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読後メモ index

2014.92014.11

日記の フリ 日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。

日付ごとにアンカー付けています。

e.g. http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary1410.html#yyyymmdd


2014年10月

その他


10/28(火)
先日、辞書の本を読んでいたとき実物の辞書を久しぶりに引っ張りだして気付いた。細かい字が見にくい。もしやと思って眼鏡を外すとむしろハッキリする。こ れが老眼の始まりなのか? 意識してなかったんだけど本当はすでに進行していたのかもしれないなあ。あまり細かいものを見ることはないので不便は感じないとはいえ、針に糸を通すのは ダメだ。

最近よく頭に浮かぶ歌「いつくしみ深き 友なるイエスは〜」、これが賛美歌なのはわかるんだけど、いったいどこでこれを歌う機会があって覚えているの かがわからない。学校の音楽の授業? そしてそもそもなんでこの曲を最近思い出すのだろう。思わずAmazon で「賛美歌」を検索して買おうかしらんと思ったり……。

10/26(日)
官ノ倉山(標高344m)に行ってきました。標高差もあまりないしコースタイムも3時間強、実際の上り下りに関して言えば実質1時間くらいだと思う。です が、ガイドブックにも「山歩きの面白さが短いコースに凝縮」とあるとおり、その短い行程の中で急な上り下り、鎖場、足元も木の根っこあり、岩場っぽいとこ ろありなど、確かにバラエティに富んでいました。
東武竹沢駅を9:12スタート。スタートから官ノ倉峠までは薄暗い道が時々ぐっと急になりながら続いて行く。前にも後ろにも人がいないので、少し怖いくら い静か。峠に着くといきなり開けていて、官ノ倉山までの急登がよくわかる。そして、前にグループがいるのが見えてちょっと安心。急登だけれど短いので官ノ 倉山の頂上へはすぐに着けた。10:21着。山々が美しく見えるすがすがしい景色。
次の石尊山へは急な下りのあとに登り返す。そして石尊山から下りるときには結構長い鎖場が続いていた。鎖を時々使ったり、むしろ使わないほうが下り易かっ たり、確かに長い鎖場だなあと思いながら下りた。これは絶対登りのほうが楽しいよなあ。
その後、北向地蔵、長福寺と経由して小川町駅へは普通の道を歩く。逆向きコースもありだと思うが、駅から長福寺あたりまでの道のりが50分と長いので、飽 きそうな気もする。小川町駅で終わりのほうが温泉にも行けるし、むしろ、小川町から官ノ倉山往復、というのが楽しいかもしれない。小川町駅12:18着。
小川町駅に着く前に、線路と平行に走る道を進み線路の下をくぐれば駅の向こう側に行ける。駅の向こう側から川を越えて大きな道路沿いを歩いてゆくと「おがわ温泉 花和楽の湯」。大人1080円で、 お風呂+岩盤浴に入れ、浴衣、バスタオル、浴用タオル、岩盤浴衣もついてくるという、手ぶらでOKなところがすごい。ひとやすみするところが「ひとやす み」するところと「うたた寝」するところ2つもありました。
駅からほど近い和菓子屋さんで、レモンまんじゅうを買う。お昼頃にのぞいたときにはお団子類もバラ売りしていたのだけど、15時過ぎた今は5本にまとめら れていてバラ売りしないらしい。残念! この道をもう少し駅から離れて歩くと観光案内所もあり。小京都と呼ばれる小川町、山の行き帰りも好きな雰囲気だったのでちゃんと調べてまた来るのもいいな あと思いました。
ちなみにレモンまんじゅうは、餡は普通の味だったので皮にレモンを仕込んでいるようです。

10/25(土)
毎年使っていたミドリのスウィフトプランナーが廃盤になったらしく、来年の手帳はどうしようか考えた。結局、10月いっぱい送料無料のミドリの中からトリ柄の小さな手帳を 選ぶ。大して予定のある生活ではないので、書き込みのできる小さなカレンダーが12ヶ月分あればそれで良いのだ。届いた手帳はトリの柄が思った以上にかわ いい。手帳の小ささもいい。

10/24(金)
ときど『東大卒プロゲーマー』
ゲームと出会い情熱を注げる対象だと気づき、結局職業としてプロゲーマーを選択したその過程が描かれている。練習するのも作戦を練るのも対戦するときも一 人。けれど、それがゲームというコミュニティで行われる以上、そこにはルールが存在するわけで、勝手なことをするたびに彼は周りに気付かされ、そして素直 に反省する。傲慢だった過去も隠さない。彼は人間のことが好きなのだろうなあと思った。親へのリスペクトが随所に見られますが、実際、すごい親だなーと感 心します。

佐々木健一『辞書になった男』
『三省堂国語辞典』の見坊豪紀と『新明解国語辞典』の山田忠雄。最初は一つの辞書の編纂に携わっていた二人がなぜ袂を分かったのか。周囲の人たちへのイン タビューを経て、二人の研究スタイルや目指すもの、性格の違いに三省堂の思惑が絡み、二つの辞書が誕生したという経緯を知った。言葉の語釈を記している辞 書は、その語釈を決めるのが人間である以上そこに人格のようなものや思いが出てしまうのだろう。二人の経緯を辿っていくなか、それぞれの辞書の語義の中に まるでやりとりを交わしているようなものが見つかる。それは著者の“読み”や“解釈”である可能性もあるのだけど、でもやっぱり、ふと出てしまった思いの ようなものを感じたのは確か。「ブルーフィルム」のくだりが特にじんとした。
また、新明解が「語義が面白い」という観点から“のみ”アップされた件は、辞書編纂をする側としては不本意であることをこの本を読むまで気付かな かった。私自身ただ面白がって新明解を持っていたり読んでいたりしたから(今も3版、4版、5版あります)。成立の経緯や思いを知った今は、面白がるだけ じゃ悪いような気がしています。

夏にNHK-BSで放送した『プラトニック』を 少しずつ観ています。第三話「娘の初恋」を観おわって「一話と二話を消さなければ良かった」と後悔しました。堂本剛があることに対して怒りをあらわにする のですが、「センチメンタルな夜」「なにもない夜より素敵な夜」「自分だけの大切な夜」というくだりがとても良かったのです。

10/19(日)
丸山(標高960m)に行ってきました。スタートとゴールが芦ケ久保駅でここは駅からすぐのところに道の駅があり、少し歩くと(ただし車の方が絶対にい い)果物狩りのできる農園がたくさんあります。そちらがメインなのか、丸山の行き帰りはそれほど人とすれ違わず。
秋津7:45ー飯能8:28ー芦ケ久保9:03。コースタイムはトータルで4時間55分とのこと。
9:16出発。駅から登山道入口まで50分くらい。日向山分岐から県民の森分岐までにはすべりやすい急坂が何度かあります。岩場がないかわりにだらだらと した登り坂が多いのでかえって疲れる感じ。丸山の山頂へは意外と早く着きました。11:13着。360度の眺めがありますが、くっきりはっきり見える景色 ではないかな。ここでお昼をとり、下山は2時間と見込んで11:53に歩き出す。下山は歩きやすい道と歩きにくい道の差が大きく、めりはりがあるといえば あるんだけど割と疲れる。途中のパラグライダー発射地点からの眺めが良い。頂上からの眺めより好み。昼寝している人がいました。それにしても、ほぼ平らな 道を歩く距離も長いためか、ずいぶん歩いているのに着かない感じを受けました。実際にはコースタイムと変わらなかった わけですが。13:46着。
ガイドブックによると道の駅にはシャワーがあるらしいのですが、わかりにくかった。結局事務所まで行かないとわからないことになっていて、事務所の人に シャワーを浴びたいとお願いをすると並びにあるシャワー室を案内してくれるという次第。シャワー室は2つあり。本当にシャワーしかありませんが10分 200円でさっぱりできるので良いです。
14:53芦ケ久保発で帰宅。秩父ですでに満席だったのでしょう、席はまったくなく、武蔵横手と高麗ではどっと乗って来て(日和田山でしょうか)ラッシュ 並になりました。

10/18(土)
クリント・イーストウッド監督『ジャージー・ボーイズ』(2014年/アメリ カ)を観てきました。
まったく予備知識なしだったので、この物語が事実を辿ったものなのかもわからないまま映画に入った。聴いたことのある歌が出てきて、あ、これは事実に基づ いた話なのね、と納得する始末。ボブがメンバーと初めて挨拶を交わしたあと自分の曲をお披露目したシーンでは、次から次へとメンバーが加わり音が重なって いってまさに「新しい曲が生まれた瞬間」の現場に居合わせたよう。興奮しました。そして、多分一番の見せ場である『君の瞳に恋してる』はなんて素敵な歌な んだろうと思った。それを歌ったときのフランキーの状態に思いを馳せたからだけではない。素晴らしい作品を素晴らしい歌い手が歌うということの圧倒的な迫 力をそこに見た。
帰宅してから『君の瞳に恋してる』を検索したら「フォー・シーズンズ」と出て来て、うわーほんとにフォー・シーズンズなのか! と知りました。ほんとすみません。

10/16(木)
今邑彩『人影花』を読み終わる。さくっと読めるホラーです が、後味の悪い話が多いです。そうだろうと知ってて読み始め、途中でも結末の行方に気付くのですが、怖いものは怖い。「鳥の巣」は作者が亡くなったことを 知って読むと怖さとともにやり切れなさも感じる。

NHKのBS1で『赤毛のアン』を放送しているのを 録画して観ている。先週は第27話「マシュウとふくらんだ袖」、今週は第28話「クリスマスコンサート」、そう、有名な「ふくらんだ袖」のエピソードで す。27話は半分泣きながら観て、実際に服がプレゼントされる28話のほうが冷静に観られたんだけど、両話ともなんだか録画を消せない。ここで 各話の解説を読むのも楽しい。

昨日の『クローズアップ現代』のタイトルは「“百寿者” ー知られざる世界」。体力が落ち、完璧に健康ではないという肉体の限界とは裏腹に、80歳を超えたあたりから精神的には豊かになっていく感覚があ るらしい。どんな感覚なんだろう? 80歳を超えてみたくなる。

月ごとのまとまりをつくらず、ここのページばっかりふくらんで重くなっててすみません。2013年の5月なんてほぼ1年半前ではないか。
10/12(日)
御嶽山の噴火のニュースにはさすがに驚いてショックを受けた。下調べもするし、危ないところには行かないと決めてはいたものの、人ごとではないと思う。す べてにおいて無理は絶対にしないと改めて思うのみ。

一肇『少女キネマ』を読みました。舞台は現代に間違いない と思うんだけど、いつの時代? と錯覚が起きるほど古風な香りが漂う。非現実的な設定もまたその世界観の中ではまあいっかと思える。作者は物語の形を借りて自分の映画愛(愛というにはあ まりに強いが)を語りたかったのかなあとも思いました。

最近のおいしかったもの。明治のザ・チョコレート。こく苦カカオと香るカカオがあります。香るカカオを初めて食べたときにはあまりにおいしくて2、3本続 けて食べてしまった。

最近、表参道へ5回くらい行っているのですが、その度にものすごい行列を見ます。お客が女の子だらけでマシュマロをチョコレートにつけて食べているお店に 並んでいるのだと思う。外からお店の中を見ると確かにおいしそうだしおしゃれー。きょうは思わず帰宅して「表参道  マシュマロ」で検索かけたら出てきました。やっぱり相当待ちそうですね。

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