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読後メモ
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2013.05/2013.07
日記の
フリ
日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。
日付ごとにアンカー付けています。
e.g.
http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary1306.html#yyyymmdd
2013年6月
読・観・聴・その他
6/30(日)
ずっと週間予報を観察し続けて、やっぱりダメか……と思っていたきょうの天気が、あるとき「曇り」に!
雨マークが取れたのを確認して、再度、高尾山に出かけることにしました。
今回は、往路は1号路で同じルートで登り、山頂から少し足を延ばして、もみじ台、一丁平まで。ここから先、あと30分くらいで城山まで行けるのですが、帰
りのことを考えてここまでにしました(往復したらプラス1時間ですからね)。帰りは同じ道を高尾山頂まで戻ってから、稲荷山コースで降りました。高尾山口
を8:57に出発、途中に休憩を取りながら高尾山口に戻って来たのは13:44、だいたい4時間15-20分くらいの歩きだったと思います。
もみじ台から一丁平までの階段状の道が、登りも下りもちょっと大変。そして、もっと大変だったのは、稲荷山コースの下り。これは登るにしてもキツそうだ。
まだまだ慣れないことだらけ。登ることでしか慣れないのだろうと思うので続けたいです。
帰宅して、ポシェットの中を整理しようとしたら、葉っぱが一枚入っていた。後ろに回して持っていたことなかったし、どういうタイミングで入ったんだろう、
とすごく不思議。手帳にはさんでおくことにする。
6/26(水)
30日に山に行きたかったけど雨のようだなあ。
その後、鈴木みき『ひとり登山へ、ようこそ!』と『山の足あと』を読みました。前者は漫画中心で、ひとり登山の喜びに加えてきちんと注意や覚悟もいること
を併せて描いているのが良い。好きなことを仕事にしてしまったジレンマのようなものも後半描かれ、でもやっぱり、ひとり山に登ってしまえば山が好きだと再
認識し、自分を取り戻すくだりは素敵だったし、ほぼ言葉の描かれない最後のストーリーも良かったな。
『山の足あと』は、山に恋して『山と渓谷』の読者モデルになり、山とつきあい初めてから現在までの軌跡です。当時の記事に現在のコメントを加える形なの
で、現在の気持ちも知ることができるのが興味深い。槍ヶ岳にのぼり、「気が済んだ」という感想を持ったというのが、読んでいても感慨深かったです。
6/24(月)
犬島アートプロジェクトに行ってきまし
た。岡山の宝伝港からあけぼの丸で10分くらい。島全体を見て回るのに2時間だと足りない、3時間あればなんとか。家プ
ロジェクトのS邸とA邸も好みでしたが、メインの犬島製錬所美術館は
やっぱり良かった。色と光と音。
今や有名になった直島にも機会があれば行ってみたいです(地中美術館は素晴らしいらしい)。でも、きっとすごーく混み合うのだろうと思う。今でさえ、日差
しがキツかったので、夏の公開期間中は太陽および紫外線対策を万全にすべしです。
6/17(月)
最近は、お昼休みに近所の神社へ散歩に行くのですが、金曜日にはなかった茅の輪ができていました。3回ぐるぐるくぐってきました。
小林紀晴『メモワール 写真家・古屋誠一との二〇年』を読み終わる。
私が古屋誠一の写真を初めて見たのはいつだったのか。もう10年は経っていると思う。好きというのとは少し異なる感情で、その写真たちを見た記憶がある。
写真、そしてその撮った人・古屋誠一自身もなんだか気になる……と思っていたのだ。だから、今回のこのドキュメンタリーで古屋誠一の人となりを知ることが
できて、少し驚いている。
自死した妻の写真たちを使い、何度も写真集を編むということ。そのことに対する古屋の思いと、それを聞く小林。何冊目かの写真集で、小林が抱いた違和感を
他の写真家たちも感じ、それに対して語るくだりが私にとっては興味深かった。その写真家というのは、飯沢耕太郎だったり、荒木経惟だったりします。
極限状態における作品は、傑作が生まれる可能性を含みつつ、批判の対象ともなり得る、あやうい部分を持っているのだろう。写真家(あるいは別の表現者)
の、極限状態に置いてどう行動するか、そのせめぎあいも、人それぞれなのだろうなとも感じた。
6/11(火)
前回の日記を書いてから2週間しか経っていませんが、その間に登山関係の本を読んだり、道具を買い揃えたりして、頭の中は山登りのことでいっぱいです。
靴は、さかいやシューズ館にて購入。休日に池袋の好日山荘に行ってみたものの、混んでいて相談できそうになかったので、平日の仕事帰りにさかいやへ寄って
みた「初心者なのですが、どんな靴を選べば良いのか教えてください」とお願いをしていくつか出してもらった。丁寧に説明&接客していただいたのと、しっく
り靴が見つかったため購入。
リュックは、石井スポーツ神田本館にて購入。まず、さかいやエコープラザで相談するも、一通りの説明のあとは「いろいろしょってみてください」で終わって
しまい、種類が多すぎて選び方もわからないし、何より、正しい背負い方もわからなく、なんだかショボンとなってしまい、やめにした。池袋の好日山荘も、聞
けば教えてくれそうだけど店員さんが少ないため聞きづらい雰囲気。なんとなく眺めて店を出た。別の日に石井スポーツ神田本店で店員さんに問いかけたとこ
ろ、いくつかピックアップの上、背負い方も教えてもらえ、いろいろ比べることができた。リュックによって随分違うものなのだなーということがわかり、しっ
くりくるものを買うことができた。
レインコート及びウエアは、好日山荘およびLaLaさかいやにて。好日山荘は、ほっとかれる。LaLaさかいやは、よく話しかけられた。わからないことが
多いので、LaLaさかいやのほうが頼もしかったし安心できた。女性のウエアに特化しているので、店員も女性のみ。
基本的に山関係のショップは入りづらいし緊張しました。場違いな感じがしてしまって。その点、池袋丸井5階の山関係売場は、とても見やすい。もっと敷居が
低いのが、池袋西武。規模は小さいが池袋東武にも売場あります。
以下、面白かったり参考になった本など。
鈴木ともこ『山登りはじめました』(高尾山/木曽駒ヶ岳/立山/尾瀬・至仏山/鎌倉アルプス/富士山/丹沢・塔の岳)
鈴木ともこ『山登りはじめました2』(草津白根山/常念岳/八ヶ岳・天狗岳/屋久島・宮之浦岳/槍ヶ岳)
……絵もかわいいし、とにかく読んでいて楽しい。山登りが身近なものに思える。いい山登りしているなあと羨ましくなる。
鈴木みき『悩んだときは山に行け! 女子のための登山入門』『山小屋で、会いましょう! 楽しみ広がる「お泊まり登山」』
……脱力系の絵。著者自身の、山にはまった経緯と山小屋でのバイト生活など、山への思いが中心なのですが、Q&Aもあるし、「すべし」な感じがな
いところが良いです。『山小屋で、会いましょう!』を読んで、久しぶりに泣きました。
『私の山道具』『私の山道具2』……形から入ろうにも、その“形”すらわからないため、ファッションや道具類を選ぶ参考に。おしゃれなので眺めていて楽し
い。
小林千穂『山女子必携 失敗しない山登り』……初心者の頭の中にあるたくさんの質問についてひととおり答える形で、登山の概略がわかる。読み易いし、コツ
も書かれているので便利。
高橋庄太郎『トレッキング実践学』……現代的。理論的、でも堅苦しくない。
『東京近郊の山ハイク』、西野淑子『東京近郊ゆる登山』、若菜晃子『東京近郊ミニハイク』。女性向けに書かれた、かわいらしい感じの本。同じ山が載ってい
る場合でも、おすすめの寄り道が異なっていたり、少しアプローチが異なったりしている。比べるのも楽しい。
『駅から山あるき 関東版』。車を持っていないので、電車移動となると登山口まで遠いのは大変。というわけで、こういう本は便利です。新宿駅/池袋駅/東
京駅/上野駅を起点にした並びで山を紹介しているので、行き易い山をしぼり易い。
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2013.05/2013.07