最もポルトガルらしい村 一位
      モンサント
    

     
     

ご覧の通り、説明いらずでしょ!  このド迫力は言葉に尽くせません。  地震の国日本から見たら信じられぬ光景です。
間違いなく、石のある所に家を建てたのでしょう、それにしても何故ここに建てたのか、すべて石と共存ですが不思議です。
 全ての家々が石に挟まれるか、寄り添うか、取り込むかして建てられているのですから目を疑います。 一軒の食堂に入り
 つぶされそうな思いをしながら、郷土料理を頂きました。  トイレの中も石の壁・倉庫も石の下を利用厨房の壁も石でした。 

   
     

何故この岩山に人が住み着いたのか聞いてみましたところ、山の頂上が古城になっていてその末裔が住みついたのが最初とか
今では過疎の村ですが世界遺産にでもなれば、これから観光で売り出すところかもしれません。  
     
     

ポルトガルで多く栽培されているコルクの木の話を聞きました。  樫の木の仲間だそうですが木を植えてから孫子の代になって
初めて収穫が行われるそうで、木を枯らさぬように上の写真の様に幹の部分から皮をはいでゆきます。  7年に一度許可が下り
るのだそうで、写真左は今年はいだばかり、数年たつと右の様に木の皮が再生して来ます。    コルクは弱いものと思い込んで
いましたが、鞄や帽子、スリッパまであるのにびっくり、革のような使い方をされるのは知りませんでした。
 
 熱心なカソリック信者が立ちくらみしそうな炎天下、願掛けの為に膝で歩いて参拝する姿にはびっくり仰天、やっている人は真剣で
すが見ている方は楽ではありません。 ここは聖母マリア様が三回も現れた聖地だそうで、信仰の力に敵うものはなさそうです。  
(ファティマの聖三位一体教会)