ミステリ&SF感想vol.5 |
2000.05.20 |
『喜劇悲奇劇』 『帽子から飛び出した死 』 『マイクロチップの魔術師』 『占星術殺人事件』 |
エンジェル・エコー 山田正紀 |
1987年発表 (新潮文庫や30-1・入手困難) |
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喜劇悲奇劇 泡坂妻夫 | |
1982年発表 (創元推理文庫402-19/角川文庫 緑461-5・入手困難) | ネタバレ感想 |
[紹介] [感想]
*1:
“前にも回文の題を付けた小説を書いたことがあった。(中略)「意外な遺骸」という。(中略)その当時から『喜劇悲奇劇』の粗筋ができていて、盛んに回文を作っていたので、前記の回文名はその副産物だったのである。”(文春文庫版『ミステリーでも奇術でも』201頁)。 *2: 船上で繰り広げられるドタバタ劇という点では、J.D.カーの怪作『盲目の理髪師』に通じるところもあります。 2000.05.09再読了 2010.01.25再読了 (2010.02.15改稿) [泡坂妻夫] |
帽子から飛び出した死 Death from a Top Hat クレイトン・ロースン | |
1938年発表 (中村能三訳 ハヤカワ文庫HM30-1) | ネタバレ感想 |
[紹介] [感想] |
マイクロチップの魔術師 True Names ヴァーナー・ヴィンジ |
1981年発表 (若島 正訳 新潮文庫ウ9-1・入手困難) |
[紹介] [感想] |
占星術殺人事件 島田荘司 | |
1981年発表 (講談社文庫 し26-1) | ネタバレ感想 |
[紹介] [感想]
*1: 作中ではサブトリックの扱いながらほとんど本書そのまま、どころか明らかな“改悪”といわざるを得ない部分もあります。
*2: ちなみに、同様の儀式を扱った三津田信三『六蠱の躯』によれば、本書よりも前にホラー映画で題材にされているとのことです(同書58頁)。 *3: 数少ないバリエーションとして、蘇部健一「六枚のとんかつ」及び「五枚のとんかつ」(いずれも『六枚のとんかつ』収録(ただし後者は文庫版のみ))が挙げられます。 *4: 本書と「金田一少年の事件簿 異人館村殺人事件」に関する、twitter上での議論の中で思いついたもの。興味のある方は、「Togetter - まとめ「占星術&異人館村に関するやりとり(暫定版)」」をご参照下さい。 2000.05.18再読了 2010.06.05再読了 (2010.09.02改稿) [島田荘司] |
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