解説するか見てみたいワケだ。
さてさて、番組の始まりは、お決まりの北朝鮮報道。ところが、待てど暮らせど、北朝鮮報道を延々と続けている。しかも、今週に限って、特に北朝鮮への不快感&脅威を煽るが如き内容のオンパレード。――日テレは、よっぽど昨日の悪夢を放送したくないらしい。
大本営発表的巨人報道に、いちいち構ってもいられないので、テレビを消し家を出る。道中、天神松屋のカレーを食らい、都久志会館に到着したのが、0950時。サークル入場時間直前ナリ。
ハチの姿を認めたKが、妙に元気そうに話しかける。この時点でのハチはというと、連日の睡眠不足&昨夜の完徹により、立ってるだけがやっとの状態。当然、Kの言ってる事など全然耳に入らず。その上、Kの声が、死にかけた脳にガンガン響くので、Kにはサークルチケットを渡し、早々に消えて頂いた。
会場入りし、早速サークル設営に執りかかる。ここで、今回の状況を説明。今日のあにげ3では、都久志会館4階丸々使って行う。その中でメイン会場となるのは、会議室らしき2フロア。一番大きいフロアには、企業ブースとサークルの3分の1が入る。そして、もう一つのフロアには、残りのサークル全部が入り、建前上はここがメインのスペースとなる。
穏やか、平穏――言いかたを変えるなら、空虚、閑散。これが、ハチ達のいるフロアの、開場30分前の状況。ハチとしては、これぐらいでも、非常に居心地が良くて好きなんだが、会場サイドとしては、余りにも静か過ぎたのが予想外らしく、かなり恐縮なさってた様子。
1100時、会場。一般参加者は、まずは企業ブースがあるフロアを経由し、こっちのフロアを通過する事になる。よって、こっちに来るには、少々時間がかかる。15分後、最初の一般参加者が入ってきた。会場前の静けさと一転、ここのフロアも、けっこう盛り上がってた。と言っても、コミケやレヴォのように殺伐としてなく、程好く活気があって、程好くのんびりとできる環境ナリ。
ハチのサークルの方も、規模の割には売れて、首尾上々也。さらに、はるあきらさんやlim‐Rさんも、ハチの所に来てくれた。
――と、まぁ、かなり楽しく、イベントを満喫できたワケである。惜しむらくは、もうちょっと余裕を持って、体調が良い状態で参加したかったかな。かなりの時間、ウトウト…ウトウト…と、舟漕いでたし。そういえば、来ると言ってた、InfernoDaysが来てなかったな。レヴォ新刊欲しかったんだが…まぁ、あの人達も忙しいのだろう。次の機会を待とう。
5月31日
帰宅後、大急ぎで原稿の面付けを終え、2100時、ようやく原稿が完成。バスに飛び乗り、行き付けのキンコーズ○○○店に行く。今回、内容の事情により、店名は伏せさせて頂く。
赤坂店や天神店の方が近いんだけど、○○○店が一番機械との相性が良いんで、時間に余裕がある時は、そこでコピーする事にしてる。今の時間なら、最終バスに間に合うだろう。
順調にコピーを終え、あとは新刊の表紙をコピーするだけ、って所までこぎつけた。表紙の用紙をコピー機にセットして、さぁ、ラストスパートぉぉ!!………あれ?紙がトナーで真っ黒になってる。しまった!どうやら、機械のドラムが汚れたらしい。店員に頼んで、他の機械で試してみるが、そこでもダメ。最後は、使用中のコピー機が開き次第、試す為、しばらく待つ事になった。時計は既に、2400時を回っていた。もちろん、バスは無し。ここまで来れば、引き下がれない。とりあえずロビーの椅子にどっしりと腰を据えた。
途中、店員に「汚れたコピー分をノーカウントにしましょうか?」って提案があり、それに快諾。店員氏は、ミスコピー分の表紙紙20枚弱を持って、カウンター奥に去って行った。ちなみに、その表紙、セミヌードの亞里亞&じいやさんってカットだったんだが、バスも止まった時間まで居残ってるんだ。ここまで来れば、毒も食わらば皿まで、である。何の躊躇いも無く、手渡したさ。
が、その店員氏、そのテの客には慣れてるらしく、表紙の絵にも、眉一つ動かさなかった、そのプロ魂には感服!
やっと最後のコピー機が開いて、使うが…今度は大丈夫だった。何とか終了したのが、0130時。更に、ミスコピーを重ねた結果、大幅にコピー枚数がオーバーし、料金も時間も予定を超過するという、踏んだり蹴ったりの結果に終わった。
更に追い討ちをかけるように、帰りのバスは無し。タクシーを使って帰る破目になった。もしクレジットカードが無ければ、歩いて帰らないといけない所だったナリ。
こんなこんなで帰宅。今から製本なのだが、こんなに不幸で、明日の本番は大丈夫なのだろうか?
5月17日
最近のハチは、シアトルズベストのカフェモカを至上の悦びとしてる。ドカドカと載っているクリームと、エスプレッソ、付属で付いてくるスティックチョコとが、巧妙に溶け合った味が、ハチにしばしの極楽を提供してくれるナリ。
通常は、欲張って一番大きい、グランデ(G)サイズを注文するハチ。が、数日前、何となく小型のスモール(S)サイズを飲んだ。はぅうぅあぅうううううう!!!!今までに感じた事の無かった衝撃が、ハチを襲った。
ハチは、最後に溶け残ったチョコを、飲み口から、ちゅうちゅうと吸い出すのが楽しみ。従来のGサイズでは、コーヒー層を飲み終わるまでに、クリームは溶けてしまうので、最後にはチョコだけが残る。が、Sサイズでは、コーヒー層の上に浮いているクリーム層が、溶けきれずにカップの底に残ってしまう。
そして、SBCモカ最後の悦楽の儀式である、チョコ吸出しをすると、だよ?チョコに、件のクリームが混ざって口の中に入り、これが非常に幸せな味でねぇ。ビターチョコに、エスプレッソを吸ったクリームが混ざり合った、あの甘さの中に、苦味が絶妙なアクセントを演出した絶妙な甘味には、天にも昇るような心地なるってもんだ♪
これは八兵衛的自分史にとっては、コロンブスの新大陸やアインシュタインの相対性理論を遥かに超越する大発見!試しに他のサイズを飲み比べてみたら、中型のトール(T)サイズが、残存クリームの比率が良い感じになり易いようだ。これからは、Tサイズがデフォになりそうだ。
シアトルズベストのモカといえば、ちょっと分からない事がある。スタバとは違い、SBCにおいては、店内ではフタ無しで出される。ハチは、モカはフタを取り付けて飲む事を、大前提としてる。が、客席をチラリと見てみると、フタ無しのモカを置いてる客もいる。あれって、どうやって飲むんだろう?メニューを見れば分かるけど、クリームがカップから溢れるほど載るんだわ。あの状態でどうやって飲むのか?それが、今一つ分からないナリ。
5月13日
そういえば、千鶴さんの誕生日。
千鶴さんは、ハチより3つ年上なので…えっ命が惜しくないのかって?いやいや、真のファンは、禁句を口に出して狩られるのを恐れてはいけない。むしろ、狩られるのを悦びとするモノじゃないのかな?ではイッてみよう。
――千鶴さん、30歳のお誕生日おめでとう。いやいや、千鶴さんは30歳になっても、充分に美しいですよ?それに、女性の本当の美しさは30歳になってからと言いますし。ハチは、30歳になった貴方をずっと愛し続け……
次の瞬間、その場には17分割を超越し、289分割された肉片が残されたと言う――
4月30日
この日記を書いているのが、既に6月上旬。だいぶ間が開いてしまってて、当時の事など、キレイさっぱりと忘れてしまってるワケだ。そこで、なーにか面白い事は無かったかと、マジ日記を引っ張り出し、調べている最中なのだが…おお、今日30日は、フレッツADSLが開通した日だった。その日の夕方には工事が完了するそうなので、帰宅後に開通作業にとりかかる事に。
さて、開通した暁には、激しく怒涛なるネットサーフィンしまくるぞ!と早速セットアップに取りかかったんだが――結局、開通までには2時間を要した。何てことは無い、只、ユーザIDの入力ミスに気づかなかっただけだったり。最初に10分、いや、5分だけでもマニュアルを精読すれば、もうちょっと早く終わるハズなのに。
さ、済んだ事はこの辺にしようじゃないか。臥薪嘗胆紆余曲折波乱万丈色々あって、遂にADSLが開通。ブラウザを開き、最初にサイトを見てみた、んだが…うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
恐るべき早さで、画像がパパパパパパパパパパパっと映し出されていくじゃないか。これは凄い!続いて、行き付けの掲示板のアイコン一覧を覗いてみる。そこのアイコンは数百あり、ナロードバンドでは一括で出すのは不可能に近いのだが…ぬぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
ディスプレイには、幾十ものアイコンが流れるように映し出されていく。このすんばらしい光景には、涙が出そうになった。いやいや、ADSL引いて、マジで良かったよ。惜しむらくは、この便利さにもっと早く気付くべきであった、って事だな。
と言っても、ハチが今日の今まで躊躇った理由ってのが、広告を見る限りでは初期費用が不透明だったって事。つまり、開通手続き最中に、「お客様の環境では工事に別途追加料がかかります」とか、中洲のボッタクリ店みたいな事をやらかしそうで心配だったんよ。
が、いざ始めてみると、かかった工事費が4千円弱(だったかな?)に接続料&モデムレンタル料がキャンペーンにつき無料。と意外と金がかからなかったりする。多分、他社のADSLサービスも似たり寄ったりなんだろう。が、広告には、「○ヶ月無料!サポート充実!」の類はデカデカと載せるのに、何故か初期設定費用についての説明が殆ど無い。もしくは、「ゲームセンター山あらし」の要領で、非常に小さく載っていたりと、初期設定費用について、極めて説明不足だったりする。
各社とも、本気でプロードバンド商戦で勝ちたいのならば、「初期設定費用・最大○○○○円!これ以上は一切頂きません!!」ってのを、広告に全面的に載せたらどうだろうか?ハチのように、料金が見えなくて、躊躇してる人も、少なからずいると思うし。
4月12日
くはぁ…昨夜はしんどかったぁ…今夜は、とっとと寝よう。と、真っ向サービス(自称)Kから電話。「天神に来てる、来い」だそうだ。
そんなワケで、天神某シアトル調カフェで対談となった。店内のオシャレさん方にくらべ、我々の風体が明かに浮いているのは、まぁ、気にしないことにしよう。
Kがレヴォのパンフを買ったとか、HD付きDVDレコーダーを買ったとか、そんなどうでもいい話が進む中、Kが1冊の本を、ハチに手渡した。「お前も、名前ぐらいは知ってるとは思うんだが――」
その本の名は『アホでマヌケなアメリカ白人(マイケル・ムーア著/柏書房)』ほぉ…あの話に聞く、クレイジーなブッシュ批判本かい?読んでみろと言うので、最初の部分を、パラパラとめくってみる……くはぁぁぁ、こりゃイカれてる!
冒頭は、2版以降の補遺って事で書かれてる、同時多発テロ事件の裏話。この本、ちょっとめくっただけでも、ハンパじゃなく面白い!是非とも、買うなり立ち読みするなりで、本文を読んで頂きたい。よって、適当に端折って紹介するだけに留めておく事を、ご了承願う。いやマジで、ハチの拙い文より、本文のほうが面白いって。
先のテロ事件は、アメリカ国民に多大なショックを与えた。このイカれたジャーナリスト兼映画監督のムーア氏も、例外でなく、飛行機に乗り合わせてしまった知人を失ってしまったという。
で、それから後の事だけど、このムーアおやじ、事件から直ぐに、仕事で飛行機に乗る事になったんだって。当然の事ながら、空港ロビーには、持ち込み禁止物件が、ズラズラズラズラ〜〜〜〜〜〜〜〜っと、掲載されていた。その一覧には、銃や刃物類といった、至極当然なモノから、爪切りや編み棒&鈎針の編物用具といった、どのような過程で持ち込み禁止にノミネートされたのか、理解に苦しむ物件まで、多種多様満艦飾ナリ。
そんな折り、ムーアおやじが、奇妙な現象に気がついた。あれだけ厳戒体制を敷いておきながら、マッチやライターが、すんなりとゲートを通過しちまってる。リストを見てみると、マッチやライターは、件のリストに載っていない。ムーアおやじでなくても、嫌煙ファシストのハチ、更には人間煙突の我が妹でさえも、こりゃ疑問に思うわな。
で、一昨年の12月22日に、靴に仕掛けた爆弾に、火をつけようとしたテロ未遂事件が起きたんだわ。その後でも、ライターが禁止項目になる事は無し。本の中で、ムーアおやじは、こう述べている。
あと、9・11以降、実際に飛行機を爆破する目的で使われかけたものが、なぜ持ち込み禁止にならないのか?ジェット・ブルーの機内で、爪切りで人を殺そうとした奴なんて一人もいないんだぜ?
でも、アメリカン航空63便の機内で、ガスライターを使って200人からの人間を殺そうとしたサイコ野郎は現実に存在しているんだ。がだ、ブッシュ政権は、この事件を目の当たりにしながら、対策のひとつも立てようとしない。
――ここまでくると、事の顛末を説明するのも、落語のオチを一々説明するの感で、かなりバカバカしいが、念のために書いておく。確かに、ライターは禁止項目に挙げられていたが、タバコ業界が圧力をかけて、項目から外したらしい……ハァァァァ…(溜息)
とまぁ、こんな感じで、アメリカの陰の部分を、ひっじょ〜にイカした文体で、ズバズバと斬り捨てまくってるのが、この「アホで〜」って本。
いやいや、この人、面白いわ。強烈な毒の中に、巧みに笑いを混入させる、そのセンスは素晴らしい!(イカれた文を見事に訳してくれた、松田和也氏も然り、だね)日本の作家で、ここまで出来るのは、競馬ブックで毎週笑わせてくれる、かなざわわいっせい氏ぐらいではないかな?
ハチは、この本を、ヒマを見ては、ちょっとずつ読み進めてる。一気に読んじまうと、な〜んか、勿体無くてね。どっちにしても、ここ数年来で、最高レベルにお勧めの1冊ナリ。読んでみて損は無いよ?
4月9日
どうせ肝心な情報は規制かかってるだろうし。
上の理由により、件の戦争については、途中より、傍観を決め込んだハチ。ところで、今日のニュースでは、フセイン政権は崩壊しつつある、と報じている。画面には、フセイン政権の終焉を喜ぶ、市民の姿が。
この報が真実ならば、イラク国内では、針の一穴によって堤防が一気に瓦解するが如き現象が、起こった事になる。ハチとしては、フセインの政権維持システムは、もう少し頑丈だと思ってたんで、この急展開は意外だった。
てっきり、フセインを殺すか捕らえない限り、戦争終結は望めないと思い込んでた。でも実際の所は、イラク国民に、「これからはもう、フセインの顔色を見る必用は無いんだよ〜」って事を納得させるだけで良かったんだよな。この際、フセインの生死は関係無い。
だから、タブー視されていた市街戦を、敢えて強行させ、首都バグダッドにおける、フセイン政権の影響力を強引に削いだ、って事になるんだろう。結果的には、無駄に死ぬ者が、最小限に食い止められる形になる。
ここまで、若干の紆余曲折はあれど、石油屋のドラ息子とその取り巻き連中の書いた、シナリオ通りに事が進んでる。なーんか、末恐ろしくなった。
って言うのも、この戦争の勝利を機に、石油屋のドラ息子が、我らが共和国(笑)への強行政策に自信を持たれると、将来、かなり面倒な事になる。もし朝鮮半島に何かが起きた時、わが日本は、今度は絶対に戦争に巻き込まれるし。
4月1日
今夜、福岡にて、アニメ版ガンパレが放送されるらしい。大したエイプリルフールだ。
時期が時期だけに、戦争をテーマにした、しかも、少年少女が死地にやられるが如き表現のある作が、超がつく深夜帯とはいえ、果して放送できるのか?今日のこの日まで、マジで信じられなかった。放送元のRKBサイト及び、Yahooテレビのテレビ欄に、その名が記されてるを認め、ようやく確信に至る。
さて、明けて深夜0245時、それは始まった。
1945年から始まった幻獣の襲来を除き、設定説明は殆ど無し。いきなり戦闘シーンから始まった。士魂号が街を走り、幻獣と死闘を繰り広げる――
このアニメ版、原作ゲームとは設定及びキャストに一部変更があり、原作を知る者には違和感を感じられずにはいられない。かと言って、ガンパレを全く知らぬ者には、門外漢にとっての平成ライダーの如く、何が何だか判らなくなる危険性を含んでいる。
これって、1クールでは、設定その他モロモロを説明するのは、物理的に不可能と悟り、まずはガンパレ特有の雰囲気を楽しんでもらおう、って策に出たんだろう。
肝心の作画レベルは、かなり高い。地上波の、この時間のアニメにしては、破格のレベル。この質が、最後まで続けばいいんだけどね。言いたい事はあるんだけど、総合的には、楽しめる番組になってるとハチは思うね。来週も見よう。
3月28日
発売以来プレイし続けてるシスプリ2.まずは、亞里亞の非血縁エンドを終了。
う……む、プレイ当初は、確かじいやさん目当てでプレイしてたハズなんである。亞里亞は、トロくて頭悪そうなガキと認識していたハズなんであるよ。それがどうだろ?エンディングを見る頃には、亞里亞が、ものすごく愛しい存在になってるじゃないかい。
いやいや、この心境の急変には、正直驚いてる。7月末ぐらいまでは、亞里亞の間延びしたセリフを、苦笑いを含みつつ聞いていた八兵衛兄や。ゲーム中盤以降は、それを楽しく受け入れるようになった。そして終盤のあるイベントを経て、「――いいだろう、亞里亞。君を、深窓のバスティーユから解放しようじゃないか!」と、非血縁エンド予告を行うまでに、愛情度が飛躍的に上昇した兄やだったとさ。
各地で報告されてるように、2では、妹たちの心の成長が認められる。亞里亞も、それが顕著に顕れてたね。前作なら、「くすんくすん…」は確定ってケースでも、どういうワケか、泣かない事が。これには、ちょっと感動。
少しづつではあるけど、亞里亞なりに、素敵なマダムになろうとしているんだな、うん。
3月24日
ハチのマイシスターたる、じいやさん。いや、確かにセーブデータには、亞里亞の顔が記されてはいるが、ハチの脳内では、じいやさんの尊顔に変換されているのだよ。君ィ〜
さてさて、今回のじいやさんの顔グラは、前作よりも若く、化粧っけが薄い。童顔と言っても過言じゃない。どちらかといえば、プリピュア寄りかな。ハチとしては、このマイナーチェンジは、意外だったナリ。しかし、性格も口調も、前作同様、落ちついてて、大人の女性たる魅力と風格を醸し出している。
咲耶では、いくら背伸びしても、決して出せない魅力だな。いや、咲耶には、咲耶の良さはあるんだがね。
ところで、前作からの尊顔の変化。原画師の都合という一言では、片付けにくい。その理由を、週末いっぱい考えて考え抜いた結果、1つの仮説が浮かび上がってきた。
前作と2とでは、見た目年齢が、ガラっと変わってしまった、じいやさん。実は、幼少の頃から、年齢不相応の童顔に、コンプレックスを持っていたんじゃなかろうか?つまり、2の顔が、すっぴんに近いって事。それ故に、メイドの仕事に就いたを機に、年齢相応の風格を出そうと、化粧で工夫していた。前作で魅せた、唇に映える鮮やかなルージュも、そのクチだろう。
それなら、何故に化粧を薄くしたのだろうか?これには、妹ズのように、兄貴が絡んでくる。亞里亞に仕えるじいやさんは、年齢以上に幼い亞里亞を、1人前のレディーにしようと、厳しく躾る。当然、それは(亞里亞が思ってるような)悪意なんかじゃなく、親愛なる女主人に、自身の苦しみを味わって欲しくない、との切実な願いが込められてる。
一方、兄やと遊ぶ亞里亞は、非常にナチュラル。ドレスや礼儀作法による装飾では、決して太刀打ちできない、最高に素敵な笑顔が、そこにあった。兄やは兄やで、亞里亞に振舞う行動の全てが、亞里亞の為であり、それでいて、極めて自然体。
じいやさんは、今まで、外見を飾る事だけに必死であったし、それが正しいと信じていた。しかし、あの兄妹の姿を見ていると、無理して自身を飾るのが、馬鹿馬鹿しく思えてきた。
かくして、じいやさんは、化粧を薄くし、以後は自身の地を晒すことを、恐れないようになった。――と、こんな感じでは、なかろうか。とハチは考えてる。もし、この仮説が正しいなら、じいやさんにも、プリピュアキャラクターズにおける妹ズの如く、兄貴に助けられた一人となるね。少なくとも、それなりの親近感というか、好意を抱いているだろう。
…おやおや、咲耶に強力なライバル登場?!ってか(笑)否、じいやさんは、100%非血縁なワケで、じいやさんが本気になったら、咲耶には勝ち目無いな。
ハチは、亞里亞血縁エンドを見た事が無いんだけど、血縁エンドの後の将来、もしかしたら、亞里亞らの義姉になっちまう事もありう……ターン!(銃声)
咲耶「まったく、バカなこと言わないでよ!」
3月23日
スポニチには「超人戯画」って、政治ネタの4コマが載ってる。んで、今日のは、妙に面白かったんで紹介しとこう。
飲みの場で、イラク情勢を部下に解説するオヤジがいた。当然、テレビで聞きかじった程度の、日曜評論家なワケだな。そのオヤジ、テレビで言ってた事を、九官鳥の如くさえずった挙句、「これぐらい常識だぞ」ときたもんだ。そのオヤジ、アフガンの時も同じような事をしてたという。
その、オヤジに堪りかねた部下氏、「おさらいです」と、アフガニスタン戦の主要都市と峠の名を答えよ、ってオヤジに質問するんだが、キレイさっぱり忘れてしまってて、答える事が出来なかった、ってオチ。ま、ハチも覚えてるわけもなく、地図帳を引っぱり出したがな。
う…ん、深いな。戦争が始まれば、件のオヤジの如き日曜評論家が、あちこちに出没するモノ。でも、本当に詳しいワケではないんで、終わってしまえば、すぐに忘れてしまうんだよね。
続いては、毎度毎度のシスプリ2。
木曜から、相変わらずプレイ続行中。ゲーム中、何故か、妙に照れまくってるハチがいる。
う…む、ゲームやってて、こんなにも恥ずかしいって言うか、照れてしまうのは、始めてじゃなかろうか?これが、エロを前提としたエロゲーなら、堂々と脱がせーの犯りーのできるんだろう。しかしながら、このような、邪心が薄れてしまうケースにおいては、咲耶のちょっとした挑発ポーズでも、逆にドキマギしてしまう。
このゲーム、確かに、セリフもCGも、思わせ振りな表現に溢れている。それは、メディアワークスの陰謀というよりは、彼女達が、本気で兄貴を慕うが故、ちょっとばかりハメを外した結果なのだと、ハチは解釈する。それ故に、十代の頃の如き、甘酸っぱいドキドキ感に襲われるのだろう。
このゲームをやってる――ゲームの世界に居る――最中は、世の中の辛い事一切を、彼女達が忘れさせてくれる。しかし、その見返りとして、彼女達の想いに可能な限り報いるという義務も有しており、これはこれで、ギブ&テイクって事。
ま、一方的に何かを求めようとしても、決して満ち足りる事は無いが、両者の交換により、少ない量でも、両者とも満ち足りる事が可能って事だわな。
こんな素晴らしい世界に居付くと、外の世界でやってる戦争が、馬鹿馬鹿しく思う。結局は、片方が一方的に奪おうとする発想に端を発してるワケでしょ?偽善っぽいモノの言い方かも知らんが、この兄妹を、ほんの少しでも見習ったのなら、世の中、少しは変わるよ、きっとな。
只ね、同時に、彼女達の幸せを守るためなら、銃を持つ事も敵を殺す事も吝か(やぶさか)ではない、とも考えてしまったりするんだな(汗)
3月20日
昼休み、休憩所に一番乗りしたハチ。とりあえず、テレビをつけた。漆黒の画面から、じんわりと映像が写し出される。が、そこに映ったのは、タモリでも、みのもんたでもなく、バグダッドの街だっ…(プチッ)
速攻でテレビを消したハチ。ま、あれだけ見れば充分だし。って言うか、どこも同じだろうし。結局、テレビは、後続がつけた。
そんなワケで、不運にも始まってしまったらしい。詳細は、しつこいほどテレビでやってただろうから、省略。ここで、ハチが首を傾げてるのは、あのテキサスの石油屋のドラ息子が、イラクを今後どうしたいのかが、全然読めないって事。
果して、先の湾岸戦争の時のように、イラクを叩くだけで終わるのか?それとも、フセイン政権を完全に葬り、イラクにアメリカの傀儡民主政権を樹立するまでやるのか?今の時点では、全然判らないんだよね。
テロリスト連中に売約済みの大量破壊兵器を始末し、フセイン政権をぶっ潰してイラクに民主政権を樹立させるのなら、この不幸な戦争にも、僅かながらも有意義があるというモノ。でもねぇ、石油屋のドラ息子見てると、そのようには思えない。
彼の国の、大義名分の御旗の影に、石油屋の先がとがった尻尾がチラホラ見えるのは、ハチだけだろうか?
――さて、それはそれ、コレはコレ。憂いは募るけど、心配ばかりしてたら、到底、身が持たない。下手すると、フセイン政権よりも先に、ハチの方が倒れてしまう。そんなワケで、今日はいよいよ、シスプリ2発売日!
その日は、朝からガンパレードだった。その勢いのまま、仕事を速やかに終えて終業。まずは、天神アニメイトに着く。シスプリ2は…おお、あったあった。初代プレステのパッケージに刻まれし、麗しの妹ズの姿。が、ゲームコーナーに鎮座してあったそれは、奥行きが一回り大きし限定版。
う…む、限定版は、今のハチにはちょっと高すぎる。それに、特定の妹への執着も限りなくゼロに近い。そんなワケで、通常版狙いだったんだが、置いてる形跡は無い。ま、当たり前といえば、当たり前だがね。
一旦店を出て、Kに電話する。「どうした?」シスプリ2限定版の特典、買取ってくれそうな人知らん?「…ヤフオク行け」いや、ヤフオクの利用法方知らないし「って言うか、限定版を買うのが当然だろう?」いや、特典に興味無いし「…大至急速やかに、全国のお兄ちゃん達に対して謝れや。限定品要らないとは、シスプリへの反逆に等しいじゃないか?!」
…そうはいうがな、Kよ。携帯ストラップマスコットの中に、じいやさん入ってるか?アニメイト特典のポスターに、じいやさんのじの字でも載ってるって言うのかァァァァ!!!!
「…やれやれ、貴様も物好きだな」おおう、渡世の因果よ!「ま、私の近所のゲーム屋に通常版があった。他を探してみるといいだろう」普通のゲーム屋にも、あったのか。それなら、探してみるか。
すぐにバスに飛び乗り、博多駅へ。そして、到着したるは、博多ヨドバシ。この時点で、既にアニメイトは閉まっており、今日中にプレイするなら、ここら辺で買っておかないといけない。ちなみに、給料前故に財布はスカスカ。カードの使えない中小のゲーム屋では購入不可能ナリ。
2Fのゲームコーナーに向かう。が、そこにあったのは、またしても限定版。しかも、残り1つ!……うう、む、困った。このまま天神ビックに向かうってテもあるが、万が一、ビックに無かった場合、引き返す間に売れてしまってる可能性も、ゼロではない。
…ここは、決断する時か?観念したハチは、ここで、限定版を購入。
――そんなワケで、今ハチの手元には、プレステパッケージ大の、ストラップマスコット一式が入った箱がある。箱を痛めるのが惜しいので、開けては無いが、ディフォルメな妹ズのマスコットを、ストラップに、自由に付け替えできる物件らしい。ま、将来価値が出るかもしれないので、暫くはとっておくか。
そんなワケで、3連休とは縁の無いハチであるが、原稿作業は一旦休止。週末一杯までは、シスプリ2を遊び倒す事にする。果して、愛しのじいやさんに、どれほど出番があるのか?!
3月19日
皆様、ティッシュ買いましたか?そして、亜鉛サプリメントの用意は万全ですか?
さてさて、明日――これを書いてる内に、既に日付は変わってしまいましたが――シスプリ2の発売日です。プリピュアから、この世界に入って以来、この日を指折り待ってました!
待ってる間にネット上から拾ってきた、前情報を分析すると(じいやさん派のハチは、「可愛いね」止まりになりそうですが)シスプリ者の漢レベルによっては、腎虚になりかねないデキ。果して、ガンパレの『Hな雰囲気』を越えるのか?!
――ただ、不幸にも、アメリカのイラク攻撃とダブるのが、ほぼ確定的となってしまったのが、残念。今のフセイン=イラクを放置して良いとは思いませんが。
カッコ良くて優しいお兄ちゃんに愛される、12人の妹達が居る。しかし、地球の向こう側では、アメリカの石油屋のドラ息子とイラクの強欲髭オヤジの勝手なケンカによって、妹たちと同世代の娘達が、戦火に巻き込まれる…この矛盾に、心が痛むみます。
願わくば、彼の国の妹達に、幸あらんことを!!
3月18日
帰宅中、電車を待つついでに、駅前のコンビニに寄る。ふと、新しいコーヒーが目に入ったので、試すべく購入。
今日買いしは、『UCCラテプレッソ・グロッソ300ml』プラ容器にストローがついた、コンビニによくあるタイプの物件。税抜き168円と、このテのコーヒー飲料にしては、若干高めだが、その分、味に期待していた。
電車に乗り、早速買ったコーヒーを試す事に。付属のストローの端を口で咥え、一気に伸ばしコーヒー本体に挿…って、ストローが分離してしまったのかよ?!
本来なら、長くて立派な一本のストローになるべき所を、何故か、2本の短いストローに成り下がってしまった。そのストローを良く見ると、竹をナタで割ったように裂けてしまっている。
極めて珍しい、この現象に、正直驚いた。極端なショックを与えでもしない限り、ストローがあんな割れ方はしないだろう。購入後、電車に乗る過程で破損したとは、考え難い。となると、買う前の初期不良、って所か?とりあえず、711某店には、以後気をつけて頂きたい。と、心から祈る次第でありまする。
仕方ないんで、キャップを外し、フタを開けて、コーヒーを飲んだ。思えば、このテのコーヒーをこんな飲み方したのは、始めてじゃなかろうか?まぁ、甘さは控え目なんで、夏場に飲むと吉かな?
3月15日
ハチは、服に対する執着心が、極端に欠如してる。柄はあまりこだわらず、持ってる服は雑巾化するまで、徹底的に着潰すタチ。
服に以外にカネをかけ過ぎって事もあるが、幼少の頃から図体が大きく、見てくれよりも入るか否かが、服の選考の第一基準だった頃の名残らしい。で、見かねた母上が、時折、安物の服を支給して下さる。それが、ハチのほぼ唯一の服の供給源となる。
今持ってるパンツ類の中に、2着のジーンズがある。中華製の安物ながら、足回りが緩やかで、部屋着にも仕事着にも対応出来る、汎用性の高い物権で、それなりに気に入ってる。が、一見便利そうなこのジーンズではあるが、悲しきかな中華製。構造的に致命的な欠陥を有していた。
…チャックが緩いんだな。ちょっと動くと、チャックがOPEN!メ・イ・ジ♪状態になってしまう。その為、30分ごとの、チャックのチェックを余儀なくされている。当然、シャツをジーンズの中に入れた状態で着るのは、死を意味している。
そんな今日この頃の事。例によって、チャックの確認をするハチ。開いてやがったので、周りに見られない場所まで移動し、チャックを直す。そして、何食わぬ顔で、元の場所に戻った。戻ったのだが…何か、下半身の様子が変である。不自然に思いチャックを触れてみると、封鎖してるはずの個所が、何故かフルオープンになっているではないかい?!
不審に思い、トイレの個室にピットイン。一旦ジーンズを脱いで調べてみた。ジーンズ股間部において、ちょっと説明に困るような状況で、チャックが壊れている。
――かなり説明しづらいが、一応解説してみよう。チャックという物件は、左右両方の歯にファスナーを食い込ませて開閉をするように出来てる。言いたい事は判るよね?で、このケースにおいて、ファスナーが、歯の片方を脱線してしまったのだ。こうなってしまうと、チャックは二度と閉じない。
このジーンズも、もう絶命だな。南無…と、笑ってはみたが、直に今そこにある危機に気付き、顔が蒼くなる。
今、ハチが居るのは、職場のトイレ。以後のハチには、仕事が終わり次第、このチャック全開の状態で家に帰るという、中島みゆきの曲及び田口トモロヲのナレーションが聞こえてきそうな難事業が待ち受けているのであった。
時は流れ、仕事が終わり、そして帰路へ。ついでに、チャックは全開。しかし、外はまだ寒く、コートを着ているのが不幸中の幸い。衆目にチャック全開を悟られる事無く、電車に乗って、バスに乗り換えた。
バス車内は、ハチが乗る路線にしては、珍しく混み合っていた。次を待つのも考えたが、これ以上、バスが空く見込みは無い。あと少しの辛抱と、つり革を手に、車内で立つハチ。
そこで、深刻な事態に気付いてしまった。ハチは下にトランクスを着用している。このトランクス、前の開閉にボタンを使われているのだが、お世辞にも手先が器用でないハチは、これが面倒で、時折、ボタンを閉めないままにする。当然の事ながら、ポジション次第では、トランクスの穴からボンジョルノ♪な事故に発展する。が、パンツの股間部はチャックで閉鎖しているので、平時は問題は無い。
が、今は有事。チャックは、問答無用で全開である。コートという防護壁はあるものの、ハチの股間部は、外気に近い状態である事には変わり無い。
もし仮に、この時点で、射撃統制回路が故障したとしたら、コートの隙間から、最終兵器・息子って、最悪の事態も予想される。そうなれば、家路についているつもりが、ブタ箱への道を邁進する事となるのは間違い無い。
――全身から、血の気が引いた(汗)が、それが幸いし、下半身に血が行く事も無く、無事に帰宅。
家に帰ったハチは、速やかに下を着替え、近所のユニクロに全力疾走したとか。
3月13日
ハチのアパートの郵便受けには、ほぼ毎日、何らかのチラシが入ってる。他もそうだろうけど。
今日、様々な広告に混じって、ある県議会議員のチラシが入っていた。例によって、人工島に始まる、麻生県政のムダ遣いを批判する内容で、「こんなムダが許されますか?」って見出しの物件。
最近の公共工事に疑問を持っている、福岡市民の端くれとして、そのチラシで言ってる事は、確かに間違ってないんだと思う。只ね、只ねぇ…郵便受けの側に有る、チラシ用のゴミ箱には、件のチラシが、溢れんばかりに入ってたんだよね。
それを見ると、どうしても、人工島の無駄使いは許されないけど、紙のムダ遣いは大いに推奨されるのかな〜?って、下司なツッコミを入れたくなるワケだよ、悪いけど。…って、同人屋が言う事じゃないな。
3月8日
前に書いた、マイケル特番。その反論番組が、これまた世界中で放送されてるとか。その反論番組が、ついに日本でも放送される日がやって来た。前は日テレだったが、今回のはフジ。
この反論番組。前の特番の取材中、マイケル側が同時に撮っていたカメラの映像を元に、件の特番が、いかに事実を捻じ曲げて放送されたかを暴露しようってのが、この番組のコンセプト。
前の特番を見たハチは、これも一応チェックしておくか、って感じで、最後まで見た。う…ん、どうかな〜?
マイケル側が提供した映像自体は、前の特番のおさらいって感じで、番組で言ってるような、『新しい事実が明らかに!!』(←垂木勉の声で読むべし)って印象は感じられなかった。ハチは、前の特番を、誇張はあることを承知の上で、割りきって見てた事も有り、逆に、誇張のかぐわしき臭いすらも感じたね。
番組の合間に、事有る事に、ライブで熱狂的ファンを陶酔させる、マイケルの勇姿を映した映像が、しつこいほど流されてたのは、ちょっと胡散臭さい感じかな?そう、例えるなら、某宗教団体の発行物や、某隣国の宣伝映像を見てるような。日本語で言うなら、「DAIHONNEI‐HAPPYOU」
前の特番にも負けず劣らず、ツッコミどころ満載という、テキスト系サイトの管理人としては、非常に有り難い番組ではあったが、いちいち書いてると時間が幾らあっても足りないんで、いい加減に結論をば。
この番組、『反論』を謳ってる割には、マイケルの宣伝番組にしか見えなかった。マイケルをクロと信じてる連中には、全く無意味な内容。そして、中立的な立場で見てる連中には、蛇足ばかりで不信感が勝る内容。むしろ、全世界のマイケルのファンを安心させるために、作ったんじゃなかろうか。
確かに、あの特番は、「マイケルは怪しい」という事を前提にしてるようにも見えるし、視聴率を考えれば、そのように作るのは、当然至極。これならば、反論もしたくなるのも人情。番組内でも言ってたが、マイケルほどの力があったからこそ、許された行為だろう。
神ならざるハチには、マイケルの少年愛や息子達への虐待疑惑が、真実か否かは判らないし、この反論番組では、結論を導くには至らなかった。只、世界一の有名税納税者たるマイケル故に、苦悩も、我等凡人には計り知れないものがあるんだろうな。
それが判っただけでも、両番組を見た価値はあったナリ。
3月3日
気付いてる人いるかな?昨夜の2日のテレホ時に更新したんだけど、TOPページの日付を3日のつもりが、4日に間違えてる事に、今更気付いてみたり。
それはそうと、/Si/さんとこで紹介してた、萌え式ダメ人間スカウターをやってみた。
で、結果は以下の通りとなった。
エロヲタ度: 72 %
極度のエロヲタです。ほらっ今!エロゲやっていませんか?!超危険。
アニヲタ度: 60 %
重度アニヲタです。LDなどBOXでの購入も余裕でしていそうです。危険人物。
ゲーヲタ度: 82 %
なんか停電とか起きたら発狂しそうです。超危険人物。
脳内麻薬量: 45 ぴこリットル
マジックマッシュルームレベルです。早急に更正が必要です。
法則無視数: 51 個
SF映画級に捻じ曲げています。早急に更正が必要ですがもうダメポです。
戦闘力: 1240000 総合判定:狂
3月2日
今日、テレビのとある報道番組で、毎度おなじみの感のある、偽ブランドの特集があった。矛盾の理通り、偽者作りサイド鑑定サイドとのイタチごっこが進む、鑑定家でも困難な品物が出回っててるという。日々進化し続ける贋物故に、鑑定士がポイントを教えてくれないって、事態も発生してる。TVでバラすと、それが贋物サイドに伝わり、更に高度な商品が出回ってしまうからだそうだ。
理論的には、100%鑑定不能な究極の贋物は発生しうる。本物と同じ材料で、製作施設で製作手順で、製品本体にロゴにタグまで作ってしまえば、贋物と全く同じ品物が完成する事になるね。ただ、それだとコストがかかってしまい、贋物は安く売ってナンボなので、これではイミが無い。そこで、材料の質を落としたり、人件費の安い国で作ったりして、コストを削減するんだわ。
材料で安く出来ないなら、人件費となるけど、人件費が安くて、密かに(堂々と?)贋物を作れる国とあらば、発展途上国となるんだが、労働者の質は良くなく、贋物の定番たる仕上げの雑さも、それに由来するんだろう。が、教育によって、いずれは克服できるモノ。中国なんかは、もう克服できてるだろうね。
番組で、偽者業者が「モノを自分で良いのを選ぶんじゃなくて、『流行ってる』ってミーハー的に選んでる以上、自分たちの商売は安泰」と豪語してた。なるほど、それは真理かもね。そもそも、ブランド品ってのは、本来、それを手軽に買える階級の人達が身につけるモノであり、コンビニ弁当で糊口をしのいでるお嬢様方が、無理して、ブランドバッグを求め、しかも実際買ってしまう(或いは、彼氏にタカる)事情が、間違ってるんじゃなかろうか?
海外旅行でのトラブルに、日本人女性がよく巻き込まれるのも、ブランドの高そうなバッグを手にしてるくせに、庶民感覚で街を歩くのが原因だと、海外旅行トラブル回避ガイドの類の本に良く書かれる。ブランドの愛好家ってのは、金持ちの特権階級で、移動にはハイヤーを使い、ボディーガードをはべらせて然るべきもの。犯罪者にしてみれば、そんな日本人達が、カモがネギ背負って、ついでに鍋まで持参してやって来たように見えるだろう。
本当に好きで好きで仕方なく、少ない給料を貯めて、買うのなら構わない。が、ブランドを手にした彼女等の中で、このブランドが本当に好きで買ってる人は、どれだけいるのだろうか?大抵は、『流行してるから』ではなかろうか。街を見てると、そう思えるね。購入意志が、こんな風に薄弱なもんだから、「安ければ安い程良い」って発想になるのは自然の成り行き。安いものを求める消費者に答えるように、ショップも安いものを仕入れようとする。そこに贋物業者が付け入る。
仮に、原宿辺りでブランドのバッグを手してるねーちゃんと、秋葉原でリュックにポスターを刺してる野郎ども。両者に「自分が本当に良いと思って買ってるのか?」って聞いたらどうなるか?自分で選び、自身の信念の元に買い求めたって奴は、秋葉原のオタが圧倒的だろう。彼等はいくら高かろうが、『萌え』という、自身の価値観に合うと判断したモノに金を出す。当然、彼等が買うものに、贋作が出たって話は聞いた事が無い。
本来ならブランドとは無縁なハズの中産階級以下が、バッグ1つだけでもブランドを求める…一点豪華主義ともいえる、この日本の特殊な消費事情が、偽ブランドの温床になってると、ハチは結論する。只、その事情故に、本物のブランドショップも、日本を重要拠点としてるワケで、イタチごっこも結局は自業自得、って事だな。
2月26日
【問題】以下の人物の中で、最も間違ってると思われる人物を答えなさい。(25点)
A:昼休み、昼飯を食おうと休憩室に入るも、強烈な暖房の熱風に顔を歪めるハチ。
B:エアコンの設定気温を、平然と29℃に設定してる、先に来た連中。
C:無言で冬服のブルゾンはおろか、作業服まで脱ぐハチ。
D:「暑い〜」と言い窓を開ける、隣りの席の事務のねーちゃん。
E:その間、暖房はガンガンつけっぱなしでも、平然としてる上司の人々。
F:そのくせに、何とかの一つ覚えの如く「経費削減!」を言い続ける、上司様方。
G:「こんな連中に何言ってもしょうがないな〜」と、とっくの昔に諦めており、黙って弁当を食らい続けるハチ。
2月24日
ついにこの日が来ちまった。今日は、世界で話題の、マイケル独占取材番組の特番がある。ええ、ハチも見たさ。取材で曲の作り方について語ってたけど、「曲はインスピレーションだね。頭で考えて曲を作るとダメになる」だとかで、マイケルは完全な天才肌のアーティストだって印象を持った。他、マイケルの音楽に対する姿勢は、見事というしかないね。他は別として。
番組見てて感じたマイケル像としては…結局、彼は類稀なる天才だと思うよ。ネバーランドおっ建てるのも、法外な浪費も、自身の実力で稼いだ金でやってるんだから、番組でいってたかの如く、悪く言われる筋合いは無い。
それに、ジャクソン5時代は、厳しい父親の体罰を始め、同情するべき点も多い。が、息子の虐待はいかんな。
マイケルの数多くの疑惑の中でも、最も問題の有る個所に関しては、ハチの見る限りでは、限りなく黒に近いグレーと言わざるを得ないな。詳しくは、訴えられるのが怖いんで言わない事にする。
2月18日
ハチの職場には、沖縄出身の奴がいるんだけど、そいつがカレーが得意って話題になった。んで、事務のねーちゃんが、ほざいた言葉ベスト5「カレーにはもちろん、ゴーヤ入れるっちゃろ?」
こらこらこらこら、沖縄の人間を何だと思ってるんだ(汗)
2月18日
明日19日は、マナマナこと穂村愛美嬢の誕生日。アージュのOHPでは、キャラの誕生日に、そのキャラがTOPを飾る事になってる。一体どうなる事やら。
明けて19日ジャスト。アージュのOHPを開く。次々と、画面にダウンロードされてゆく。そして、マナマナのCGが出た。見事な乳が良い仕事ナリ♪と鑑賞してる内に、全部表示。すると紙製の安スピーカーから、エコー付きで「うふふふ…」うわぁ…(汗)
怖すぎ。CGのバックの『2/19 HappyBirhtdayManamiHomura』の字が、妙にドロドロしてるし、エコーかかった声ってのが致命的。シナリオの恐ろしさを知ってるだけに、その声が、地獄からの囁きにように聞こえてくる。部屋を真っ暗にして、ヘッドホンつけて聞くと、これだけでちょっとしたホラーになる。
丁度、じまチャットに人が集まってたので、この方法を勧めてみる。「ひぃぃぃぃぃぃ!!!」「怖えぇぇぇぇ!!!」間もなくチャット部屋には、阿鼻叫喚の悲鳴が響くようになった。
しかも、この声には幾つかのパターンがあるようで、リロードしまくって傷口を広げる奴続出。て言うか、マナマナの魔力がそうさせるのだろう。
「よしよし」うぁ…
「うふ、じゃ、行きますよ」うはぁ…
「外は怖かったでしょ?」あんたが怖いって!
「ここは特に念入りにしないと、ね(はあと)」ひぃぃぃぃ!!!!
「ほらほら、暴れないの。大丈夫、最初だけだから」ヒィィィィィィィィィ!!!!!
「我慢しなくて良いんですよ。ほぉ〜ら(はあと)」助けてっ天川さんっっっ!!!!!
「鳴海さん、ここがピクピク動いてますよ(はあと)」助けて、天川さ…
異常な空気が、じまチャットを包む。一方、同じ事を考えてる連中は多いらしく、0100時の時点で、カウンターは早くも昨日のヒット数(1万8千)を越え、0200時になると、2万6千に達しようとしてた。
ふと、ハチが一言。「いっその事、最後の一線を切ってしまい、マナマナの豊かな胸に顔を埋めて、狂ったように泣きじゃくるのも悪くは無いな」が、事もあろうに、この戯言に全員が同意するってどうよ?!って言うかするなぁぁぁぁぁ!!!
――恐らく我々は、全員がストックホルム症候群に毒されてしまったようだ。
「目に吸い込まれそうだ」ある犠牲者が語る。確かにそうだ。本来、貧乳同盟とは不倶戴天の宿敵である所のハチとしては、真っ先にあの見事な乳に目が行くところだが、どういう訳か、あの瞳に目がイってしまう。ある犠牲者の言葉を借りるなら、『瞳の中に蜃気楼がある』って事になるだろうか。くわぁぁぁ…やっぱ、マナマナは恐ろしい。
結局、この背徳の宴がお開きになったのは、0330時頃。が、当然の事ながら、あの声が頭から離れない(汗)当然、全然寝つけず、1時間ほどウトウトしただけ。はぁ……
2月9日
かなざわいっせい氏あたりが推奨してる(?)『休みの日の起き抜けのビール』とやらを試したく、コンビニでの朝兼昼食の買出しの際に、買う事に。ところで最近、今まであんまり見てなかったカクテルパートナーが出回ってる。このコンビニでも揃ってて、ハチが好きなジントニックもあった。これに食指が動いたハチは、ビールではなく、今回はそれの500mlを買って、店を去った。
帰宅後、早速、缶を開けて飲んでみた。くはぁぁぁぁぁ!!!うまいぃぃぃぃいいいいい……向日葵の下及び地下室での琥珀さんに勝るとも劣らない、会心の笑顔をしてみせるハチが、そこに居た。いやいや、これは良いモノだね。全身からストレスが抜けるのが分かるよ。只、「折角の休日なんだから、何か有意義な事をしよう」と言う気持ちも、同時に抜けてしまうがな。クハハハハ♪
今月に入って、マヌケな失敗談が続く、この日記。が、二度あることが三度あるように、ついでに四度目も起きたんだわ。夜になって、ちょっと外出したんだけど、その折、バスに乗ろうとした。ボンヤリとしてたハチは、バスカードの送入機に定期券を入れようとしてたんだよ。で、機械に「これは違うばい」と、突っ返されてしまった。既に乗ってた、乗客十数名の視線が、痛かったこと痛かったこと(汗)
2月8日
毎週土曜には、職場で使ってる作業着を、洗濯目的で持ち返る。冬服のダサダサのブルゾンと、作業服の2点を、カバンに押し込んで帰るん。ハチのカバンは、ツーリングバッグで結構容量はあるんだけど、見た目かなり膨らむ。土曜に、あちこち寄る事の多いハチには、これはちょっと困る。
そこで、百円ショップにある圧縮袋を買う事にした。早速、博多駅交通センタービルのダイソーで調達し、下の階のトイレで早速、袋に入れてみ…入らねェェェ!!
何たる事か、買ってきた『下着・タオル・シャツ用35×30cm』に、作業服一式が全然入らない。このままでは引き下がれないんで、ダイソーに戻り、大きいサイズを買って来た。早速、袋に入れてみ…大き過ぎるゥゥゥ!!
『厚手ジャンパー・ぬいぐるみ・座ブトン用60×60cm』を買ってきたのだが、今度は大き過ぎ(汗)確かに、入るのは入るんだけど、圧縮した物件が、相当かさばり過ぎた。これでは、わざわざ圧縮する意味が無い。ここまで来てしまったからには、もう引き下がれない。3度目の正直とばかり、ダイソーに舞い戻ったハチであった。
――今度は大丈夫。『Tシャツ・パーカー・ズボン・スカート42×35cm』が、ピッタリだった。夏にも使ったんだけど、これは便利♪カバンにスッポリと収まる容積にまで圧縮に成功。意気揚々と帰宅…ではなく、三度の徒労により、月曜に続き、またも無意味に疲れてしまった。あああ……
2月3日
行き付けのチャット部屋に立寄り、さ…て、そろそろ寝るかと思ってた、冬の夜更け。ところで、パソコン机には、マシンや周辺器具が置いてあるもの。その1つに、去年買ったペンタブレットがある。そいつは、マシン本体の右隣りに安置してあるんだけど、そのペンタブのペン部分に手が触れたワケよ。次の瞬間、どういう事か、そのペンが意志を持ったかの如く、ビヨヨヨヨヨヨヨ〜〜〜〜ンと大跳躍し、何たる事か、未整理エリアというか魔の領域というかサルガッソというか腐界というか、とにかく、只でさえ汚い部屋の中で更に汚い領域に、ペンが吸い込まれてしまったのである。
ハチの部屋には、このテの空間が幾つか存在し、そこにモノが紛れ込んでしまったが最後、かなり高い可能性で、行方不明になってしまう。…マズい。これはマジでマズいって!ペンタブもペンが無ければ、只のプラスチックの板。電脳絵の彩色の手間を省くための切り札が、12800円の高価なプラスチックの板に成り下がってしまうって事だよ!!これは難儀ナリ。
早速、ペンを探す――って言うか、サルベージ――為に、埃漂う腐界に潜り込んだ。――1時間後、未だ見つからず。ラジオでは、伊集院光が、ケツの穴が何だのと、非常に愉快な話を喋りまくってる。尤も、こう言う状況では「ふざけんぬぅああああああああ!!!この汚い豚めがぁぁぁあああああああ………」と、癪に障る雑音にしかならないがな。
こりゃ、周辺をひっくり返して、本格的に探すしかないな。と、観念し、続きは明日にしようと、寝る支度に入ったハチ。ふと、パソコン机の側のバッグに、目がイったハチ。もしかして…と、バッグの中を見てみると…入ってたよ。
つまり、飛んだペンが、机の下にあるこのバッグに、見事にスッポリと入り込んでたってワケである。見つかったのは嬉しいけど、無意味に疲れた…もう寝よう。
2月1日
年末にKから酒を色々貰ってるんだが、いい加減飲まないと悪くなるんで、ぼちぼち消化する事にした。今夜は赤ワインを頂こう。
帰宅後、つまみを色々と調達し、いざ飲もう!と、コルクを抜いてたら…な、なななななななななぬうぁあああああああ!!!!何たる事か、栓抜きのコルク抜きが、ポッキリと折れてしまったじゃないかぁぁぁあああ…
流石は百円ショップで買ってきた物件だけはあるな…と感心してる場合ではなぁぁい!このままでは引き下がれないので、コンビニへコルク抜きを調達しに行く。が、向かう途中で、部屋のストーブがつけっぱなしである事に気付いた。ぬぅをををををををををををををををををを…深夜に疾走するバカ一名。慌てて、家にトンボ返りするハチであった。
うをををををを…と、家に戻り、ストーブを消したハチ。もうヤケだ!ぐぬわああああああああああ…と、返す刀で、コンビニへとダッシュしたのだった。そんなこんなで、コンビニへ到着。無事、コルク抜き付きの栓抜きを発見。が、ここで激しく疾走した為に、同じく激しく喉が乾いてしまったワケだ。喉か乾いた時に求めるモノといえば、やっぱりビール。そんなワケで、思わずビールに手が届いたのは言うまでも無い。
日付が変わった頃、ようやく栓を抜き、飲み始める。全体的にスッキリとしてるが、案外酸味が効いてる。が、ちょっとキツ目だったんで、ビンを空けるには朝までかかったがな。
1月25日
アルファ15周年オフ会。今日は休みで、第一部のボーリング大会から参加するハズだったんだけど、運悪く仕事になってしまい、第二部の味のれん飲み会のみの参加と相成ったとさ。
今回、大牟田線経由で熊本に行こうかと思ってたんだが、運良く早々と帰れたんで、博多駅から出発。こっちの方が、各種格安プランがある分、安上がりなんでな。それはそうと、筑紫口にあるスタバ。駅前と言う、立地条件の自覚が皆無で困った。車内で飲もうと買いに行ったんだが、あまりにものんびりとしてて、危うく間に合わなくなる所だったよ。…ったく。
特急にゴトゴトと揺られ、大牟田。本来ならここからJRに乗り換えるハズだが…遠いな。乗り換えの為に許されるタイムラグが、平均3分。が、西鉄改札口とJRの改札口の距離が余りにも遠く、奥歯にネギの挟まったのはあっても加速装置なんぞないハチには、3分で乗り換えられる見込みは、まず無い。1700時終業での来熊最短時刻を1909時まで短縮できると見込んでいたんだが、無理となったワケだ。となると、大牟田で一便待って1920時が最短となるかな。もし、安上がりの移動を考えるなら、博多駅からの出発となるんだけど、どうしても2005時以降になってしまうな。
熊本に着き、タクシーで飛ばして味のれんに着いたのが、1835時。もう始まってるのかと、思いきや…まだ準備中。幸いというか何と言うか、第一部のプランのアルファ見学が、伸びに伸びまくり、二部開始は1900時にまで延長になったんだそうだ。
この日記の取材も兼ねてるワケで、差し障りの無い範囲でネタを仕入れようか。って言うか、危険すぎてここじゃ書けないネタオンパレードになってしまいそうだ…だとか、次々に並べられる料理を眺めながら思ってたら、主催サイドが既に先回りしてて、「今オフ会における、参加者の会話の、ネット上への掲載及び口外は禁止」という、お触れを頂いてしまった。ふぬ…ぅ。これでは日記に書くことも無くなってしまうじゃないかい。こ、これって…手鎖をかけられた山東京伝が、松平定信に階段から蹴落とされ全身縛られ女の子の服を着せられた上にボールギャグをはめられたに等しいではないくぅわぁぁぁぁ!!!!と、密かにクサってた。今回は今一つ楽しめないかもね、と、内心がっかりのハチだった。
が、イザ、乾杯が始まってしまうと、くふぁぁぁぁ!!!酒は美味いのぉぉぉぉぉぉぉ!!!!と、極楽モードに突入。楽しめないどころか、率先して飲み会をエンジョイする有様。まぁ、取材目的を完全に放棄し、楽しむに徹したんで、ビールが何時もよりも美味かった。個人的には楽しめた飲み会だったな。そんなこんなで、気分良く飲めて、宴会は終了。
翌日、有志による熊本観光に参加。どれみ最終回を見終わった参加者が、ゾロゾロとホテルのロビーに集結。ハチは、花岡山を経由、熊本城へと向かうコースに参加。ここで、例によってオフ会に参加してた、CCさくらの人(仮)がツアーガイドを買って出たんだが、熊本への深い造詣と木目細かい解説には、見事の一語!熊本市も、こんな逸材を水道局の隅っこに埋めておくとは、何と勿体無い事を!とマジで思ったね。
昼過ぎに、再び特急に乗り帰宅。近所の回転寿司食って、早々と寝入って終わり。
1月20日
最近、チェーンものコーヒー専門店の、カフェモカに凝ってる。あの、コーヒーとチョコとクリームとのハーモニーが、結構気に入ってたりする。飲むのなら、持ち帰り用のフタ付きがいいね。飲み口からそれぞれが混ざって、それはそれは、良い感じになるんだよね♪
そこで、天神にある各種コーヒー屋のカフェモカを飲み比べてみた。
■スターバックス…コーヒーとクリームとのバランスが良くて、一番美味しいかな。期間限定のホワイトチョコレートモカも良し。
■シアトルズベスト…クリームが、これでもかってぐらいに乗ってるのがイイ♪ハチのお気に入り。が、付いてくるチョコスティックの処理にいつも困ってしまう。ハチは中に入れてしまうがな。
■エクセルシオール…カフェモカは、クリームによって若干ぬるくなって出てくるものだが、意外にも熱い状態で出てきた。寒い日には嬉しい。コーヒーの味が一番強かったような。
■ロザリアン…これも熱い状態で出てたね。クリームが少なめで、甘さ控えめ。只、店内のタバコが感じ悪い。
ちなみに、ドトールには何故かカフェモカは無かったりする。
1月19日
今日はドーム。この日の為に、かなり前から準備をしてたんで、今日は優雅に入場を果す…ハズだったんだけど、まぁ、他人の上手くいった話ほど面白くないモノは無いワケで、現実は読んでる側に愉快な方向に向かってたんだわ。
0800時。九州の正しきオタク達が、「さ…て、龍騎最終回見終わったらドーム行くばい」となる時間帯。その時間帯に、ようやく原稿が上がった。バタバタと準備をし、家を出たのが0830時。サークル入場開始時間まで、あと1時間。
さ…て、どうしたモノか。今からキンコーズで原稿をコピーするんだけど、行きつけの博多駅筑紫口前の店行ってたら、確実に遅刻してしまう。かと言って、ドームに一番近い西鉄福岡駅前は、イベント当日は例外なく混み合うのが確定事項なんでパス。かといって、赤坂門の方は機械が古いのか、今一つキレイにコピーできないんで、あんまり使いたくない。
なら、どうするべ?って事になんだが、そこでハチは、六本松の方に足を運ぶ。九大が近くにあるという地理的条件の割には、目立たない場所にあり、ハチ的に意外な穴場でもある。乗り込んでみると、既に先客がいた事はいたんだけど、おお、機械が空いてるじゃないか。時間が惜しんで、早々とコピーを始める。
隣りの「いつも前日に原稿を描き始める云々」とかの武勇伝を拝聴しつつ、着々とコピーをする。これから、会場で紙を折る作業が待ってるんだけど、これが大変なんだわ。と、店の奥の方に、『セルフ紙折り機』なる、気になる物件を発見。このまま普通の作業をしてて間に合うかどうか、正直自信が無いハチ。そんなハチには、無機的かつ無骨なその機械が、ドラえもんの如く頼もしく見えてきた。コピーを終えた後、早速使ってみる。
「少しはズレますからね。それは覚悟しておいてくださいね」「いやいや、少しぐらいはOK♪」店員に説明を受け、機械のスイッチを入れる…が、機械から折られて出てきた紙は、ミリ単位なんてモノじゃない。センチ単位でズレてた。なんじゃぁぁああああああ……正月早々インフルエンザで天に見放され、その上で機械にまで見放されたのかよ!諦めて会場に移動しようかと思った直後、「…機械の調整しましょうか?」との、店員さんの天の声。あ、ありがとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!渡りに泥舟、もとい…って言うか、この際泥舟でもいいや!さっそく、好意に甘える。
がしゃがしゃがしゃがしゃ…凄っっげェェェェェェェ!!!折れた紙が、滝の如く機械からズコズコと降りてくるよぉぉぉぉ!!!!早朝のキンコーズ六本松店、そこには文明の利器に大げさに感動するハチ、それを呆れ顔で見てる店員氏がいた。いやいや、マジで凄いよ。1時間じゃ到底終わらない紙折りが、僅か10分で見事に完了!でもこれは、あくまでも時計上での差。体感的には、H2宇宙ロケットとミッターマイヤー艦隊ぐらいの大差はあったように感じたナリ。
瞬間的に面倒な紙折り作業に終止符を遂げたハチは、意気揚揚とドームに向けて出発した。ここで、ハチが使った感覚での、セルフ紙折り機のコツを述べておく。1:テストをしながら機械を微調整し、その後で本格的に作業する形となるので、テスト用に余分な紙は必須。2:調整は可能な限り、店員にお願いするが吉。3:どんなに調整しても、最大1ミリ強ぐらいの誤差は出るので、覚悟の上で使う事。――そんなこんなで、天神バスセンター経由でドームへと向かう。
1015時、ドームへと到着。連日の寝不足にて、その時点でヘロヘロ。Kからの電話にも、死にかけで応対したり。が、こんな所で死ぬわけにもいかないんで、ヨロヨロ…と、会場入り。前回がウソのように早々と会場に入れたのに驚きつつ、ブースで製本。結局、始めの本を置けたのは、開場から10分後だったがな。
結果としては、合計13冊と平均以上に売れたし、本も良い物件が多数手に入ったんで、まぁ結果的に上々だった…んだが、先日までの修羅場にて、心も体も完全にボロボロとなってただけに、会場ではほぼグロッキーのハチ。くはぁぁぁ…もうダメだ…と、1500時には早々と帰ってしまった。その後は、くはぁぁぁ…と、ベッドに崩れて、ず〜っと寝てた。
ハチ的年末年始インフルエンザ騒動編
1月1日
新年あけましておめでとうございます。
さてさて、大晦日からの近況。大晦日はズバズバと起き、真っ先にラジオをつける。今回の年末年始のKBCラジオは、50周年記念特別編成とかで強烈に濃いラインナップとなっていて、もうテレビなんて見てられないぐらい。年末年始はラジオ漬けになる事確定。
まずは、栗田ファミリー勢揃いの「総懺悔」を聞きつつ、形ばかりの大掃除をホイホイと済ます。その後は、年賀状の続き。年末恒例の買出しの時間も考えると、1530時ぐらいしか余裕いんだけど、あっという間に1530時となり、結局は終わらずじまい。ぬぅ…仕方ない。続きは元旦の朝にでもするか。
夕方1630時。八兵衛、天神に立つ。この買出しってのは、家の正月物資を購入とは関係なく、ハチ個人の大晦日→正月の間の酒のつまみを調達すべく、大晦日の夕方に、閉店間際の値下げ品を狙い打ちを目論んで、天神界隈のデパートのハシゴをするという、意味があるのか無いのかよく分からないイベント。物資は既に家の連中が買ってあるので、本来はあまり意味の無い行為てのも認めざるを得ない事実。
そんなワケで、毎度毎度母上には冷ややかに「あんまり買ってこなくてもいい」と毎年言われてる。ええ〜〜い!ギリギリまで値切るのを待つか底値と見切って買うか、店のオヤジ&オババとの魂を賭けたガチンコ勝負!これこそが漢の浪漫じゃぁぁぁぁぁ!!!と言い返して家を出るのもまた恒例行事。
到着直後は直ぐに買わずに、まずは賞品を把握すべく様子見。ここで、今日の作戦のおさらい。作戦は2段階に分かれる。まず、岩田屋に大丸と三越の、今日は1800時に閉店となる3店舗の地階が第一陣。ここでは惣菜を買う事になる。その後、ショッパーズを第2陣とする。ここでは酒類をメインに購入。
1735時。戦闘開始!天神地下街をダッシュし、岩田屋の地階を襲う。下見の段階で狙っていた豚角煮の売りを襲撃。値下げはしてなかったが、ヤケに美味そうだったんで、敢えて購入セリ。続いては地下街を全力疾走し三越へ。チェーンものの惣菜店で、特別メニューらしきエビカツサラダが目に入る。これも買いだ!三越は全体的に高めなんで、とくに目立つ物も無く、大丸へ向かう。この時点で、1745時。全速力で移動。
さぁ、最終段階の天神大丸。毎年、ここが本命となるね。でもねぇ…年を重ねるごとに値下げ率が下がってるわな。おまけしてくれる所も、かなり減ったし。不景気もあるんだけど、やっぱ元旦初売りする店が増えてきたのが原因かな。色々と買い回って、前半は終了。…ところで、学習力が欠如するハチの事、来年にはキレイさっぱり忘れてるだろうから、今の内に書いておく。大丸の鮮魚コーナーの明太&数の子は即時買う事。待ってたらアウトですぜ。
ショッパ−ズで酒を買いあさり、帰宅。もう一度、年賀状の作業をしつつ、ラジオを聞く。いやいや、栗田オヤジのトークは痛快だわな。栗善も見習うべし!そんなこんなで新年カウントダウン。Kから貰ったスパークリングワインを開けて、クッハハハハハハハァァァァァ!!うまいィィィィィィィィ!!!!と絶叫するハチに、除夜の鐘ごときで煩悩を浄化しきれるハズもなかろう。
新年明けて0100時。KBCラジオ年末年始狂乱の宴第二弾、オールナイトWADAの始まり始まり〜♪今日元旦の深夜、大宰府天満宮への初詣向けに、西鉄大牟田線は終日動いてるんだけど、その大牟田線を利用した、大牟田線すごろくなるムチャな企画がイカす。
これは、和田安生&宮本けいすけ両アナが、ローカル芸人をコマとし、大牟田線をすごろくとして遊ぼうという余興。まずは大牟田駅からスタート。そしてアナ達が暖房ヌクヌクのスタジオでサイコロを振り、その出数だけローカルお笑い芸人のコマを駅を移動させ、大宰府駅に途中下車して初詣し、先に福岡駅に着いたほうが勝ちとなる。一度移動したコマは、次の電車が来るまで待つ事になるんだけど、大牟田から久留米の間には無数の無人駅があってねぇ、元旦深夜の身を切るような寒風が、無人の駅に佇む芸人を情け容赦無く襲うんだわ。当事者達はたまらんのだろうけどねぇ、ハタから見てる(聞いてる)方は、非常に楽しい(笑)
このスパークリングワイン、ドイツ製だけあって、ちょっとキツ目。普段はグビグビと逝くところだけど、今回はちょっと押さえて、1時間半で完飲。何故に押さえるかって言うとねぇ、ほら、この前のガンパレ二周年オフでは、絢爛舞踏的に酔いつぶれたじゃない?流石に懲りてねぇ、今回は、来るべきアルファ15周年記念オフ会に備え、押さえつつ長期間飲み続ける特訓をしようと。目標は、番組が終わるまで、つまり朝まで飲み明かすことナリ。さてさて、巧くいくかどうか。
0200時、エビカツサラダを食す。これは美味☆まだまだ平気。0230時、2本目のバドを空ける。まだまだ大丈夫♪0330時、入ってたチャットで、脱落者が相次ぎ全面的に崩壊。う…ん、話す相手がいなくなると、かなりキツい。これは大変だ。チャット部屋を周り、やっと人がいる部屋を見つけるて一安心。0430時、ここでも総員寝落ちで遂に陥落せり。ここからが正念場って所か?酔い覚ましを兼ねてコンビニに行って、若干回復。
そして、0600時。はふぅ…長かった。長かったが、ようやく目的を達成ィィィィ!!パオーン復活祭まで少し時間があるので、年賀CGの続きをば、と思ったが、やる体力もやる気もが残されてないんで、ベッドに入り込んでウトウト…運良く0900時に目を覚まし、パオーン復活祭を始めから聞く。
と言いつつも、ベッドから出ることは出来ないんで、ウトウトしつつ、『ハニワの部屋』コーナーのひんしゅくレポートに笑いつつ、ウトウトしつつを数回繰り返して昼過ぎにようやく、ベッドから体を起こす。早々とおせちを食らい、恒例の大宰府初詣に直行。道中もず〜っと、ラジオを聞きっぱなし。それにしても、ひんしゅくレポートのネタのレベル高すぎ!ANNやミミトモの現代のネタ職人とは比較にならない程の洗練かつ痛快なネタの数々に、栄光の時代を生きてきたリスナー層の厚さに驚いた。
大宰府天満宮に到着。当然って言うべきか、やっぱり混んでる。で、本殿に向かう過去現在未来の三連橋は、もっと混んでいた。本来の作法では、この橋を渡って行くんだけど、これを渡ってたら1時間は下らない。それに、下手すると事故も起きかねないな。超絶過密状態の橋が、ハチの目には、忌々しき明石の花火大会の悪夢のように見えた。…避けるか。危険を感じたハチは、出店が並ぶ、本当は帰り道となる道を通った。道真公が本当に賢明な御仁なら、ハチの行動を肯となさるだろう。
そんなワケで本殿。さい銭には、奮発して500円入れてきた。その後、絵馬を書いてきた。当然、絵馬には「願事 コミックマーケット六十四当選」と記した。去年はご利益あったけど、今年は如何に?!最後におみくじを引いてきた。内容はこんな感じ。
第二十番 小吉
運気混沌とした兆しがあります。
人によっては両極端な運勢になりやすいので、身辺を正し、トラブルには注意しましょう。
思わぬ面倒に巻き込まれる恐れもあります。
ただ、運気の力は強い物がありますので注意深く、かつ積極的に物事を進めて良いでしょう。
ま、色々あるけど、地道に頑張れば良くなるって事だな。帰りに出店をひやかして回る。ここでハチは必ず、じゃがバターを食した後で、梅が枝餅買って帰るんだけど…まだイモが蒸かし上がってなくて、しばらく待つ。出店なら、作り置きをバンバン作って然るべきなんだけど、できたての美味しいところを食べてもらおうっていう、この姿勢は感心だな♪
待つ事15分間。ぼちぼち蒸かし上がる頃になると、出店の前には列が出来はじめた。この出店の中村もとき似のオヤジが、手品を交えた話術で並ぶ客を飽きさせないんだわ。これぞプロのテキ屋の技!感心しながら、その光景を見てたナリ。で、いよいよ出来上がり。できたてのジャガイモにバター(本当はマーガリンだけど)をいっぱい載せた物件に、塩やマヨネーズ、刻みニンニクなどのトッピングをセルフでかけるシステム。ハチは軽く塩をかけて食すんだけど…うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!大宰府の片隅で絶叫するハチ。って言うか、涙が出そう。これに満足したハチは、梅が枝餅を適当に買い、岐路についた。疲れた…
帰宅後。厳密に言えば帰りの電車の中の時点から、妙に体の調子が急降下。その上、酒も殆ど喉を通らず。いかんな…ま、早めに寝れば良くなるだろう。と、さっさと寝てしまう。
1月2日
朝目覚めると、体が急激に重い。熱もマグマの如くゴンゴンと吹き上げてくる。こ、これは…ヤっちまったようだ。即ち、インフルエンザというお年玉を頂いたナリ。
それからが大変だ。こんな正月早々、病院も開いてるワケも無し。明日は仕事だけど大丈夫か?!と考えてたが、余りの高熱に、脳細胞がグラグラと煮えてしまい、これ以上の思考は出来なくなってた。最早立ち上がる事も出来ず、ベッドに沈没…の前に、最後の力を振り絞り、職場に電話をして今の内にギブアップ宣言をし、明日の休みを取っておいた。
以後、丸一日高熱にうなされながら、テレ東の47人のテロリスト番組を見て一日を費やす破目になった。ああああ……
1月3日
ようやく熱が引く。いやいや、本当にマジで悪夢だった。数年振りのインフルエンザだけに、苦しみも強烈。
病中は、このまま死んでしまうのではないかと思うほどの苦しみを味わうんだけど、一旦峠を越えてしまうと、ベッドで寝てるのが退屈で仕方が無くなってしまう。原稿のトーン貼りをしようとも思ったんだけど、ここでキッチリと治しておかないと、今後の修羅場が大変と読んだハチ。今は我慢して、大河ドラマ「信長」総集編を見つつ、ベッドに潜り込んで終日を過ごす。