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気まぐれ写真散歩
千夜一話
たまーにこっそりちょこっと更新してまーす
GX7 レンズはVARIO 14-45mm F3.5-5.6 K-5 レンズはDA18-55mmF3.5-5.6ALWR K200D レンズはFA35mm F2 このカメラでデジタル一眼デビュー。MZ−3に比べて重いけれど、デジタルの利便性は代えがたい。 ペンタックスMZ-3(左)とオリンパスOM2SP MZ-3のレンズはSIGMA AF28-105mm F2.8-4 ASPHERICAL。カメラ本体が小さいので見た目のバランスが悪いですが、ほとんどこれ1本で済ます事が多いです。 MZ-3 |
Panasonic GX7 2013年11月の発売間もなく購入。個人的には初のマイクロフォーサーズ、ミラーレス、チルト液晶、そしてLVF(ライブビューファインダー)になります。 ファインダー部は上に90度まで可動出来マクロ撮影等に便利そう。またスマホを扱うような画面タッチ操作が便利です。高感度画質はK200Dよりもかなり上でK−5にあと1歩及ばない程度と優秀。荷物にならず持ち出しやすいのでK−5よりも出番が多くなるかも。 PENTAX K−5 2010年9月発売。11月購入。中級機としては最軽量の高性能機。デザイン良し、画質良し。手に良く馴染み、使って楽しく★5つ。AFのスピード性能を求めなければ最高のカメラです。下のK200Dよりグリップが握りやすく、しかも操作性、機能性、AF性能全てが上。K200Dの出番が無くなりそう・・・・ PENTAX K200D 2008年1月発売。初めてのデジタル一眼レフ。欲を言えばK100Dあたりの重さであって欲しかったけれど、もう待っていられませんでした。K100Dよりも高級感があって、防塵防滴の中級機並のボディはこれでエントリー機なの?と思わせるものがあります。 24mmからのズームレンズに惹かれてレンズキットではなくDA16-45mmF4.0EDを同時購入。レンズ共で1sを優に超えるので手にずっしり重い。 PENTAX MZ-3 1997年発売のフィルム一眼レフカメラ。OM2SPの調子が悪い時に購入しました。軽くてダイヤル式レバー等使いやすいのはOMと同様です。 このサイトの「気まぐれ写真散歩」の画像の前半の多くがこのカメラで撮っています。(現在はほとんど使用せず) カメラの楽しさだけでなく撮影の奥深さを教えてくれました。 オートフォーカス性能を除けばしっかりした基本性能とファインダーの見易さ、小型軽量(425g)、飽きの来ないデザインと、長く使えるカメラだと思います。 ------------------------------------------------------------- ペンタックス用Kマウントレンズ(購入の新しい順) HD PENTAX DA70mmF2.4 Limited 名レンズFA77mmとの二択で迷いましたが、リーズナブル、逆光に強い、軽い、QSF可という理由で購入。18-135mmと一緒に持ち出すのですが、レンズ交換がめんどうなので使用率が低く反省しています。 PENTAX DFAマクロ100mmF2.8WR 軽くて写り抜群のリーズナブルなマクロレンズ。所有しているレンズの中では最も好き。簡易防滴なのでフィールド撮影にも心強い。 PENTAX DA18-135mmF3.5-5.6DC WR AFが速く駆動音が静か。しかも望遠域もそこそこあるのでこれ1本でほとんど済ますことが出来る常用レンズ。DA18-55mmの出番がほとんどありません。ただし望遠側の画質を期待してはならず、あくまで便利ズームです。 PENTAX DA18-55mmF3.5-5.6AL WR 軽さと簡易防滴が魅力の標準ズーム。今は予備レンズとなってしまいましたが、今のところ売却予定なし。 PENTAX DA55-300mmF4-5.8ED 焦点距離が中望遠全域をカバーしている為、FA80-320mm F4.5−5.6よりも撮影領域が広く、しかも軽くて使い勝手が良い。FA80-320mm F4.5−5.6の出番が更に少なくなりました。稼働率3位。 PENTAX FA35mmF2AL 小型のMZ-3に似合う短焦点レンズ。更にK200D、K-5のスナップ用にも。短焦点の描写力はやっぱりいい。 常用レンズとしては重いけれど、広角から望遠まで11.1倍の超高倍率ズームの先駆け。機動性とシャッターチャンスを逃さないという点で便利この上ありません。ただし望遠側の手振れには注意。K200Dの時は良く使っていましたがAFが弱く、チャンスを逃しやすいので売却。 PENTAX DA16-45mmF4ED デジタル専用。焦点距離を短くするほど筒が伸びるのでスナップ撮影には向きません。風景撮影や簡易マクロとして。K200Dボディと同時購入。 この軽さで16-60mmF4 WRとか出して欲しい!無理? SIGMA AFマクロ105mmF2.8EX DG DFA100mmを買ったので出番なし。 PENTAX FA80-320mm F4.5−5.6 望遠は多用しないので出番は少ないですが、Kシリーズなら約480mm望遠として使えます。ただしテレ端の画質低下は顕著。 DA55-300mmの購入で出番が更に少なく・・・・ SIGMA AF28-105mm F2.8-4 ASPHERICAL MZ-3の常用レンズ。周辺部の解像度が甘いので、周辺部を使わないK200Dにはちょうどいいかも・・・・?と思っのですがその考えもレンズ同様甘かった・・・・売却しようにも値がつかない? -------------------------------------------------------------- マイクロフォーサーズ用レンズ G X VARIO PZ 45-175mm F4.0-5.6 ASPH.POWER O.I.S 電動ズーム。14-45mmといつも一緒に携帯。軽くて良いのですが、広角撮りが多いので稼働率は高くない。もう少し使ってあげなくては。 G VARIO 7-14mm F4.0 ASPH. 超広角ズーム。ゴーストが盛んに出るので逆光(特に夜景の照明灯)には注意。もっと超広角を生かす撮り方を勉強せねば。(汗) G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. 初のミラーレスレンズ。GX7にとりあえずの1本で解像度は高い。評判の高い(値も高い)12-35mm F2.8は今しばらく我慢して様子見です。 |
OLYMPUS OM2SP 約20年愛用してきたマニュアルフォーカス(MF)カメラのOM2SPです。当時としては上位機にしかなかったスポット測光を備えしかも初心者でも使えるようにプログラム測光も兼ね揃えています。シャッタースピード1/60秒やB(バルブ)撮影なら電池なしでも撮影できるコンパクトで堅牢なカメラです。 内蔵ストロボはなく、外部ストロボが使う仕様ですが数年前から同期がうまくいかなくなり、いつのまにか電源部が機能しなくなりました。その他の点は支障がなく電池不要のバルブ撮影と1/60秒のマニュアル撮影のみ。バルブを使う夜景、花火の写真ぐらいしか使えないので、まだ現役ながら出番は殆どありません。レンズは4本、テレコンバーター1本あるのですが手つかずの状態。 レンズやテレコンバーターはマウントアダプターを介して使えなくもないけど、使い勝手が落ちるのでほとんど使用せず。 OLYMPUSのサイト http://www.olympus.co.jp/index.html SIGMA(シグマ)のサイト http://www.sigma-photo.co.jp/ |
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7.1倍ズーム。さすがにレンズ部が大きい |
コンパクトデジカメ Panasonic LUMIX DMC−LX3 2010年1月購入。レンズキャップの取り外しが面倒なのでリコーの自動開閉式レンズキャップLC−1を少し改造して取り付けました。 24mmからの標準ズームですが、各種収差が少なく、写りのいいF2〜F2.8の明るいレンズは優秀の一言。歪みの極めて少ない1cmマクロも最強? 性能・機能はS80とR7のいいとこ取りで、レトロチックなデザインも好感。一眼を除く他のカメラの出番がめっきり減りました。 ブログのこちらにLC−1の取付記事を載せています。 RICOH Caplio R7 2007年10月購入。28mmからの7.1倍ズーム、リコーお得意のマクロ性能、中でも手軽に使える望遠マクロがとても便利。画質、操作性も良好。高感度ノイズはスナップならISO400でも個人的には気になりません。これでマニュアル露出可能なら申し分ないのですが・・・・ 最初レンズの動作音が気になりました。レンズ内部にゴミも付きやすいようです。そのうち慣れてきましたがレンズ機構は不安が残ります。これまで使ってきたコンデジに比べて薄くて軽くて、さっと取り出せていいです。 CANON PowerShot S80 3台目はS30と同じシリーズの最新作。新しい映像エンジンにより操作性が格段に向上。画像や文字の視認性向上。画質はS30と比べてナチュラルで自然な色合いだと感じました。(どちらも彩度やコントラストを変更可能)。こちらも「千夜一夜」に使用感を書いています。シリーズ最新のS100が魅力で安くなるのを待っていますが・・・・ 過去に持っていたデジカメ CANON PowerShot S30 2台目のデジカメ。少し前の機種ですが堅牢で画質は今も負けていません。液晶が小さいのにボディが大きいという古めかしさ。人にあげました。 CASIO QV−3000EX QV-3000EXは初めて買ったデジタルカメラです。大きいですがF2.0の明るいレンズは今も見かけません。2年も使わないうちに落下故障によりご臨終。 キャノンの製品情報サイト http://cweb.canon.jp/product/index.html RICOHの製品情報 http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r7/ カシオのQVプラザのぺージ http://dc.casio.jp/ |
オリンパスOM2SPとの出会いまで
生まれて初めて撮ったカメラは恐らく父が持っていた二眼レフカメラだと思います。生まれた時からあるカメラで子供時代までの懐かしい写真が撮られてきました。今でもカメラはあるのですが30年以上使っていないので果たして使えるかどうかわかりません。その後「フジカ」(?)という低価格のカメラを買ってもらいました。メーカーはわかりませんがネーミングから富士フイルムかも・・・(後にフジペットという機種であった事が濃厚です)。ここまではお遊び程度に使ったぐらいで自分で撮った写真は残っていないと思います。その後は父の「オリンパスペンEE」を借りて撮ったりしました。オリンパスペンシリーズはカメラの大衆化に貢献した当時のコンパクトカメラの代名詞と呼ばれるものでその技術は後に一眼レフのOMシリーズに受け継がれていきました。
高校生になって中古のペンタックスSPを買ってもらいました。標準レンズ付で三万円だったと思います。その頃は写真を撮ることにはあまり興味はなかったようでたまの旅行に持っていくか必要な時ぐらいに使う程度でした。取りたててカメラで撮りたい対象がなかったとも言えます。
不思議に思われるかもしれませんが最初に撮りたいと思ったのは月でした。月の大小のクレーターをぜひ撮りたいと思っていました。もともと天体写真には興味がありました。中学生の時ボール紙製の天体望遠鏡工作キットなるものを組み立てて初めて月のクレーターを見て以来の思いです。
ある時「月刊天文ガイド」という天文雑誌を見ていたときOM2SPの広告が目にとまりました。キャッチフレーズは月の写真の露出時間設定にはスポット測光が最適であるというものでした。コンパクトで高性能、価格も思った程高くない。購入衝動にかられ迷わず買いに行きました。後でわかったのですがOMシステムは充実していてしかも互換性があるので同じシリーズに買い替えてもほとんどシステムを買い足さなくて済むそうです。しかし例外もあってOM2用のTTLオートストロボではOM2SPだとTTLオート機能が使えません。これはOM2SPが上位機種OM3、4シリーズとの親和性を計る上での変更なので仕方ありません。
ちなみに「SP」のSはSpot、PはProgramの意味です。ペンタックスの「SP」はスポットマチックだったかな…?
ともかく、このカメラにより写真撮影の本当の楽しさを知った次第です。
ペンタックスMZ-3
マニュアルフォーカスのOM2-SPを使っていた間に、オートフォーカスの時代に入りました。オリンパスOM-2SPのストロボ同調が悪く、そろそろAFカメラも欲しかった頃でしたので代わりを物色していました。オリンパスは1986年に初めてのAF一眼レフOM707を出してからはデジカメのEシリーズが登場するまでAF一眼レフカメラは出しませんでした。そのOM707でさえ魅力が感じられず(特に大きさとデザイン)、オリンパスという選択肢は閉ざされました。
そこへ出会ったのがペンタックスMZ-3でした。コンパクトで軽量(425g)な上にアナログ操作の使い良さが加わった形となり、当時世界最小のAF一眼レフカメラだったのです。
世界最小・・・当方この文句に弱い。オリンパスのE400やE410が発表された時もちょっとくらっとしてしまいました。あの外観は小型軽量銀塩っぽくMZ-3にどことなく似てる気がしないでもない・・・(ため息)。指の長さは普通だけど手が小さいほうだし、車を持たない者には機材は軽い事に越したことはないので、レンズや三脚を含めたシステムの軽量化を考えているメーカーは大歓迎なのです。
そして選ぶ時に重視したのはわかりやすいダイヤル操作とファインダーの見やすさでした。欲しいレンズがあるからという高い欲求はなく、所有しているOMレンズは少ない(OM用4本)ので特に受け継がなくてもいいと考えていたので、もし性能や機能にこだわっていればキヤノンやニコンあたりを考えていたかも知れません。
レンズはシグマのAF28-105oF2.8-4 ASPHERICALを同時購入。標準ズームにしてはやや大きいものの常用レンズとしてフル活用してきました。(最近は出番なし)
買ってからのトラブルは計3回。ストロボのポップアップの故障(この機種は多いらしい)が数ヶ月で発生。他はフィルム面にキズがつくことがあったり、ミラーの上がりっぱなしがありました。無理や衝撃を与えたつもりはないので、やや気になる点です。
基本的に機動性重視の撮影スタイルなので三脚を使う事は少ないです。そのほうが軽快で楽しいしMZ-3など小さなカメラには似合います。普段は大口径の明るい標準ズームレンズを付けているのですが、このカメラに似合うリミテッド(Limited)レンズを付けて街を颯爽と闊歩してみたいものですが、脚が短いので似合わないか・・・・
このホームページもMZ-3で撮った写真がメインと言っても過言ではありません。今日まで使ってきたMZ-3ですが10年以上前の機種。やはり高性能化とデジタル化の波には逆らえず、その後の銀塩のキヤノンやニコンと比べて遅くてまどろっこしいAF性能は時代遅れの感があります。それはそれで割り切って、見やすいファインダーが生かせるMF撮影や心地よい操作性は満足感が高く、必要な機能は一通り揃っているので使い込むほどに良さがわかるカメラです。ペンタックスっていうメーカーは、特にカメラを撮る楽しさを広く提供しょうというユーザーフレンドリーなカメラ作りがファンに好まれる理由なのでしょう。(最近はわかりません)
これでボディ上面だけでもアルミ合金にして、AF性能をもう少し良くしたNewMZ-3を復刻してくれたら、また買うかも知れません。
Prim Magnate HB
メインPC。右画像のPCラックの左に置いています。
前面にUSBポートが4つ(フロントベイの2つはUSB3.0対応)あるので背面にたくさんあるより便利です。
ブログのこちらに購入記事を書いています。
PRO-1000と周辺機器 拡大
フィルムスキャナにはネガフィルム用ホルダー取付。
プリンターとブロードバンドルータは今は新しいのに入れ替わっています。Prim Magnate HB(ドスパラ)
2011年5月購入。Windows7(64bit版)。10年間使ってきたエンデバーに変わるメイン機。Core i5-2400、4GBメモリ。起動が格段に早くなって快適です。既存のナナオモニターをエンデバーと共用し、デジタル接続しています。(エンデバーはアナログ接続)プリンターも共用(LAN接続)でサーバーとして利用。
たまに固まることもあります(外付けHDDが原因かも)が動画もネットも下記PCよりはるかに快適です。
エンデバー Pro-1000(エプソンダイレクト)
2001年12月購入。今となっては古いですがペンティアム4プロセッサ1.7Mhzの非力ながらも現役。USBインターフェースが1.1なので高速の2.0対応USBインターフェースボード(5ポート)、メモリー(512MB)を増設。接続機器はプリンターのほかにブロードバンドルータ、ローランド製MIDI音源装置、スピーカー(YAMAHA)等。
ナナオの液晶モニターは今も変わらぬきれいな画質です。
使っているホームページ作成ソフトがWindows7に対応しないので、このPCに頼っています。
VAIO PCG-TR1
カメラ(現在故障?中)付きのノートPC。インターネットは無線だと速度が遅く(11Mbp)光の恩恵がなくインターネットで使う事はあまりありません。今はバッテリーがへたって外に持ち出すこともないので哀れにもほとんど放置状態。最近のノートPCは安くて性能が良いのでうらやましい限り。
VAIO PCG−TR1
CPU Pentium M 900Mhz
メモリ 256MB
EP-301
スライドマウント用アダプタを取り付けたCOOLSCAN V ED。
下はローランドのMIDI音源、左はアイ・オー・データ機器のMOドライブ
EPSON カラリオ EP-301
2009年購入。鮮やかな発色は以前使っていたキヤノン機とは対照的。ややこってりした絵質ですが気に入っています。印刷前後の音がうるさいのがマイナス点。写真印刷は良いのですが文字印刷の品質はあまり良くありません。
フィルム Nikon COOLSCAN V ED
イメージ CanoScan N656U
フィルムスキャナはこれまで使っていたキヤノンのFS2710から現在は2003年購入のニコン製品を使っています。理由はフイルム面のホコリやキズの対処が可能、スキャン性能や設定の自由度が高い、定評のあるニコンの製品であるからです。
イメージスキャナは2001年夏購入。USBだから手軽で便利です。プリント写真も取り込めますがフィルムスキャナより取り込み画質は悪く遅いのでプリント写真に対して使うことはほとんどありません。それより雑誌や書類などのコピー代わりに使っています。
クールスキャンはWin7 64bit版に、キャノスキャンのほうはWin7に未対応でしたが、解決出来ました。(ブログ記事参照)
他にUSBフラッシュメモリーを「千夜一話」で紹介しています。パソコン購入履歴
PC−6001(1981年か1982年)
初めて買ったパソコンはNECの初代PC-6001。「パピコン」の愛称で誰でも簡単に使えるという謳い文句で登場し、当時標準で音楽機能が付いた最初のホームパソコンでした。ゲーム等のお遊び程度にしか使えず見た目もおもちゃっぽいでしたが初めてのパソコンでもあり物珍しさも手伝ってそれなりに楽しむことができました。パソコンが初めて世に登場して間もない頃ですから情報誌も少なく詳しい人が周りにいる訳なく、自分の力と僅かな情報だけが頼りでした。調べて見ると1983年はファミコンが登場した年でした。PC-6001が宣伝に反して使いこなすにはまだ難しいパソコンだったのに対してファミコンはゲームに的を絞った部品と機能で構成しROMを組み込んだカセット(PC-6001がNEC提供のソフトが一部ROMカセットというのでこちらが先駆)でカートリッジに差し込むだけで使える手軽なコンピューターという位置づけでした。CPU以外独自の設計だったPC-6001シリーズはソフトも少なく後にPC8801シリーズやホームコンピューターの共通規格(MSX)を元に作られた各社のMSX機との互換性がなく、何よりファミコンの登場で消えゆく運命にありました。グラフィックと音楽機能を強化した6600シリーズという後継機がありましたが…
FM−7(1983年?)
次に買ったのはタモリのCM起用で人気だった富士通のFM−7です。これは性能的にも他メーカーの競合機種より高い製品でした。それでも定価126,000円。ファミコンは子供向けのゲームが多かったのに対しグラフィックを多く使うアドベンチャーゲームやアダルト系ゲームはゲームデータの読み書きができるパソコンに向いているという利点もありパソコンゲームは当時今より人気がありました。外部記憶装置にはフロッピーディスク装置かテープレコーダー(!)を別に買わなければなりませんでしたがフロッピーディスクドライブはやっと5万円位になってから買いました。それまではデーターレコーダーでちんたらとプログラムやデーターをパソコンにロードしてから使用しなければなりませんでした。しかもレコーダーとの相性やテープの録音(?)の質により読み込みに苦労する事もしばしば。またこの頃はI/Oやアスキーなどの雑誌に載った投稿プログラム等を場合によっては何時間もかけて入力して遊んだりする事がありました。これはプログラミングに興味を覚えるきっかけにもなりプログラマーが育つ土壌にもなっていました。
この頃はロードランナー、ドア・ドア、ポートピア殺人事件、軽井沢殺人事件、信長の野望など遊んだ記憶が懐かしいです。
PC−9801UV11(1988年)
PC−98シリーズが国内のパソコン市場の大半を占めていた頃はまだ3.5インチフロッピーディスクドライブを持つ製品が少なかったです。UV11もその中のひとつでデスクトップにしては百科事典サイズぐらいのコンパクトさが魅力でした。もともとFM−7を買ってからも16ビットCPUの98製品が欲しかったけどまだまだ高かったのでこれを手にした時はやっとの思いという感でした。今までと違って豊富なゲームソフトに加えワープロ等の実用ソフトが多くあるのが魅力的でした。A列車で行こう、大戦略、信長の野望などのシリーズでよく遊んだものです。ワープロソフトは「一太郎5」が出てから買いました。
PC−9821BS(1993年)
1993年の11月に出ているのでその頃買ったとしてもUV11は結構長く使っていました。ところでPC9821BSを買ってUV11はどうしたか今思い出すことが出来ないのが気になります。譲ったり捨てたり下取りした覚えもなく、ひょっとすると物置のどこかに眠っているのかも・・・・?
Windows95が出る前にWindowsに合わせた性能を持ったPCがこの頃出てきました。性能が良くなったDOS/V機が市場を侵食しはじめPC-98シリーズの優位性も失われはじめました。この時買ったPC-9821BSは確かにWindows対応の性能をそこそこ持っていましたが中途半端でもありました。ハードディスクは170Mバイト(メモリの間違いではありません)、メモリ5.6Mバイトではその2年後Windows95をインストールするには到底不足、処理スピードにも不満が出てきました。ワープロソフト「一太郎」をインストールするためには外付けハードディスクを買わなければなりませんでした。
PC−9821Xa10/K8(1996年) 右の写真
Windows95は思ったよりハードの性能が問われこれまでのパソコンではすぐに手詰まりを来たす事がわかりました。PC-9821BSは2年ほど使っただけで人に譲り、Windows95が付いた98MATEシリーズのPC-9821Xa10/K8を購入。今みたいにワープロ、表計算、インターネット関連ソフト等が付いていなかったしディスプレイ別売で20万円以上しました。今ならハイエンドパソコンが買える価格ですが登場して間のないインテルのペンティアムプロセッサは高価でした。このPCもペンティアム100MHz、メモリー8Mバイト、ハードディスク850Mバイトが標準装備。しかし後でわかったのですがパワーアップが難しい98シリーズの中では98MATEは拡張やパワーアップしやすい製品でした。後にCPUをAMDのK6−266MHz、ハードディスクを7GB、メモリ96MB、グラフィックボード増設等アップグレードすることで6年間使ってこれました。おかげでハードだけで15万円以上の費用がかかりましたが。それだけでも新しいパソコンが買える・・・
晩年は無理がたたったのかトラブルの続出、不要なソフトを削除する等した上で友人にあげました。今は友人の会社で持て余しているそうです。多分埃をかぶって眠っていることでしょう。行って起こしたろかいな。
一番手をかけた愛着のあるマシンでもありました。
Aile PC−9821Ls150(1997年)
NECのPentium150MHz、12.1インチのノートパソコン。ノートは初めてだけど買う必然性はありませんでした。性能アップ、機能拡張させたXa10で間に合うからです。結局2年もしないうちに中古に売りに出したかわいそうなノートでした。その後いい人にもらわれていればいいけど。
このノートはフロッピーディスクドライブとCD−ROMドライブを収めたファイルベースを本体からワンタッチで分離することが出来、本体だけで2Kg、ファイルベース装着時2.8Kgというのは当時としてはかなりコンパクトなほうでした。
LavieNX LT23/44A(1998年)
マイクロソフトのウィンドウズ98パソコンです。このあたりからハードがNEC独自のシステムで構成された98シリーズはDOS/V機互換のNXシリーズへと転換を余儀なくさせられました。購入した始めてのDOS/V機でもあります。これも人に譲りました。
Pro-1000(2001年)8台目のパソコン。購入7年経った今も現役のバリバリと行きたい所ですが、性能不足のせいで重くなってきました。メモリーが512MBなのでメモリーを多く使う画像等の処理が重く、増設するにもチップセットが古いので買換のほうが適しているかも・・・・
*本文には「Oh!PC」1998年2/1号など参考にしています
使用ソフト ホームページ作成: ホームページビルダー17 画像編集: Paint Shop Pro X2 Lightroom 3 SILKYPIX Developer スキャナソフト: Nikon Scan 4 |
使用パソコン Prim Magnate HB(ドスパラ) OS: Windows7 sp2 CPU: Pentium4 1.7GHz RAM: 512MB ビデオRAMボード: GRADIAC 311 32MB AGP HDD: 2基 計110GB(UltraATA) DVD: DVD−RW(ATAPI) |