2008.3                

            
- インド 宮殿ホテルの旅







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スモッグにかすむタージマハール(15年前の写真と比較してください) 輝くドーム

ピンの上にピン・ピンがあり、キリの下にまだキリがある、I T時代の平成と幕末の生活が同じ場面上に
同居している。 と 表現したらピッタリ来るように思えるが、私のインド旅行の総合印象です。
今回は「宮殿ホテルを満喫 豪華絢爛マハラジャの旅」のタイトルに誘われてのインド旅行となりました。
レンタカーを探したけれど、そんな制度がないのでビックリ。  しかし、空港を出て走り出したタクシーに
5分間乗るうちにそのナゾが解けました。   外国人に運転できる空間など危なくてなかったのです。

庶民の足はバスだが、何時来るかわからない。  そこで登場画面左の「リキシャ」と右の「オートリキシャ」
特に郊外となるとオートリキシャの乗り合いとなります。 この三輪車に10人は当たり前、数えたら最高16
人乗っていた、訂正ブル下がっていたので、もうびっくり!  車の間にヒョイヒョイと割り込んでくるのだから
危なくて見ていられない。

バスの運転席には、ほぼドアーが付いていない 隙間があれば突っ込む、オート三輪とバイク

都心部の渋滞は想像を絶する!  二車線道路に5列は大人しいほう、バックミラーと隣が20センチほどの
空間でクラクションを鳴らし続けながら突っ込むのだから、土地勘のないレンタカーなど走れるわけもない。
バックパッカーのHPは良く見かけるし本当はそのほうが楽しいのかもしれないが、今回は素直に「にわか
マハラジャの世界からご報告することにします。
  年寄りにはこちらの世界のほうが無難のようですから!

インドの名誉のためにも素晴らしい国会議事堂(左)を御覧に入れましょう。  勿論渋滞もなく素晴らしい道路を
警察官と軍隊が守っています。  かたやマハラジャ宮殿ホテルは民族衣装を着たガードマンが門を固め別世界
を演出しています。   広大な庭園と緑に囲まれたすばらしい建物があるのですが、一歩この門を出た瞬間に
何処から湧き出したのか、オートリキシャ・物売り・自称ガイド・物乞いが近寄ってきます。 格差と言うより落差と
言うほうが実感が湧くのではないでしょうか。

ジョギングコースのある敷地内、自然のままに孔雀が舞い下りる庭園 これが宮殿ホテルといわれる環境です。
デリー・ウダイプール.・ジャイプール・アグラの四都市を周りましたので、観光を交えながら「豪華ホテル」とやらを
ご案内してまいりましょう。