ガ ラ ス を 楽 し む 2


ガラスは見るだけで楽しいが、作ればなお楽しい。
各人各様のガラスの楽しさについて、
研究生のかた、卒業生のかたにひとこと書いていただきました



              

松本 紀子さん

モデル


イタリア・フランスに旅行をした際大聖堂のステンドグラスに感動。
しかしまだこのときはガラスに携わるなど夢にも思わず・・・その後インターネットでルオー工房美術研究所の存在を知り、フュージング技法に興味をもち、ルオーで様々なガラス細工を学び始めました。
そして一口にガラス工芸といってもいろんな技法があることにまず驚きました。

フュージングをもっと楽しみたいと思い、半年後思い切って電気炉を購入し自宅での製作を開始したのです。
とはいっても工房はないので自宅が作業場です。マンションの部屋の1室ですからガラスが飛び散らないようにとか換気とか気を遣う点はかなりあります。また、電気炉を使うとエアコンが使えないので夏は暑く冬は寒いこともありますね。それでも工夫して何とか製作しています。

少しずつ人目に触れる場で作品を展示販売するようになりましたが、みなさんなかなかフュージングの存在をご存じでなく、しかも自宅での製作状況を話すと製作風景がピンとこないようで「え?!自宅で作れるんですか?」なんてよく言われます。吹きガラスのイメージが強いんでしょうねぇ。
それからステンドグラスもいろんなデザインが出来ることにもみなさん驚かれます。

ガラス工芸は決して難しいものではなく誰でも楽しめるものだと思います。たしかに焼成具合とか組み上げたとき最初のイメージと違ってがっかりすることもありますが、それもまた次に繋がる研究材料になります。とてもやりがいのあるものですね。

ホームページでの掲載もしていますが光の具合で色合いも変わりますし、実際の色と異なったりと写真撮りはとても苦労します。
しかしガラスの種類の豊富さや光を通したときの表情の変化がやはりこのガラス工芸の魅力だと思います。
みなさんもぜひガラスを使った手作りを始めてみませんか?

換気扇
室内に設置した電気炉と
ルーター。
換気扇も取り付けました。
仕事場
松本さんのホームページ offrir

フュージング


ステンドグラス


ステンドグラス


花


ガラス棚



コーヒー

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 ステンドグラスHP