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読後メモ
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2014.8/2014.10
日記の
フリ
日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。
日付ごとにアンカー付けています。
e.g.
http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary1409.html#yyyymmdd
2014年9月
読・観・聴・その他
9/23(火・祝)
岩殿山(標高634m)に行ってきました。東京スカイツリーと同じ高さで有名(?)です。
大月駅には8:28着。8:40から歩き始めます。丸山公園を経由して岩殿山までは危険なところはありません。9:40着。晴れてはいたものの雲が出てい
て富士山がクッキリ見えなかったのは残念ですが、輪郭がぼんやり見えました。
来た道をいったん下り、分岐に従って鎧岩方面へ向かいます。思っていたより道が細く、足元も乾燥しており細かい石や木の根などで結構歩きにくい。すべらな
いよう緊張しました。辿り着いた鎧岩は第一の鎖場があり、結構面白く登りました。アドレナリンが出る感じ。
次は兜岩のトラバース。これが心配だったのですが、手すりが付いているし切れ落ちた左側を一切見なかったので大丈夫でした。トラバースを過ぎると第二の鎖
場があり、これが途中でいったん終わりか? と思うとまだ続いていて途中どこに足を置いていいかわからなくなった箇所がひとつありました。でもまあ、鎖も
あるのでなんとかなります。
これらの危険箇所(?)を過ぎると次は稚児落としへの道を進みますが、これがまたかなり急な下りで緊張を強いられるのです。そして思ったよりも時間がかか
るなあと思いながら歩く。稚児落としの場所は大きな岩の上を歩くだけといえばだけなのですが、危険箇所と表示が出ているので端には寄らないようにする。こ
こを過ぎてもう少し安定した岩に着くので、そこから通って来た岩を眺めると「おお、絶壁の上を歩いてきたのね!」というのが良くわかる。10:55着。
あとは大月駅への表示に従って下りてゆくだけなのですが、やっぱり歩きにくい道が多いです。鎖場も2カ所あったかな(登りの人用か?)。と、突然のように
一般道路になりあとは延々と大月駅へ歩いておしまい。12:25着。
観光案内所でお風呂に入れるところを尋ねると、25分歩いた場所の福祉センターで入れますよ、とのこと。アメニティはなにもないらしい。510円。お風呂
は4つあり、一つは外が見える。場所が5階にあるため窓の外には遠くに道路を走る車や山々が見えて気持ちが良いです。入っている間は独り占めでしたがお風
呂から上がるとちょうど来た人が何人かいらっしゃいました。帰りは駅までバスに乗りました。200円。駅前のカフェでお昼を食べる。そして、行きの売店で
見つけて気になっていた「ふじちゃん」のぬいぐるみを買って
しまいました。
14:48の立川行き普通電車は混んでいて、ますます混んでくる。おまけに相模湖で特急待ち15分……。なんだか疲れてしまったのでいったん次の高尾で下
りて東京行き電車に乗り換えました。無事帰宅。
9/19(金)
吉田修一『怒り』を一気に読んだ。以下、軽くネタバレして
いると思います。
物語に迫力があった。人を信じることの難しさ。信じると信じられないの間を逡巡する側の心情が緻密に描かれている反面、その気持ちを知った側の心情は描か
れず、その行動のみがあらわされている。だから、均衡が破られたあとの状況の変化には読者である私にも衝撃を受けたし、疑いや謎はさらに深まってしまっ
た。一番印象に残った優馬と直人のエピソードがたった半年の長さであったことが不思議。直人は大きな3つのエピソードの中で一番語らない人という印象だっ
た。直人の顛末と最後の最後まで彼自身の言葉を聞けないまま終わったのがとてもせつない。
9/13(土)
腿がバンプアップしてます。階段下りるのが大変。
9/10(水)
2泊3日の日程で燕岳(2,763m)に行ってきました。
あずさ3号で立川7:54ー穂高10:44。
駅前の観光案内所で「八面大王足湯」ま
で歩
いて行けますか? と聞くと「歩けない距離ではないけれど……」と。歩いてたっぷり1時間はかかるでしょうと言われたのですが、どうせ時間はあるし、とい
うことで歩いて行くことにしました。そして、明日は燕岳だと知ると登山届やその他資料をいろいろ渡してくれました。さて、穂高駅からはまっすぐな道をひた
すら進むだけなのですが、やっぱり1時間は長い。観光案内所の人の「歩けない距離ではない」というのは正しいし、確かに敢えて勧める距離ではないですね。
車で
10分=徒歩1時間というのがわかって今後の参考にはなりましたが……。足湯自体はぬるめでいつまでも入っていられそうな気持ち良さでした。
駅までまた歩いて戻ると、駅前ではレンタサイクルの呼び込みが行われている。そのうちの一つ、カフェもやっているひつじ屋で昼食をとりました。カレーといちごジュースを
頼みましたが、このいちごジュースが混じりっけなしのいちご! という贅沢な味わいだったー。中房温泉行き14:45の定期バスに乗って、本日泊まる有明荘ま
でうねうねとした細い道(すれ違いには苦労する狭さ)を約50分。標高1,380mあります。バスの中運転手さんが「熊を3回見た。同じ熊だった」などと
いうことを話しているのが聞こえました。荷物を置いて少し外
を歩こうとしたら、フロントの人に「遠くまで行くのであれば熊鈴を持ってったほうがいいかも」と言われました。本当に身近な熊……。
家族風呂と大浴場があり、家族風呂は宿泊者専用だったので行ってみたところ、熱すぎて断念。大浴場で入り直しました。内湯は適温、露天風呂のお湯は少しぬ
るめでいつまでも入っていられそうな絶妙な温度。広々していて本当に気持ちが良い。そして誰もいなかった。
夕食は18時。おいしくて大満足。ニジマスのつぶら揚げが特に良かった。骨を気にせず全部食べられるところも。
食後、雨が降っているのに気付きましたが、天気予報通りだな明日は晴れるだろうと楽観視し、9時くらいには寝ました。
9/11(木)
幸い雨は止みました。快晴とまではいきませんが降っていなければ万々歳です。7時に朝食をとり、エネルギーは充分。有明荘で翌日の着替えを預かってもらっ
て出発です。有明荘から登山口ま
では約15分で着きます。
登山口(標高約1,450m) 燕山荘(標高約2,712m)の標高差約1,260m、コー
スタイムは5時間程度です。
ちゃんと登山届けを出して、登山口を出発(7:51)。「北アルプス三大急登とはいえ整備されていて登りやすい」という予備知識があったのですが実際その
通りだなあと思いました。あっという間に第一ベンチ(8:48)、第二ベンチと過ぎる。山と高原地図の冊子には、第三ベンチからはあまり急でなくなるよう
なことが書いてあったけど、むしろ第三ベンチ(9:51)から先のほうがキツく思えました。疲れが出ているからなのかどうかわからない(翌日の下りでの感
覚も、やっぱり第三あたりまでのほうが傾斜がキツいと体感した)。
合戦小屋(10:57)にはお手洗いがありま
す(ペーパーあり、料金無料)。まずは名物のすいか!
標高の高さと歩きをやめたことによる寒さを感じつつ、一切れを半分ずつ食べる。水分と甘さが疲れにききます。あとは有明荘でもらってきたお湯をちびちび飲
んだり、持って来たランチパックやナッツ類などを食べたりしてお腹を満たしました。フリースとウィンドシェルを着て、耳当て付きニット帽をかぶり、手袋を
していないと寒いくらいの温度。本当は早く出発したかったけど、高山病が怖くて長い滞在を選びました。ここの標高が2,350mあるためこの先を急ぐと身
体がついていけない可能性もあったので。11:47出発。この先燕山荘までは行程の中で一番つらく感じました。高山病に対する恐怖感も強かった。
燕山荘13:06着。チェック
イン可能とのことだったので、荷物を置いて燕岳に行くことにしました。それにしても素晴らしい眺めです。写真でみたそのままの風景が目の前に広がってなん
だか現実感がありませんでした。
燕岳山頂へは40分ほどなのですが、美しい景色が展開していきます。でも、かなり疲れていたのに加え、寒さと眩しさで疲れ倍増。マフラーを巻けば良かっ
た。サングラスが欲しかった。あと、なんだかちょっと頭が重い……。などと気持ちが乱れ、ゆっくりとしか歩けませんでした。山頂までの道すじが途中からわ
かりにくかったです。雷鳥さんに会いたかったのに、見かけるのはたくさんの猿ばかり……。山頂に着けたときは安堵して、燕山荘への帰り道はひたすらケーキ
セットのことばかり考えてました。途中、昨日有明荘にいらしたご夫婦とすれ違い話をすると明日はどうやら縦走の模様。超うらやましー。
戻ってから着替えをし、乾燥室で衣類を乾かす。そしてそして、喫茶室でケーキとホットミルクを。ケーキセットの飲み物でホットミルクが頼めるなんて、なん
てなんて気が利いているの!!! 寒くて寒くてとにかく暖かいものをとりたいのです。そしてカフェインはそんなに欲しくない。地上にいたらケーキにはブ
ラックコーヒーだけど、今回はケーキに砂糖入りホットミルクですよ。
食べ終わっても15時半くらい。夕食は18:15からなので時間はたっぷりあります。頭がやっぱり重かったので頭痛薬を飲んで少し横になりました。17:
50くらいの日の入りを見ようと外に出てみましたが、雲がたくさん出ていて夕日は拝めず。
18:15からの夕食には行列ができていて、平日なのに(自分も含めて)どんだけ人がいるんだと思いました。燕山荘のスタッフさんがご挨拶とご案内をアナ
ウンス。「明日の日の出は5:20頃、でも予想気温が1度です」とおっしゃる。1度かあ〜。食べ終わり、特にすることもないので乾燥室の衣類を取り込んだ
あと、19時半には寝てしまいました。やっぱり少し頭が重いなあ。一度21時半に目が覚めたので、もう一度頭痛薬を飲む。
9/12(金)
ご来光を見ようと4:50に起きる。寒くないよう支度をして外へ出る。もう線を引いたように明るくて、外に出ている人がたくさんいる。見晴し台のようなと
ころで寒さに耐えながらひたすら日の出を待ちます。遠くに槍ヶ岳やプリンのような形の小さい富士山も見える! 太陽は昇るときは早い、そして丸くていっき
に周りを暖かくする。不思議だなあ。初めてのご来光体験でした。
朝食を食べて出発の準備をする。外へ出て周りの景色を今一度眺め堪能する。思った以上の景色だったなあ。下りるのがもったいないなあ……。ああ表銀座を歩
きたい。こんないい天気の日に稜線を歩ける人は幸せだ。
合戦小屋までの道では、昨日見えなかった景色がひらけ天気のいい早朝に歩く醍醐味を味わいました。槍ヶ岳がいい感じで見えるし、空が真っ青、あとはただ緑
緑。
出発(6:50)。合戦小屋(7:30)。第二ベンチ(9:02)。中房温泉(10:02)。
ずいぶん早めに下りたような感じだけど、登って来る人がかなり多く、途中途中で人待ちの休憩をしながら下りたのでそれぞれのベンチでの休憩時間はほぼ取ら
なかった。合戦小屋でのトイレ休憩くらいか。体感としては第三ベンチあたりまでのほうが急なんだけど疲れが出るのは第一から登山口まで。ああそろそろ終わ
りだという気のゆるみと、それまでの急な下りが足にクる。正直、登山口から有明荘へのゆるーい下り坂が腿にキツくて、これって膝が笑うじゃなくて腿が笑う
じゃないか? って思いました。
有明荘で日帰り入浴(宿泊者は無料なのです)、お昼にソースカツ丼とブルーベリースムージー。まったりゆったり……。12:38のバスに乗って穂高駅ま
で。12:52の普通列車で松本駅まで出てから、お土産を物色。15:47の松本発あずさに乗り、19時過ぎに帰宅しました。
この日もずーっと頭が重く、吐き気とまではいかないのだけど胸がむかむかする感じが続きました。軽い高山病だったのか、気温の変化の幅広さについてゆけな
かっただけなのか不明です。頭はガンガン痛いわけじゃなく、食事もとれないことはなかったので……。意識して前日から水分は多めにとるようにしたし、呼吸
にも気をつけたけど、多分体質的に高山病になる可能性は高い気がします。
服装メモ:
1日目:メリノ1半袖の上+モンベルの一番薄いメリノ。宿に着いてから、メリノ1半袖+スマートウール長袖。
2日目:モンベルメリノ+メリノ2襟付。BUFF。キャップ。手袋。合戦小屋より先では、フリース、ウィンドシェルを重ね、手袋も。小屋では耳当て付き
ニット帽をかぶるも、行動時はキャップで大丈夫。
小屋に着いてからスマートウール長袖+フリース。行動時の2つのメリノは乾燥室で乾かす。乾いたら、スマートウール+襟付きメリノ2+フリース。これで寝
る。外に出たときは+ダウン+ニット帽+フリースマフラー。これで上半身はほぼ大丈夫。ただし、下半身の腿の辺りは少し寒い。我慢できないほどではない。
3日目:寝たときの服装+ウィンドシェルで出発。下るにしたがって、フリースをしまい、ウィンドシェルもしまう。
耳当て付きの暖かいニット帽は必須。ダウンやマフラーも朝夜に外に出るときは断然あったほうがいい。
今回、やっぱりサングラスが欲しいなと思った。
9/8(月)
マーガレット・ミラー 宮脇裕子訳『悪意の糸』を読みました。罪の報いを受けるにしても随分と重い。この結末はこちらの心もぐったり疲れさせた。刑事の
イースターの存在がなんだか浮いているように思える。物語の中でああいった感情を添える必要はあったのだろうか?
9/7(日)
金曜日に外苑前のリュネット・ジュラに行き店員さんと話をしていたら、あ
らたに2つ候補の眼鏡が増えてしまった。表参道で見た眼鏡も一緒に見ようとしたところ、その眼鏡が外苑前では売り切れ。店員さんがどちらかの店舗に全部集
めましょうか、と提案してくださったのでお言葉に甘えて表参道にとお願いをした。
で、決めるべくお店に行ってきたのですが、色はほぼ同じ、しかしタイプが全然違うので迷いに迷う。マイキータのaki、theo
の2種類(huitante + deuxという名前のものとあと忘れた)。結局、一番最初に表参道ですすめられ、一番細くて軽いマ
イキータのakiに決めました。
9/3(水)
南信州菓子工房株式会社の輪ぎりレモンを春頃コンビニで見かけて、
すごーくはまったのですが、しばらくすると見なくなりガッカリしてました。ところが山へ行ったときに売店をのぞくと大袋の「輪ぎりレモン」や「ひとくちり
んご」もあったりするのです。レモンもおいしかったのですが、この「ひとくちりんご」も食べ始めたら止まらないくらいおいしい。ちなみに、キウイは味がぼ
んやりしてあんまり。
で、なんとか仕入れる方法はないものかと会社のページへ飛んでみた
ら、「ドライフルーツのご購入はこちら」とある。楽天のお店にリンクされていて、あっさり大袋が買えました。おためしセットなどもありました。
そのほか最近はまっているのが、スペシャル歌舞伎揚げです。
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2014.8/2014.10