2009.12
フィーリップス島の南西側の斜面には至る処にこのような巣穴が見られます。 特に集中するペンギンセンター
付近は、通路以外立ち入り禁止でペンギン保護のために写真を撮ることも出来ませんが、センターを外れた処
にも、このような巣穴を数多く見ることが出来ます。 斜面を海岸に向かって駆け下りるカンガルーにも出会い
ました。 その他多くの動物が生息し自然が一杯の島です。 放し飼い動物園やコアラセンターもあり間近に
多くのオーストラリア固有の動物に触れることが出来ます。 私たちはここに二日間陣取りのんびりすることが
出来ました。 基地と成る宿泊施設は割り箸以外全て揃う良くできた一戸建All Seasons Phillip Island Eco Resort
です。 すぐ近くの町カウズ(Cowes)には、立派なスーパーがあり何でも揃いますから便利です。
(ペンギン撮影は禁止、 内緒ですが、ペンギンさんとの撮影は合成写真です)
茹で立ての海老、OGビーフ、ラムとにかく安い、我が家の粗末な朝食ですが中身は至って豪華な物、持ち込んだ醤油仕上 げの骨付きラムステーキなんて一寸した物ですぞ! 魚介類も新鮮そのものふだん食べられぬ車エビを思う存分 食べたところで安い物。 パック詰めの長粒種ご飯がどうしてどうしてコシヒカリの少し手前ほどの食味にビックリ。 お仕着せパック旅行では味わう事が出来ませんよ。 一寸冒険心を持って下さい。 この私に出来るのですから〜 |
楽しい我が家の外見は何とも安普請ですが、中身が充実しています。 ベッドルームが二つ広々としたキッチン兼用居間 があり、洗濯機に乾燥機、使い方のわからぬ食器洗浄機、オーブンレンジ・電子レンジと来れば無い物無しの至上物。 振り返ればユーカリの木に夕日が落ち、日本で見る夜空の10倍は★が輝いて見えるのです。 |
自然のカンガルーは、餌付けをしてないので、人の近寄る気配で逃げて行きます。 草を食べているのですね。 |
自然動物園にはコアラやワラビーその他多くの動物が人になれて餌をねだりますが、コアラだけは我関せずでユーカリ の葉だけをムシャムシャとやっています。 夕方になるとペンギンのお帰りを見るために多くの人がペンギンセンターに 集まってきます。 時間を色々言われましたが、本当のところ日が落ちて暗くなり始めないと海から帰ってこないのです。 帰巣するペンギンかずは数万羽と言われますからこれは見事です。 どうやって我が子とご対面するのか、なぜ海辺 から離れた丘の上に巣を作るのか、ペンギンに聞いてみたい物です。 |
左がペンギンセンターの全景です。 この浜に後から後から湧くようにペンギンが帰ってきます。 観覧席が出来ているのが 見えますが、手前山陰に枠だけ見えている方が特等席で別料金を取られます。 明るい内から海岸に人が出てきま すので、ついついつられて寒いところで(南極洋に面しているので朝晩は冷えます)まつうちに「騙された」様な気になります。 だってとにかく寒いし、日が落ちて薄暗くなるまで何も起きないのですから。 日没時刻に到着で、十分ですよ! 実際に 暗くなるのは日没後暫く時間が掛かります。 今回は日本が誇るエコカー・トヨタプリウスを指定して借りました。 広大なオーストラリアを走るには燃費が抜群によいので給油回数が少なくて助かります。 もう少し加速がよいと、なんて 贅沢は言いますまい。 忘れた頃に給油する感じです。 |