よりぬき 電鉄G’sMagazine

「旅」の巻

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旅行記中心です。旅先での奇妙なこととか。


各記事タイトル前の■は、外部からのリンク用アンカーです。
タイトル 掲載年月日
〆□ンブックス全店訪問達成 2004/08/10
外を歩けばネタに当たる 2004/10/19
神岡鉄道降り潰し(その1) 2004/11/16
神岡鉄道降り潰し(その2) 2004/11/17
神岡鉄道降り潰し(その3) 2004/11/18
神岡鉄道降り潰し(その後) 2004/11/18
旅日記(九越フェリー) 2004/11/20
旅日記(ニューれいんぼうべる) 2004/11/21
旅日記(博多上陸) 2004/11/21
旅日記(三角から島原) 2004/11/30
C67-1の記(その1) 2005/01/05
C67-1の記(その2) 2005/01/06
16年冬季の18きっぷ使い切り 2005/01/17
岐阜駅前 2005/02/06
名鉄空港特急 2005/02/06
中部国際空港駅 2005/02/06
テクノスーパーライナー「希望」に乗ってきた 2005/07/14
旅日記(ぶらり奥羽本線) 2005/08/23
常磐新線に乗る 2005/08/30
常磐新線を降りる 2005/08/30
キングオブ一般道路線バス 2005/09/17

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C67-1の記(その1)

えー、第67回コミックマーケットの1日目の行動録です。

私の棲息地は日本海側でして、例年ですと12月29日あたりは雪が積もってたりするのです。
しかし暖冬傾向というか、当日は全くの無雪。家を出た時点では道は乾き、暗かったのでよく見えなかったが雲も出ていなかったのではないかと。
これは大変ありがたい。というのは、冬に東京(とか太平洋側)へ行くとき、家からは傘を差したり防寒具を装備するのだが、目的地へ着くと快晴だったりしてそんなものは場違いな、余計な荷物でしかなくなるのである。
てことで折りたたみ傘(冬の気象に折りたたみ傘では強度、大きさとも不十分なのだが、上記の理由で止むを得ない)はカバンに入れっ放しで済んだ。靴も対雪用でないスニーカーでも難なく駅へ到達できた。いやぁよかったよかったと、国境の長いトンネルを抜けるまでは。

越後湯沢は雪の深いところである。さすがにこの辺は積もっているが、今年は明らかに少ない。
暖冬かなぁ〜、と思っているうちに群馬県に入った。まぁ、上毛高原あたりも雪は少々積もるよねぇ。
そのうち青空が、と踏んでいたが高崎では雨。ありゃあ、太平洋側は雨模様か?<天気予報見て出て来いよ
大宮を過ぎて、雨は止む気配が無い。つか、雪!雪に変わった!オイオイ、耐寒対雪装備を解除して暖地仕様で出撃してきてるんだよ俺は。まぁこの程度、「雪になった」くらいで「雪降った」とは言わないのだが、ちょっと気分が凹んだ。浅草から水上バスでビッグサイトに向かうつもりだったが、そんな気分にならない。しかたがないので、JR・京浜東北線の南行で浜松町へ。

っと、「ゆりかもめ」のパスネット、「かもめカード」コミケ仕様を購入しなければ。ということで新橋で下車。……「エレメンタルジェレイド」柄1種類以外は完売だった。

浜松町からモノレールに乗車。……の前に「モノレール便利帳」という”萌えるチラシ”を捕獲。ふむふむ、ネコミミ娘の愛称募集とな?
で、ホームに上がると、ネコミミ編成キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!(写真無くてすいません)
天王洲アイルで下車、2つあるカバンの1つをコインロッカーに預ける。そしてTWR・りんかい線で国際展示場駅へ。天候は雪、時刻は11時半頃。

1年ぶりのコミケである。手にしているカバンの中にはコスチューム夢を詰めてきている。いざ逝かん、西館屋上へ!

(その2)↓に続く。

2005/01/05

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C67-1の記(その2)

(その1)↑からの続き。

さて、国際展示場駅前から行列が出来ているが、もう11時半にもなっているので流れている。とはいえ、悟りWikiの顔合わせが12時西館屋上の予定で少々遅れ気味。

西館サークルスペースへは、屋上〜企業スペース〜での移動とされているらしいので激混み。
屋上に上がると……さすがにこの天候、コスプレ広場はガラ空き。へぇ〜、ここってこんなに広かったんだ(爆)
雪が少々小降りになって、外に出ているレイヤーさんもいる。さて、DoCoMoアンテナ車前はっと・・・誰もいねぇ(笑)
ま、そりゃそうだろうよ。つか、何ですか、あの行列は!企業スペースからハミ出た、Oーガストブースの購入列ですか!?
10分ほど様子を見たが、それらしき人も現れない。吹雪いたりはしないだろうが衣装は濡らしたくないし、着替えるのはやめて、巡回に徹することにする。屋内に入りたい。

……ナニ、1日目は吹雪で大変だった?あー、あの程度で吹雪と言っちゃいけません。吹雪ってのは、まぁあれだ、台風のTV中継を思い浮かべて見ねぇ。で、雨が雪に置き換わったと思いねぇ。
視界ゼロ、目も開けられない、息も出来ない、体の半分に雪がこびりついて真っ白になるんです!傘なんか開けません。雪国と言われる地域には、そういう現象が時々発生するんです。
本当の吹雪にコミケが襲われたら、多分、死屍累々ですよ?

閑話休題。
企業スペース……ひどい混雑。酷過ぎる。企業スペースに用の無い人も通過させられるってのは問題大アリ。歩くことすらままならないので、廻る気が失せた。1階に降りて、テケトーに巡回。
前述した集まりでは着替えて13時に集合の予定。13時に屋上に行ってみたが、やっぱり誰もいない。んー、この空き地に、あの行列集団……着替えて来てたら晒し者だよぉ(((( ;゜Д゜))))ガクガクブルブル。着替えなくてよかった(ぉ。ちぅことで東館に逃走。
特に要チェックなところはなく、流して足の止まったところで購入が数件。

16時に撤収。埼京線新宿で信号故障、りんかい線少々混乱。ま、あたしゃ品川シーサイド駅近くで宿泊なので大したことはなかったが。
ホテルに荷物を置き、アキバに繰り出す。某メイド居酒屋で宴会、その後カラオケ。
   :
京浜東北線、大井町でりんかい線に乗り換え、23時半。未だに昼の影響を引きずっている。1本間引かれ、30分も待たされて乗ったのが新木場行き最終。ホテルに帰ったら日付が変わったよ。(´Д`)

2日目に続く

2005/01/06

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16年冬季の18きっぷ使い切り

急に東京へ行かねばならなくなった。
今期の青春18きっぷ使用期間最後の週末、残り1回の18きっぷが手元にあったが、予定を変更せざるを得なくなってしまった。
当初の計画通りは費用的に困難で、かと言って未使用のコマを残してしまうのももったいない……

そんなこんなで、まずは往路。特急を利用せざるを得ない。
新幹線、200系キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!
リニューアル編成じゃない、アイボリーに緑色の帯。先頭車は100系タイプだったが、座席は3人掛けが集団離反固定、偽リクライニングシートの、オリジナルに近い形態。
いいねぇ。これはかなり久しぶりだ。一般的には評判の芳しくない旧タイプだが、ダブルデッカーの圧迫感はいわずもがな、取替え後の座席も窮屈な感じで個人的には好きでない。背もたれは倒すとかえって腰や尻に負担がかかるので、偽リクライニングでも全然OK。むしろこっちがゆったりできる気がする。
そういやすれ違う車両も原色200系が多い気がするが……いったい何編成残っていたっけ?
新潟県中越地震の影響による運用の変化だろうか。

(中略)
1晩明けて、18きっぷの消費ということで1日かけて東海道本線を進むことにした。
(都合によりさらに中略(^^;;;)
東京駅、10時半。今期から18きっぷでの普通列車自由席グリーン車利用が解禁されたので、ホームでグリーン券を購入。熱海まで……¥750?ぐぁ、土休日はホリデー料金で安くなることに気が付いていなかった。
さて、G車はダブルデッカーと平屋の2種類がある。いまさらダブルデッカーは高崎・宇都宮方面へも連結されるほどなので珍しくなく、むしろ平屋のサロ110が稀少性が出てきているのでこちらに乗車する。
……先月、高崎線で「鉄」満載だった苦い思い出もあるので、空いてそうな方がいい。

サロ110車内

国鉄チックな車内・座席は、現在では特急の普通車よりも劣る偽リクライニング。ダブルデッカーでは座席下に空間を取ってあるので足が伸ばせるが、こちらはヒーターカバーで足がつかえる。窓も開閉可能なタイプ、ガタツキやスキマ風の可能性ありてことで、こちらに乗ってくる人はド素人か、相当のマニアです(爆)

東京発車時、ガラガラ。新橋、品川で若干積むが乗客は10人程度。
車内改札検札で、老夫婦が席を立った。車掌が「普通車はこの後ろ」など言っていたので、グリーン車ということを理解していなかったかもしれない。どこまで行かれるか知りませんが、若干の上積みでこのまま座っていかれた方が……と余計な心配。
若干の入れ替わりがあったが、熱海までほとんどガラガラのまま。荷物を隣の席に置き雑誌を広げ、お茶など飲みながら、ちょっと優雅な移動であった。東京−熱海、特急料金を払う気にはならないが、グリーン料金は決して高価ではないと思う。
熱海からは113系、3両(4両だったか?)編成。座れはしたが窮屈なボックスシートに、荷物は膝の上。入れ替わりはあったがゆったりはできないまま静岡へ。
天候はずっと雨。そういや、昼の東海道本線を走り抜けるのは何年ぶりだろうか。夜なら昨年でも数回通っているけど(笑)。どっちかといえば乗り飽きている方ではあるが、廃線跡など、見落としていた”発見”もあってなかなか楽しめた。

静岡で小休止。ていうか、とある目的があったのだがここでは省略(笑)
時計は14時をまわっており、食いっぱぐれていた昼食を調達。「元祖鯛飯」¥510。ラッチ内での駅弁販売が見つからず、再出入場(-_-;
まっすぐ進んで帰宅しても大して到着時刻は変わらないので、降り潰しもやってみる。
まずは天竜川。これといって面白そうなものはなく、雨なので駅舎写真を撮るのみ。

次いで新居町。表口(南口?)から出てみるが……無人?!不正乗車取締装置自動改札機もない。土曜の16時だが、窓口営業の時間帯から外れているようである。キオスクは営業しており、「しずおか遠州灘天然とらふぐせんべい」¥530というのがぶら下がっていたので買い求めてみた。まぁ、フグの粉末が混ぜてあるという揚せんべいだが。「うなぎパイ」よりはよかろう<何が?
裏口、というか反対側には競艇場がありそちらにも改札口があるので行ってみた。こちらがはるかに立派である(笑)。競艇開催日で、出札口、改札ラッチともに駅員が詰めているし、通路も広い。
しかし、雨なので散策することもなく退散。

次、二川。確か画数が2番目に少ない駅名だったと記憶しているが。
かつての宿場町で、駅からちょっと離れているが本陣が復元されていたり、近くに公園など、散策するところはいくつかありそうである。が、雨。陽も暮れてきたし、何よりも10分あとのに乗らないと莫大な特急料金&運賃が必要になるので、後ろ髪引かれる思いで撤収。
件数稼ぎで降りてみたところ、意外と面白そうなものがあって時間が取れないことに後悔することがままある。今回も。単に事前の準備が悪いだけだが。
時間取って再訪したいなということで、メモメモ。

あとは帰路まっしぐら。
しかし、、豊橋からの快速、「米原」の方向幕を出しておいて大垣で切り離しとはどういうことだ!
ウトウトしながら「後ろ4両は大垣止まり」という放送も耳に入ったが、号車表示もないし乗ってからではわからんではないか。117系では車内移動もできないし。方向幕見てから乗ったってのに。

2005/01/17

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岐阜駅前

先週のお出かけ時の写真。
名鉄の「新岐阜」改め「名鉄岐阜」駅方面からJRの岐阜駅方向へ。

岐阜駅前のレール痕

写真の右側からレールが伸びているが、交差点のところでアスファルトに埋められている。
本来は90度右に曲がって、JRの線路と同じ方向を向いて「岐阜駅前」停留場に入るところ。
架線も撤去されている。

以前から名鉄の路面電車、岐阜市内線はJRに近い(といっても乗り換えは全然便利ではなかったが)「岐阜駅前」まで行かず名鉄駅近くの「新岐阜駅前」で折り返す本数が多かった。また、「道路事情により新岐阜駅止まりの場合があります」などと、乗り潰しをする人にとってはある意味、鬼門の区間でもあった。
そして、駅前再開発工事などの関係で平成15年12月1日から岐阜駅前−新岐阜駅前の区間が休止となった。実際の運行状況はもとより物理的に運転不能となった時期も知らないが、平成17年4月1日をもって岐阜の軌道関連区間(岐阜市内線、揖斐[いび]線、田神[たがみ]線、美濃町[みのまち]線)が廃止されるため、復活の望みがない“事実上の廃線区間”でもある。
(新たな経営体での存続を図る動きもあるようだが、時期的にも、相当困難な情勢)

名鉄としては(行政から虐げられてきた経緯もあるようで)早々に廃止したい区間であり、平成17年1月29日発行の「名鉄時刻表 Vol.20」において、新岐阜→名鉄岐阜(ほかに新名古屋→名鉄名古屋など)の駅名変更と同じページ(「ダイヤ改正のご案内・インフォメーション」内)に3月31日限りの営業である旨案内されている。

なお、岐阜市内線の「新岐阜駅前」は廃止間近のためか、改称はされていない。

↓続く。

2005/02/06

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名鉄空港特急

中部国際空港への鉄道線の一般旅客営業が始まったので、初日に早速乗り潰してきた。
工事関係者などの輸送で既に“開業”はしていたのだが、一般開放ということで初日乗り認定して下さい(笑)

9時過ぎにJRで岐阜に到着。徒歩で名鉄岐阜駅へ。
ダイアは全く調べていなかったのだが(ぉぃ、頃合い良く9:35発の中部国際空港行きの快速特急があったので、それにすることにした。全車特別車両なので特別車両券(ミューチケット)が必要なうえに展望席はないのだが、空港直通の特急(若しくは快特)に乗る機会など今後まずないだろうから、奮発した。
新刊の名鉄時刻表も購入して、新車の「ミュースカイ」、2000系に乗り込む。
ホームでの撮影組も乗客も、少な目でいささか拍子抜け。さすがに一番列車ではないし、窓際に座れたのでこれでいいのだが。

テーブルの上

乗り心地は最新鋭の車両らしく、すこぶる良い。カーブで車体傾斜装置も効いているようで(知らなければ気付かないくらいだが)、揺れが少ない。
ちなみに車体傾斜装置とは、台車の空気バネによってわずかに車体を傾ける機構のことで、JR北海道の261系気動車と同様のしくみ。振り子式ではない。

さて、こちらの写真
危険です、お下がり下さい

時速120キロで、頭端式ホームに突入……なわきゃない(^^;;;
各車両客室内、出入口の上部に各種案内が流されるディスプレイが設置されている。そして、名鉄のトレードマーク、前面展望とスピードメーターという伝統が受け継がれているのである。
……のだが。
スピードメーターはいいとして、前面展望。運転台のカメラの画像を流すとの触れ込みだったが、リアルタイムの走行風景ではなく 静 止 画 像 なのである。
しかも、折り返し前の名鉄岐阜に到着する場面。
ひょっとすると、単にモニターの操作方法に慣れていなかっただけなのかもしれないが。
これは一発ネタになるか? とカメラを向ける自分もどうよ?(爆)

神宮前を過ぎると、「快速特急」は終点の中部国際空港までノンストップ。
……「高速特急」って案はなかったのかなぁ(笑)
乗車率は半分ほど。常滑を過ぎると、高架橋で川を渡るような感じで空港島へ。
高架橋のできる前の常滑駅を訪れたことがあるが、当時の面影を感じることはできなかった。

空港駅の様子は次記事↓にて。

2005/02/06

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中部国際空港駅

↑からの続き。

「セントレア」などという、意味不明な和製英語を掲げるのはやめて下さい。
それも外国との接点にとは、日本人の国際感覚が疑われると思います。
市町村名に使用するなどもってのほか。日本の恥です。
せめて、「銭取れや」「遷都しヤ」のように表記して下さい。

……ちょっと毒を吐いてから、駅の様子など見てみましょう。

まずは、乗車した列車を降りたところ。
ホームに黒山の人だかり

ブラスバンドの演奏が流れていたが、式典の開催時間はわからず、11時を過ぎてもくす玉は割られなかった。

改札口を出たところ。
改札口前

なお、前の記事↑で写っている乗車券・ミューチケット、初日の日付だし手元に残したいなと、出場の際に有人通路で「記念にもらえませんか?」と頼んでみたが、「規則上、持ち帰りはできないことになっています」と笑顔かつ事務的にニベもなく却下、回収されてしまった。

空港は2月17日開港だが、通路など一部見学できるようになっていた。
……こんなモノを見つけると、つい撮ってしまう。
離陸時刻表

   :
建物を出ると「高速船のりば」という表示と通路があったが、警備員を配置してまでの「立入禁止」。未就航なのだろう。
飛行機に乗る用事は(多分)無いだろうが、もう一度来ることになるか?(苦笑)

再びホーム、「りんくう常滑」駅方向。
ホームから

りんくう常滑駅に下車してみた。
りんくう常滑駅舎

不正乗車取締装置自動改札機や券売機は稼動しているが、駅舎には柵(工事現場とかでよく見るポール式)がある。やろうと思えば簡単にまたげるが、一応立ち入り禁止で駅前広場には出られない。
出たところで何もないが。

2005/02/06

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