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閃光・通信2000

 INDEX(工事中)

Yoyo MONNDO’S
   閃光通信1999〜2000.3

     3月 3日                   立ち上がった日本人
神田うのがこけた

週末、一昔前までは花の金曜日と言われていた今日、ひな祭りデー。
いけぶくろp.m7:15東口パルコ前通り。行き交う人々。そんな中、やってくれちゃったなあ。

ヨロヨロどってん!高床式今風シューズを履いた神田うのモドキが、左前方に傾き倒れた。
でも偉かった。立ち上がるニッポン人!
ピンクのふかふかロングコートの汚れなど目もくれず、左から崩れ落ちた。なのに、ナナナント!左手のケイタイを離さず、しかも、無表情で何事も無かったかのように、デンワしつづける。(流石に、目線はやや落ち目でしたが。)

「119!119!救急車!救急車!応答せよ!足首が痛いよーン!至急手配を!」

2月17日               がんばれ日本人
「ありがとう。」

光が丘西大通り、七丁目交差点での朝、いつもの出勤通学風景。向こうから横断歩道を渡ってくる背格好から高校生だろう。歩きながらマフラーを巻きなおしている。半歩はなれて男性大人。

おっとマフラーを巻いたとたん、足元に大きくあったかそうな毛糸の手袋片方を落とした。MONNDOは、躊躇なく声を掛ける。「手袋落としたよ。」(横断歩道中央に、落とされた手袋の若き命・将来を見殺しにするわけにいかない。)

少年(*少年とは、精気のある若者に使いたい呼称)がビックリした目で私を見る。おっとりも覇気に欠ける感じの高校生は、2歩戻って手袋を拾い上げる。…それだけ。
そばを歩いていたさっきの大人男性もその様子を「立ち止まって」見ている。「ありゃ。高校生の御父さんか。」 でも、…それだけ。

しょうがないなあ。声掛けたMONNDOは、「イマドキ、知らない他人に親しげに振る舞う」変人みたいじゃないか。
この御父さんも、45〜50代のどっかの会社の部課長風体の紳士に見えたんだったんですがねー。父子でニコッと)(^_^)顔見合わせて行っちゃたよ。…それだけ。 

車に轢き殺されるという窮地を救われた”あったかそうな毛糸の手袋”は、他人の親切が解ってくれたといういい話でした。ehehe.ehehe.いろんな人と付き合って、いろんな話をして、行動範囲を広げて、

「ありがとう」の言えるニッポン人になろう。

2月14日               がんばれ日本人
「すいません。」

「すいません。」の一言が言えるニッポン人になろう。

「すいません」「ごめんなさい」は、もはや死語?いやあ、このごろの子どもは、注意してあげると、怯えるだけで、石になっちゃうな。または、鉄火面の無表情・デスマスク。

少年〜大人世界では、「すいません」が咄嗟に言えなくて激しい喧嘩に展開していくパターンもよくあるな。京浜東北線『浦和』で、山の手線内『巣鴨』で、板橋区役所前『高速下の歩道上』で、光が丘『IMA地下街』で、お正月『地下鉄平和台駅改札前』で…何度、喧嘩の仲裁をしてきたか。

そういやあ、彼此15年前に聞いた話を思い出しました。
知り合いの女性が、朝の総武線通勤電車内で、隣で他人の足を2度も踏んでいて詫びの言葉も言えないでいた青年がいたので、恍けているか言い方が解らないんだと思って、
「こう言うときは、すいませんというのよ。…と幼子を嗜めるように教えてあげたわ。」
「でも、それでも何も言えないの。」

2月6日               がんばれ日本
人権の響きにびびるな!正義を通せ!

インターネットで遊んでいたら「京都小2男児殺害事件の重要参考人の男性自殺」の報が飛びこんできた。
犯人は21歳。やっぱりな。初動捜査段階から中学生、高校生あたりの仕業と思っていたのは、警察だけだったということだ。

ところで、なんですぐに加害者の名前を出さないんだ。

{[男児殺害/容疑者自殺 匿名報道について]

飛び降り自殺した容疑者について毎日新聞社は、社会的影響の大きい事件ですが、現時点では容疑を裏付ける十分な情報が公表されていないこと、死亡したことで裁判という司法判断を得る機会が失われたことなどを総合的に考慮して、匿名にしました。}

実は毎日新聞社は、以上の見解で今日になっても犯人の氏名を公表していません。

読売系列は、実名報道に速さを発揮していた。過去にドラゴンズ星野監督が自分のHPで「自分の名前も名乗らないような人の質問には答えない。」とコメントしていましたが、「その通り。」自分の信念でハッキリとコメントできる仙チャンはえらい。読売(=ジャイアンツ)は嫌いだけども、まあ、庶民の知りたいことをハッキリと伝えてくれた速報性を認めましょう。

悪い奴をハッキリと悪いと言えない日本国・日本人じゃ困るんだ!結局、警察も人権という言葉の響きに、被害者側よりも、加害者側に気を遣う余り大失態をやらかしてしまった。おんなじ事件がこれからも続いていくぞ!それ以上の事件へとエスカレートしていくぞ!

力不足の親とは衝突を避け、アイマイな穏便主義に終始してきた教育を振り返れば結果はハッキリと出ているではないか。因みに、2月5日読売朝刊記事「学級崩壊の教室でボヤ」( I 区内の区立小学校)も日テレ・ニュースではM小学校とハッキリと報道していて校舎まで映し出していたよ。ハッキリとしていて気持ちいいや。この報道を見て、見出しに振り回されて学校を非難する人よりも、「とんでもない子どもがいるんだな。」「なんにも考えないでやっちゃうのか。」「そりゃ。まずいぞ。」「真っ当な子になっていけよ。」と思う良識者のほうが多いと思うよ。

今や、誤報や世間請け狙いの多いマスコミ報道を鵜呑みにする日本庶民は少なくなっている。報道を受け、日本人は自分で判断できる。被害者側を、悲しませる報道姿勢は、いつも腹立たしく思っている。

1月23日               がんばれ日本
省略民族

パソコン、ネット、ワープロ、テレカ、パリダカ、ミニバン、プラ板、ポケモン、スマスマ、サタスマ、スノボー、Y2K、イチ押し、特割、特養、市船、住専、五全総、ちびポラ、…

ほんとうに、日本人は、なんでも省略してしまうなあ。外国ではどうなのかなあ。
人生は、反省略主義で行きたいもんだ。

1月2日               新春庶民模様
初詣

いつも近くの神社ですませていたのに浅草雷門・浅草寺へ初詣してきました。

初詣として出向いたのは、あれは〇〇年前?仲間を引連れて浅草ガイド。大晦日から2日の明け方まで飲みつづけていた酒乱の川越在のY君ら、雷門から金龍山浅草寺までもどしながら参拝した悪夢が今時代を超えて甦る。壮大なドラマだった。(注釈:若きMONNDOは粗相していません。念のため。Y君も仲見世の裏道で吐いてました。関係諸機関御容赦を。)

MONNDO・Jr何を思ったか突如、「正月と言えば、お汁粉だァ〜。」
MONNDO「お汁粉と言えば、浅草。浅草行こう。」
  「昼は”梅園”のぜんざい、御汁粉に境内のたこ焼き、焼き蕎麦食い放題。夕飯は釜めし春。ふぐもいいな。」
  「じゃーGYUSAN,早速”駅スパート”でどの経路行くのが速いか調べてちょ。マルベル堂でキムタクのビッグ  ポスター買ってやるからさあ。」
  「YOKKUN!浅草にも遊園地があるんだぞ。”花屋敷”って言うんだ。お化け屋敷じゃないぞ。そこも行けた  ら連れてってやるよ。」     (無理、無理。無理と知りつつ、こうでも言わないと浅草までついてこないモン  な。…「MONNDOの旦那、なんでわざわざ浅草くんだりまで汁粉を食べに行くんだい?」「衰退する浅草地域  文化振興のためさ。」…「言ってる事がわか〜ンナイ。」…「若いうちは知らないことがたくさんあっていいんだ  よ。」…「じゃあ。もう勉強しなくていいんだね。」…「猛勉強はしなくてもよい。」…プロミス姫「サブ〜。」)

いやー、さすが初詣都内2番を誇るだけあって人出は凄い(注釈;5日警視庁発表では、3が日で168万人。全国10位)。都営浅草駅エスカレーターは危険がいっぱい。エスカレーター上で人が溜まって進まないのに、足元のステップは回転している。将棋倒し寸前だ。惨事にならないのがおかしいくらいだ。

 雷門を見る子の眼。「ここ来たことがあるよ。」
…「そんなことないだろう。」
雷門のシンボルになっている大ちょうちんが写
真で有名なんだなあ。
再建された今の雷門がナショナルの松下幸之
助の昭和35年に寄進になるものとは、知らな
かった。千社札も禁止で柱もさっぱり。
 仲見世は売ってるものが違う。変わったもの
、珍品が多い。常盤堂雷おこし本舗が邪道に
走ってミッチー人形焼を商いするんじゃだめだ。
哀れみを感じて買ってあげた。6個で550円也
山門が近づくと進まない。でも川崎大師などは
山門が見えないところから凄い行列だものなァ。
 参拝がまたすごかった。とても女・子ども一人
ではかなわないくらいである。宝蔵門を振り返
って新年に賭ける庶民をデジカメってみた。
観音様に行きつく前に願掛けておかないと、
 「御賽銭を上げるのがやっとで、お願いをする
の忘れちゃったよ。」
というはめになってしまう。
御御籤も「吉・吉・大吉・吉」で、ニコニコニコニコ。

<本日腹に入ったもの。>
   ジャンボたこ焼き500万両。粟ぜんざい640万両。田舎汁粉550万両。缶コーラ120万両。デカビタ120万両。りんご飴200万両。缶コーヒー120万両。ウーロンハイ・ビール込み込みの寿司17000両。

 

12月30日               歳末車内模様
2000年でこの(-_-メ)変わる?

遅れ馳せながら、上野へ年末の買出しに出掛け、帰りの西武線夜9時前の始発車内。
歩き放しだったので入り口近くに席を取り、荷物を膝に一息つく。向かいの席に座る一人一人の今年も明日で終わる。読書したいが荷物で手がふさがっているので、向かい側の人間を読んでしまおう。

みんな疲れてんだなあ。(かくゆうMONNDOも同じかな。幸いこっちを観察している輩はいない。)
 まず向かって右端の40男性。座るとふんぞり返ってノートパソコンを叩く。もちろんキーを叩く。(いきなり平手でパソコンをひっぱ叩いたら周りの庶民はどんな反応するのかな。)腰を浅くふんぞり返っているのは、目を離して物を見る老眼の域に近づいたからであろう。
 その隣の年齢のみ若者23男。読み捨てマンガ週刊誌。ファッションに不似合いだが、マいいでしょう。その格好は、H本が似合うぞ。
 そのとなり。顔に似ず20女性。オット左に3人飛んで今風ファッション25女性。二人とも鏡に映したように、同じ動作だ。(何しているの?)携帯デンワを見つめているよ。ケータイを弄っているよ。ケイタイを撫でているよ。すっかり惚れ込んでいるよ。よっぽど大事なんだなあ。(公衆電話をみつめて、いじって、なでてる女性がいたら周りの庶民はどんな反応するのかな。)
 右から4番の35女性。眼をガバァーと(そう見える)開けて瞑想していらしゃる。近寄り難し。でもこの人がイチバン精気がある感じです。
 さて1軒先の御隣さんは、気だるそうに文庫本を読書。車内で純文学読める人は見なくなったなあ。マンが・週刊誌除くと圧倒的に話題本・実用家事手抜き書か、旅行・料理・パソコン誌。
 あとの方は、早速お休み体勢に突入。なーんだ。ガバァー子さんも寝ちゃってるよ。
電車内も混んできた。苦しみに満ちた1999年(何のこっちゃ)物言わぬ庶民を乗せて走り出す。

 「シイナマチ〜(椎名町)」。結構たくさんの人々が下車する。
喧騒が引き、静かな車内に戻る。
突然ドア付近の女が叫び出した。(やばい!ケイタイ女だ!)
 「これから〜帰るから〜。」…「今?」「電車。電車の中。」…「 え こだ。(江古田)」…「だから〜」
 「あ い う え お の   え! 〜」

「うるさい。」「おまえ、あっちいけ!」

12月28日               歳末涙雨模様
この娘にしてこの親あり

光が丘バス停前で幼児が泣いている。愚図っているのか。花魁靴を履いて真っ赤なロングコーとのヤンキーママが怒鳴って叱っている。(おまえじゃ、子育て無理ジャン…と思って通り過ぎようとしたら)
「そんな大きな声で(こんなところで)見っとも無いよ。」と、ヤンママを遮って孫をかばうようにジャンパー姿で若造りおばあちゃんの世間体を気にした、でもさすが母でもある年長者の常識ある一言。

蓋し、この一言でヤンママが切れた。自分のイライラの矛先を己の子どもから己の母親に換えた。
「どっちがみっともないんだよ!」(この野獣の雌たけびにビックリして男の子の泣き声はさらに大きくなる。)
「てめえがパチンコやりたいって言うから、こうなったんだろうが!」

バス停数mのところにパチンコ屋がある。そういゃ、あおばあちゃんの身体は常に店のほうを向いていた。孫を気にして、こんな娘に育ててしまったことを後悔して、早くいい台を確保しなくちゃと気も急くし、バアチャン大変。

でも天下の往来で産みの母親を罵倒する娘お粗末。諌めて逆襲されっぱなしの実母情けなし。
(ボウや!君の人生これから大変だけれども、自分でしっかり正しい道を生きて行けよ。)

12月22日               歳末年忘れ模様
 屋形船DE大宴会

東京発 ピジョンはとバス忘年会ツアー。

日本酒・ビール・ウィスキー・ソフトドリンク歌い放題!
貸し切り舟でカラオケ食べ放題!
揚げたて天ぷら飲み放題!

暖房完備!冬でもぬくぬく!

聖夜前哨戦。
すぐにこのキャッチフレーズに跳びついてしまった浅はかさ。
乗船料、一人12000両はちと高過ぎるが、御迎え金一万両まで出して大江戸湾・芝浦船着場までバスで運んでもらいやした。
湾内は、屋形船ラッシュ。どの会社もおんなじ炎会かい?味気ない。レインボウブリッジ・お台場フジテレビなどなどライトアップのビューチーな夜景はいつでも見れるが、素晴らしかったのは、我らの屋形船と併行して群れなして飛ぶ大挙のユリカモメ達。
 感動ものだ!「ああ!」「すごーい!」「なんで他の舟には飛んでいかない。」
「ああ!……あ?あ?」餌をあげてる人がいる。なーんだ、その餌目指して飛んで来ているんだ。でも、このサービスは凄いぞ。『ホーム・アローン2』で公園のはと御ばあちゃんが餌を手にしてヌーと坊やの眼前に出てきた場面のようだ。……しばし、堪能…「あ?あ?餌もうないのか。」 かもめ達が見切りをつけて去っていく。

「だーれ?宴会のお新香たくわん・白菜の漬物を景気よくばらまいちゃったのは。」
「誰だ!」あっやば、俺だ。いいじゃないか。ユリカモメ様御用達屋形船は、感動と酔い(酒?舟?)を巻き起こす。
東京湾狂う人愚=クルージング(アチャさぶー)・絶対に御勧め。はとバスCMの片棒を担いでしまった。ユリカモメを忘年会の演出に使っちゃてよかったのかな。

11月20日               現代模様
 ねずみ捕り

「ちょっといいですか?」
 「???…はい。」

交差点の道路横断信号がちょうど赤に変わったところで、御回りはんが地下から沸いて出てきた。そして信号待ちで横断手前で自転車を止めた女性に声をかけた。

「この自転車、お宅のですよね。」
 「???…ええ。」

(-_-メ) チョット戸惑った女性の表情には、「今日は、天候も穏やかだし、市民に話しかける気さくな若いおまわりさんね。」「御仕事だし、答えてあげましょう。」てな様子が窺われました。
*MONNDOならば、『だから何なんだ!』

「御仕事(勤め)は?」
 「……………」
「小学校の先生ですか。」 でっかい声で、いきなりだ。

(-_-メ) 可哀相に。いきなり大衆の面前で職業をバラスから、信号待ちの市民の視線が注いで、うつむいてしまったじゃないか!ジャンパー姿でも、インテリのやや美形の聖母のような…???…どっから見ても盗難した自転車を乗りまわす女性には見えないぞ。
*MONNDOならば、『先生って言ってるじゃないか。信じてやれよ!』『なに!先生だから信じられないって!』『♪信じるものは救われる♪みんな救われる♪』

「これから御帰りですか?」
 「…ええ。まあ…。」

話しかけながら、女性の不審なところを嗅ぎ取ろうとしているのだろうか。御回りはんは、自転車をさりげなく点検しながら登録番号を読み取っている。

「御住まいは?」
 「……です。」
「〇〇〇ですか。遠いですね。」 周りの人にも聞こえる声で、はっきりと。

(-_-メ)自転車なら、そんなにも遠くないって!*MONNDOならば、『疑ってるだう。あんた。名前は?これ盗難車なんかじゃないぜ。』

信号が青に変わった。
無線で「照合お願いします。(登録番号)〇〇〇の××××…。」

善良で、おとなしい市民の協力があっての職務質問だなあ。結局あの女性は、信号何回待ちされたのだろう。
それにしても、信号近くの植え込みに身を隠して(自動車だけでなく)盗難自転車のねずみ捕りをやっているとは、思わなかったな。 bP10.これからも失礼のない言葉遣い・態度で。ご苦労様です。感謝!!!

 

11月5日             現代子ども考
ホッピーが死んじゃった

子どもにまつわるチョットいい話しを仕入れました。

「学校がつまらない。」「友だちがいない。」「学校に行きたくない。」…「親が悪い。」「学校が悪い。」果ては、「社会が悪い。」「世界が悪い。」「地球が悪い。」「宇宙が悪い。」
甘えの構造の完結したNIPPON。甘ったれた子ども作りに長けているNIPPONって言われてしまうぜ。
「チョットはがんばって自分で楽しくしろよ。」「変な友だちだったら作んないほうがいいんだぜ。」「学校行ってりゃ、少しぐらいいいことだってあらあな。」

と、こんな感じの子どもの時代が続いています。が、が、が、が…

ある学校で、午後の部活が終わった後、部員が動物飼育小屋を何気なく覗くと息絶えているアイドルウサギのホッピー君を発見したそうな。今の世、普通なら、用務さんに事務的に伝えられて、ホッピー君は、人知れずに塵処理されて終了だ。それでもマシなほうだろう。
でも、この学校では、違った。

「ホッピーが死んだ!」「ホッピーが死んだ!」「ホッピーが死んじゃったぞ!」
「ホッピーが死んじゃったみたい!」「大変だ!」「ホント?」「ウソだ!」
「ホッピーが死んじゃたよー!」と、あっという間に、グランドのサッカー部員からバスケ部員へ、…そして校舎内の生徒へ緊急事態が伝えられていく。

続々と、下校前の子どもたちが、4階、3階…校舎内からも動物飼育小屋へ走る、走る。
駈けつける生徒の群れ。

先生と用務さんが運ぶダンボール箱の中のホッピー君のあとを、生徒たちが不安そうな顔つきで列をなして連なる。

動物の死を悼むHOTな心を持ち、命を大切にできる子どもたちが、都内石神井川沿いのこの学校にはまだまだ、たくさんいるそうな。あいや、そんな子がNIPPON中に、まだいる筈だ。

10月30日             光が丘情報
7丁目交差点で交通事故

朝7時ごろに乗用車の前方が衝突破損する事故があったようです。7時30分過ぎに事故処理が終わっていました。過去に死亡事故のあった危険な場所です。心して横断しましょう。
赤信号点灯直後の自転車横断は危ないぞオー。特に若い女性・高校生に目立ちます。

「自分の身体は、自分で守ろう!」

10月29日             人間模様
王貞治は日本一

わたくしMONNDOは、徹底したアンチ巨人です。

その昔、王貞治現役時代の話をひとつ。

MONNDOは、等々力渓谷から多摩川方面を写真撮影して歩いていました。
夕方近く多摩川の土手伝いに辿りつく。巨人軍多摩川グランドが見えてきた。

3月末だったと記憶するが、開幕を控えての調整練習だったのだろう。アンチですから別に近寄って練習風景などもちろん見たくも撮影したくもありません。
まあ少しは、時々手持ちの望遠レンズで覗きましたが。

練習が終わり、選手たちが三々五々グラウンドから引き上げていく。長嶋茂雄は参加していなかったが、一斉を風靡した巨人軍の一番打者・盗塁王柴田勲がいた。帰りがけに何人かの一軍選手がファンの求めに応じてサインをするが、ほどほどで外車などに分乗して帰っていき出しました。

そんな中でサインを求める列が、50人ほどいて、長いその先に王選手がいました。王選手は、ファンに対して、適当なところで手を振って、「またね。」と言う素振りを見せることはありませんでした。
その様子を見て土手にいた親子連れやグランドからかなり離れた河川敷で遊んでいた人たちが、大人も子どもも若者も走り寄っていき、列がどんどん伸びていきました。あっという間に100人を越し200人、300人(もっと多かったかもしれない)と増える。

MONNDOは、土手上からその光景を見て、「さすがに、ファンを大事にする王と言えども、この後の予定もあるし、ほどはどで愛車に戻って帰っていくだろう。」とタかをくくって見ていた。順番を待っている後方のファンだってそう思っていたに違いない。
だが、王はサインを止めない。笑みを浮かべて黙々とサインを走らす。千切られた紙切れにも続ける。

「これは最後の一人まで書くのでは…。」

最後の一人が終えたとき、立ち上がったMONNDOは、この情景を記憶に刻み、腰掛けていたジュラルミンバックを左肩に掛け直し、帰路についたのでした。

…でも、わたくしはアンチです。

10月14日      生き残りを懸けて 
「孫の日」

 見ましたか?今日の夕刊。

「孫の日」・新しい記念日。
お孫さんとご一緒に御家族で・ 「孫の日」プレゼントフェア。
「孫の日」・全館プレゼントフェア開催中。
「孫の日」フェア。 「孫の日写真展」好評開催中。
「孫の日」に贈り物を。
「孫の日」おじいちゃん、おばあちゃんとデートしちゃおう。
「孫の日」は、ふれあい応援団。

 なんだあー。「孫の日」って?。こんな日ってあったっけー?。

どうも、日本百貨店協会が、10月17日(日)を「孫の日」と決めて、大キャンペーンを展開しだしたようだ。

困るんだよなあ。お上への断りもなく、勝手に、記念日をこしらえてしまっては…。10月17日(日)は、昔から「サラダ記念日」だったではないですか。(違いましたっけ?)

 兎にも角にも、デパート業界のお偉方が、生き残りを賭け!て、いたいけな御老人達からも小銭を搾り取ろうと算段していた姿を想像するだけでも情けなくなってくる。

10月7日      携帯電話事情
電話ごっこ

夜8時過ぎでしょうか、小学生らしい何人かの塾帰りの子どもたちが、ケータイを使って電話している。

 「塾の勉強が終わって、帰宅を伝える電話なんだな。」
 「とうとうポケベルからケータイを持たせる段階に進んできたな。」
 「ちゃんと、塾が終わって連絡をいれるだけでもかわいいじゃないか。」

と思っていたら、電話をかけている表情がやけに楽しそうに見える。取り巻きの子も声高になってきている。

 「なんだ。電話で友達と話しているんじゃないか。」

おそらく、親としては、緊急連絡用に子どもに渡した電話。その電話が、遊びに使われ始めている。

これは、ゆゆしきことだぞ。子どもが、電話で遊ぶなんて、許せん!電話ごっこするな!

 …ちょっと待てよ。ごっこ・ごっこ…電話ごっこって、元々子どもの遊びだよな。

そうか!今子どもたちは、自分たちの遊びを大人の手から奪い返そうとし始めているのだ。納得。

 お子様の皆さん!これからは、おばさんもおじさんも、世間様に迷惑の掛からないように電話するから、中学生や高校生も電話ごっこの仲間に入れてあげてね。
 ムムッ。このインターネットだって、とくにやらなくてはいけないモンでもない遊びの1種だし。でも、迷惑は、かけていないかな。

9月30日       プロ野球セ・リーグ
我がドラゴンズ やったねV!

巨人軍よ、何しているんだ。横浜に3連敗して、ドラゴンズのVが決定した。

人間も、生きる意欲をなくした途端に一気に死まであっけなく辿り着いてしまうのですね。
まさかベイスターズに3連敗するとは、思ってもみなかったので、ちょっと気が抜けていますが、我がドラゴンズも、月後半23日からの日本シリーズに向けて、臨戦体勢が取れるというものです。

 今年は、頓に柔和になっていく星野監督が気になっていましたが、あの非力打撃陣を全員野球で、優勝させた手腕は立派ですね。山田久志投手チーフコーチら参謀のバックアップ゚もあればこそです。

 「辛抱して克つ!」
山田久志も、阪急ブレーブス勇者のエースとして耐えて耐えてジャイアンツをコテンパにのしてくれたなあ。

お祝いのゲームで、左手首骨折し仙ちゃんの胴上げに参加できなかった山崎武司選手。
苦境に追込まれた阪神戦の逆転3ランホーマーが、巨人の戦意を喪失させた。
ドラ・ファンは、2000年V2胴上げの輪に山崎の姿を見ます。残念ですが、日本シリーズは、辛抱してください。
シリーズでの「たけしコール」は、中村・山崎選手へのコールです。

 「辛抱して克つ!」ドラゴンズが優勝すると、いつも日本経済が上向きに転じてきたそうな。

「辛抱・耐える・我慢・粘る」⇒「努力・正義」2000年日本の方向が見えてきました。

9月27日         現代悪しき風習
えすかれーたー

日本人の右へならへ!主義は、過去の時代から続き、駅のエスカレーターは「関東では左側に乗る、関西では右側に乗る。」と、誰が決めたわけではないが、一般的になっている。
片側だけ一列御並びは、エスカレーターを半分しか活用していないわけで、非常に無駄をしているわけであります。

私なんぞは、込んでいれば、右に乗りますが、誰も後に続く方が、イラッシャイません。
急いでいれば、「すいません。通して頂けませんか?」とお願いされれば、体を寄せてあげようと思っているのに、声を出せる方もまず居りません。(割り込んで抜けようとする輩がいればMONNDOとして許せないので怒りますが。)

まあ、本当に急ぐ常識ある方は、階段が併設されているところでは、そちらを使っていますね。

 驚きました!平日の午後4時台で、まだがら空きのデパートだと言うのに、9割方の客が駅エスカレーター同様に、左並びを実行していたのです。

悪しき風習は、正義の強い心で、消していきましょう。

9月26日     プロ野球パ・リーグ  
ダイエー優勝バーゲン

子A「(優勝バーゲンのチラシを広げて)ダイエーは、全品安売りだよ。」
子@「どうせ、こう言うバーゲンってたいして安くないのよね。」「1わりや2わりびきじゃしょうがないわ。」
子A「でも、うちの冷蔵庫のアイス切らしてるから。バニラアイスが11円お一人様2点だって。」

MONNDO「バニラアイスに、ラーメンに、缶コーヒーに、何だかわからないフルーツ…全部で10点買えるぞ。100円ショップ並だ。話しのタネに千円札持って買ってくるかい?」
子A「別にわたしは行ってもいいわよ。」

子@「(チラシを見直して気づく)…本日のサービスは、スーパーカップ・バニラアイスが2点限りだけよ。」
子A・MONNDO「なーんだ。あとは2日目、3日目、4日目限りか。」

子@「あっ!でも、こっちのダイエーのチラシに、本日限り!厳選アイスが半額だって!…アイスやっぱり買おう!」

母(MONNDOの妻)「(洗い物を抱えて通り過ぎざまに、鼻先でせせら笑いながら)そのチラシは、(遠方の)マルエツのチラシよ。」
子@・子A・MONNDO[ギャフン…(声なし)」

         9月17日         現代模様            

高校生が暗闇に消えた!

 高校生が地下鉄終点駅から、そのまま地下鉄の車庫まで運ばれて行ってしまった!

 木曜日、駅終点模様。今夜は珍しくおばさんOLが御疲れモードで白川夜船
をこいでいる。
車掌さんに叩き起されては可哀相なのでお互いさまとやさしい声かけで起こしてあげ
る。

 翌金曜日、会合があっての帰り、駅終点のアナウンス。
「この車両は、車庫に入りますのでお乗りになれません。ご注意ください!」
今日は、まだ早い時間だから寝てる人はいないなと思ってホームへ降り車内に目をや
ると、いた!高校生が寝てる。
 起こしてあげようかとMONNDOの体勢ががドアに向いた。その瞬間、少年の頃のいたず
らの戦慄が走った。
 態度の悪そうなやつだ! だらしないシャツ、座り方! 車両の隅に1人!。
案の定、死角になって車掌も気づかない。
…心地好いガスが抜ける音。ドアが閉まる。静かに電車が走り出す。ひたすら暗闇の
中を車庫に向かって。

     閃光通信2000へ