妻は本年3月14日に目出度く、『喜壽』を迎えることが出来た。思い起こせば妻の認知症に気付いたのが、21世紀を迎えた2001年の正月のことであり、今年で14年目を迎えたことになる。神経科に通い始めた当初、「寿命は7,8年でしょう。」と言われていたので、古希を過ぎた頃になくなっていても、不思議ではなかったが、喜壽を迎えることが出来たことは本人にとっても、見守ってきた家族にとっても喜ばしいことである。
振り返ってみると本人にとっては苦難の道であったと思うが、ここまでこられたのは関係頂いた医師の方々並びに介護面で色々とご協力いただいてきた介護関係者のお陰だと思っており、感謝しています。下記は訪問入浴、訪問介護及びデイサービスより誕生日に頂戴したお祝いメッセージです。
一昨年1月には誤嚥による肺炎、昨年1月には喉を詰まらせ緊急入院と多難の正月であったため、本年も体調には注意してきたが、何事もなく寒かった冬を無事乗り切りことが出来た。また胃瘻交換も3回実施してきたが、過去は交換と交換の間には体調を崩して入院したり、胃瘻器具上に問題が発生したりしてきたが、昨年10月の交換以降は体調も落ち着いてきており、来月後半予定の胃瘻交換日を無事迎えられそうである。また、月6回のデイサービスへの通所も問題なく出来ている。本人にとってもベットに寝た切りよりも車椅子で体を起こしている方が良いらしく、最近眼を開けている時、従来よりも、人の動きに対して眼を動かすようになったようで、デイサービスでも職員の動作を従来よりも活発に追いかけるようになってきているようである。
当面の目標としては、4月下旬に予定されている胃瘻交換を無事終えること、デイサービスへの通所を週2回の割合に変更する予定である。
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