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1998年12月


1998/12/30(水)
曜日の感覚がない。おまけに今日が31日のような気がしてる。

足が確保でき、壊れていた"らしい"パソコンをやっと引き取りに行けた。2ヵ月近く代替機でやってきて、ポストペットのない生活にも慣れてきたところだった。なんだかもうどうでも良くなっちゃってたりもする。でも、自分の誕生日に、クッキー(私のオカガメ)が、もしかして何かメールくれるんじゃないかと、そういう期待のために、続けちゃうんだなあ。ポストペットのできる方は、クッキーに会いに***へメールどうぞ。オカガメをペットにしてる人って、やっぱり少ないみたいですね。

明日は本屋さんへ寄って、フジミの一番新しいのを買って、今年最後の読み物にしたい、と思っています。

私がなにもしないほうが、相手は気が楽なんじゃないかと思うと行動を移せない。でもこれは、私のような気を遣わない人間特有の考えなのかもしれない、と思うようになってきた。だって、私がどういう筋道で物事を考えて「行動を移さなかったのか」なんて、相手の人にはわかりっこないのだし。相手にわかるのは、「私が行動しなかった」ということだけなんだもの。

自然な態度が一番。結局、どうとりつくろっても、私が起こす行動は、私をあらわすものであって、それが私なんだ。そう考えると、ちょっとは楽・・・だな。

31日-3日まで、日記を休みます。みなさま良いお年を。来年もまたよろしくお願いします。陳腐な挨拶でごめんね〜。


1998/12/29(火)
『死の匂い』を読み終える。うぅ、胸がムカムカするような(怒りでではない)読後感がたまらない。これが処女作だったんだ。でも、これを今年最後に読んだ本とするのは、あまりに、あまりに、なんていうのかな、年明けに影響するような気がするので、なにか読みたい。皆川博子の『結ぶ』というのを並行して読んでいたんだけど、こちらもなんだか生理的に合わないかも? と感じるような、私にとっては珍しい本になりそうで、ちょっと困っている。

年明けのことばかり気になっていて、目の前のことが知らずに過ぎてゆくよう。しない後悔より、した後悔が好きだけど、勇気はいるんだよなぁ。


1998/12/28(月)
昨日、パーティーの時間より早く駅に着いてしまったので、見かけた古本屋さんに立ち寄った。すると、佐々木丸美の『橡(つるばみ)家の伝説』があったので(\300!)もちろん買う。ほくほく。『榛(はしばみ)家の伝説』とどっちを読んだのか、忘れてしまっていたし。ついでに、アルレーの『死の匂い』も買った。

群ようこ『尾崎翠』(文春新書)を買う。群ようこ、尾崎翠のこと好きだったのか〜。パラパラ拾い読みしていると、当たり前だけど尾崎翠も読み返したくなる。作家の中には、尾崎翠ファンの「緑(翠?)の党」っていうのがあると聞いたことがある。小川洋子も党員だとか。『定本 尾崎翠全集』(筑摩書房)は、まだ買っていないです。

アルレー『死の匂い』を電車の中で読み始める。登場人物3人。話の流れは予想が付いてしまうけれど、サディスティックな気持ちで読んでしまう。ああ、なんて救いのなさそうな話!


1998/12/27(日)
25日に式を挙げた友達の結婚披露パーティー。おみやげに、彼女が焼いたというケーキと、赤・白1本ずつの薔薇の花。幸せそうな二人の間には、他の人には絶対入り込めない、暖かいバリアがあると思う。

不安を同席した友達に話していると、少しだけ気分が楽になる。そうだよねえ、そうだよなあ。

『不安な童話』は、昨晩のうちにスイスイ読めてしまった。恩田陸は、なにを読んでも面白いなあ(まだ3つしか読んでないけど)。疲れたので、感想は明日にします。

「TJ KAGAWA」(TJは、タウン情報のこと)99年1月号の「さぬきうどんの道探訪記 ゲリラうどん通ごっこ」 は、誌上で少し前に言及されていた、有楽町のさか田といううどん屋に実際行ってみた体験記。私も有楽町に行った時に場所を確認したものの、日曜であいにく休み。つぶれちゃうかなあと思ってたけど、大丈夫みたい。日曜日もやるようになったようで。気になる。行ってみないと!


1998/12/26(土)
ずっと考え事をしているわりには、夢には出てこない。

一歩も外へ出なかった。外の風には当たった。いつのまにか、夜型の人間になったなあ、と思う。

恩田陸の『不安な童話』を読み始めた。


1998/12/25(金)
友達の結婚式。真っ白なウェデイングドレスがとっても良く似合っていて、じーんとしてしまう。私がじーんとするくらいだから、ご両親はざそかし、と思う。おとうさんはおかまいなしに写真撮りまくり、って感じだったけど。だんなさんである、フランス人の彼は、すらーっとしていて、二人並んでいると絵になったなあ。顔は外国人だけど、雰囲気が日本人っぽいというのか、日本人と結婚して違和感のない人、というのか。なじむ感じが、なるほど納得。

純白のドレスの威力はやはりすごい。道行く人の視線を集める。ほんとにまぶしいと思う。

12月から1月になるのは、ただまた次の月に移るだけだとわかっている。でも、年を越す、というのもやっぱり本当で、心配ごとを抱えたまま過ごすのはつらい。案ずるより生むが易し! 考えても答えの出ないことを考えていても仕方がないのに。

『34丁目の奇蹟』をみて、「CHRISTMAS TREE」をきいて、私のクリスマスはおわり!


1998/12/24(木)
昨日が最終回だった『世紀末の詩』の結末を、どう考えればいいのか私にはわからなくて、昨晩ずっと考えていた。そうなるだろうと予想していた通りのことが起こったのに、それなのに、結末の理由がわからない。今までみた回の話はどれも「予想していた通りのことが起こって、理由もわかる」だったのにっ。けど、どこにも答えはないんだなあ。毎回毎回の寓話は、「なんだかなにかの焼き直しみたいな話ばっかり」と思ってつまらなく思っていたのに、寓話以外の話の展開が気になって昨日もみてしまった。こんな妙にイタイ気分になるとは、思いもしなかった。ハッピーエンドなんて、全然期待はしてなかったけど、この理不尽なせつなさがなんか、自分でくやしい。

昨日の間違い。『オーケストラの少女』、母は見てない。祖父が見て、良かった、と言ってたのをおぼえてる、ってだけだそうです。どうでもいいことですね。

『I.Q』やって、気付いたら2時でした、昨日。やるにつれ、感覚が戻るのが楽しくってやめられないんだよ〜。前はとにかくクリアできれば、「パ〜フェクト!」って言ってくれたのに、今回からは、規定数ピタリでじゃないと「パ〜フェクト!」って言ってくれない。数学的思考のない私は、たいてい「グレイト」どまりです、「エクセレント!」なんてありゃしない。ちきしょー。

ビデオ、両方とも見つかりました。「奇跡」じゃなくて、「奇蹟」でしたね。「34丁目の奇蹟」は、クリスマスの時期アメリカで毎年放映されてる、って聞いたことがあって、取引先のおじさんに聞いたことがあったんだけど、どうやら本当で、自分の奥さんは毎年見て毎年泣いてる、なんて言ってた。何年か前に映画館でみて、じーんとして、昔のモノクロのもみたいと思ってビデオを買ってみたというわけです。両方みたときは、カラーのほうが好きだった記憶がある。でも、どういう違いがあったのかも忘れかけているので、みてみたいと思ってる。

あっという間に夜遅くなってしまったので、両方とも明日みます。


1998/12/23(水)
散歩ついでに、隣駅まで。本屋さんのウィンドウに「『ガラスの仮面』 41巻入荷しました!」とある。急いで買う。知らなかった・・・。雑誌に連載しているほうは読んでないのだけど、本誌のほうじゃもっと先まで進んでいるんだろうなあ。42巻が出るまで、あとまた何年(?)待つことか。亜弓さんが失明? っていうのをもう随分前に雑誌で読んだ記憶があるけど、それもまだ出てきていないのだし。

ゲーム屋さんに寄り、「I.Q ファイナル」を買ってしまった。「クラッシュ・バンディクー3」のデモで遊んでいる男の子を見ていて、「無駄な蛇行が多いぞ。あ、シマ箱は上からジャンプしないと! りんご1個を笑うものは、りんご1個に泣くぞ〜」なんて思ってしまった。人がゲームしてるのを見るのも、案外好きです。

目当てのケーキ屋さんを外からのぞくも、もう、ほとんどケーキがないありさまで。夕方なんかに行ってもだめなんだなあ。ケーキは、クリスマス過ぎてから、ゆっくり食べよう。吉田美奈子の「Christmas Tree」が入ったライブビデオと、「34丁目の奇蹟」のビデオを探しているんだけど、どこにしまいこんだのやら、見つからない。むー。

そうそう、昨日、12時すから随分前に録画しておいた『オーケストラの少女』をみた。ただの気まぐれです。みていれば、2時くらいまで起きていられるし、そうすれば麻雀戦に誰が出るのかも見られるだろう、とその程度の。昔昔に、私の母が私の祖父に連れられてみたことがあると言っていた。

映画をみているうち、この話なんでか知っているなあ、と思ったら、本で読んでいました。ハンス・クラーリイ『オーケストラの少女』(偕成社・少女名作シリーズ)で。表紙の絵が、映画の主人公の女の子そのままそっくり。

ちょうどいい時間に、麻雀番組が始まったので、見てみると、加賀まりこ、大仁田厚、森本レオ、秋元康という面々でした〜。眠いのですぐに寝ましたけど、加賀さん強かったみたいです。次点が森本レオ? しっかし、麻雀用語が、ぜんぜんぜんぜんわからないので、何をしゃべっているのかさっぱりで、くやしかった。


1998/12/22(火)
目のいい人は、結構そういうことする人いますね〜。目は、いいにこしたことないです! なにより、目玉が風に当たって涼しいのがいい>りなりなさん

連城三紀彦『夜よ鼠たちのために』を読み終わっていた。でも、感想を書くのが面倒なので、とても簡単な感想にしました。

「ガウル」ってなんだろう? と番組表を眺めていたら、きょうの夜中、フジテレビで「芸能界麻雀最強位決定戦」なんていうのがある。生放送。芸能人で麻雀の強い人って誰だろう? 萩原聖人は強かったよねえ。あとは?

「Software Design」 99年1月号、次号予告のページにある「あきよの生態観察記」が面白い。


1998/12/21(月)
2時間、時間をつぶす、というのは、私の場合、中途半端な長さで、案外難しい。映画みるには短いし、お茶してあとはお店をぶらぶらするくらいで。喫茶店に1人で入った時には、本来の目的、お茶する以外のことができない。本を読んでいても落ち着かないし(まっている間は手持ちぶさたなので読んでいるけど)、ましてや手紙なんて書けない。図書館やマクドナルドなどで勉強するのが性に合わなかった、というのも、なるほど自分でうなづける。

結局、アフタヌーンティーで食べて、青山ブックセンターのぞいて、てくてく歩いて伊勢丹まで行き、使わないデパートカードを解約し、靴のかかとを直してもらっていたら、ちょうどいい時間になった。良かった良かった。

さて、この場所はどこでしょう。簡単すぎますか。

ABCをのぞいたのは、久しぶり。そこは広くないのだけど、品揃えがおしゃれで個性的で刺激があります。哲学書までちゃんと置いてある。そこで見つけた、ダグラス・クープランドの新しいやつ。「打倒ビル・ゲイツ!」みたいな感じのコンピュータが題材になった内容っぽい。11月の終わりに出たもののよう。あと、長尾智子という人の出した料理の本もちゃんとあって、「あ、これこれ」と思って買おうと思ったのだけど、どうせまた別の本屋さん寄るし、とそこでは買わなかった。これ、敗因。あとで寄った本屋さんに、どちらも置いてありませんでした。ABCじゃ、どっちも平積みだったのに。

それに、結局、角川ミニ文庫から出てる、フジミの本も、見つからなかったです〜>ジンクスさん

健康診断を受けて、血液を採られた。「苦手なんです」と言うと(言うと少し気が楽になる)、「痛いですもんね〜。でも、すぐ採れそうですよ。血管のほうはこわがってないみたい」と言われてしまった。そう。それだけは、身体のつくりに感謝です。すぐに採れるもん。16歳になったら献血ができるので、よし、やろう、と決意していたけど、周りの話を聞くにおよんで、やっぱりできない、と思った。必要にせまられなければ、注射針とは関わりを持ちたくない。インフルエンザなど、上腕部に注射されるのならいいけど、ひじを伸ばすってのがダメみたい。ひじの内側、なんていう場所が悪い! こわくて伸ばせません、いつも。

高校時代、初めて貧血検査することになった時に、列に並んでいたら、「大丈夫? 顔色悪いよ」って言われて、貧血検査の前に貧血になってちゃしょうもないな、と思ったり。けど、貧血になったことはないです。

curio(良く知らない)のCMで、オリンパスペンが出てきてた。種類はわからない(EE-2かEE-3?)。緒川たまき(最近見ませんね)が持っているのは、オリペンFT。ラビナスのCMで電車の中の女の子が構えるカメラが、CONTAX T2。ビール、ブロイのCMに出てきたのはライカ?


1998/12/20(日)
少し前にTVで見たこと。お菓子の中に、1つ、特別なのが入っているというもの。コアラのマーチの中のまゆげのあるコアラは、前々から有名だけれど、それ以外にもいろいろ増えているらしい。エビスビールのびくの中に魚が入っているもの、森永の牛乳プリンのマークの顔、かっぱえびせんのエビがケイタイ持ってたり、コンタクトレンズ持ってたり、などなど。他にも紹介してたのだけど、忘れてしまった。

いま、かっぱえびせんのコンタクトレンズ持ってるやつ、家にあります。

年賀状を書くつもりだったのだけど、書かなかった。買い物ついでに本屋に寄り、「ヴァンテーヌ」を買う。ファッション雑誌を買うのも、服を買ったのと同じくらい久しぶり。「ヴァンテーヌ」だったら毎月買ってもいいなあ、くらい思っているけど、欲求不満になっても困るし、それほどおしゃれじゃなし。でも、たまに読むのも心が潤う感じでいいな。今年発売された、ランコムのマスカラが、もっのすごい売れ方だったらしい。マスカラ。まつげ短いしな。コンタクトしてるしな。印象がずいぶん変わるっていうのは、わかっているんだけど。

印象が変わるといえば、めがね。昨日、服買うついでに、めがね売り場をのぞいていたら、なんだか楽しくなってしまって、いろいろかけてみてしまった。近所の本屋さんでめがね情報の専門雑誌を見つけて、見ているだけでも楽しい。明日あたり、買ってしまうかもしれない。

外出するときはコンタクトを使って、家にいるときはめがねを使っている。朝起きて、一番最初にすることは、めがねをかけること。過去にめがねを作った時には、必ず「目のために一段弱いのにしましょう」と言われ、そのとおりにしてあとで後悔してばかり。コンタクトより、めがねのほうが見えが悪いので、家に帰ってめがねかけると、TV見えないこともある。同じ度じゃないと、結局疲れるんだよなあ。コンタクト並みにぴったりのめがね、かつ、似合うものだったら、1日めがねでもいいな。ただ、欠点は、鼻の付け根のところに跡がついてしまうこと。

「めがねを外してぼんやりした風景を眺めるのが好き」なんていう文章を昔昔に読んだこともあって、わかるわかる、なんて思ったけど、なんつーか、ぼんやりしすぎてイライラするだけっていう視力の弱さです。良く見えないと、良く聞こえないんだよね。不思議と。0.05くらいじゃないかな、前と変わっていなければ。

コンタクトをなくさないので、好きな目医者さんのいる眼科医に行けないな〜。


1998/12/19(土)
今年最後のスケート。終わってから、少し練習するも、あまりの寒さにさっさと切り上げてしまった。先生に「もう終わり?」と聞かれたので「寒くってー」と言ったら、「氷が薄くなったからかもしれない。去年までは、うんと厚かったんだけど、今年のはすごく薄いから。寒さが直接くるんじゃない? 厚着しておいで」だって。薄いとどうして寒くなるのか良くわからないけど、去年よりどう考えても寒い。手なんて冷え切ってしまい、外に出てもしばらく冷たいまま。

ひっさしぶりに、服を買った。我慢していたぶん、はじけた感じ。といっても、むちゃくちゃな買い方じゃあないけど。いろいろ見ていると、今年のはやりはこんなんかあ、というのが良くわかる。けど、どこも似たような展開で、違いというのも感じない。頭の中で描いたイメージそのままのものは、ある時はあるけど、ないときはない。服は、さあーっと見ている時は、あれもこれも欲しくなるけれど、実際買う段になると、素材(アクリルが入っているものは、どんなに気に入ってもあきらめる)がいや、色が濃すぎる、ボタンがいやだ、などなど、些細なことが重要な決定要素になる。

靴もねー、パンプスなんか、履かなくていいならもう履きたくないね。だから買いませんでした。ギリギリの線を守ったようなやつ。ああ、こういうのかわいいし、楽だなあ、ずんずん歩けるし、と思うものは、しかし、あまりにも休日用だよなあ、と思って泣く泣く却下。余裕があれば欲しかった。

珍しく、本屋には寄らず帰宅。


1998/12/18(金)
クリスマスに式をあげる友達が、昨日引越しをした。伝えたいことがあったので、電話をする。結婚相手は、ブラジル出身のフランス人というややこしい定義なんだけど、戸籍の話を聞いていたら、彼女が自分の実家から籍抜かれて、彼女筆頭の戸籍になる、と。彼はブラジル国籍とフランス国籍両方持っていて、フランスのほうは書類そろえるのに時間がかかるから、ブラジル領事館に行って結婚証明書を発行してもらってうんぬん、と。なんか混乱。

彼には国籍が2つあるので、パスポートも2つあるという。

電話を切って、パスポートが2つかあ・・・なんて思っていたら、頭の中を、火曜サスペンス劇場の音楽が流れていた。自分の中での整合性は取れてんのよ。


1998/12/17(木)
のぞむさんの、12/15付日記。侯孝賢が、「撮れますとも」って答えたら「本当? 本当?」と嬉しそうだった、と、「an・an」 (12/18号 #1147) にも出ていました。「an・an」読んだのなんて、何年ぶりだったろう!

しかし、そういうのを知ると、「新聞取ったほうがいいんだろうかなあ」と考える。でも、引越したあと、なにを取るか迷ったまま、3年くらい経ってしまうと、もうどうでも良くなっていたりする。慣れちゃった。利点:回収のために束ねなくても良い。お金が浮く。欠点:本の情報に疎くなる。映画の情報にも疎くなる。雑誌の広告が読めない。世の中の問題に疎くなるかもしれない。夕刊の文化面なんか見てると、自分が遅れてく気がしてあせったりもする。

ずっと朝日だったけど、なんとなくけむたいし、読売は勧誘がうるさい(つい最近は「何でもします!」と言われたので「じゃあ、朝日を6ヵ月つけろ」と言ってみたくなった。洗剤つけるって言っても、生協の粉せっけんしか使う気ないし、ビール嫌いだし、巨人戦チケットくれるって言っても、巨人興味ないし)から絶対取ってやるもんかと思うし、サンケイは興味ないし、毎日かなあ、なんて思いつつも、うーん。日経産業新聞なんて、新製品情報という面から言ったら読んでて面白い新聞なんだけど、やっぱり全般的な情報は得られないし、私が取ってもねえ。

つめきり使うたびに、思う。どっちを上にして使うべきなんだろう。やすりがあるほうを上にして、でいいんですよね?

妹と電話で話すついでに、姪が出る。ちょっとだけ喋るようになったらしい。「やっほー」と言えずに「あっほー」、「おはよう」と言えずに「はよう」なんだけど、ものすごく感動した! 喋ってる! と興奮した!

CONTAX T2 ブラックは、やはり2000台限定(全世界で)なので、T2そのものが欲しくて、色にこだわらないのであれば、買っておいたほうがいいのかも。製品情報は、京セラのページのニュースリリース 09/11 付をどうぞ。


1998/12/16(水)
「タイタニック」をみていない。この先みる機会はあるだろうか。このままみないでいたら、貴重な人になれるかなあ。楽団がどうこう、というのは、あちこちで目にしたり、耳にしたりしてるものの、映画全体の話の流れはいまだに知らないでいる(幸せかも!)。そういえば、楽団の人たちのそれまでの(?)人生を描いた小説がありましたね。結構ぶあつい。読んでいません。「"タイタニック"しらないのに読むなよ」って本に思われてる気がして。エリック・フォスネス・ハンセン『旅の終わりの音楽』(新潮社)。

オレオパイは、おいしいけれど、ちょっと甘みが強いかな。コーヒーがすごく欲しくなる。実売160円くらいで8つでしょう。一つ20円かぁ。

パルコのCMに、「奥様は魔女」のサマンサのアニメ(というの?)が出てくる。小さい時、あの、口を動かすの練習したんだよなー。でも、あんなにキュキュキュと動かすなんて、できない(当たり前)。『ドラえもん』を読んで、自分の机の引き出しの奥も、もしかして四次元につながっているのではないかと、中のもの全部出して奥をのぞいたこともあった。こういうしょうもないことを、ふとしたときに思い出したりする。子供って、なんでか魔法ものに弱い。なにになりたいか、と聞かれて、魔女か鳥かで悩んで、結局「魔女ならば鳥にもなれる」という結論に達し、魔女になりたいと決めたこともあったっけなー。

男の子が髪の毛ピンピンはねた感じの髪型にする場合、ワックスを使っているの? そういう髪型にしたくてワックス買うんだけど、いまいちセット力がないというか・・・。男の子用のほうがいいのかも、と思いながらも、「for men」って書いてあるやつ使うのもどうも気が引けて、あるいは、なんかマズイのかもしれない、とわけもなく思ったりして。

で、なにをお使いで?

PS本体のCMで、「今年もいいことなかった」って女の子がバイトを終えると、クラッシュ・バンディクーとパラッパがおでむかえ! ひゃあ、うらやましい。クラッシュとパラッパが二人仲良くおさまっているポスターがあったけれど、あれは欲しかったなぁ。はる場所ないけどさ。

CMとCFの違いってなんなのか、良くわからない。あるいは、どう使い分けたらいいのか。


1998/12/15(火)
今市子『大人の問題』(芳文社)。父親がゲイだったせいで離婚した両親。20になっった現在、自分の父親が「再婚」しようとしたその相手とは! というふうな展開。あれ? これ一冊で終わりなの? ってくらいアッサリサッパリの仕上げで、大して続きを期待させないまますんなり終わる、といった感じ。人生なんて、この先なにが転がってるか、わからんよ!

よしながふみ『こどもの体温』(新書館)。いいんだよ〜、これ。これこれこれ。決してなごむ話じゃないんだけど。余韻が静かに沈殿してく感じ。こういうのすごく好きだ。”こういうの”がどういうのかって、説明できないので、”こういうの”を知りたい人は読んでください。「この中のこれが特に好き」、って言えない。どれも良いから。描かれる表情の豊かさに、文字の限界を感じてしまう。

「クラッシュ・バンディクー2」のしすぎで、左手の親指痛い。「なんだよちくしょおもう寝たいのに!」と思いながら、クリアできないので結局1時すぎに寝てたりする。おバカ。はまってるんじゃないんだけどな。やっていると、すごくイライラする。もうこんなゲーム嫌いだ! とすごく思う。すごく思うんだけど、やっているんだよな。たちの悪い男にひっかかったような気分です。やっぱり、セーブが楽になったっていうのは、大きいです。

今度 \3000で出る、「ポケットPS」(?) あれ、かわいいね。ゲームのデータをセーブして、とりこめて持ち運べるんだよ。たとえば、「I.Q」の数字記録できるって。友達と自慢しあいっこできるよ!

私と同じ江國香織好きの友達が、「落下する夕方」の映画をみてきたようだ。途中からボロボロに泣いてしまったんだって。うむぅ、私はやっぱり感覚が摩耗しているのか? そういえば彼女、以前、山田詠美の『アニマル・ロジック』を病院の待ち時間に読んで、泣けてきて困ったって言ってた。うん、あれは私も、ものすごく好きです。

ところで、イマドキの男子高校生で、山田詠美の『ぼくは勉強ができない』の秀美くんみたいな人っていないかなあ、いないかもねえ。カッコ良すぎるか。ああいうのが自分の子供だったら自慢だなあ。自分の彼だったら、じゃないのがミソ。ああいう人と付き合うより、ああいう人に育てるほうが、大変と思うからね。


1998/12/14(月)
髪切りました。「のびたね〜。どうする?」との問いに「切って下さい。・・・え、伸ばしてもいいんですか?」「別にいいよ。オレはすすめないけど」。信頼する人に、そんなことをいわれたら、従うしかないです。もう一生このままだろうなあ、私。でも見慣れてきた。この切りたてのモンチッチ頭にも。あるいは、やんちゃボウズ。

「STUDIO VOICE」が、電子ゲームの特集で、ちょっと面白そうだったけど、結局買うのは止めてしまった。なにかの雑誌で、江國香織の連載小説を見た。「小説新潮」以外で。女性向け雑誌で。でも、あんまりピンと来なかったなぁ。講談社の現代新書を1冊と、村上春樹『夜のくもざる』を買った。村上春樹は、小説は『ノルウェイの森』しか読んだことなくて、あとは『雨天炎天』のトルコ編は読んだことありました。『夜のくもざる』は、安西水丸の絵がかわいいので、買っても嬉しい。安西水丸の『手のひらのトークン』だったかな? は、たんたんたんとした、もたれない話で結構良かったおぼえある。


1998/12/13(日)
今市子『百鬼夜行抄』(朝日ソノラマ)を、出ている分、5巻まで読み終えてしまった。もっとゆっくり読むつもりだったのに〜。どんな話かは、南部さんの11/27付の日記をごらんになるとわかりやすいです(楽してすみません)。すごく面白かった! 1話目読んで、おおっ、と思い、続けて2話目に入ったら、知りたいことがばーんと出てきて、もうとりこ。京極夏彦の物語や、植芝理一の『ディスコミュニケーション』(講談社アフタヌーン)をちょっと思い出すような雰囲気でした。尾白と尾黒いいよなあ、5巻の終わりで「すわ退場か」、とちょっとあせったけど、良かった良かった。でも、やっぱり律のおじいさん、怜はいいな。別格。

霊感は、全くもってない。20歳までに金縛りにあわなければ、一生あわない、と聞いたことあるけど、本当に、今まで一度もあったことないです。信じてもらえないかもしれないけど。それこそ祖父はちょっと霊感あったらしいけど、全然隔世遺伝しなかったんだなぁ。

ただ、「これはこうならないだろう」と思うと、大抵反対のことになりますね〜。かといって、○にしたいから「○にはならないだろう」と思ってもダメ。ふっ、と「まさかなあ」って思ったことが、反対になる。ちょっと使い道ないというか、面白くもなんともないです。


1998/12/12(土)
もう1日が終わる。遅く起きて、だらだらっと過ごし、なにをしたのかと問われれば「なにをしたっけ?」と考えてしまうような1日でした。

冬になるとみかんの箱が自然発生するような気がする。そんなはずないんだけど、箱に入ったたくさんのみかんが食べ放題っていうイメージ。今は、自分で買わないとないのだ、それが当たり前。


1998/12/11(金)
新しいものの気恥ずかしさ、それの最たるものは、私の場合スニーカーのおろしたてでした。ピカピカ! って感じがたまらなく恥ずかしい。新しいものを着るにはいつも恥ずかしさは伴います。上下で新しいものを買ったら(たとえば、セーターとスカート)、「はじめて着る時は一緒に着ない」(目立つから)、「月曜日にはおろさない」(土日で買った新しい服だ、という目からのカモフラージュ)、なんてことしてましたけど、ただ見栄っぱりなだけかもしれない(^^;

あこがれていた、CONTAX T を中古で見つけたとき。珍しく黒とシルバーの両方があり、黒はきれいでそれなりの相場価格、シルバーはボロボロの傷だらけで安い設定、でした。その、シルバーのボロボロに使い込まれた感じが、とーってもいとおしくって、そっちを買いました。ああ、前の持ち主は使い込んだんだな、っていうのが好きで。反面、なんで手ばなすんだろう、もったいない、とも思ったけど。黒でボロボロだったらもっと良かったんですが。

「ジャンパー」[pa]です。[ba]ではないなあ。

もしかすると、「物語」に疲れているのかもしれない。こっちの感情に触れてくるでしょう。そのせいかも。なにか専門書みたいなほうが気が楽なんて、ヘンだよなあ。

尾崎翠の「第七官界彷徨」を映像化したそうだ(朝日新聞 12/10 夕刊)。来週、紀伊國屋でやるそうなのだけど、午後1時からじゃあ、とてもじゃないけど行けないよ。

とても嫌いな人がいます。中条きよし。ああ、いまドリームキャストのCMに出ちゃってるなんて。あの顔が嫌いなんです、生理的に好かない。中条きよしを見ると私のことを思い出す、と人は言います。


1998/12/10(木)
昨日書いた『MAGIC』 だけ、読んでしまった。うわー、すごく良くできた話。「出遭うたびに○○(数は適当)ゆく人」がテーマの小説には、あれがあるけど、この漫画は短編。一つの伏線が、見事に効いてる。あとをひく。「年齢なんて関係ないよ」なんて言葉は、カッコワルくなるような話だったな。きゅ〜、でっす。

そろそろ3回目の「ヘンアイ本のごった煮」を書くつもりなのだけど、その候補の著者をgooで検索したらいろいろ出たんですよ。そのうちに、写真も見つけた! その本の「著者近影」(という名のイラスト)と比べちゃって、爆笑です。

うーむ、このごろ、TVみながら一人で笑って、「ああ、私、笑ってる・・・」と妙な気分になることに気付いた。昨日だっけ、カレー事件で逮捕になったニュース。夜、夢の中で、そのニュースが載ってる新聞を配っているおじさん(自転車に乗っている)のうしろについていました、私。あと、「クラッシュ・バンディクー」やったせいでしょうか、高いところから四角い箱みたいのをめがけて落ちる練習する夢とか。先生みたいのがいるんだけど、おれはできない、みたいなこと言ってんの。やーね。

悩み多き年頃(自分でそう決めた)。お腹がすかない。ああ、いつまでもちゃらちゃらしていたい!

『このミステリーがすごい!』が出たようで。20位以内で私が読んだのは、国内7、12と海外4、5、6、7だけでした。


1998/12/09(水)
昨日のボルネオ島に行ってた友達が、漫画をたくさん貸してくれた。「なんか本を読む気分じゃなくって〜」というのをおぼえてて、気を遣ってくれたのかも。もうね、すごい数ですよ。

清水玲子『MAGIC』(白泉社)、今市子『百鬼夜行抄』(!)(朝日ソノラマ)、『大人の問題』(芳文社)、よしながふみ『こどもの体温』(新書館)、あと『朋友日記』の1と2(日本テレビ)。あ、あと「MOVIE BOYS」(オデッセウス)っていう、”映画的ファッションマガジン”。特集が金城武です。あー、みんなおしゃれだー。TAKEO KIKUCHIの記事もちょっとのってる。ああ、ダッフルだー。この雑誌、なかなかいいなあ。

これで当分・・・。今月は、感想あげる本少ないです、きっと。

「電車でGO! 2」ですか。「1」のほうは予約して(まで)買いました。ただし、当時、専用コントローラは品切れで買えなくて、あきらめて普通のコントローラで遊びました。うまくできないので、さっさとあきらめました〜。あれは、ゲームセンターで時々「とてつもなくうまい人」を見るのですが、こつこつ練習してたんでしょうか(PSが出る前ですよ)。「クラッシュバンディクー 2」を、ちょっとやってみました(もうそろそろ3が出ます)。感覚忘れていて、「ぎゃー」とか「あーもうー」とか言いながらやっていますが、前回に比べてセーブが天国のように楽になったので、気分的にいいです。それに、震動するコントローラー対応なので、それが楽しい。失敗したり、衝撃の近くにいると、ぶるぶるします。

キティが歌舞伎に挑戦! みたいなゲームあるのねー。言うなれば、「パラッパラッパー」のキティ版歌舞伎編って感じ。「ビートマニア」という、”DJリズムアクション”ゲームを、専用コントローラで遊ぶのは面白そうですが、どうだろう。「パラッパラッパー」ヒットのあと、音楽に合わせてどうこう、というタイプも増えたみたいですね。でも、「バスト・ア・ムーヴ」、すぐ終わってしまったし(もとが取れない! と思ったくらい)、うーん。

「サクラ大戦3」は、ドリームキャストらしいし。

ひ〜、藤崎詩織(「ときめきメモリアル」のキャラクター)のイラストが入ったクレジットカードがあるなんて!


1998/12/08(火)
結局、来週、髪を切る予約を入れてしまった。覚悟しなくては。でも嬉しい。

昨日書いた、「T'EN VA PAS」について。原田知世のアルバム調べをしていたら、誤解していたことに気づきました。あの曲は彼女のオリジナルではなく、カバーになるんですね。ならば、CMで聴いたのも、彼女の歌声ではないのかも。と、そのへんの歴史は、みさえさんのページ、こちらが詳しいです。

ボルネオ島に行っていた友達からポストカードが届く。彼女はもう帰国済。頼んで送ってもらったのだけど、やっぱり、旅先からの便りは嬉しい。リゾートな場所もいいなあ。砂漠も良いけれど。

そうなんですよね、色つきは少ないらしい。色つきの夢見るのはヘンだとか、たまに聞いたりしますが、モノクロームのほうが不思議だ。でも、そうだと区別できるかもしれないなあ、「これは夢だ」って>Tiotさん

「お〜もいで〜は〜モーノクロームーい〜ろをつけてくれ〜」


1998/12/07(月)
原田知世『Flowers』は、めちゃくちゃいいです。買って良かった。「T'EN VA PAS」って、あの曲だったんだー。原田知世が歌っていたなんて、これっぽっちも思わなかった。まいりました。「T'EN VA PAS」「シンシア」「ロマンス」を3曲エンドレスにしてずーっと聴いていると、なんか、もうどうでも良くなっちゃう気分。ぼーっといい気分になってきて、音楽あれば生きてゆけるかも、なんて本を忘れていって(言って&行って)しまいそうになる。

秋月こお『シンデレラ・ウォーズ』 (角川ルビー文庫)、読み終わっちゃった(11巻までの感想は残してないので、これも感想には載せません)。読んでいるうちに前回までの話を思い出してきた。うーん、袋小路だねー。どうなるのー。今後、パーッと晴れ間って感じになるとは聞いているんだけど。このシリーズは、音楽のほうの話がどう行くか、気になるんです。もちろん、二人のこれからもだけど、これが男女の話だったら読まなかったようにも思う。なんつーか、純粋さしか感じられないから読む、ってところがあるなあ。ヒネもの好きの私にしてはめずらしく。

起きたら出る時間で、頭真っ白。目覚まし時計が進んでいたおかげで、出るまでには少し時間あると知る。15分で支度終わり。いつもの1時間は? 人間やればできるんだな。こういうせっぱつまったときに、自分がなにを重要視しているか、見えてくると思う。あるいは、なにを捨てるか、どれをけずるか。けずることができるものってあんまりないけどね。出かけるまでに必要なものは、着替え、ごはん、はみがき&洗顔&化粧、出さなくてはいけない郵便物、宿題、忘れ物はないかのチェック、ガス、電気、鍵チェック、まあ、結構いろいろあります。そこからの取捨選択。

決定的遅刻っていうのは、これで3度目かな。1度目は「起きたら待ち合わせ時間」、待ち合わせ駅の電話番号調べて、電話で呼び出ししてもらおうとがんばった私でした。ケイタイもなくって、どうなるかと思ったけど、会えたなあ。なんでだろう。もう覚えてない。2度目は「起きたら朝9時半」。もうこうなると、「きょうは休みだっけ?」といったん頭が思考停止するね。会社に電話したらちゃんと人が出て、あえなくあきらめましたが。出た人がうまく言ってくれたせいか、出社すると「だいじょうぶ? 顔色悪いよ」なんていう、ありがたいような申し訳ないようなお出迎えでした。罪だわ。


1998/12/06(日)
あれからずっと本(『第二の銃声』)を読んでいたら、読み終えてしまった。感想は明日以降にするね。ウシミツ時から明け方まで人と話した。あれやこれや、自分の今思っていること、資格と仕事、状況、時間、期限、天皇制。自分と似ている人と話すことは、鏡に向かって話しているようでもある。でも、似ている人の、自分と少し違った角度からの意見は、とても響く。言葉にして話しているうちに出てくる、自分の中の矛盾は、覚悟していたことだったけど、自分の声による発言、それを自分の耳で聴く、その循環はちょっとした拷問みたいなもんだ。でも楽にもなる。ハッキリするのにぼやける感覚。スッキリするのに問題点が浮き彫り。しかし、対話相手を、「自分と似ているから安心できる」なんて感じるのは、思ったよりも自分のことが好きなのかもしれない、とも思う。けど、いまの私は嫌いだ、と口に出して言ってしまった。それも事実なのだし。

というわけで、遅くまで寝てて、「雷波少年」みそこね。先日の「世紀末の詩」には、大江千里が出ていたんだね、見れば良かった、失敗した。

午後から出かけた。顔を洗うと、やっと気分がスッキリする。本を2冊買う。フジミの最新『シンデレラ・ウォーズ』(ドンヨリらしいけど)と、連城三紀彦の『夜よ鼠たちのために』。ミステリは読みたくない心境っていうのに買ってしまった。CDを2枚。原田知世『Flowers』と『ブルー・オレンジ』。『Flowers』のジャケットが好き。ケースからジャケット紙を出すと、ちょっと驚く。

生まれて初めて「回転ずし」に行った!

ダメになる前に、と卵を贅沢にたくさん使ってブリンを2種類作った。なにかの映画で、特大プリンが大好きで、それを良くつくる女の子が出てきた。1つはあれくらい大きいよ。いちごプリンのほうだけ食べた。なかなか。


1998/12/05(土)
スケート楽しんだ以外は不愉快な一日。自分が言ってしまった言葉で、よけい怒りが増幅したのに気づいても、あとの祭り。不愉快と怒りと自己嫌悪。さいていだ。

本読むのが、はかどるのも皮肉。負のエネルギー。

いやになるのが、「どんな無礼な仕打ちをこうむったとしても、心からの謝罪の言葉に頑なな態度しかとれない人間を私は好きになれない。」なんていう文章に当たったこと。自分に言われてるみたいだった。苦笑い。

夢。落ちる夢は良く見た。足を踏みはずしたり。奈落の底みたいに、真っ暗な中落ちる。目がさめる。すると、枕から頭がずれて(落ちて)いる。夢の中で泣いていて、起きても泣いていたっていうのも何度かはあった。「助けて」と言いたいのに声が出ず、やっと言えた! と思った瞬間めざめていて、小さい声で「助けて」とつぶやいている自分を発見したり。

近頃は、「続きを見たい」と再び目をつぶるほど楽しい夢は見てないなあ。残念。会いたい人に会えればいいのに。

夢は総天然色です。


1998/12/04(金)
2日の話題に関して、うれしいことに反応あり。特筆すべきは、大江千里の「Rain」(アルバム『1234』、1988)が、槙原敬之の最近のアルバムでカバーされてるってこと。10年前の曲。槙原敬之が歌うことで、前よりひのめを見る気がする(アルバムの中でもいいのだ)。あれはいい曲です。槙原敬之の歌も聴いてみたい。どうして選んだのだろう? ただ、私にはどういう意味なのかわからない歌詞部分があって、ずーっとひっかかっているんです。どういうふうに考えればいいんだろう? どう思いますか? そうそう、少し前に、槙原敬之が加山雄三の「お嫁においで」(?)をカバーしたときには、あまりにいいのでびっくりしました。

松田聖子に関しては、アルバム出たら当たり前のようにそれを聴いていたって感じがすごいと思う、今思うと。カラオケ行って、だだーっと松田聖子の曲名が並んでいるところで、アルバムの中の曲歌っても、知ってる。「きゃー、それいいよねー」って感じ。アルバムの中の曲について、「あの曲が好き!」って会話が成り立つ。少なくとも、私の周りでは。好きな曲言い出すとキリがない。「P・R・E・S・E・N・T」「マイアミ午前5時」「Private School」「流星ナイト」・・・。

ユーミンは「REINCARNATION」だけは、なぜか繰り返し繰り返し聴いてた。「経(ふ)る時」がすっごい好き。

そうか。「ナツメロ」でしたかー。小泉今日子って「みんな彼女にいろんなことをさせたい」し、実際「なんでもやってしまいそう」って感じがした。80年代後半のCD、持ってないけどおぼえてる、っていうのは理由がある。当時バイト先のCD屋さんの店長が小泉今日子好きだったのです。お店でかける曲は「人気のあるやつ/売れ筋」に加えて「店長の好み」ってのもあって、毎日毎日それを聴きながら仕事していると、自然と覚えて歌えるくらいになる。商店街の中、個人でやっているお店だったし、売れるものといえばアイドルや邦楽。だから、店内でかけていた曲もそういうのだった。

だから、森高千里がばばんと売れて、派手派手衣装で歌っていた頃の歌も、曲がかかって歌詞カードがあれば歌える(はず)。なんて変わった歌詞なんだろう、と聴いていたなあ。「16のころのあなたは素敵だったけど、久しぶりに会ったあなたは私と別れてから彼女も作らずにいたの? なんかさえないわね」、みたいな意味の歌詞とか、「実力は興味ないわ 実力はテストだけにして」だもん、ぶっとびました。少しあとになってからの、「I love you」が好きだな。

逆に、洋楽に関しては、過去から現在にいたるまで、右も左もわからない。当時好きだった男の子が洋楽一辺倒だったけど、ひきずられなかった。「どうやって選ぶの?」という質問に「ジャケットがよさそうだったら(気に入ったら)買う」 というやり方で買っていた彼にならい、3,4枚ほどいっぺんに買ったときもあったけど。確かにそれらは結構良かったんですが、続かなかった。

スケートを日曜日朝8時からのに通っていた時のこと。7時台の電車に乗る。日曜日なので、当然人は少ない。その日も、いつものように座ってた。すると、「すいているのに」となりにぴったり座る人がいる。なんだろ、この人・・・と、思ってたら、耳に暖かい息がかかる! こりゃまずい、でも、すぐに反応するのも刺激しそうでなんか逆にこわい。次の駅までじっと耐えた(今の私ならすぐ逃げるな) 駅に着いたので、降りるフリしてドアからいったん出て、少し走って別のドアから入りなおした。ふぅ、っと息をついて、ドアわきのところに立ってた。窓の外を眺めていたら、逆側の窓もうつる。ところが、そこに、その男が映ってる。パッと反射的に振り向いたら、相手はこっちを見ていて、その目は血走っている。さすがに恐怖心を感じて、もっと混んでいるほうへ車内をひたすら歩き、人に紛れるようにと座った。駅に着いたらすぐに家に電話。人と話したら落ち着いたけど、母は「誰か似ている人だったのかしらねー」なんてのんきなことを言う。しかし、あれはかなり怖かったです。

しかし、こんなに書ける時は、やっぱり本は読んでないんです。書くときは読んでない時、読んでいる時は、あまり書いてない時と思う。書く(out)と読む(in)の合計は決まっていて、そのバランスだけが変わるんだって気がします。


1998/12/03(木)
暗いですね。5時過ぎると完璧に。こういう中を歩くのって、さみしくていやな感じ。

小泉今日子といえば、「魚拓ヌード」もありましたね。

昨日の「タブロイド」(結局、唯一みているドラマ)、ドキドキする展開。しかし、真田広之が本当に彼を殺したとしたらの、その理由はわかった(つもり)。情報屋のおねえさんが出てきて嬉しい。

おでんは、ちくわぶが好きです。もち巾着もいいな。小さい時はカレーボールが好きでしたが、母が「(だしの)味が変わっちゃうから」と入れてくれなかった。関東と関西の「すじ」は意味が違うのね。関東でいう「すじ」は、かまぼこみたいなやつですが、関西で「すじ」と言ったら「牛すじ」らし。入れたこともなかったな。練り物に案外お金かかるんで、しばらく作ってない。

フランス人と結婚する友達、25日に式、27日にパーティーと決まった。そこで困った服と髪。髪切ってから、この髪型に似合う、いわゆる「ちゃんとしたところに着ていける服」買ってない(めでたい話もなさそうだったしっ!)。「あれくらいしかないなあ」である。それにそろそろ髪を切りたかったのです。でも、今切りに行けば彼(髪を切る人)のこと、たとえ抵抗しても、モンチッチぐらいにされるのは目に見えています。するとだ、あの一張羅が似合わない、多分。

切ったらすぐに伸びないしねー。パーティー終わるまでこのままでいるか、という気持ちに固まりつつある。でもなあ、もう随分中途半端なんだよなー。切ってカツラという手もあるか。あ、でもいいな、カツラ(書いたあとで気に入った)。いや、でも、たぶん、しませんから。

日中頭に来たことがあった時、「もう愚痴ってやる愚痴ってやる!」と心に決めているのに、夜になると忘れていたり、どうでも良くなっていたりする。これは、「とるにたらない怒り(怒りそのものの質が低い)」「感情が摩耗してきた」「エネルギーが持続できない/あるいは不足」「人に話すのが面倒」とか、いろいろ理由はあるんだろう。かといって、ためているわけでもないと思う、多分。うーんっ、やっぱり私は○○○○○には○○○○○のかもしれない、と実感。ちぇ。ちょっとスッキリ。

おとといの「ピアス」か「バンジージャンプ」か。苦しみの時間を考えると、「ピアス」を選択。ただし、「あとに残る」ことを考えると、「バンジージャンプ」で、変化なしのほうを心情的には選びたい。「親にもらったこの身体、自分で傷つけるのはどうも・・・」なんて、古風な考えすると気づいた>私


1998/12/02(水)
J-POPに傾倒してた(つもりの)80年代後半。「アイドル」のアルバムで、「作曲した人たちが豪華だから」と買ったCDが、2枚手元にある。

松田聖子『Strawberry TIme』(1987)。言わずもがなの出産後復帰第一作。レベッカの土橋安騎夫、小室哲哉、大江千里、UP-BEAT(なつかし〜)の広石武彦、米米CLUBなどが曲を提供。

八木さおり『MOON & LOVE』(1987)。来生たかお、松尾清憲、小室哲哉、安全地帯の武沢豊などが曲を提供。小室哲哉は、TM NETWORK PERSONAL BOOK 『EARTH』 (1986)の中で好きな歌手・タレントについてこう述べている。「今は、八木さおりが1おし」。加えて「小沢なつき」(あまり売れなかったと思う。マネージャーと結婚するも、離婚後、脱いだのではなかったですか)、「大西結花」も挙げている。1986年発売の本と、1987年発売のアルバムでは、制作開始時期が微妙だと思う。だから、小室哲哉は八木さおりがもともと好きで曲を提供することになったのか、曲を提供することになって実際会ってみたりして好きになったのかは、わかりません。私も八木さおりは好きだったのに、あまり売れなかったですね。NHKの夜の連続ドラマに出てたり、「パンダ物語」とか出てたりしたっけ? 彼女が脱いだときには残念だった。

ちなみに、小室哲哉の提供曲は、ご想像通り「転調転調」。

小室哲哉が他の人に提供した曲なんて、すごい数でしょうね。元祖! というイメージで渡辺美里が浮かんでしまうんだけど、もっと前から提供していたのかも。大江千里の「ロマンス」(アルバム未収録なはず)もそう。彼ら仲良かったようで、アルバムへのコーラス参加やキーボード参加などしてて、クレジットに名前が見えます。後述の、小室哲哉がやってたラジオ番組でも良くゲストに呼んでました。

ここから先は、持っていないので、記憶に頼って書きます。間違っていたら、訂正ください。小泉今日子のアルバムも豪華じゃなかった? 『ファンタジエン』(?)じゃ、土屋昌巳が参加してた? ハウスもののアルバムも良かったし。あと、題名思い出せないけど、ジューシーフルーツのカバーがバシバシ入っていて、ヨッちゃんが参加してたりするアルバムはキュートだったし。「恋はベンチシート」(?)なんかが入っているやつね。ああ、いいですねえ、ちょっと聴きたくなってきました。小泉今日子は1枚だけしか持ってないので。『バラードクラシックス』。この中の「二人」(特別バージョン)目当てで買いました。こんないい曲なかなかないでしょう。

「1曲目当て」で、アルバム買うってのは、贅沢で、結構いい気分。麗美「Just Only You」(彼女、今どうしてるんだろう)、矢野顕子(&佐野元春)「自転車でおいで」(佐野元春の不安定な感じがいい)、大貫妙子「突然の贈り物」、これら目当てで、入っているアルバム買いました。1曲目当てで買うつもりで買いそびれたのが、斉藤由貴の「予感」(題名不確か)の入っているアルバム。

当時は、TBSラジオ、松宮一彦の「サーフ&スノウ」(KANがエンディング曲)を毎日きいて、それでためていった感じ。東海ラジオ「小室哲哉のSFロックステーション」も、室内アンテナいじりいじり(ここまで電波届かないんです)聴いてたんだよなー。

もともとの始まりは、中学で転校した時の最初の友達が、佐野元春のアルバム「HEART BEAT」を教えてくれて、NHK−FM月曜の「サウンドストリート」聴くようになったことかも。あれは、”I wanna be with you tonight.”ってオープニングに言って、おわりは”おやすみ”、なんだよ〜。もうたまらなかったね。そこから大滝詠一に行ったって感じ。中学で大貫妙子(『クリシェ』『シニフィエ』や『カイエ』あたり)聴いてたり、佐野元春の「情けない週末」にしびれたり、ってなんかシブかった気がする、自分でも。けど、その他にも松田聖子のアルバムが出ると聴いてた。やっぱり、すごく内容良かったもの。私も含めて友達周辺は、当たり前のように(アルバムを)聴いてました。音楽の趣味は、年齢とともにポップになっていった、のかもしれない。

どうどう? なつかしい人いる?「おお、わかるわかるー」って人が案外多いのでは、と思って書いてみました。ただし、すべて過去の思い出なので、現在のJ-POP事情に関しては残念ながら全くわかりません・・・・・・。


1998/12/01(火)
イギリス留学中の友達から、文字化け炸裂のメールが届く。前回「漢字で送る方法がわかった!」って騒いでいたのに、なんでだろ? なーんて思っていたら、共通の友達からメールが入る。「H、ピアス開けたんだってねー、あと帰国便(2月だってのに!)まで書いてあって、迎えに来いってことかねーって笑ってたんだよ」という。うへー、文字化け炸裂だったのは、私の環境のせいだったの? がっくり。

共通の友達に、「メール読めなかったから、送ってー」と頼んで、送ってもらっても、読めない。アドレスのrbe99941のほうは、MS-DOS機で読むので、添付ファイルは無理。どうやらそれが原因。なので、別のパソコンで読む別のアドレスに送ってもらうも、やっぱりだめ。添付ファイル開くと、やっぱり化け化け〜。

「読めないよー」と再度泣き付いて、「そのまま送るよー」とのメッセージのもとにやっと読めるやつが届く。添付ファイルなんか嫌いだやっぱり。

あれほどピアスを恐れていた人間があけたのには驚いたけど、「来週まではずっとつけている状態なので、耳の穴を見ていない。見れないかも。どうやってピアスつけるんだろ」なんて書いてあるのには「らしくて」笑った。あと、「髪をイギリスで切ったので、Kさん(いつもカットしてもらう人)常連の方は報告しておいてください、きっと怒られる」なんて言ってる。報告かねて、そろそろ切りに行くかー。

ピアスかー。ピアスあけると運命変わるっていいますが、悪いほうに転ぶのいやだし、なにより怖いので絶対開けないでしょう。バンジージャンプとどっちを選ぶか、と聞かれれば・・・うーん、考えておきます。

と、同時にクリスマスカードも彼女から届く。写真付きだー。激動の1年でした、とか書いてあるし。魚座、12年に1度の大幸運期もうまくいかせないまま終わりそうだよん。あ、年末ジャンボという手があるか。宝くじ一度も買ったことないし、案外いいかもねー。

11月の残件。クリントンが来た時のビッグハット。「お昼以外は下に降りないし、よくわかんなかった。そういえば人がたくさんいたなー」程度だったらし。Bonnie Pinkと原田知世の共通点。トーレ・ヨハンソンがプロデュース。メールにて若干1名より反応あり。「頓智」に関しても、りなりなさんよりメールにて情報あり。ありがたい。


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