日帰り ブタペスト   2008.09



ドナウ川を挟んで左丘稜部が「ブタ地区」 平野部が「ペスト」地区 両地区を結ぶ「鎖橋」

ハンガリーとオーストリアは、元はと言えば同じハプスブルグ家の領土ですが共産圏に在って、つい先ごろまで
ドンパチ内戦があったブタペストはその名残がまだあちこちに残っていますが、EUに加盟しユーロ圏に入る事
で急激に発展しています。   平和は、働く人たちを生き生きとさせ、日本復興期の元気を思い出させます。

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独立戦争の記念碑と高射砲
壁に残る戦争の痕跡
--- 左写真は重厚なブタブタペスト東駅の正面玄関です。
オーストリアのウィーンから一日5〜6往復の急行
が出ています。  
スイスのチューリッヒからウイーンを経てブタペスト
東駅まで運行されていますが、これが結構要注意
 なぜかと申しますと、ウイーンから行く場合は終点が
ブタペスト東駅なので間違いありませんが、逆方向
になる帰り道が問題です。
 それというのも、下のウイーン駅停車中の写真を
見て頂くと分りますが、ホームにほとんどと言うか
何処にもウイーンの駅名表示が見当たらないので
す。   ヨーロッパの行き止まり型.の中央駅には
こうした事が良く在ります。

 線路が終わる先端側の車両に居れば、割りに分
りますが、後方車両では ウトウトしたりしてすると
気が付かず発車してしまうことがあります。
 発車のベルも放送もほとんど無いから要注意です
 この路線は、ハンガリーの旧型
車両が使われていました。
 念のために一等の切符を買い
ましたがどの時間も空き空きで
二等でもゆっくり座れます。
 食堂車が付いておりハンガリー
のコックとサービス係りが乗って
いました。
 ハンガリーの地ビールなどは大
変お安く、食堂車で時間つぶしが
得策です。
時間帯によりますが所要時間は
約三時間弱です。  単線区間も
あり、あまり正確には走りません。

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列車が居なければ美術館のような重厚さです。 駅に
降り立った時には、ウイーンに比べると身構えるような
雰囲気があります。  物売りや住所不定の輩みたい
なのが居るからでしょうか?
過去の戦争で町中が破壊され、この鎖橋も原型を
とどめぬほどになった写真を見ましたが、完璧なまでに
修復されています。  ドイツの場合もそうですが西欧
では何度でも元に戻す努力をするのですね。
観光の場所以外は、現地語以外あまり通じませんので観光遊覧はこうした乗り合い遊覧バス
がおすすめです。    確か三社ほどが運行していましたが予約無しで乗ることが出来ます。
日の丸マークのあるバスには日本語の解説がイヤホーン越しに聞こえます。  やはり母国語
を聴くと安心です。   乗り降り自由ですから見たいところ、食事休憩など自由に取れますよ。
ブタペストはライトアップの夜景を見なくては行く意味が無いとの話も聞きましたが、どうしてどう
して十分昼間でも堪能できますよ!

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地下鉄はロシア並みに大変深く走り防空壕を兼ねてい
る、などと聞いたことがありますが本当でしょうか。
エスカレーターは日本のスピードとは全く違い早いです
から、慣れるまでは気をつけないと危ないです。
旧市内は、歴史がありますから見ごたえがあります。 
 ゴミ箱も完備し清掃車が活動していました。
少なくとも中心部は西欧先進国を見習っています。治安
もとやかく書いてありますが普通の場所は問題なしです



ドナウ川岸の国会議事堂は御覧の通り。  どんなに戦火をくぐってもヨーロッパでは元の通りに
修復するのですから大した物です。  あの鎖橋だって完全に崩落したのに復元しています。

画面タッチで、全景を表示します

あれから10年、すっかり様変わりしたブタペストです

     
          漁夫の砦から眺めるブタ地区               ライトアップを待つ国会議事堂
     
          ブタ地区とペスト地区を結ぶくさり橋              ライトアップ前のくさり橋
     
         ドナウ川に映える王城の夜景             ブタペストのシンボル くさり橋
     
        これは何と読ませるの?  レストランの看板             西駅の車止め 今一の駅構内風景

夜景のブタペスト動画をご覧ください。  下の四角の中をクリックするとご覧いただけます。
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https://youtu.be/4A-oxoCMYk0 へのリンク 画面左上の←を押すと元の画面に戻ります