記事No | : 2135 |
タイトル | : 感覚鈍磨 |
投稿日 | : 2013/07/02(Tue) 13:09:46 |
投稿者 | : 桃青 |
このところ、「介護は大変」という話しばかりしていますが、
一番大変な時期は過ぎたのではないかと思っています。
介護が始まって四年目で母は介護度4になりましたが、振り返ってみれば、大変だったのは、介護度1、2から3にかかるころだったのではないかと思います。
これは私ばかりでなく、他のかたの介護ブログを拝見しても、どうもそのようで、介護度4くらいになると派手なエピソードはなくなり、ブログの更新速度もぐっと落ちる。
御世話もルーティンワーク化し、何も考えずに手足が動くようになる。
母に対する時は、何も考えず、何も感じない。これはそうしようと思ってそうなるわけではなく、身体が反応して感覚が鈍磨する感じです。
楽になったといえば、楽なのですが、自分としては、母の変化に驚き、嘆き、怒っていた頃の生き生きとした人間らしい感性が無くなってしまったのではないか、とこれはこれで心配になる。