記事No | : 1538 |
タイトル | : Re^2: 宮沢賢治花を売る。 |
投稿日 | : 2012/06/02(Sat) 11:18:43 |
投稿者 | : 桃青 |
しんのすけさん
コメントありがとうございます!
やっぱり、「宮沢賢治のことは、しんのすけさんに聞け!」ですね。
> 「下の畑」では花も植えたでしょうから、花売りというより、農業の指導者として羅須地人協会を立ち上げたけど、農民が思ったように集まらないのでいろいろ勧誘方法を考えられた事の象徴的な話ではないですか?
>
なるほど。
賢治は御洒落で、苦労を苦労としない優雅さを持ったひとですから、勧誘を試行する中で、花を売ることを思いついても不思議ではないですね。
朝は夜明けまえから夜は日が暮れるまで泥まみれで働き、
疲れて風呂にも入らずに、倒れるように寝てしまう。
そしてそのように働いても、十分に食べられないこともある。
それが賢治の生きた時代の東北の農民の姿でした。
賢治は、自分の知識や経験がそんな農民の暮らしが少しでも楽になる手助けになることを願ったのでしょうね。
そして「たまには花でも飾ってみようか、」という心の余裕も願ったのかな。
と思いました。
> 賢治の心は「行ッテ」でありますから初めから、売りに行くことを考えたでしょうが、
> 同時に相手の事を気遣う人でもありますから、行動を控えていたけれど、そんな住職の話に背中を押されたかもしれませんね。
>
村人の現実を知っていればこそ、花を売りには行けなかったのでしょうね。
> > 記憶を頼りに、こうして書いてみると、何か、例え話のようでもありますね。
> うんうん、まったく確かに。
ね!!