地球を歩こう: Egypt

面積、100万2,450平方km。人口、 8,299万9000人、GDP 4,426億ドル(1人当たり 5,898ドル)。アフリカ北東隅に位置し、世界で30番目の大きさである。国土の90%は砂漠で、ナイル川の西側にはサハラ砂漠の一部である西部砂漠(リビア砂漠)、東側には紅海とスエズ湾に接する東部砂漠(シャルキーヤ砂漠)がある。西部砂漠には海抜0m以下という地域が多く、面積1万8000km2の広さをもつカッターラ低地は海面より133mも低く、ジブチのアッサル湖に次いでアフリカ大陸で2番目に低い地点である。シナイ半島の北部は砂漠、南部は山地になっており、エジプト最高峰のカテリーナ山 (2637m) や、旧約聖書でモーセが十戒をさずかったといわれるシナイ山がある。ナイル川は南隣のスーダンで白ナイル川と青ナイル川が合流し、エジプト国内を南北1545kmにもわたって北上し、河口で広大なデルタを形成して地中海にそそぐ。カイロ近辺で典型的な扇状三角州となるナイル・デルタは、地中海にむかって約250kmも広がっている。かつてはナイル川によって運ばれる土で、デルタ地域は国内で最も肥沃な土地だったが、アスワン・ハイ・ダムによってナイル川の水量が減少したため、地中海から逆に塩水が入りこむようになった。ナイル河谷は、古くから下エジプトと上エジプトという、カイロを境にした2つの地域に分けられている。前者はデルタ地域をさし、後者はカイロから上流の谷をさしている。

(ウイキペデイアより編集 1/Feb/'11)


Date Country Title
Jul/'06 Egypt  ナイル
Apr/'06 Egypt  アレキサンドリア
Apr/'06 Egypt  カイロ (世界遺産)



















#370

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(背景はアレキサンドリアの海岸)