JH2CLV's Topics & Memorandam
November 2014

Nov 29-30 週末の諸々…雨露に濡れる青島収穫・・・MRF150x8x4_SSPAとヒノキストーブ
29日は休日出勤。藤枝の潮山で所用があり、午前中雨の中登頂して対応。昼には回復するかと思った天気だが、断続的に降り続いていた。午後は好天になったが、晩になると再び雲に覆われてしまった。まったく気まぐれな天気で困る。
30日、昨夜も雨が降ったと見えて、田んぼのミカン畑は歩くだけで衣服がビショビショになる程の雨露が残った。普段ならこんなコンディションじゃ絶対に作業はやらない。しかしこのまま置いておくと益々皮が浮きブクブクになる。意を決して、朝8時頃から青島温州の収穫に精を出した。結局露対策で雨カッパを切るハメになった。しかし手袋はどうしても木綿が良いので軍手。露は午後になっても完全に消えず、作業を終えた17時頃でも未だ残っていた。収穫した青島は倉庫の土間にゴザを敷いて展開させ、乾燥させている。
写真は大道から畑に軽トラを入れるスペース。オンマウスは、雨露に濡れる青島温州。大分ブクになっている様子が判るかな・・・。ブクになると浮き皮と言って、JAでは引き取ってくれない。味は変わらないので、ワケアリの個配で裁くか・・・どうしようとカミサン。年内出荷はしないので、1ヶ月間貯蔵して年明けから出荷する予定。
友人が置いて行ったMRF150のSSPA。暫く工房に放置してあったが、ようやく重い腰が上がり中を覗く。3相200Vのトランス受で3相整流して33000μFx4パラの平滑回路がぶら下がっている。これらを見て凡その想像はついたが、さすがにスゴイ。MRF150を4パラのプッシュプルで8個付いた基板が4枚、空洞型ヒートシンクに取り付けてある。合計32個だ。IC-PW1だって8個で1KWを謳っているから、電源さえしっかりしておればその4倍は行けるだろう。実は急に突き出したのには理由がある。ハイパワーAM変調の実験を行っているが、例えば1KWのAMを取り出そうとすると、100%変調したとき変調波のピークは搬送波レベル(電圧)の2倍になるから、電力は瞬時であっても4倍まで扱えないといけないと言う理由からだ。さて、こいつがこの後どの様に変身して行くのだろうか・・・。
オンマウスは7日に予定される防災訓練の出し物「ヒノキストーブ」を試すカミサンと自治会長。ヒノキの株にチェンソーで上からスリットを入れ、中央に少量着火材(ガムテープでもOK)を入れて火をつける。内側から燃えるので素手で持って移動も出来る。火は内側から燃えるので燃えカスが散らからない。冬場に屋外で暖をとるには格好だ。

Nov 26 小母さんの思い出…5T31アンプにAM変調
平成18年他界の母と従妹関係だった小母さんが89で亡くなられた。26日は通夜で姉2人と参列した。小母さんのご母堂(母の叔母)が当家出という事で、大戦中の疎開先が当地で、母とは親しかった。私が子供の頃は家族で行き来があった。小母さんは毎年ミカンの頃、必ずデコレーションケーキを作って来られた。洋風の食べ物など殆ど口に出来なかった自分たちには、新鮮で毎年の楽しみになった。子供の頃から屋根裏部屋で模型工作やラジオ作りに励む私を見て、その場を「城」と称してくれた最初の人だった。成人してから、あの「城」まだ守っているの?と尋ねれたときは涙ものだった。人の行動や考えを良く理解し、一定の距離を置いて見守ってくれた姿に、改めて感動を覚える。婿(親父)を迎え、当家から一度も離れることなく一生を終えた母の目には、同年代の小母さんがどの様に映ったのだろうか。子育てや家族のことを語り合ったりしたのだろうか…思いが馳せる。その屋根裏部屋は、形は変わったが今でも健在(オンマウス)だ。
写真は3極管ならと、5T31アンプを取り出してハイパワーAM変調実験中のスナップ。良好な変調波形を確認できたが、いかんせん取り扱う電圧が高すぎて又しても不具合誘発。色々楽しませてくれる。

Nov 22-24 3連休の諸々
22日は3連休の始まり。いきなり出荷用早生ミカンの収穫。完全着色が条件だが、日差で見え方が変わるので、年寄りの目には辛い。
写真は23日、菩提寺の保福寺に秋施餓鬼に集った檀家衆。山門横の菩薩像前と本堂で焼香したあと、別室で写経を行い穏やかな午前を過ごす。好天に恵まれ、この日は施餓鬼と昼食を挟み、朝から夕方まで青島温州の収穫に励む。カミサンは施餓鬼に平行して東久佐奈岐神社で七五三の対応。そういや今日はカミサンの誕生日だ。
オンマウス中央の金ピカはスパイラル・ステップ・ドリル(通称タケノコ)。複数の異なるサイズのドリル歯を用意するより、3mmで開けて拡大する方がリーズナブル。職場の出入り業者が使っているのを見て買ってみた。確かに3mmの歯を管理すれば、後は拡大で行けるので重宝しそうだし、バリ取りにも好都合だ。
24日は3連休最終日。朝から晩まで貯蔵用青島温州の収穫を前日に続いて実施。明日から降雨が予想されるため、特に水分による浮き皮を危惧した収穫となった。既に皮が浮き気味のミカンを優先して切り取り降雨に供えた。何故なら皮が浮きすぎるとJA出荷の対処にならないからだ。しかしカミサンと2人では自ずと限界がある・・・。

Nov 21 西伊豆往復の週
17日(月)と21日(金)、所要で西伊豆町堂ヶ島を往復。好天に恵まれ、月曜から始まった作業は早業仕事師集団の面目躍如。予定より早く完了。当初は22日に訪ねる予定だったが急遽21日に変更。5合目位まで冠雪の富士山がいよいよ冬到来を感じさせる。
西伊豆へのルートは新東名〜伊豆縦貫道〜伊豆中央道〜修善寺道を走り、その後下道のR136で土肥へ出て西伊豆に至る。静岡から凡そ2時間半の道程だが、伊豆縦貫道が出来る前は3時間を要した。陸路以外に清水〜土肥間をフェリー(県道223号/フジサン)で渡る手がある。こちらは1時間で渡れるが運行時間や洋上コンディションによる制限がある。
写真は西伊豆町堂ヶ島「旧らんの里」から見る堂ヶ島越し駿河湾の眺望。凡そ9年前からここに通ってきたが、ひょっとしたら今日が最後になるかもしれないと、やや感慨深い。
撮影は昼食時だが、その後現場を離脱する16時頃には、駿河湾の向こうに沈む真っ赤な夕日を、R136を走りながら堪能。そして富士山が徐々に赤化して行く様は文字や言葉では言い表せない。走行中につき写真撮影できずご容赦を。

Nov 15-16 週末の諸々・・・ミカンの収穫と撰果・・・その他etc
15日、先週の輸出用に引き続き内販用の早生と、輸出用の青島温州の収穫。早生はほぼ完全着色が条件だが、青島は5部着色で良いらしい。青島の条件は大分緩いので気が楽だ。半分摘果気分で、陽当たりが悪く着色の遅い裾生りや、木の中に生ったモノを中心に切り取った。輸出先のカナダの皆さんには申し訳ないが、現地に届くクリスマスの頃には丁度良い色と味になっているハズである。
写真はミカンを切った田んぼ(昭和37年に田んぼに土を入れミカン畑に鞍替えした)の畑から、ミカンの木越しに実家のタワーとアンテナを撮影したもの。その距離は約100m程あるが、どう見ても山の中って感じ。本当にDXに電波が飛ぶのと思われる向きも多い様だ。アンテナは10MHz/3eleYagi・50MHz/HB9CV・14-28MHz/4eleYagi。タワーはKT-22R。右上のタワーは携帯電話基地局。
オンマウスは、話の種にPWMアンプによるAM変調器実験で、RF-HPA(DXV501L)出力に共振要素を入れたらどうなるかと、自作500Wチューナーを持ち込んだ様子。16日朝、6時半過ぎから朝飯前の仕業だ。この日は朝から早生ミカンの撰果と発送に没頭。途中カミサンの実家で新築披露の昼食を挟んで16時頃まで汗を流した。

Nov 9 週末の諸々・・・ミカンの撰果、思い掛けない来客etc
9日は地区の環境整備日。しかし早朝はパラパラの雨も、始まる8時頃に本降りと化し中止。カミサンはこれ幸いと10日出荷予定の輸出用早生ミカンの撰果。一緒に作業をしていると高校の後輩JE2ERRがやって来た。ミカンのリクエストに「うちの早生は酸味があり味が濃いぞ」とメールで返したことが疑問だったのか確かめにやってきた。 幾つかサンプルを食すと全く問題ないと頷いた。ほぼ1年振りの再開で、AM変調実験グッズが散らかる工房で無線談義。
千葉の知人がIC-756の2個1作戦をご覧になっていた様でDSP基板のHELP。特定のモードが突如NGになったらしいが、この基板が原因なのかは不明。部品取り用IC-756から基板を取り外した。MAIN基板にコバンザメの如くプラグインの奴だ。10日朝レターパックで千葉へ旅立った。果たして結果は如何に…。 先週6日、4年半振りに自作仲間だったJH1KWNと3.5MHzで交信。奇しくもAM変調実験の最中。1970年頃、7.03MHzの直ぐ上で展開されたAM局とSSB局とのバトルに思いが馳せる。彼はSSBを出せるAM派。AM局に一方的に「出てけ!」とまくし立てるSSB局に敢然と立ち向かっていた。QSOが何故か楽しく、また逢いたい局って必ず居るよなぁ…彼はのその筆頭だ。

Nov 8 週末の諸々・・・早生ミカン切りとハイパワーAM変調実験
11月8日昼、ミカン切り最中に変調トランスが到着。ところが、テストすると変調波形の傾向は変わらずガッカリ。ひょっとしたらFETのリニアリティ?。Vdに瞬時値で100V超のAF信号が重畳されるから、AF信号がマイナス側にスイングする場合はVdが0Vを割り込んでドレインが逆バイアスされる。一方プラス側ではVdの倍の電圧がドレインに供給される。今まで余り真剣に考えていなかったが、終段デバイスって厳しい状況に置かれている。それで、真空管ならどうなんだろうと疑問が沸いた。よせば良いのに思い付いたら早い。2000年製作のGU-74Bアンプを取り出した。このアンプ、実はファストン端子で電源とタンク回路の切離しが可能で変調実験には格好。端子を延長し変調トランス(100V:4V/300W)のHi-Z側に、Low-Z側はPWMアンプにつなぐ。しかし送信直後にタンク箱で強烈なスパークがありNFBがトリップ。ろくな確認もせずに送信してしまった。トランスの100V巻線を並列で使うべきところを直列につないでいた。さらにPWMアンプは100%変調を超える出力だった。GU-74Bアンプは電源が耐えられなかった模様。Ep=2KV程度のところに、ピークで3KV超の電圧が掛かったと思われる。そればかりか高圧整流器が短絡。余計な仕事を作ってしまった。

Nov 5 輸出用早生ミカン初収穫
午前中歯科医、午後早生ミカン収穫のために、休暇を貰う。虫歯治療に9時から2時間程度を要した。写真を撮影し画像データに修正を加え3Dプリンタへ投げると、セラミックが削られて歯ができて行く。話には聞いていたがスゴイ!。虫食いを切除した本物の歯の上に削り出したセラミックを被せる。その間僅か30分。従来なら数日要していたことを思うと驚きの一言。時間短縮はバイ菌の侵入を抑えられ完璧な治療ができるそうだ。入れ歯の形取りに応用できる様になると、同様な時間短縮と精度の向上につながる。11時過ぎ帰路に就くと、カミサンからご飯が無いとヘルプ。オヤジがTVを消そうとして炊飯器のプラグを抜いた模様でタイマーがNGだったらしい。昼食になるものを買ってきてと言うリクエストに、しゃあないなとR1バイパス沿いの天神屋の丼物3個で応える。帰宅して早々に丼で昼食を取り、12時半過ぎから今年初の早生ミカン収穫。カナダ向けでX-masに合わせるため着色は50%以上、サイズはS〜3Lとアバウトで良い。どちらかと言うと内販を意識した摘果感覚で350Kg程を2時間で収穫。今年は生育が早く、当地でも既に100%着色した早生の木が多数ある。例年は出荷時期をなるべく遅くして貰っているが、今年はちょっと様子が違う。

Nov 1-3 3連休も忙しく終わる
1日、結婚記念日。浜松で仕事があり7時に家を発って赴き、鼠野と牛山を回る。午前中にやっつけて昼には帰路に就く予定も、アラームメールが数百通も届きその対応で、帰路に就いたのは13時。会社で事務処理して帰宅する頃には17時、一日仕事になってしまった。
2日朝、前日同様のアラームメールが再び数百通届く。さすがにガマンし切れず出向手配。前日からのメール総数は千通を超え仰天。屋敷ポンカン畑の水路に溜まった泥すくい、そして伸びた雑木(榊・柏・香花・ソテツetc)の伐採や枝払い。水路はサワガニの格好の住みか。逃げ回るサワガニを見て苦笑。柏の枝葉は生木にも関わらずそのまま焼却する。家の周りに煙が回りまるで燻製工場だ。
3日、田んぼの早生ミカンを来週収穫することになり、最後の農薬散布(防腐剤)。約250リットルをかけた。今年のミカンは中晩柑を含め成長が早い。早生ミカンは食すると結構行けて美味しいぞ。
写真は深夜になってテストする500WキャリアのAM変調。3日はいよいよ音声プログラムで変調を掛けてみた。このために制限増幅器やBEHRINGERのパワードミキサまで登場。オンマウスは道路に顔を出した田んぼの早生ミカン。今年は久し振りに輸出から出荷する。

Oct 31 空き時間にやるデジタルチューナの修理?
朝カミサンが台所のTVが映らないと一言。休日に診ようと返事をすると、休日はやることがあるからそれ以外でやってときた。技術的な問題は黙っていても解決すると思っているから始末が悪い。蛍光灯や懐中電灯の球交換にラジオの電池交換、はたまた引き戸の滑り改善や風呂場タイルの目地洗浄など枚挙に暇が無い。 TVの話に戻る。そういや今朝、トランスレスのDXV501LでAM変調テスト中、誤って電源ラインのパスコンを筐体接地したら漏電ブレーカが飛んだ。早々に復帰させたが、その後デジタルチューナの電源が入らなくなってしまった。放置も出来ないので夕食後中を覗いてみた・・・カミサンの思うつぼだ。チューナはマスプロDT630。地デジハイビジョンを受信しNTSCへダウンコンバートしてアナログテレビの映像/音声入力につないでる。蓋を開けると写真の如くチューナと言うよりデジタルプロセッサである。基板の裏には金属パッケージに入ったMITSUMIのチューニングユニットがあるが、これとてシリコンチューナで全くブラックボックスだ。それで何が悪かったって?・・・電源ラインのSPDを突いてから電源投入すると何と復旧。一定時間通電しなかったことで回復してしまったのか。カミサンには「直した」と伝えたが、大した反応無し。