オーランド(1996)
友人と2人で、フロリダ州オーランドへ行って来ました。
目的はもちろんウォルト・ディズニー・ワールドであります。
日程:1996年9月1日から9月8日までの6泊8日
利用航空会社:デルタ航空
利用ホテル:ディクシーランディングス・リゾート
9/1 9/2 9/3 9/4 9/5 9/6
9月1日(日) 成田→ロサンゼルス→オーランド
胸わくわくの今回の旅行で、ただひとつ心配だったことがあった。
それは、ロサンゼルスでの飛行機の乗り継ぎ。
自分たちで乗り継ぎをするのは初めてだったし、しかも乗り継ぎの時間が1時間しか
ないのだ。同じデルタ航空同士ではあるけど、成田からの便が少しでも遅れたらどうする?
ロサンゼルスでの入国の手続きに時間がかかってしまったら?
もう、不安だらけ。
でも、機内で上映された「アンカーウーマン」はちゃんと見ました。(^^)
約9時間後、飛行機は予定通りLAに到着。
入国手続きも、デルタ航空は専用の窓口があって問題なくクリア。預けたスーツケースも
ちゃんと受け取った。
よしよし、順調だ。思わず顔がほころんでしまう。
それなのに!
数時間後、ワタシたちはなぜかアトランタ行きの飛行機に乗っていた。
なんと、LAで乗り継ぐはずだった便がキャンセルになってしまったのだ。理由は機体に
不具合がみつかったとか、そんなことだったらしいんだけれど、ワタシたちにとっては
この後どうしたらいいのかということの方が大問題だった。
旅行会社に連絡しようにも、情けないことに、入国したばかりのワタシたちは電話に必要な
だけの小銭をもっていなかった・・・。(^_^;)
とりあえず、同じ境遇の日本人たちと一緒にデルタ航空のカウンターに並ぶ。とにかく、
どうにかしてオーランドまで行かなくてはならないのだから。
少しすると、デルタの係員がオーランド行きの人たちのスーツケースをまとめ始めた。
片言の日本語を話すお兄さんが、「荷物はここで預けて、皆さんはこちらへ」と言って
ゲートに誘導してくれる。
ここで冷静に考えれば、ワタシたち、荷物の預り証をもらっていないことに気付くんだけど、
もう完全に頭の中がパニックの4文字でいっぱいになって、そんなこと考えもしなかった。
30人くらいの日本人を引き連れて、お兄さんはいくつかのゲートを尋ね歩き、ついに
とあるゲートで 立ち止まった。
「皆さん、とりあえず、この飛行機でアトランタまで行って、そこでオーランド行きに乗り換えて
下さい」と、彼は言った。
とりあえず とは!? ほんとにほんとに、それで大丈夫なの!?
飛行機はオープンシートでした。つまり、自由席。つまり、墜落したら、ワタシたち身元が
わからないかも?
機内食が出てきたけど、これから自分たちがどうなってしまうか全くわからない状態では、
とてもそんなもの、食べられる気分じゃない。
とりあえずアトランタに到着。オーランド行きの便はあと2本くらいしかなくて、30人くらいの
哀れな日本人はその2本に分かれて乗ることになった。
ワタシたちは先発便に乗ることになり、ようやく旅行会社に連絡。
またしてもオープンシートのひこーきで、オーランドへ。離陸してちょっと落ち着くと、ようやく
預けたスーツケースのことが心配になってくる。
果たして、ワタシたちは無事にオーランドの地を踏めるのか!?
そして再びスーツケースをこの手にすることができるのか!?
運命や、いかに!?