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読後メモ index

2014.102014.12

日記の フリ 日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。

日付ごとにアンカー付けています。

e.g. http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary1411.html#yyyymmdd


2014年11月

その他


11/27(木)
年賀状の印刷を依頼しにロフトに寄ってきた。今年はいつもより遅い申し込みだった気がする。出来上がりは12/10頃のもよう。

11/26(水)
高野文子『ドミトリー ともきんす』。学生寮に住む寮生さ ん4人、朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹の紹介をしつつ読書案内。それを高野文子の漫画で。彼らの理論は難しくてよくわからないけれど、紹 介された随筆でその文章に触れることができるのは嬉しいと思う。情緒的なことを語っているわけではないのに情緒を感じる文章たちが魅力的です。

11/23(日)
1泊して大岳山から御岳山へ歩いてきました。奥多摩駅ー大岳山ー御岳山(宿泊)ーつるつる温泉ー武蔵五日市駅。

乗り換えの立川駅で、07:05発の青梅行きに乗ろうとしたら臨時列車がありますとアナウンスがあったので急遽そちらに乗ることにしました。ホリデー快速 おくたま91号、11月の土休日に運行しているみたいです。電車は混んでいてずーっと立ちっぱなしなのが辛かった。立川発07:03発、奥多摩駅には 08:13着。奥多摩駅で降りる人はたっくさんいてトイレも大行列。ところがその人たちはみんなバス停に向かい、大岳山へ向かう人はほとんどいない感じ。

駅から登計峠までの詳しい道を知るために、駅前の観光案内所で地図をもらう。途中通る愛宕山の石段はスズメバチの巣があるために迂回するようになっている と言われた。

登計峠から鋸尾根を進みますが、気持ちのいい尾根道です。葉が落ちた木々の間から山々の景色が見えて清々しい。途中、鉄ハシゴが数か所ありますが手すりも あり傾斜もゆるく、数段程度のもの。鎖場は、木の根が隣に這っているのが登りにくいもののなんとか登れました(迂回路もあり)。急な岩場もあるにはありま すが、尾根道とのメリハリがむしろいい感じ。

鋸山手前でトイレのために大ダワへ下る。この道は薄暗い上にすごく急だったり細かったりして怖かった。大ダワからは元の道ではなく大岳山へ進む道を登る が、鋸山の頂上を目指していったん戻る形になる。登っている間お腹がぐーぐー鳴ったので、おにぎりを1つだけ食べた。上りは結構急。なので降りるのもわり と急。結局、鋸山手前で大ダワへ降りてから再び屋根に戻ってくるまでに約1時間を費やした。

その先もてくてく歩いて大岳山到着。少し曇っていて遠くまで見渡せる景色ではなかったですが、達成感あり。山頂は大賑わいで料理をしている人も多かった。 ただ、のんびりくつろげる場所もなさそうだったので、先に行くことにしました。岩場の下りが少々きつかったものの、大岳山荘に到着。ここから先、御岳山ま で は鍋割山を経由するかロックガーデンを経由するかなのですが、ちょっと疲れも出てきたためロックカーデン経由にしました。ちなみに奥の院付近で最近クマの 親子の目撃情報が連日あったもよう。峠からの道はゆるやかな下りで、それはそれで疲れた足にはつらいものもある。

ロックガーデンあたりからは人通りも増えてきて、長尾平では茶屋でくつろぐ人もたくさん。御岳山へのちょっと急な階段を登って登って登る。お参りをして無 事な到着を感謝して、昭和な感じの参道をそぞろ歩いてお土産をひやかす。そして今晩の宿、山楽荘へ向かいます。前、つるつる温泉へ向かう道にこの 宿を見かけ、素敵なアプローチだなあと思っていたところです。

薬草のお風呂に入り、大相撲千秋楽を見て、夕食。夕食は、宿の畑で採れるもので作られています。さしみこんにゃく、鮭の鍋、天ぷら(ゆずの天ぷらもあ り)、お魚にもち米を入れて蒸したもの、しその佃煮の載ったごはん、その他さまざまなおかずが少しずつ楽しめます。おなかいっぱい。それなりに疲れていた ので9時頃には寝てしまいました。

奥多摩(8:51)ー大ダワ(11:18-11:22)ー鋸山(11:57)ー大岳山(13:15-13:21)ー御嶽山神社(15:21)

11/24(月・祝)
前日に予約をした朝拝は6:30に始まる。神主さんでもある山楽荘のご主人と共に神様への挨拶を行うのだ。呼吸法をやったりしたあと、お祓い、玉串の正し い意味や作法を教えてもらい、大祓詞(おおはらえし)を神主さんと一緒によみます。最後に、一人ひとりに御札と違う言葉の書かれた色紙をいただきました。 色紙には、どうして私のことがわかるんだろう?と不思議な気持ちになる言葉が書かれていました。
朝食は、たっぷりのおかゆのほかに切干大根、なます、お味噌汁、漬物などやはり身体に優しい料理の数々。9時頃出発して、日の出山へ向かいます。晴 れていれば富士山も見られるような見晴らしのいい場所なのですが、残念ながら視界はそれほど良くなかった。まだ10時頃なのに頂上には何人か人がいて、す きやきらしきものを作っている人もいました。その先 のつるつる温泉へは、ただ下りてゆくのみ。
つるつる温泉は大混雑で、洗い場でしばらく順番待ちをしました。食事処も混んでいたためアイスクリームのみ食す。13:00のバスに乗り、13:37武蔵 五日市発の電車で帰宅。

山楽荘(9:00)ー日の出山(9:46-10:00)ーつるつる温泉(11:38)

11/19(水)
インフルエンザの予防接種を受けた。

11/14(金)
深水黎一郎『大癋見(おおべしみ)警部の事件簿』。ミステ リのお約束を逆手に取って書かれたミステリと言えばいいのかな。読み始めはあまりに軽くてやめようと思ったのに、そのうちどんなお約束をぶっちぎるのが気 になって結局最後まで読んでしまったという……。

中島義道『哲学の道場』。11/2に鷲が峰ひゅってに泊 まったとき、本棚にあって読んでいたら結構面白かったので帰宅してから買った。けど、改めて読むとあんまり頭に入ってこなかった。ただ、著者の目論みは私 には当たった模様。

松本理恵『山小屋ごはん』
有名どころあり、初めて知ったところあり、行ってみたいところあり、行く予定のところもあり。
たまたまその鷲が峰ひゅってのカリーが載っていました。玉ねぎと鶏がらスープとカレー粉だけで作ったなんて思えないほどいろんな味がしました。
しらびそ小屋は、今は予約しないと(予約してもだめなときはだめらしいが)厚切りトーストの朝食は出てこないらしいと行った人のレポをネットで読んで知っ た。私のときも宿泊時に何もお願いをしなかったら普通に和食だった。たぶん人気が出過ぎたのだろう。
三斗小屋温泉大黒屋はこのあいだNHKの『小さな旅』 にも出ていた。私も行きたいと言っていたのに、むかし三斗小屋の煙草屋のほうで殺人事件があったとかで怖い怖いと言われ結局行きそびれた。違う建物とはい え、まあ、知ってしまうと怖いかもしれないけどねえ。やっぱり行ってみたい。
御在所岳の御在所山ノ家の小家主さんはこの本に出たときに98歳現役で文章が終わっているのだけど、今はどうなのかつい調べてみたところ99歳でお亡くな りになったようだ。本で載っているだけの初めて知った人が今は亡くなっていると知るとわけもなくせつない。

11/9(日)
中島京子『花桃実桃』。突然亡くなった父の遺産としてア パートを受け取った40過ぎの茜。会社から肩たたきされていたタイミングもあり、アパート経営かつ住人になると決めた。昔からの男友達や個性的な人たちと の交流が描かれるのですが、しみじみとしてなくて、むしろ笑いそうになって困った。茜の心の声や実際の発言もおかしいし、百人一首の解釈のくだりとか、よ くこんなに(間違えた例を)考えたなあと笑える。

とうとうこたつを出した。

11/7(金)
増井幸恵『話が長くなるお年寄りには理由がある 「老年的超越」の心理 学』
10/16のNHKのクローズアップ現代を見て超高齢者の気持ちが気になり、読ん でみました。このタイ トルは読者を惹き付けるために付けられた感が否めません。答えは本を読み始めてわりとすぐに出て来るのですが、そこがこの本の核心部ではまったくないので すから。
ある90歳代の女性は、寝たきりなのに「こんなに元気なの、私くらいだよね」と言い、「とても恵まれているし、悪いところはどこもない。ここまで生かして もらっているのが本当にありがたい」と語る。超高齢者は、体の状態と心理状態が必ずしもリンクしていないらしいのです。
歳を重ねるにつれて、幸福感が大きくなってくるという「老年的超越」。具体的には、ありがたい・おかげさまという気持ち、利己的から利他的へ、孤独を感じ ない、死を恐れないなど、いいことづくめの感覚で、出てくるエピソードを読んでいるだけでこちらの気持ちも満ちてきます。こういった感覚を体感したいがた めに長生きをしたいなあと思ってしまった。70歳代がいちばん辛いらしく、そこを超えた80歳以降から感覚が変わってくるらしい。お年寄りに孤独はいけな いと思い込んだり、いつまでも元気で溌剌として欲しいなどと思うのも、“若い”人たちからの勝手な思い込みだったり押しつけだったりする可能性もあると知 り、少し反省もしました。高齢者の心理を知ることがこんなに面白いとは思わなかったなあ。

11/5(水)
窪美澄『よるのふくらみ』。自分の心が弟のほうにあると気 付きながら、気付かないふりをして兄と結婚しようとしている女性。物語の冒頭からすでにこの問題が提起されているので、うわーどうするんだろうーどうなる んだろうーと下世話な気持ちが働いてぐいぐい読んでしまった。そう、下世話な話だから面白い。映画化できそうな感じだ。映画になってしまったらもっと下世 話な感じになっちゃうかな。
小笠原さんと出会ったときの裕太も、京子と出会ったときの圭祐も、兄弟揃って「予感」を感じているんだなあなんて変なところに気付いたりしつつ、圭祐の予 感は明るいものであってくれよと思ったのだった。
ほかに最近読んだのは、山崎元『超簡単 お金の運用術』な ど。

11/2(日)
1泊2日で霧ヶ峰(車山高原)に行ってき ました。

あずさ1号で、立川発7:21ー上諏訪9:14。アルピコバスで、上諏訪9:31ー車山肩10:34。バスは1,100円。上諏訪からのバスの車窓風景は 秋の彩りに満ちていて美しかった。カラマツのオレンジが透明感のある色で幻想的でもある。
車山肩に着くと風も強く空気も冷たい。フル装備して出発です。
車山へ向かいますが、道が広いのはいいとして小石がごろごろするような道なので結構歩きにくく疲れます。おまけに寒い。車山肩へ着くも霧がかかり見晴らし は良くなくて残念。続いて車山乗越へ。この先、本当は南の耳、北の耳、ゼブラ山へと行きたかったのですが、天気があまり良くないので歩いたことのある平坦 な道にしておくことにしました。蝶々深山に着いても強風、物見岩に着いたらおにぎりを食べる! と決めていたのに強風、隠れる場所なしで諦めて歩き続けます。キャンプ場跡地のところでもう限界、お腹が空いたーと「休憩場所」に腰を下ろしおにぎりを食 べていたらとうとう雨が降り出しました。装備して八島ヶ原湿原への道を歩き続けましたが時々雨が強くなり、風景はもちろん何も見えずちょっと先は霧という 視界 の悪さ。

宿泊先は鷲が峰ひゅって。15:30少し過ぎたあたりでチェックイ ンをしました。何から何までセンスがいい! という素晴らしい場所でした。山小屋風であって山小屋ではないので、アメニティや浴衣(ただし寝るときのみ着用のこと)、タオル、歯ブラシなどもありま す。お風呂は入口の扉に、今どこの部屋の人が入っているかわかるように印をつけるようになっています。広くて天気がよければさぞかし眺めがいいであろうお 風呂。洗面所にはアロマが炊いてあります。室内はストーブがついていてとても暖かい。そして何より、普段着でフランス料理が食べられるというのが嬉しいで す。ワインなどのお酒も楽しめるのでグランスワインを1杯いただいてしまった。夕食の後はロビーで本を読んだりパズルをしたりして、ゆったり過ごしまし た。
雨風の音が強く、翌日の天気を案じながらも暖かい布団でぐっすり休む。

11/3(月・祝)
起きると快晴。遠くの山々までよーく見える。8時からの朝食で、オーナーさんが「今朝の外気温は0度です」と告げる。室内は暖かいから想像できないけれ ど、雨が降っていなければそれだけでもう充分嬉しい。
10時に八島ビジターセンターでのガイド ウォークを予約していた。インタープリターさんと見習いガイドさん、私たちの計4人でした。湿原の成り立ちを聞いたり、湿原が一番近くで見られる場所に案 内してくださって観察したり、植物がほぼ休眠状態の今でも春への準備をしているところを教えてもらったり。ただ単に「きれいだなー」だけではなく、知識を 前提に風景を眺めるとまた興味深く、ガイドをお願いして本当に良かったです。7月に来たときは瑞々しい緑色の風景が今はまったく異なる秋の色。見習いガイ ドさんは、今の季節が一番好きだとおっしゃってました。5月頃は今よりももっと色のない景色らしいのですが、カエルが鳴き始める頃で、6月いっぱいまで聞 けるとか。霧が晴れてきょうのように遠くまで見渡せるとその美しさに圧倒されます。
11:30にいったん鷲が峰ひゅってに戻り、ランチのカレーをいただく。なにからなにまで素敵なところだったなあ、鷲が峰ひゅって。居心地も良かった。道 路沿いにあるので、車のある人は歩かずにも来られます。冬はバスもなくなってしまうけど、タクシーで来て宿に泊まりスノーシューを楽しむなんていうのもで きるわけで。……いいなあ。

12時を少し過ぎたあたりに出発し、沢渡経由で車山肩を目指します。沢渡から車肩へは足元の悪い登りで、下りじゃなくてまだ良かった、と思う。車山肩へは 思ったより早く着くことができたので、車山肩13:40ー茅野14:45のバスに乗る。片道1,550円。霧ヶ 峰富士見台に差し掛かると、山々がわーっと見えるようになり、テンションが上がりました。もう雪が降ったんだなあとわかる景色。そしてカラマツな どで作られるグラデーションが夢のように美しい。

霧ヶ峰を通るバス路線は、茅野駅〜白樺湖〜車山高原〜霧ケ峰〜新田上〜上諏訪駅。霧ヶ峰に来たときは上諏訪から、帰るときは茅野へ、というルートを取った ため、この路線をすべて楽しめたので良かったです。どちらの景色も素敵だったけど、ダイナミックさでは茅野ー霧ヶ峰、時間の短さとカラマツの美しさでは上 諏 訪ー霧ヶ峰だと思いました。

茅野駅に着いてからは15:06の下りに乗って隣の上諏訪駅へ。片倉館で お風呂に入りたかったので。徒歩8分です。昭和初期にこんなにモダンな建物を庶民のために作ったというのが何ともすごい。浴槽は広くて深い。深いから立っ たまま入らなければならないと思い込んでましたが、端に一段あるので腰掛けられます。ちなみに深さは1.1mのようです。

上諏訪駅で帰りの電車を待つ間、念願の上諏訪駅ホームの足湯に 入りました! 結構温度は高めでしっかり温まります。期間限定でカリン入り(市の木)。上諏訪発あずさ80号17:50発に乗って帰宅。

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