草花を求めて(5)


葛西臨海公園
(水 仙)

 葛西臨海公園は平成元年(1989)に開園された東京都港湾局が管理する海上公園です。日本最大級の大観覧車(直径111M)が平成13年に完成しています。水仙は観覧車の背後に設けられた花壇に植えられていますが、花の少ない冬から早春にかけて花が楽しめる『スイセンの名所づくり』を目指して、一般の寄付やサポータ基金によって平成17年(2005)から球根が植え始められ、現在20万本までに、増えているようです。
 敷地が広くまた観覧車も大きすぎるため、花壇は小さく見えますが、寒さの中にも温もりを感じました。観覧車からは東京湾360°の景観を見渡すことができました。(平成23年1月20日)
観覧車より
上野東照宮ぼたん苑
(春ぼたん)
 「春ぼたんまつり」開催中と言うことで、4月15日に出掛けましたが、今年は寒さのため開花が遅れ、咲いているのはちらほら。入園券は再利用が可能とのことで、29日に再び出掛けてきました。冬ぼたんが寒さから「ワラ帽子」をかぶっていましたが、春ぼたんは日よけ用のためか、「蛇の目傘」をさしていました。(平成23年4月29日)

葛西臨海公園
(コスモス)
 30度を越える残暑の中出掛けてきました。本年1月”水仙”を観賞したイメージがありましたので、”コスモス”も同様に咲き乱れていることを想像して訪れたのですが、予想に反して規模の小さいものでした。一般に公園と言えば、園内の樹木や花壇なども公園として管理されていますが、葛西臨海公園は埋め立てによって造られた人工公園であり、広大な敷地内には点在する施設や部分的に樹木までは管理されていますが、その他の可成り大きな空間は整地はされていますが、広場と言うよりも自然のまま(現在は草ぼうぼう)です。観覧車周辺など一部広場は美化活動を目的としたボランティアグループによって、季節に合わせた草花を植えて維持されている様子です。(平成23年9月16日)

りはま花の国公園
(コスモス)
 京急久里浜駅の南側にある小高い山が公園となっています。そのなだらかな登り斜面が花畑となっていて、百万本のコスモスが植えられていました。今年は台風のため、一度は倒れたようですが、その後細い幹にも拘わらず、体制を立て直し、若干斜めにはなっているものの、頑張って上を向いて花を咲かせていました。(平成23年10月20日)


日比谷公園
(日比谷公園ガーデニングショー)
 日比谷公園会場内で開催されていた第29回全国都市緑化フェアTOKYOの一環として、第10回日比谷公園ガーデニングショーが開催されていました。公園内の第1花壇では花をあしらった【ハンギングバスケット】及び【コンテナガーデン】、2部門の作品展示が行われていました。このような展示を見るのは初めてであり、花の観賞方法も色々なスタイルがあるのだと感じました。(平成24年10月26日)

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ハンギングバスケット部門
金賞 銅賞
銀賞 銅賞
銀賞 銅賞
コンテナガーデン部門
都知事賞 金賞
銀賞 銅賞 銅賞


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