ペトリュスのお話 その5
ボトルと新しいラベル
久し振りに、このコーナーも新しくUPすることができました。
今回少しデザインが変わった近年のペトリュスのラベルについて
細かく調べてみました。
その前にボトルに注目しましょう。
近年のボトルはPETRUSのロゴが入ったボトルを使用しています。
(左) 瓶底にPETRUSというロゴが入っています。これは1986年から1995年まで使われていました。 (右) 1996年からはラベルの上にPETRUSのロゴが入ったボトルが使用されています。 |
さて、1997年よりペトリュスのラベルのデザインが少し変わったのをご存知でしょうか?
いつもラベルを眺めている方は既にお気付きだと思います。
ペテロの顔が少し険しく、目がギョロっとしています。
更に、ラベルからある情報を入手することができます。
ペトリュスのラベルをじっくり観察すると、左下と右下に小さな文字があるのが気が付くでしょう。 (左) 左下に小さくどこかのサイトのアドレスが記載されています。(1997年より) www.authenticwine.comというワインのラベルについてのサイトです。「本物のワイン」という名のサイトです。ここでは偽造されにくいラベルの印刷についてのサイトのようです。ここに加盟しているシャトーのラベルについて疑問があれば問い合わせが出来るようです。(ただしフランス語のみ) (右)1994年より出荷先によってロット番号が記載されています。(ボトル番号ではありません。)右のラベルは1997年のものです。LP97201の97は97年を表しています。その後の番号が出荷先によって番号が異なるようです。これは201で3桁になっていますが2桁、4桁の番号もあります。 参考に1998年のペトリュスを調べたところ、日本へはジャーディンの輸入のものでLP9811、日本リカー輸入のものでLP98201となっています。他の国からの並行輸入でこの同じロット番号のペトリュス1998年が出てきたら要注意ってことですね。 |
付録
フランス在住のLeoさんから素敵な画像を送っていただきました。
ペトリュスの旧ラベルです。
途中から入場された方はどうぞこちらの正面入り口よりお入りください。http://www5a.biglobe.ne.jp/~m-m-c/