- ・全般
- フクロウには年に1回の繁殖期があり、個体の状態によっては発情することがあります。具体的な発情の兆候としては、独特の鳴き声(種類によって違います)や、求愛行動(雄の場合:餌のプレゼント/雌の場合:餌鳴き?)などがあるようです。
特に、ペアで飼育して繁殖を目指している方にとっては重要な現象ですが、それ以外の方には関係ない、というわけではありません。プリント個体の交流型飼育では人間(飼い主)に対して発情することもあるのです。
- ・注意すべきこと
- まず、上の“独特の鳴き声”ですが、通常の鳴き声よりもかなり激しいものになるようなので、環境によっては防音などの対策が必要になるかもしれません。
また、人間に対して発情した場合には、発情相手以外の人間は排斥(頭に蹴りを入れるなど)されてしまうことがあります。排斥の対象となってしまった場合、解決策としてはできる限り姿を見せないようにするしかないようです。小さなお子さんがいらっしゃるご家族など、特にご注意下さい。
|