2004.10.01

ソロ・キャンプ2004
久しぶりのソロキャンプ
拡大
日にち  :2004年11月27日(土)〜28日(日)
場 所  :白兎葉山森林公園(長井市)
メンバー :のりちん

久しぶりのソロ・キャンプがようやく実現。出来そうでなかなか出来なかったのだ。
みんなで集まってワイワイとキャンプするのも勿論楽しいのだが、
ソロ・キャンプはまた別の楽しさがある。

ソロの場合は出来るだけ人のいない、静かで寂しい所がいい。
夜は自分が持ってきた灯りだけで、消すと右も左も分からなくなるような暗さがいい。
葉っぱ1枚落ちる音すら感じられるような静けさがいい。
人の都合に合わせる事なく、自由気ままにのんびりできるのがいい。

*

前回のソロキャンプはいつだったか見てみたら昨年5月だった。
1年半ぶりのソロキャンプの場所は、以前見つけた長井市の駒木沼キャンプ場を選んだ。
理由はとってもマイナーだからだ。
旧国道287号線からキャンプ場への登り口は、看板がぶっ倒れていて車が入れない状態だ。
看板を退かしてみると『この先通行止め』と書いてあるではないか!
ホントに通れないのか、看板を動かし進入。
スグ道路が崩落してる所があり車1台分通れる幅、少し先にはパイロンが並んで通行止めの案内板が・・・。
歩いて様子を見に行くと倒木が道をふさぎ、かなり荒れている。
難儀しそうなので引き上げ、別ルートを探す。
ナビには載っていないので地図とにらめっこ。すると遠回りだけど行けそうな道が〜♪
早速行ってみると、道はアスファルトの道からコンクリートの道へ、そしてマッドな道となり、やがて消えていた。
行き止まりの先には人が通った足跡が残っている。
今回は歩いて行くつもりなどサラサラないので、ガックリしながら戻る。
んで悩んだ末、数キロ離れた葉山森林公園のキャンプ場を選び、車を走らせた。

白兎葉山森林公園は長井葉山(こっちの葉山ではない)の登山口にもなっており、
そのうち、前日キャンプして次の日登山したいなぁと思っていた場所なのだ。下見にちょうど良い。

シーズンオフのせいか、ロープが張ってあり駐車場には入れない。
しかし裏へと廻る道は幕営地へ続いていたので堂々と入っていった。


フライを張る前の12'パラとアウトランド ひとりでのんびりと呑むのりちん
フライを張る前(拡大) フライ張ってのんびり(拡大)

雨降りの中設営となる。地面はコケが生えており雨を吸ってスポンジのようだ。
急いで12'パラと、 u-ichiroさんから譲ってもらったOutlandを張る。
HoopedOutlandは持っているのだが、色がね・・・f(^_^; 
また、12'パラとの組み合わせを考えるとフープなしの方が断然使い勝手が良い。

ネイチャーストーブ 久しぶりの出番となったUNIFLAMEのネイチャーストーブ(小)
前回使ったのはこの時・・・(笑)
ばっちり湿気った杉枝を拾い集め、
PRIMUSのストーブで、まるで焼き鳥でも焼くかの様に乾かす。
濡れても杉ッパは燃えるねぇ〜♪ 

ネイチャーストーブの真下にはSP社の小さいフライパンを裏返しに置き、
吸気を考え、地面へのダメージも抑えた。
こちらも久しぶりの出番となったメーカー不明の
ブラスのキャンドルランタン

最後に使ったのはいつだぁ?(笑)

キャンドルの優しい灯りに照らされながら黙々と呑んだ。
ブラスのキャンドルランタン
焼酎:紅乙女

途中で買った焼酎・紅乙女を、最初はストレートで呑んでいたが、
ネイチャーストーブだけでは暖かさが足りず少し寒い。お湯割りにして呑む。
ついつい調子に乗って呑んでたら空になったので千鳥足でテントに潜り込んで寝る。
         (@ ̄ρ ̄@) zzzz


- 翌 朝 -
テントの中から外を見る テント入り口でお湯を沸かした。
外は薄暗い・・・ 引きずり込んで湯を沸かす

朝、携帯のアラームで目が覚める。テントの外は杉林のせいもあるが薄暗い。

寝袋から上半身を出し、右腕をいっぱいに伸ばして外に置いてあったストーブとコップ、コーヒーセットを
テント入り口まで引きずり込みお湯を沸かす。すぐ沸くのは知っているのだが、もう一度すっぽり頭まで寝袋に入る。
沸騰したお湯がストーブにこぼれてジューっと音が聞こえ慌てて火を消す。短い2度寝だった。
熱いコーヒーをだらだらとゆっくり飲み終える頃、ようやく寝袋から出て活動を始める気になってきた。



Optimus88 その1 Optimus88 その2
最近お気に入りのOptimus88。風防とコッヘル大、小、フライパンがセットになっている。

相変わらず誰も居ないのでシーンとしている杉林を少し散歩してると目が覚めてきた。
目が覚めたら腹が減る。朝食はエビピラフ。ストーブは最近お気に入りのOptimus88。(っても中身は123だけど。)
「バババッ、ババッ・・・」と、なんとも不安定な音だけど心地良い音楽に聞こえてくる。
炎を見てもさっぱり飽きずに楽しい。(ヘ_ヘ)
ピラフにボイルしたソーセージを切らずにそのままもぶち込むと、何となく気持ちも豪華な朝食になる。


朝食後はコーヒーを飲みながら読書タイム。自宅にいる時はトイレ(?)でしか本を読まないので、
静かな森の香りがする環境で読書ができると落ち着いて読める♪
昨日降っていた雨は止んでいたが、濡れた12'パラとOutlandは乾くような天気ではない。
タオルで拭いて本を読み、また拭いてはキャンプ道具を片づける。
お昼頃、完全に乾ききれないまま車の荷室へ放り込み撤収完了!

雨でびちゃびちゃ・・・。乾きません【T_T】
びっしょり濡れました



長井あやめ温泉-桜湯-
-長井あやめ温泉 桜湯-

キャンプ場から約10km
標高265mの高台にあり、後ろは朝日連峰の山々、
前は長井市街地をはじめ置賜盆地が一望できる半露天風呂。
ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉で浴槽は岩風呂型式「源泉かけ流しの湯」。
入浴料:大人300円、子供100円
入浴時間:午前9時〜午後8時





久しぶりのソロキャンプはやっぱりイイ!
一泊二日でこれといって何をしたわけでもないが、満たされるゥ・・・(笑)

デビューとなったOutlandは2000年製なのに、EASTONのポール! 付属品は99年。
フライのドア縁が赤色、袋状の旧型スタッフバック、タグはデカタグ・・・となっている。
旧タグからデカタグに切り替わる過渡期のモノらしい。それにしても良いテントです♪
12'パラとOutlandの相性は最高だと思う。


/ HOME / キャンプ / what's new / LINK / mail / BBS /


Copyright(C)  Norichin