*****《ある町の社会教育委員のメモ》*****

【生涯学習環境は?】

 町の広報へ,社会教育委員の会からの寄稿を4年目として継続することにしました。今年度は,生涯学習に関する町民意識調査の結果から見えてくるものを伝えることにしました。アンケートをした結果は,報告書としてまとめられます。しかしながら,答えて下さった方々には,結果が伝えられることはありません。そこで,広報を介して,要点だけでもお知らせすることができればと考えました。また,一方で,何のために調査をしたのかという意味を明らかにする責任もあると思われます。どういうことが明らかになり,どのように応えようとしているのか,調査をした立場からのメッセージになることを期待します。
 短いメッセージですが,ポイントを厳選して,寄稿していくつもりです。以下はその草稿記録です。

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【みんなで創ろう ゆとり いきいき ふれあい かすや】

《平成23年4月号》

〜わたしたちのかすや〜
 まちづくりはまちのみんなが協力してできることです。年末に日本中に現れたタイガーマスクによる支援の話題や,年頭に大雪で立ち往生していた車列の人に近くの人たちが温かい支援をした話で,そばにいる人がほんの少し手助けをすれば,世の中が温かくなることを気付かされました。匿名であるというのは,この程度のことしかしてあげられないけど,できることをしてあげたいという優しさを表しています。皆さんも,そのような優しさを持っている人です。

〜ご近所づきあい〜
 ご近所づきあいの程度は,平成4年から12年の間で,お互いの家を訪問することをしなくなり,会えば世間話をしたり,あいさつ程度をするといったように消極的になりました。さらに平成22年になると,世間話もしなくなって,あいさつ程度をする,つきあいはないといった方向に変化しています。地縁という人間関係の段階的な希薄化が進んでいます。
 お互いの家を訪問する親密な近隣関係を持つ人の割合は11%ですが,70歳以上の女性では30%と高くなっています。会えば世間話をするという人の割合は30%ですが,男性の25%に対して女性は34%と高くなっています。男性は会えばあいさつ程度をする割合が高くなっています。他方,つきあいがないという人の割合は,20歳代の人が高くなっています。若い人が入ってこないということもありますが,若い人を招き入れる雰囲気が薄いということもあります。

 今年度のこの欄では,平成22年度に○○町が実施した「生涯学習に関する住民意識調査」の結果について概要を報告いたします。
【社会教育委員の会】

《平成23年5月号》

 「生涯学習に関する住民意識調査」から,学習活動テーマに対する関心を見てみましょう。
〜自治区の活動への評価〜
 自治区に住んでいるすべての方を対象として行われている活動は,どのように思われているのでしょうか?
 「美化活動」,「お祭りなどの伝統行事」,「スポーツやレクリエーション」については,55%から44%の方が「今のままでよい」と認めています。「ひとり暮らしの高齢者や心身障害者を助けるボランティア活動」,「あいさつ運動のような住民のコミュニケーションを図る活動」,「子どもの健全な育成を図る活動」については,32%から25%の方が「もっと活発」にして欲しいと思っています。「公民館における学習会や教室」,「趣味や娯楽の講座」については,36%前後の方が「分からない」と答えていて,学習活動に対する認知度は伸び悩んでいます。

〜団体やグループなどへの加入〜
 町民の皆さんは,どのような活動をしようとして自分で選んでいるのでしょうか? 団体への加入状況をみてみます。
 町内の団体やグループ,サークルへの加入率は22.6%で,平成12年調査の31.5%に比べて約9ポイント減少しています。生涯学習・社会活動への意欲がかなり低下してきました。団体等に加入している割合を性別にみると,男性が17.5%,女性が26.0%であり,女性の方が高くなっています。「子ども会育成会」,「PTA],「文化協会・趣味のサークル」などの加入が男性より多くなっています。一方で,男性が多いのは,「体育協会・スポーツ・レクリエーションのサークル」と「その他町内の団体・グループ」です。
【社会教育委員の会】

《平成23年6月号》

〜休日の自由時間〜
 自由になる時間が生涯学習に当てられると考えて,休日の自由時間を見てみます。「9時間以上」が29%,「7時間から9時間」が11%,「5時間から7時間」が16%,「3時間から5時間」が21%,「1時間から3時間」が16%,「1時間未満」が4%です。休日であっても,自由になる時間はさまざまであって,皆同じではないことが分かります。女性については,「5時間未満」の割合が男性より高くなっており,育児や家事などに忙しく自分の時間が持てていないことが推察されます。
 平成12年調査と比べると,「3時間以上」について3ポイント減少していますが,全体の傾向はほぼ同じでした。

〜自由時間の過ごし方〜
 自由な時間がどの程度生涯学習に振り向けられているかを知るために,自由な時間の過ごし方を見てみます。平日は「新聞や雑誌を読む・テレビを見る」が72%と圧倒的に多くなっています。休日も「新聞や雑誌を読む・テレビを見る」が43%と最も多くなっていますが,割合は平日に比べて29ポイント低くなっています。「趣味や娯楽を楽しむ(読書・ゲーム・音楽・ドライブ等)」が40%,「家族の団らんを楽しむ」が32%と,平日の割合より高くなっています。休日に,男性は「スポーツを楽しむ・身体を鍛える」の割合が,女性では「家族の団らんを楽しむ」の割合が高くなっています。
 休日に「休養する」が23%と男女同じ程度でしたが,年齢別で見ると40歳代より若い人が多くなっています。一方「何となく過ごす」が全体では13%ですが,男女とも50歳代以上で多くなっています。
【社会教育委員の会】

《平成23年7月号》

〜学習している内容〜
 現在生涯学習を行っている人は52%で,この10年間で24ポイント減少しています。それでも,平成20年度の内閣府による全国調査と比較すると,○○町の方が5ポイント多くなっています。
 行われている学習の内容については,スポーツが15%,趣味が13%,鑑賞が12%,レクリエーションが10%となっています。一方で,より学習の要素が強いと考えられる分野であるパソコンなどの技術は6%,生活技術は6%,創作は5%,教養が4%,教育が4%,まちづくり知識は3%などと一段低い割合になっています。ただ,割合は1桁ですが,町人口に当てはめると実人数としては少ないとは言えません。

〜学習したい内容〜
 これまで生涯学習をしていて今後もしてみたいと思う割合は47%で,引き続いて行う人がほとんどです。これまでしてこなかったが今後はしてみたいと思う割合は27%で,学習への関心が失われているわけではないことが分かります。今後もしてみたいと思う人は75%で,全国調査に比べると○○町の方が4ポイント多くなっています。
 今後してみたい学習の内容は,現在行っている内容で多かったスポーツ,趣味,鑑賞,レクリエーションの割合が18%以上と多くなっています。ところが,料理や日曜大工などの生活技術,絵画や音楽・俳句などの創作,パソコンや語学などの職業上技術の割合がいずれも17%と相対的に見て多くなっています。今後の学習内容としての希望が高いと思われます。この学習需要に応える環境の整備が求められています。
【社会教育委員の会】

《平成23年8月号》

〜学習のきっかけ〜
 生涯学習を行うようになったきっかけは,知人・友人に誘われてが50%で最も多くなっています。学んでいる人はその学習の楽しさを実体験として語ることができるので,新しい人も興味や関心を持つことができるものと思われます。また,友人であれば,分からないことがあっても気軽に尋ねることができるという安心感があります。新聞・雑誌をみて,インターネットで見てが共に15%で続いています。具体的な学習の課題を予め持っているのではなく,たまたま見聞きしている情報の中に関心を引く学習が見付かったということでしょう。○○町の広報紙をみてが10%であり,学習情報の充実が望まれます。
 性別でみると,知人・友人に誘われて,新聞・雑誌をみては,男性が多く,女性はチラシやポスター等をみてが多くなっています。年代別で特徴が現れるのは,中高年が○○町の広報紙をみてが多く,若い年齢でインターネットでみてが多くなっています。

〜学習を行わない理由〜
 生涯学習を行っていない理由は,仕事が忙しくて時間がないが38%で最も多くなっています。学習はまとまった時間を掛けてするものというイメージでは,時間がないということになります。短い時間でもこつこつつないでいくという学習スタイルも可能であると考えてみることもできます。
 きっかけがつかめないが34%と続いています。学習を自分で思い立って始めるということはかなり難しいことですので,サンレイクかすやや○○フォーラム,自治公民館における学習の雰囲気作りが求められます。また,必要な情報が入手できないが15%と少なくありません。この点については,従来の学習情報が日時・場所に限定されており,内容が分かるようにはなっていないという反省が必要です。
【社会教育委員の会】

《平成23年9月号》

〜学習の方法〜
 生涯学習を行っている主な方法を2つまで選んでもらいました。「職場や地域などのサークル」が31%と最も多く,次いで「パソコンやインターネットなど」(23%),「テレビ,ラジオなど」(20%)の情報機器を活用した独学の活動が2割程度で続いています。情報を受け取る形での学びは一方通行であり,内容を深化させることは難しいかもしれません。
  「民営のカルチャーセンターやスポーツクラブ」(14%),「個人レッスン,小規模な教室」(13%)のような積極的に学ぶ意志を必要とする方法は1割台でした。一方で,「町や区が行う講座や研修会」(13%)を学習方法としている人も1割ほどおられました。自治公民館学級を充実させていくことが期待されます。
 性別にみると,女性は「個人レッスンを受けたり,小規模な教室」の割合が,男性は「職場や地域などのサークル」や「パソコンやインターネットなど」の割合がそれぞれ高くなっており,学習方法の違いが現れています。年代別では,「パソコンやインターネットなど」が20歳代で5割近くです。「町や区が行う講座や研修会」は高齢層での利用が多くなっています。

〜希望する方法〜
 今後生涯学習を行いたい方法を2つまで選んでもらいました。「町や区が行う講座や研修会」が48%と圧倒的に多くなっています。次いで「民営のカルチャーセンターやスポーツクラブ」が22%,「職場や地域などのサークル」が21%となっています。「パソコンやインターネット」は13%と低くなっています。独学では長続きしにくいとか,受け身では物足りないといったことがあるのかもしれません。
 生涯学習をしていない人の方が「町や区が行う講座や研修会」のような公的機関による学習の方法を求めています。
【社会教育委員の会】

《平成23年10月号》

〜学習成果の活用〜
 生涯学習とは,学校教育や社会教育などによる学習だけではなく,自ら進んで行う学習やスポーツ・文化活動,ボランティア活動,趣味などによるさまざまな学習活動のことをいいます。その生涯学習で身につけた知識や技能を地域活動やボランティア活動などを通して地域の人たちのために「活かしたい人」は8%で,「機会があれば活かしたい人」は37%です。平成12年度の調査では,活かしたいと機会があれば活かしたいを合わせた活かしたい意向の人は63%でしたので,今回の調査では18ポイントも低くなっています。一方で,「わからない」という人は44%となっています。町民がお互いに学び合える学習システムである「人材派遣事業」の周知と拡充を図り,学習成果を活かす可能性を見つけてもらうようにすることが求められています。
 生涯学習の経験別で見ると,活かしたい意向の人は,現在生涯学習を行っている人が56%であり,何もしていない人に比べて24ポイントも高くなっています。

〜活用したい分野〜
 学習の成果を活かしたい意向の人がどのような地域活動やボランティア活動の支援や指導に参加してみたいかをみると,「趣味のための学習活動」が30%と最も多く,「子育て・育児を支援する活動」が27%,「地域での奉仕活動の支援」が25%と続いています。
 性別に見ると,女性は「子育て・育児を支援する活動」,男性は「地域での伝統行事やスポーツの指導」,「放課後における学校施設を利用した学習指導やスポーツ・文化活動」,「地域での奉仕活動の支援」の分野が多くなっています。
【社会教育委員の会】

《平成23年11月号》

〜希望する学習支援〜
 今後生涯学習を進めていく上で,行政に望むことは「誰でも気軽に参加できる初歩的な内容の学級や講座を増やす」が,52%で圧倒的に高くなっています。「施設の利用時間や曜日の拡大,利用状況の情報提供等施設のサービスを充実する」は23%,「質の高い内容の学級や講座を段階的に増やす」は15%,「生涯学習の講座や参加方法などの情報を一元化して得やすくする」は13%と続いています。
 平成12年度調査と比べると順位については大きな変化が見られませんが,「質の高い内容の学級や講座を段階的に増やす」がやや高くなっています。この項は,生涯学習を行っている人の割合も高くなっています。単年度開催の繰り返しではなく,学校のような学年進行できる形式の学習機会を設けることも考えられべきです。
 性別に見ると,女性は「誰でも気軽に参加できる初歩的な内容の学級や講座を増やす」「公共施設(公民館)などに託児サービスを設ける」などが男性よりも要望が高くなっています。

〜施設の利用状況〜
 「かすやドーム」は,65%の人が「町や区の行事以外で利用したことがない」と答えています。その理由は,「機会がない」が29%,「忙しくて時間がない」が26%,「何ができるか分からない」が18%です。
 「○○フォーラム」は,38%の人が「利用している」と答えています。女性の30歳代では3人に2人,生涯学習を行っている人では2人の1人の割合で,利用率が高くなっています。
 「サンレイクかすや」は,20%の人が「利用している」と答えています。性別では,「利用している」割合は男性が14%,女性が23%です。生涯学習を行っている人の利用率は29%であり,頻繁に利用されている状況ではないようです。
【社会教育委員の会】

《平成23年12月号》

 平成22年度に実施した生涯学習に関する住民意識調査の結果をお知らせしています。

〜参加しやすい曜日〜
 生涯学習をしてみたい人が参加しやすい曜日としてあげたのは,「いつでもよい」が26%,「土曜日」が25%,「日曜日」が23%でした。平成12年度調査と比べると,「日曜日」が4ポイント減って「いつでもよい」が5ポイント増えています。性別で見ると,男性は「日曜日」が31%,女性は「平日」が23%と高くなって,違いが現れています。「いつでもよい」は,男性では60歳以上,女性では40歳以上で多くなっています。

〜参加しやすい時間帯〜
 参加しやすい時間帯については,「午前(8時〜12時)」が37%と最も多く,次いで「午後(12時〜18時)」が26%でした。平成12年調査と比べてみると,午後以降の時間帯が減少し,午前が増えています。性別・年齢別では,「午前」は男性の20歳代以上と女性の30歳代から60歳代で多くなっています。女性の40歳代では「夜間(18時〜22時)」が32%と他の年代に比べて高くなっています。

〜参加しやすい回数〜
 参加しやすい回数は,男女ともに「月2回」が4割で最も多く,「月3回」や「毎週1回」など頻度が高いものは,女性の方が多くなっています。

 働いている忙しい人については,「土曜日,日曜日」の「午前」から「夜間」で,「月2回」という開催が望まれているようです。働いていない人については,「平日」や「いつでもよい」の「午前」で,「月2回」「毎週1回」が多くなっています。
【社会教育委員の会】

《平成24年01月号》

〜あけましておめでとうございます。〜
 年頭に皆様が心に刻まれた願いがかなえられますようにお祈りいたします。行政・各自治会・各団体では今年も生涯学習に関わる活動を進めていますので,町民の皆様にはふるって参加をしていただきますようにお願い致します。
〜参加の程度〜  町や区,団体では,皆様のためにさまざまな行事や学級を開催しています。この5年間に参加したことがある参加度と参加したことはないが知っているという認知度を見てみます。
 各自治区主催の「盆踊りや夏祭り」は参加度47%,認知度35%であり,「体育行事・文化行事」は参加度38%,認知度32%であり,共に参加度の方が高くなっています。しかし,「家庭教育学級・人権学習」は参加度14%,認知度25%と激減し,知らない割合が51%に達しています。出席しやすい身近な公民館の主催であっても,学習に対する取組は消極的となっています。
 ○○町主催の「町民運動会」は参加度34%,認知度46%であり,「文化祭」は参加度18%,認知度49%です。知っている人が多いのですが、参加意欲が今ひとつ盛り上がっていかないようです。一方,「生涯学習研修会・三本大会」が参加度7%,認知度18%であり,「人権を尊重する町民の集いや人権同和問題啓発大会」は参加度11%,認知度26%であり,かなり低くなっています。回覧等で町民に案内されていますが,半数以上の人が知らないというのは,関心を高める工夫や町民の要望を取り入れる工夫が求められます。

【社会教育委員の会】

《平成24年02月号》

〜生涯学習をしたい理由〜
 生涯学習をしてみたい方に,その理由を尋ねました。「趣味を豊かにして生活に生きがいや張りをもつため」が全体で51%であり,男性は55%,女性は49%とそれぞれで圧倒的に多くなっています。以下「自分自身の健康・体力づくりのため」が20%,「学習を通じて教養を高めるため」が16%,「自由時間を有効に活用するため」,「老後の人生を有意義にするため」が共に14%,「他の人との親睦を深めたり友人を得るため」が13%となっています。1,2位の順位については,全国調査と同じでした。
 性別に見ると,男性は「他の人との親睦を深めたり友人を得るため」,「自分自身の健康・体力づくり」が多くなっています。一方で,女性は「学習を通じ教養を高めるため」,「家庭生活に必要な知識・技術を得るため」,「老後の人生を有意義にするため」の割合が高くなっています。  性・年齢別に見ると,男女ともどの年代も,「趣味を豊かにして生活に生きがいや張りを持つため」が高くなっています。「自分自身の健康・体力づくりのため」,「自由時間を有効に活用するため」,「老後の人生を有意義にするため」は男女とも年齢が高い層で多く,「学習を通じ教養を高めるため」は年齢が低い層で多くなっており,年代らしい理由が現れています。
 昨年の世相を表す漢字「絆」に対する願いとつながる「他の人との親睦を深めたり友人を得るため」は,男女ともに各年代で1割前後の割合になっていました。特に男性の70歳以上で35%と突出しています。生涯学習はその内容が大切ですが,学習をする場が人との出会いの場でもあることが期待されています。一人で学ぶのでなく,共に学び合うという形が活かされる生涯学習を用意した方がよいようです。
【社会教育委員の会】

《平成24年03月号》

 生涯学習調査結果をご報告してきた最終回として,各調査項目の最も多い割合の選択肢を体現している町民の姿を描き出しておきます。
〜見えてくる町民の姿〜
 平日の自由時間は「1〜3時間」ですが,休日では「9時間以上」あります。「新聞や雑誌を読んだりテレビを見たり」して過ごします。生涯学習に参加しやすい時間帯は「午前」で,回数は「月2回」です。「生涯学習という言葉を聞いたことはありますが,内容はよく分かりません」。それでも,生涯学習をしてみようと思った理由は,「趣味を豊かにし,生活に生きがいや張りを持つため」です。はじめたきっかけは,「知人・友人に誘われた」からです。生涯学習として行っていることは,「職場や地域・友人などのサークルで,テニス,ジョギング,水泳,登山などのスポーツ」です。「仕事が忙しくて時間が無い」とやめることになりますが,これからも同じように「スポーツ関係のこと」を続けてみたいと思っています。
 今後生涯学習を行う方法として,「町や区が行う講座や研修会など」を希望します。そこで,「町が行う講座・イベント等の情報」を「生涯学習のガイドブックや情報誌」によって入手しています。○○町が今後生涯学習を進めていく上で力を入れて欲しいことは,「誰でも気軽に参加できる初歩的な内容の学級や講座を増やすこと」だと思います。
 学んだり習ったりして身につけた知識や技能などを,地域活動やボランティア活動などを通して地域の人たちのために活かしたいかどうか「分かりません」。近所づきあいが「会えばあいさつ程度をする」状況では,活かす必要性が感じられません。活用するとすれば,「趣味のための学習活動に関する指導,助言などの活動」になるでしょう。
 各区主催の盆踊り大会や夏祭りは「参加したことがあり」ますが,公民館での家庭教育学級・人権学習などは「知りません」。○○フォーラムやサンレイク,かすやドームの学級やサークルは「知ってはいますが参加したことはありません」。
【社会教育委員の会】

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 90頁ほどの報告書を12回とはいえ,短い囲み記事としてまとめるのは,かなり苦労をしました。一気に書き上げてしまえば良かったのかもしれませんが,毎月ごとに書き上げていたので,重複しないようにするのに気を遣いました。とはいえ,何とか12回の中に納めることができました。ほっとしています。
 ところで,次年度はどうするか,会議の中で協議しました。そろそろ,手を離して任せてもいいだろうということと,町の再発見という活動をしていることと広報をリンクすることを提案して,なんとかその方向で進める了解を得ました。自治区関係者からの寄稿という形で,12回の発表枠を使ってもらうようにしました。したがって,このシリーズの記事は,今回で終わることになります。
 今後は,メモという本来の形で,断片的な紹介をして参ります。
(2012年01月21日)