紅葉を求めて(5)


昭和記念公園
昭和記念公園でゆっくり紅葉を楽しめる場所は銀杏並木と日本庭園でした。銀杏並木の通路は両側に並んだ大きな銀杏の枝に覆われており、始まった落葉によって黄金の絨毯を引き詰めたようになっていました。整然と並んだ並木は明治神宮外苑の銀杏並木を思い出しますが、樹木の若々しさは感じますが、風格面では可なりの差を感じました。

日本庭園はここだけで一寸した都内の公園の広さがあり、池を中心に、その周辺に日本民家が点在していて、落ち着いた紅葉を感じることができました。

その他園内は至る所紅葉していることを想像していたのですが、常緑樹が多く、広い園内を可なり歩いてみましたが、通路や常緑樹の間に点在して植えられている広葉樹を眺める程度でした。(平成27年11月20日)
銀杏並木
日本庭園
その他園内

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日比谷公園と皇居前広場

 今年の気候は11月に入っても秋を感じさせない気候でありましたが、前日の24日気象庁が観測を始めて以来、初の11月の「雪」が降りました。今日も寒さは残っていましたが、日比谷公園では菊展の最終日を迎えており、園内の紅葉も見頃を迎えていました。公園周辺からお堀端にかけての街路樹の銀杏も見頃を迎えていました。正面を向くと皇居、反対を向くと東京駅に通じる銀杏並木も見事でした。(平成28年11月25日)
皇居方面
東京駅方面

田園調布
 地下に潜った電車を降り、改札口を出ると左手に嘗ての東横線側出口の改札口が門構えのように残されています。この門を通り抜けると半円状のロータリーがあり、その正面に1本、左右線路に沿って2本、そして左右45度の方向に2本、計5本の車道が放射線状にあります。その車道の中3本が銀杏並木となっています。右側の車道の一部に若干青い葉が残っていましたが、その他はほぼ最盛期でした。

 車道脇の住宅の植木は何故か常緑樹が多く余り秋を感じませんでしたが、歩いた範囲では唯一軒鮮やかな色彩に輝いた庭に出逢いました。(平成29年11月29日)

自然教育園
 国立科学博物館付属の自然教育園は都会の中心とも言うべき港区白金台にありながら、武蔵野の四季折々の植物を観賞できる場所です。嘗ては豪族の館であったようですが、戦後まで一般人の立ち入り出来ない場所だあったため、自然が残ったようです。

 この場所の存在は横道を車でよく通ったことがあるので承知していましたが、入園するのは初めてです。紅葉も植樹されたものを眺めるのでなく、自然に生えた大きな常緑樹の中に、紅葉樹を発見するという感覚です。

 当日は12月にも拘わらず、20度を超す暖かさで、木陰を散策するには丁度良かったです。もみじはまだ紅葉し切れてない木も多かったですが、赤く紅葉している木の大半は余り見ることが出来ない、「うるし」の木でした。

 散策してホッとしたことは最近の観光地はどこを歩いても、外国人観光客が多いことですが、ここは海外向けのガイドに紹介されてないと見えて、外国人に出逢うこともなく、高齢者族がゆったりと散策していたことです。(平成30年12月4日)

皇 居(一般公開)
 今年の秋の皇居乾通り一般公開は大嘗宮の一般参観と重なったため大変な混雑でした。坂下門を入り宮内庁前で大嘗宮参観のみの人達は右折して本丸に向かいましたので、乾通りを直進した人は半減し、可なりゆったりと紅葉を楽しむことが出来ました。比較的大きい紅葉樹の中に若木の櫻(シキサクラ)がポツンと花を付けていたのが印象的でした。

 乾門まで通り抜けできますが、乾門手前で右折して本丸に向かい、本丸を取り囲む入場者の列に並び、1時間程待って大嘗祭を見物してきました。時間は掛かりましたが、2つのイベントを皇居という同じ場所で体験できたことは非常に効率的でした。(令和元年12月3日)
大嘗宮前の本丸を取り囲む入場者の列
四季櫻


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