紅葉を求めて(1)
大山国定公園
大山は古代より霊山として農業の神、航行守護の神また災害よけの神として信仰されています。大山はまた雨降山と言われており、その名に違わず、天気予報と異なって本降りの雨中の登山となりました。下社付近の紅葉は見事でしたが、山頂から丹沢方面の紅葉は全く見ることが出来ませんでした。(平成13年11月13日)
新宿御苑
紅葉狩りとなると都心を離れた山々を思い出します。しかし、よく見ると都心の街路樹も日1日とその色付けを増して秋が深まっています。新宿御苑は桜の名所として知られていますが、紅葉も格別でのんびりと秋を楽しむことができます。(平成13年11月22日)
強羅公園
箱根の紅葉は10月下旬高峰の山岳部から色づき始め、11月に入ると芦ノ湖畔や仙石原が色づき、その後強羅、小涌谷、宮ノ下、塔ノ沢、湯本へと箱根の山を下って12月上旬頃まで見頃は所を変えていきます。訪れた時は強羅公園を中心とする強羅付近を頂点として湯本に至るまで車窓越しに秋色一色の景観を満喫することができました。(平成13年11月26日)
等々力渓谷
等々力渓谷は、世田谷区内を流れる谷沢川が多摩川と合流する手前にある約1kmの渓谷です。渓谷内にある「不動の瀧」の上部にはかつて平安時代には役の行者の霊場とされた等々力不動尊があり、この瀧に打たれて行をする修行僧が多数訪れたと言われています。
渓谷に降りると都会の雑踏から一変して静寂な高い木々に囲まれた渓谷沿いを散策することができます。紅葉は等々力不動尊周辺に集中しており、特に不動尊展望台よりの眺めがきれいでした。(平成14年12月2日)
六 義 園
六義園は江戸の二大庭園に数えられた「回遊式築山泉水庭園」で、四季折々の変化に富んだ景観を楽しむことができる名園です。少し時期が遅い(11月21日〜30日までライトアップされていました)かと思って訪れたのですが、今年は暖冬のためか真っ盛りの紅葉を楽しむことができました。特に、池や緑の木々とのコントラストと調和のとれた紅葉が印象的でした。(平成15年12月7日)
次へ
季節の花の目次へ