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記事No : 2224
タイトル 虚偽と誤り
投稿日: 2013/08/20(Tue) 11:11:00
投稿者桃青

>  日本の部落民は明治になって明らかになったらしい。士農工商の身分制度のその下に、エッタや非人というインドのシュードラに相当するようなカーストがあったそうな。

よくたかやなぎさんのように、インドのシュードラを穢多と非人になぞらえるかたがいらっしゃいますが、日本にはインドのカースト制度のような社会制度としての階級制度はなかったので、穢多と非人をインドのシュードラと同じだと捉えるとその理解に誤解が生じるような気がしますけども。

穢多と非人は並べられて論じられますが、別のものです。
詳しくは検索してみてください。
「日本にもインドと同じようなカースト制度があった。シュードラもあった。」と言えるほど日本とインドの社会構造は似てはおりません。

日本の穢多と非人は、卑しい身分とされていても、中には武士、商人をもしのぐ財力を持つ者達もいたことが知られています。
前にも書きましたが、大阪の天満宮などの祭りなどで、一番大きな山車を出し、競って多額の布施をして来たのはこうした穢多と非人と呼ばれた人々でした。
差別戒名を与えられても、「今世、卑しい身分に生まれても布施をすれば来世はその功徳で違う身分に生まれる。」と説かれて、喜んで競うように多額の布施をしたのです。
卑しい身分と蔑まれても、経済的には彼らを蔑む人々よりずっと豊か、という人々も珍しくなかった。
インドでは、シュードラは例外なく貧乏が贅沢に見えるくらいに貧しいですけれどね。
ただインドでは、職業はカーストによって細かく規定されていますが、これまで無かった職業(例えばIT関連とか)は、古くからのカーストの規定を受けないので、シュードラ階級でもカーストの規定を受けない新しい職業について生活の向上を目指す人々も出てきています。

>  長野県の県境には、「畜男」や「畜女」の墓があるらしい。だれがこんな墓を作ったのだろう。もちろん付近のお寺の坊さんは、墓に参りもしないし、作りもしないだろう。

この件については調べてくださったようですが、これは誤解ですね。

>  部落民の葬式は、部落民出身の僧侶が行ったらしい。仏教が貴族や武士のもんであったためか?

これも史実とは反しますね、


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