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それがどうした! 第2分室


「ミッターマイヤー元帥に問うが、いま、ロイエンタール元帥の愛人は何色の髪をしているか」
「たしか、黒い髪であったかと思いますが、わが皇帝」
「はずれだ。クリーム色だ。すみれ色の瞳とバラ色の頬をしていて、くるくると活発に立ち働きながら、笑顔をたやさない女性だ」
「ハッハッハ、ご冗談を。たしか、金髪のサファイヤ色の瞳を悲しみに似た陰翳をたよわせて、はかなげに微笑んでみせる女性やら、冒険精神に富んだ少年のような印象の、暗くくすんだ金髪といきいきとしたブルーグリーンの瞳の女性だったような」
ミッターマイヤー元帥謀叛す。
理由を答えない親友に、ロイエンタールの疑問はますます深まるばかりであり、
君臣に心の亀裂がまさかこのような事で起こるとは誰もが予想しなかったわけであり…







銀英大貧民開発試案書のおまけ仮想銀英サガより。誰もが1度は思いつくお話。相変わらず冗談が下手な陛下。こんな人の下で働きたくないです。「銀河の歴史がまた1ページ」…って、こんな歴史のページ、開きたくないよぉ。

【〜1997? 舞風遊猫】

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