石徹白周辺の山では最も手っ取り早く取り付けるが面白みはあまり無い。山頂に最も近いのは、99年にオープンしたスノーパークたかすから登るもので、標高差わずか150m。ダイナランドからはβライナー終点から標高差300m。
滑降ルートは各スキー場から尾根を往復するルートが中心だが、ウイングヒルズからの尾根は痩せて雪庇が発達するので不向き。なお、ダイナランドと山頂の間にある前大日から、南に伸びる尾根が雑誌に紹介されていたが、滑ったことはない。
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山頂東面(96/2/14)
山頂付近は無木立で真っ白。晴れていれば綺麗だが、新雪の後に晴れるとドロドロの雪で悲惨。ゲレンデから近いのでかなりの吹雪でも山頂まで行ってしまうが、よくホワイトアウトになるので赤布必携。
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山頂から南西側鎌ヶ峰を見る(96/2/14)
この尾根をたどればウイングヒルズまで行けるが、見ての通り痩せた雪庇の尾根で楽しめそうにない。
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山頂西面を見る(96/4/6)
山頂から北西に向かうと芦倉山へと続く稜線である。幅は比較的あるが、途中天狗山のアップダウンがあり、快適な滑りは少ない。縦走を目的とする人以外は楽しめないだろう。
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