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読後メモ index

2010.092010.11

日記の フリ 日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。

日付ごとにアンカー付けています。

e.g. http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary1010.html#yyyymmdd


2010年10月

その他


10/28(木)
帰りに座れたはいいけれど、どうやら隣のおじいさんに寄りかかってしまっていたらしく、すごく強い力でぐいっと押されてしまった。こちらが悪いんだけど、なんだか落ち込んだ。知っている人によりも知らない人に邪険にされるほうがダメージ受けてしまう。
伊藤和磨『腰痛はアタマで治す』
この人の書いた『痛みと歪みを治す健康ストレッチ』はとても重宝していて日々のストレッチはこれを組み合わせてやっています。ほかのストレッチ本も買ってみたけれど、ストレッチの効かせどころもわかりやすいし、理論も説明してあるのが納得できて気に入っています。
さ て『腰痛は〜』について。「片足荷重を簡単に矯正する方法」が目からウロコでした。私は自分が左荷重で、おまけにねじれていると自覚しているので、これは 最近実行しています。それから、インナーコルセットを効かせるためのブレージング(下腹の引き込み)。これは、動かず立っている状態で行うのはできたとし ても、運動時にもキープしたいと思うとできなかったりする。なので、まずは仰向けから始まって、四つん這い、膝立ち、中腰、片足上げ、立位、そしてそこま でできたら足踏みや駆け足をしてゆく、という段階を追っていくというのにも、なるほどなあと思いました。
水越美枝子『40代からの住まいリセット術』
本 をもう少し整理して、スライド式書棚を処分したいと思って何年経つだろう。そろそろ処分しても大丈夫なくらい本は減らした気もするのだけど、なかなか決定 的なところまで行動できない。でも、こんなふうにしてまたすぐ数年経ってしまうに決まっているのだ。年を取ったらきっともっと面倒になる。それで読んでみ ました。「フォーカル・ポイント」という視覚のマジックについての説明は面白かったし、例にあげられているテレビはうちの場合、パソコンだなと思った。そ して、この本の気に入ったところはもう一つ。「自分らしいインテリアのすすめ」の章です。自分の好みをどのように知っていくのか、具体的に書いてあって、 なんとなく漠然とした好みを持っていて具体的に表現できない私のような人間には参考になりました。そして、それは簡単なことではないとも知ったし、インテ リアを好きでなければできないことだろうとも感じて、かえって気合いも入りました。するかしないかは別として、具体的なのが良かったです。
最近、 PHSでメールを使うことが多くなり、そのたび料金が発生してちょっともったいないと思ってた。私の使っている機種が古いせいもあって、機種を変更してし まったほうが割安だとわかった。それで、長いこと愛用していた東芝 Hyper Carrots 「DL-S300」クリアブルー(ここに 写真が)をとうとうおしまいにすると決めた。さよならモノクロ画面。結構好きな機種だったので残念は残念です。でも、全員に返信ができないのは不便だっ た……。そろそろ潮時だったのでしょう。「HYBRID W-ZERO3」を買ってカードだけ使うことにしました。外身は nico.neko(でも、zero3 を使うのもいいですね)。いま、一からアドレス入力し直してます。

10/16(土)
楽 しみにしていた「Q10」が始まった。脚本が、「すいか」「野ブタをプロデュース」と同じ木皿泉なのです。絶対いいだろうと思っていたけれど、初回からこ んなに飛ばしてていいのですか! というくらい素晴しかった。小さなところまで拾い上げて解決しているのがまた素敵です。

10/14(木)
麻耶雄嵩『隻眼の少女』を読み終わった。本当にこれで終わりなのか、文面どおりに受け取っていいのか、そんな気持ちが残る。そういう気持ちを持てることが嬉しかったりする。それが麻耶雄嵩を読む楽しみのひとつ。
野崎歓『こどもたちは知っている 永遠の少年少女のための文学案内』。小さいころに読んだ本をもう一度読み返しても、たぶんその頃と同じように、あるいは今ならではの発見で楽しめると思う。新しく出た本を追うよりも、昔読んだ本や読み損ねていた本を読むほうが、今の私は楽しめるような気がしている。無理してないな、という気がするのだ。
たとえば、ここに取り上げられた『オリバー・ツイスト』や『秘密の花園』を思い出すとき、「面白かったなあ。でも細かいところを忘れてるからまた読み返したくなったぞ」と、楽しかった記憶と曖昧さの解明をしたい気持ちがふつふつと湧いてくる。
開高健・谷沢永一・向井敏『書斎のポ・ト・フ』も読みました。おじさん3人が楽しく話しています。本をめぐる対談や鼎談って、何を読んだ合戦・知識合戦みたいになることが多いと思うんだけど(で、辟易しちゃう)、そういうのが全然なくていいなあと思った。

10/1(金)
松村栄子『雨にも負けず粗茶一服』を 読み終わる。茶道の跡継ぎに生まれるも、すんなりその道を進みたいとも思わず、かといって何かしたいことがあるわけでもない男の子が主人公。京都に行かさ れそうになったのを逃れて家出、でも結局、運命は彼を京都に連れていく。そして、彼はさまざまな人たちと出会いながら、自分の中の茶道について考えていく ようになる。そんなに「いい子」じゃないし、すんなりとは自分の気持ちも定まらないところが良かったと思う。茶道いいなあ、と素直に思う。
京都弁 に酔ってしまい暴言を吐くシーンがあるのだけど、正直、関西イントネーションに酔う気持ちはわからなくはないな…と思った。はんなりした京都の言葉で物語 が進むことに最初私も慣れなかった。書き言葉でさえそうなので、実際に昔、関西に遊びに行ったときイントネーションに疲れてしまったことを思い出した。
これは、森下典子『日日是好日』が とうとう文庫になっていたのを最近知って、Amazonのおすすめに上がって来たので知りました。これらを読むと、茶道への憧れは強まるけれど、憧れのま まのほうがいいのだろうなと冷静な気持ちも同じくらいある。
予約をしていた美内すずえ『ガラスの仮面 (45)』麻耶 雄嵩『隻眼の少女』が届きました。
『ガラスの仮面』は、 少し前と比べると、本にまとまるサイクルが早くなった気もしますが、それでも今回読んだこのエピソードを「花とゆめ」本誌で読んだのは相当前だと思いま す。
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