酔い覚ましの茶がうまい……(5/30)
うわ〜。昨夜の日記、読み返すと、今更後悔が押し寄せてきたり。ゆうべも、ジツはアルコール入ってたし〜〜〜(^^;;)。一応、濃い紅茶3杯飲んで、ある程度醒ましたところで書いたつもりだったんだけど、今読むと、まだまだ抜けてないような気が……
なんか、トップページを経由せずにこっちに直行なさる方に対して、「恨み言」に見えかねないなことも言っちゃってますが、そんなことないんですよ〜〜〜。『ボトムズ』サイトの方でのおつき合いの延長で読んでくださる方々も勿論ありがたいですけれど、何のツテもコネもないのに、たまたま検索でたどり着いただけの方が、そのままリピーターになってくださるなんて、Web作者としては、最高の名誉ですもの。たとえ、「このアホ、今日はどんな外したこと言ってやがるんだ?」って冷やかし目的であったとしても、ね。
まぁ、これはワタシの実力というよりも、Webにおける『雪風』ならびに神林fanの数に比して、神林関連のサイトがずっと少ないという、需要と供給のアンバランスに助けられているところが大きいとは思いますが(^^;;)。
それはともかくとして、引き続き、今月号のSFM『雪風』の話題。
トマホーク・ジョンの原作での出身地は、ブッカー少佐曰く「カナダ出身らしい」そうですが、カナダのインディアン(っつーか、ネイティヴって言った方がいいのかな? 「エスキモー」は「イヌイット」という言い方が一般的なようですが…)居住地ってどの辺りなんでしょうな? ワタシの中では、勝手ながら、映画の『ラスト・オブ・モヒカン』の舞台(現在で言えば、NYとかボストンの辺りなんですって?)になったような森林地帯をイメージしています。そうそう、今思い出しましたが、あの映画の中でダニエル・デイ・ルイス演じる主人公の義弟役が、確かカナダ系のネイティヴだったんですよね。わたしの「トマホーク・ジョン」の脳内イメージには、あの俳優さんもちょっと混ざっているかも……。
今回の元になった「インディアン・サマー」の回は、旧『雪風』の中でも際だってウェットな…というか、シットリした情感が漂う話ですが、わたしの場合、「シットリ」を感じる要因は、ラストの零の涙とか、バンシーへ向かう途中の零とトム・ジョンの会話とかだけのせいでなく、晩秋の小春日和(インディアン・サマー)、零とトム・ジョンの眼下に広がる紅く色づいたフェアリイの大森林……なんて風景の印象が強いせいかも。
初回の「妖精の舞う空」では、カラフルで美しい自然が、特殊戦のドライな雰囲気と対照的に書かれていたのと比べると、この話では「風景」と「話のムード」が一致しているあたりがまた面白かったりするのですが……それはともかく(^^;;)。そういわけで、わたしはなんとなく、原作のトマホーク・ジョンに対しても、「森」の出身……爽やかでしっとりと潤った空気の土地で育った人、というイメージを抱いておりました。
対して、多田版のトマホーク・ジョンは、ぐっとドライ。あ、「ドライ」といっても、性格的に薄情だとか「特殊戦的」だとか、そういう意味ではなく、持って生まれたバックグラウンドが「乾いた大地」という気がする。ワタクシ、多田版の彼を一目見た瞬間、背景に、アリゾナあたりの、カラーンと渇いた群青の空・真っ赤な大地・テーブルマウンテン…etc.
が目に浮かんじゃいましたもの(笑)。そもそも、多田『雪風』では、零ちゃんも、思いっきりアメリカンですから、それはそれで統一がとれていてよろしいのではないかと。あのメリケンメリケンな雰囲気の中では、原作では小気味よく響いたセリフ回しも、ただベタベタにウエットな印象だけが残っちゃいそうなので、全部変えてくれて(ワタシ的には)かえって良かったかもしれない……とすら思ってたり。
なんとなく、わたしにとって、今回の多田『雪風』って、神林の「インディアン・サマー」の英訳された粗筋を読んだアメリカ人が、「孤独で人間嫌いのパイロットと、機械の身体を持つ技師のつかのまの交流」という部分だけを取り出して、単発の1時間くらいのドラマを作りました……ってな感覚で読めちゃったんですよね。要するに「翻案」というヤツ。
「翻案」ですから、「違う」のは当たり前。そんな中でも、「人間嫌いのパイロット」の、根はナイーヴで甘えん坊の部分(<ワタクシ的「深井零」の重要なポイント)がちゃんと描かれているから、「あ、ここが一緒! 良かった♪」となるわけデス。
う゛っ、心臓が……(5/29)
え〜っと、ちょっと、某匿名掲示板で、昨夜アップした当日記と同内容の多田版『雪風』に対する感想がネタにされてるのを見つけちゃって、かなり動揺しております(^^;;)。それでなくても、ここ二、三日、寝不足続きで不整脈気味だったから、こ〜れは心臓に来たわ〜〜(^^;;)。
まぁ、(絶対数は少なくても)どこかで誰か一人ぐらいは必ず言いそうなことだから、別にウチのことだとは限らないのですが……でも、もしかしたら、ここをご覧下さっている方の中にも同様のことを感じていらっしゃる方がいるかも、と考えたので、今夜はそれについてのお話など。
モンダイの箇所は、昨夜の日記の
ここはとりあえず原作をいったん忘れて「多田マンガ」として読めば、わたしには充分イケてたのでOK
の下り。 これに対して、
「 だったら『雪風』を漫画化する意味ねーって言ってるのと同じじゃん」って思った方いらっしゃいますか〜? 怒らないから、正直に手を挙げて〜(笑)。確かに、そういう感想がでるのも、ある意味当然かもしれないって、わたしも思いますもの。
でも、少なくとも、わたしにとってはそうじゃないんですよ。
3月20日や、3月31日の日記で書いたみたいに、わたしにとって、多田版「深井零」って、わたしの目に映る原作の零とは「ぱっと見のルックスや、その他の多くの部分では全然違っているんだけど、ある部分ではおそろしく似通っている」存在で、その「違っている」ところや、「似ている」ところを突き詰めてゆくことで、原作の「深井零」というキャラクター、ひいては、多くの『雪風』原作fanも認めるそっくりさんである「キリコ・キュービィ」というキャラクターに対して、わたしが何を見ているのか、どういうイメージを抱いているのか……がハッキリするような気がするんですよね。
これが『雪風』のコミカライズではなく、多田オリジナルのマンガだったら、「この主人公と零ちゃんのココが似ているね」だけで終わっちゃうけれど、でも、そうじゃなくって(たとえ換骨奪胎されてはいても)『雪風』だからこそ、「こんなに違っているのに、それでもまだ、(わたしから見て)『あ、零ってこういう処あるよね』って感じさせるモノは何なんだろう」って考えるのは、【ワタシにとっては】意味のあることなんです。
じゃ、その「意味」ってなんなんだよ…というと、それはヒミツです(笑)。現在このページを定期的にご覧下さっている方の約半数が、サイトのTOPからではなく、直接いらしている(つまり、おそらく『ボトムズ』にはそれほど興味のない)という状態で、ここでそんなこと話しても、それこそ「意味がない」と判断しますので。
むろん、今ココを読んでくださっている方に、その「意味」を共有してほしいなんて、要求するつもりもいっさいありません。昨夜も、【わたしには】と、シッカリ書いてますしね。
こういう読み方って、もしかしたら、漫画家さんに対しても失礼なのかもしれませんし、もし、多田さんご本人やfanの方がそれでご不快を感じられたというのならば、お詫びするしかありませんが……それでも、わたしは、現在までのところ、『雪風』の連載をわたしなりに楽しんでいるし(掲載されてる回のSFMは毎号買ってるぞ)、この先も、連載が続く限りは読んでいきたいし、もし単行本化されるなら買ってもいいと思っている。
それがイイかワルイかは、わからないけれど、とにかく、現時点でのわたしの多田版『雪風』のつきあい方はそんなところ。
……って、なんか、分かってくださる方には言わずもがなで(でもって、分からない人にはどんなに言っても分からない)ことをダラダラ書き連ねてしまった気がする(^^;;;)。
ご無沙汰してすみません(^^;;)(5/28)
週末は家に引きこもりっぱなしだったもので、25日発売のSFマガジン7月号はようやく今日(27日)に買いました。
前回、原作2話のフリップナイトとの対戦をにおわせて終わったはずなのに、今回は何故か「インディアン・サマー」なのに、まずはビックリ。でもって、トマホーク・ジョンは、trfのサム(アムロちゃんのダンナ)をぐっと小柄にして、知的で紳士的な感じにしたような……なんてイメージを抱いていたので、多田版トム・ジョンのデザインにもまたビックリ。
でも、読み進んでいくうちに、「ああ、この話にはこれでなくっちゃダメだな」って思っちゃうんですよ。けっして、自分のイメージよりも多田さんの絵の方があっていると感じているわけではなく、自分のイメージは変わらずにあるんだけれど、それはそれとして、「このマンガの中では、トム・ジョンはこういうルックス以外にあり得ないだろうな」って、妙に納得しちゃうと言うか……
でも、やっぱり「違う」といえば「ぜんぜん違う」ので、某匿名掲示板での不評ゴーゴーにも頷けはするのですが、ここはとりあえず原作をいったん忘れて「多田マンガ」として読めば、わたしには充分イケてたのでOKです(^^;;)。それに、前回までの話もそうでしたが、原作にあったエピソードやセリフを大幅にはしょったり、過去のエピソードをつけたしたりで一見、原作を換骨奪胎して好き放題しているように見えても、根底の「核」の部分は共通しているように見えるんですよね〜。なんというか「八方破れの調和」というか、「違うんだけど違っていない」というか、不思議な安定感があるので、わたしは多田版『雪風』は好きですね〜。
#もっとも、あのマンガのネームと同じノリで脚本書かれたらたまらないと思うけど(^^;;)。
ヘロヘロ〜〜。(5/23)
昨夜はちと同人原稿関連でバタバタしたり、今日はオシゴトがちびっと立て込んできたりで、またまた『不敵な休暇』の感想を書く時間が取れません(涙)。
というわけで、今夜の処は、こんな情報でお茶濁し(^^;;)。
http://emotion.bandai.co.jp/dbeat/wide.html
「戦闘妖精雪風」完成披露試写会
……だそうでございます。
う〜ん、7/27かぁ……原作者様と主演俳優…じゃない、声優さんのナマ出演は魅力的ですが、この時期って、夏コミがとれてたら、コピー誌の原稿に填ってる頃だしなぁ……まぁ、行けば、そこでまた何かネタが拾えるかもしれないけれど、なまじ刺激を受けて書きたいものができちゃったばかりに、修羅場がきつくなるのもイヤだなぁ……って、いったい何匹分の狸の皮算用をしてるやら(苦笑)。
もっともワタシの場合、往復ハガキを買おうかどうしようか迷ってるうちに、申し込み締め切りが過ぎちゃいそうな気がします(笑)。
5月ももう下旬ですね…(^^;;)(5/21)
あ〜、またしても「週3更新」の公約達成ならず。先週は、後半からちと仕事が立て込んできちゃったんで、濃ゆい話は無理にしても、せめて話題別インデックスを最新の日記に追いついた状態に……と、カイシャの休み時間にちまちま作ったですよ。ところが、月曜の朝確認したら、更新されてない! ……どうやら、折角更新したファイルを、サーバにアップするのを忘れていた模様です(爆)。そういや、金曜の夜は内職の受け渡しでバタバタしてて、ネットに繋げずに寝ちゃったんだっけ(^^;;;)。
……というわけで、改めてインデックスをアップいたしました。
さて、気を取り直して、引き続き『不敵な休暇』の話題。
既にお話ししたように、わたしにとっては、「敵海」シリーズの既読分では一番楽しんで読めました。なんというか、「わたしが神林作品に期待するもの」が今までのシリーズに比べても、ぐっとハッキリクッキリ出ているような気がして。
奥付によると、『不敵な休暇』が出たのは、93年の8月。山岸真さんの解説や、例によってISIDRA'S
PAGEさんの初出順リストによると、同年の2月に『天国にそっくりな星』(現時点では神林作品中マイベスト5に入りますが、現在入手困難)が出て、更に前年の夏にはSFマガジン誌上で新「雪風」シリーズ第1話の「ショック・ウェーヴ」が発表されている。
あちこちの神林評や、作品自体を読み合わせると、この時期、92年〜93年って、ちょうど神林の長編デビュー十周年にして、作品的にも「節目」の時期だったみたいですね。
わたしはまだすべての神林作品を読んだわけではないですが(特に大作の『猶予の月』はまだ全然だし〜)、この92年〜93年の頃より「前」と「後」では、「後」の方の作品の方が圧倒的に好きなんですよ。もちろん、「前」や「初期」の作品も好きだし、楽しめるんだけど、やっぱり「92年〜93年以降」との比較の中で「あ、このころはさすがに若いな〜」とか、「この時期を経て、今の神林になったのね……」という見方で読んでいるような気がします。
だから、もしかすると、わたしって、『雪風』fanというより、『グッドラック』fanなのかもしれません。もちろん、最初の『雪風』があってこそ『グッドラック』だし、もし『グッドラック』がない、『雪風』一冊だけだったとしても、十二分に楽しめて、「わたしの大好きな小説」にはなったと思うけれど、でも、「この一冊」を越えて「神林fan」にまでなっていたかどうかは……。わたしを神林長平という作家にのめり込ませた最大の原動力は、『グッドラック』への、「こんなにもキリコに似ている主人公なのに、こんなにも異なった(しかもわたしにとって望ましい方向での)物語にたどり着けた!」という衝撃と感動、だったもので。
厳密に言えば、旧「雪風」の結末からして、『ボトムズ』とはまったく逆方向を向いていたわけで、そこから考えれば、『グッドラック』の展開は、ある種の「必然」だったとは思いますが、でも、それが本当に実現するところを目の当たりにすると、やっぱり「奇蹟」という言葉が浮かんでしまいます……。
あ、なんか『不敵な休暇』から話が逸れちゃったな(^^;;)。 ほんとは、「この話のココが好き!」というのを語りたかったんだけど〜〜。
まぁ、焦らず一つずつ挙げていけば、「週三回」の公約は楽にクリアできる……けど、最大の問題はそれをまとめる能力と時間が足りないということ(泣)。
明後日…そんな先のことはわからない… <久々に『ボトムズ』ネタ
『敵は海賊・不敵な休暇』読了(5/15)
……って、タイトルだけで要点終わっちゃってるよ(^^;;)。
既読の「敵海シリーズ」の中では、一番面白かったかも……。「敵」のキャラがわかりやすいせいかな。設定としては「顔のない男」「存在感の希薄な男」なのに、何故〜〜!?
『海賊版』のバスライ(だっけ?)や、『猫たちの饗宴』のヘルベルト・カッツ、『海賊たちの憂鬱』のマーマデュークに比べると、ずっと「キャラが立って」いるような気がするのは……「本人が何を望んでいるか」がハッキリ書かれていたからかな? なんとなく『ライトジーンの遺産』のウンドウを思い出しました。(書かれたのは『ライトジーン』の方がずっと後だけど)
そうそう、今回の話は、エピグラムもイカス!
現実の場に立ち上がる
物語の迷宮にようこそ
その通り、後半に入って、「え? 何がどうなってるの?」と混乱した状況の中、後からよくよく考えると「んなアホな」と言いたくなるような展開を経て、ドトーのクライマックス!
「現実の場に立ち上がる迷宮」というのは、多かれ少なかれ神林作品の特徴でして、中には「知らない間に迷宮の外に出ちゃった。今のはなんだったんだ?」とか、「最後まで出られずにいたら、迷宮ごと消失していた」みたいな、イマイチ読後感がスッキリしない話もあるのですよ(^^;;)。でも、今回の話は、迷いに迷っている間も「こっちが出口だぞ〜〜〜」って気配が強烈に漂ってきていて、いざ、出口に来たら、派手な花火が上がっていた、ってなもので、終わった後に「いや〜〜、よく遊んだ」ってな満足感があったですよ。
……と言いつつも、(途中に連休を挟んで)あまりに長い時間をかけて読んでいたもので、最初の方はちょっと忘れかけていたりして(爆)。
というわけで、もう一度頭から読み返しております(^^;;)。
追記:
告白します。今巻の終盤で、わたしは、初めてアプロを「カッコイイ」と思いました(^^;;)。
早くも公約崩れてます…(5/13)
あうう、「週3回」なんていわなきゃよかった(^^;;)。さっそく、先週から公約破りしてるし〜〜。
相変わらず、「敵は海賊・不敵な休暇」を通勤途中にちまちま読んでおります。で、「通勤途中」ということは、カイシャに行かない週末は必然的にお休みになっちゃうんですね〜〜(^^;;)。
先週は、いよいよクライマックス!というところで週末になっちゃったんですが、そのまま一気読み……ということはなく、いつもの週末と同じように中断。なんか、こういうところでも気力体力の衰えを感じてしまいますな(苦笑)。もっと若い頃だったら、我慢できずに一気に読み通しちゃっただろうに〜〜〜とか。
かわりに…というわけでもないですが、週末にでかけた図書館で、日本SF作家クラブ編のアンソロジー『2001』を発見して借りる。勿論、真っ先に読むのは神林の短編「なんと清浄な街」。
粗筋については、石堂藍さんのサイトの作品解説をご覧いただくとして〜(おい!)……石堂さんが「たいへんにグロテスク」と評されたのは、アレかな。こっちかな。ビジュアル的に強烈そうなのはあのネタだけど、「無条件に信じていること」というと、やっぱりアレ系全体だろうか……わたしは、あのネタに「おっ」と思ったんだけど〜〜なんて、こういうこと考えるのが楽しいから、他人の書評や感想読むのってやめられないのよね(^^;;)。
人類が既に元の肉体を放棄して、意識だけを仮想空間に投影している世界…というのは、神林作品ではあまりにもお馴染みの舞台設定ですが、「ここが仮想世界であると誰もが知りながら、それをあからさまに示すことはタブーとなっている」「そのタブーを守るために、自分自身が『枠の外』の存在であることを意識しつつも、あくまでも『この世界の規範の枠内で』事件を解決しようと行動する刑事」というあたり、なんとなく『永久帰還装置』の習作かしら?なんて印象を受けました。「犯罪」の内容や「犯人像」は、『永久〜』のそれよりも、エディスのコンピュータの名前になっているあのドクター(…って、このサイトをご覧くださる方にはそこまで注目している読者は少ないかな)をホーフツとさせますが。
話自体は、いかにも短編らしく、皮肉っぽいオチで終わっていますが、題材としては、そのまま長編化もできそうな感じ。やはり、『ボトムズ』fan、フィアナfanとしては、「あのアンドロイドはどうなるんだろう…」なんてことが気になりますし(^^;;)。作中の「ファーストキッス」の理論には、どうしたって「ザ・ラストレッドショルダー」のキスシーンを思い出しちゃいましたよ。
ごぶさたしてます(^^;;;)(5/8)
気がつけば、10日余り、GW中はまるまるごぶさたしてしまいました。
もともと、GWは5/4のイベントあわせの同人誌の原稿を最優先する予定が決まっていたのですが、一度くらいは、更新できるかと思っていたのですが……甘かった(^^;;)。体力の衰えに拍車がかかっている昨今、一応、今月も週3日更新を目標にしておりますが、はたしてどの程度実現できるか……っていきなり弱気だな(^^;;)。
そうこうしてる間にも、先月末に発売されたSFマガジンにはOVA「雪風」のアフレコレポートが載ったり(多少のリップサービスはあるかもしれないけれど、原作者様が主演の堺さんを気に入っていらっしゃるらしいのが嬉しい)、こちらでは「公式サイト準備中」情報が載ったり、一方、徳間のデュアル文庫では、ウワサのノベライズ『ラーゼフォン 時間調律師』が5月発売…との情報が流れたのもつかの間、「発売延期」情報が追加されたり(爆)……と、相変わらず、神林関連の情報はにぎやかですね〜。
ちなみに、『ラーゼフォン』の件は、ご近所に「情報の早い親切な本屋さん」をお持ちで、いつも信頼できる情報を下さる方の言によれば、一応、来月のラインナップに入っているそうですので、「オクラ入りか?」と慌てるのは、まだ早いようですが(^^;;)。
思えば、ちょうど一年前の今頃は、品切れ・絶版本の多さを嘆きつつ、オフラインでは図書館・古書店巡り、Webではヤフオク、Easyseekのチェックにせっせと励んでおりましたっけ。
あの頃手に入れた本で、まだ読んでいないのも、実はまだ何冊も結構あるんですよね〜。このごろは、月に一冊読めればいい方だから、なかなか減らない……
まぁ、よくよく考えてみれば、先方が20年かけて書いてきたものを、1年足らずで読み終わってしまうのも失礼な話なんで(^^;;)、ここは焦らず、じっくり、楽しみながら読んでゆくつもりです。
ちなみに、現在の「通勤の友」は、『敵は海賊・不敵な休暇』。不覚にも、この巻になってようやく、ヨウメイの魅力に目覚めたような気がいたします(^^;;;;;)。今までわたし、ず〜〜〜〜〜っとラテルびいきだったモノで、わからなかったのよ〜〜〜〜。まちがっても、おつきあいしたいとか、それどころかお近づきになりたいとすら思わないけれど、「自分がこうなりたい」という意味では、理想かもしれない。このヒト。
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