ウイーンとバッハウ渓谷    2008.9

オーストリアのことは観光局の公式ページに詳しく日本語で解説されています。 都市の地図・時間表
コースの組み方・宿から食べ物情報まで網羅されて居りますので、これを利用されると安心でしょう。

「ハプスブルグ家のあるところ双頭のワシのマークあり」でヨーロッパのあちらこちらで出会うのがシェーンブルン宮殿
の屋根にデント構えたこの文様です。  宮殿の中は時間に合わせてコースが組まれ、各国語の解説が付いた携帯
ホ〜ンを貸してくれます。  入場料によって見る範囲が決められ案内を聞きながら次々と部屋を巡ります。 団体は
ガイドがマイクで案内しますがあれはやめて欲しいですね。      機械の数に制限があるのでしょうが個人客の
迷惑になり、各国の皆さんが大変いやな顔をしていました。 ウイーンは本当に見るところが多いのでウイーンカード
か、24時間・72時間乗り降り自由の乗車券を購入して、地下鉄・電車・バスを活用されるのが得策です。



シュテファン寺院の広場周辺が銀座4丁目と言う所で
しょうか、地下鉄U3/U1の出口を出るとビックリ仰天
目の前がふさがれた様な大伽藍です。 右の写真が
世界一美しい図書館の内部、フラッシュをたかねば
写真を取ることが許されています。
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趣味に合わせて見るところは山のよう、歴史の蓄積に圧倒されます。  是非一度は訪れてくださいローマとは違う
芸術の都と表現するのがふさわしい街ですね。 多くの人が情報を発信していますので、私は郊外に行く事にします
ウィーンでのホテルは、Austria Trend Hotel Ananas 地下鉄4号線の駅前で足は便利ですが、あまりに大きく団体
専用と言う雰囲気で、小人数での利用はお勧めできません。 手が回らず、ホテルフロントの雰囲気もお粗末です。

バッハウ渓谷でドナウ河のクルーズです。   ウイーンから行く場合はウイーン西駅から郊外電車でメルクまで行き
駅に降りたら正面の下り坂を道なりに進み左カーブすると、右の崖上に修道院が見えてきます。 道なりに右に進む
と広い道路に出ます。     この当たりまで来ますと汽船の絵を書いた案内板が見えてきますのでホッとします。
修道院の崖下まで進むと道路の反対側ガソリンスタンド脇に、誘導看板が見えてこれで一安心 駅から20分は掛
かります。  メルクには教会もあり小さな町ですが時間をとって見るのも宜しいでしょう。

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メルクの崖の上に見える修道院、この崖を回るように
坂を下りてゆくと船着場に出ます。   乗船券は予約
なしで問題ありません。 時間通りに出航しています
から乗り遅れないようにしてください。
歴史のあるドナウの渓谷ですが、巾がありすぎ、しかも
両岸に道路があって、申し訳ないけど風情が無いです
ね。 スイスのライン川の河下りのほうが情緒もあり
私としてはシャフハウゼンからのライン下りを薦めます。
乗船すると飲み物や食事の注文を取りに来ますので、いらない時には屋上の席に逃げ込んだほうが無難!
テラス風のところや船内では、何も取らずに居座るのは相当の心臓がないと無理でしょう。 ジュースでも取って
半分飲まずに置けば良いかも知れませんよ。    私たちの船の終点(会社により変わります)はクレムスkrems
で、ここから電車の駅が遠いのです。 船着場を降りてロータリー右にだらだら坂を上り12ブロック直進した右手に
郊外電車の駅があります。  バスやタクシーも当てにならないので、歩く覚悟が必要で30分は見ておきましょう。
クレムスの駅から出る郊外電車はウイーン西駅ではなく、ウイーンFJB(フランツヨーゼフ)駅に到着しますので、
駅前の市電か少し離れた地下鉄U4を利用して中心街に出なくてはなりません。

ウイーン西駅 → メルク →遊覧船→ クレムス → ウイーンFJB  これが一番早い行程で約6時間見ましょう