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それがどうした! 第2分室

の世界
光る…輝く目…何もうつさない…うつろな瞳
誰も知らない秘密
ガラス玉の眼
醒めたる…荒涼たる心…何ものも近づけない…氷雪の魂
絶対零度、ドライアイスの剣
誰も知ろうとしない秘密
僅かな熱温、溶け落ちる氷点
あの日、僕は闇に生まれた
光無き世界に生まれし夜の子供
移ろう季節の歌を聴き、薫る風、見るは夢
光ある…暖かき…世界、未来、希望
あの日、僕は光をえた
全てを見た、祝福されし世界を
全てを知った、絶望たる世界を
世界は、あまりにも美しくなかった、夢見た世界、その想像よりあまりにも
慟哭、絶望、最後に目にしたのは、自らの手、自らの朱、そして闇
誰も知らない秘密
ガラス玉の眼
いつか、世界を…絶望無き世界を
絶対零度の剣をもちて…
希望の世界に、その日まで
移ろう季節の歌を聴き、薫る風、見るは夢
光無き闇は、暖かく…優しく…柔らかく…




義眼ではなく、ただのガラス玉、盲目のオーベルシュタイン様。義眼ネタでのほほ氏との交信の中で、突発的にできたものです。
最後に見たのは自らの手というのは、聞いたことあるような、ないような感じなのですが…想像力…いえ妄想力に脳内容量を使い過ぎたせいか少々記憶力が圧迫されています…もうなにがなんだか思い出せません。困ったものですね…本当。それでは、いちお皆さんに「出典を正確に言ってみろ!」

【1999 御崎るゆめ】

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