2009.12

グランビアと地球のへそ、エアーズロック



静かな湖(人造湖)の 畔に広がるホールズキャップを中心に広がるのがグランピア国立公園です。  数百万年前から
風雨にさらされて出来た岩山と森林の国立公園です。   鳥の声以外は聞こえないような桃源郷で自然動物の宝庫と
言われています。  カンガルーは数えきれず、白鳩かと思ったらオームの大集団が日没頃に泣き続けます。   勿論
コアラやポッサム100種類以上の野鳥が舞う楽園です。    (海岸線から250kmぐらい内陸に入る事になります)

     
     
 表面に現れているのが数百万年前の地層だそうです。  案内看板で遊歩道路がありましたが、足が痛いので今回は車の
行ける範囲と言うことでご勘弁願いました。         日本のアニメ「もののけ姫」の舞台になった山塊もあるそうです。 
     
 村の中心部はうっそうと緑が茂り、薄暗くなるとコアラなど何処にでも居そうな気がしてきます。 飛び込みで入ったモーテル
は、素泊まりでツイン86$ 日本円で7500ですから安い物です。(高級宿にあらず、十分休めます) 

灼熱の太陽の下世界遺産「ウルル・カタジュタ」


(画面タッチ ウルルの見事な夕焼けが出現します)

何もない砂漠の上をジェット機で約3時間、ここは灼熱の町エアーズロックです。  ずっと温暖な気候の中を過ごして来た
あとの40度は灼熱地獄です。  痛いような暑さと強烈な紫外線照射にくらくらしてきます。   国立公園に入るためには
一人1Lの水持参が義務付けられます。  常に水分補給をしていないと熱中症に成ると脅かされ続けで、少々うんざり。
空港と少しばかりのホテル群に岩山だけしかないのですから、見るだけ見ると逃げ出したくなります。
ショッピングセンターでは一通りの物が揃いますが、すべて輸入品のような物で非常に高くなっています。
 500mLのボトルで3〜4$ですから、やはり水が貴重品、それはそうですよね〜砂漠の真ん中も良いところ、陰一つ無い


カタジュタの全景とその近影

もう一つ大変なのが、蝿とカゲロウそのひつこさは並ではありません。 車の中だけが天国です。

     
 蝿がやたらと多く顔にまとわりつくので、旅慣れた人は網をかぶって散策です。   ウルルを巡回する日本語のツアーに
 参加しました。   車内は若いカップルばかりで、老人は場違いな感じがしました。   同行した新婚さんと思われる 
 日本人ツアーの異常に温和しいこと!   西洋人の乗りの良さとは見事な対比です。