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最終更新日03/10/07

コラム

コラム135

老ける基準

 えーと、自分が10代の頃、「年寄りだよな」と言う年齢がありました。
例えば、自分が10代の頃だと20台後半以降の人ならば「すごくおっさんの年齢」だと思っていました。(苦笑・・・・)
ですが、年齢と外観が当てはまらない人もまた居ましたので、決め付けて言えない所もありました。

考えて見ると歳よりも若くみえる人はめちゃ若いし、老けて見える人は何歳ですか?と言いたくなる人もいました。
そう思っていた背景は、当時、自分が若かったので人事だったのが原因です(笑)。

そんな私もその年齢になってしまうと、正直、歳の響きから「うーーん」となるのは別としても「こんなものの訳?」と思ってしまいます。
若い人からみれば、私の年齢も「大人」とか言われますが自分としては、その歳になってみると歳取っても何も変わっていないと感じるから不思議ですね。

私の知り合いで、僕よりも年上の方々で、活気はあるは、見た目も若いし、「好きな事をやろう!!」と言う行動力がいい意味で若くみえる事(活気がある)に繋がっている人たちが多く居ます。

この人たちを見ていると『年取ったから』『時間が無いから』『歳相応な事をしよう』とかが感じられず、その歳その歳の自分が出来る事を一生懸命(これが大事)するのが一番だろうなと感じます。

私が若く見える事で話したことがありますが、独身だからと言うよりも好きな事を自分で色々している事が大きいのかもしれません。

とにかく、むかし思っていた程、実際にその歳になってみると年寄りになったとは、とても思えませんでした(笑)
でも、年齢聞くと・・・・うーーんとなってしまいますが・・・(やっぱり少しは歳を気にしてますね)

何もしなくても「時間」は勝手に過ぎて歳も取ります・・・それは当たり前ですが年齢から老けていると決め付けて行動をしないのではなく何歳になっても自分の好きな事をしている人を私は「羨ましい」と素直に思えます。
そうやって生きている人に憧れます。
ここで間違っては行けないのは、自分の好きな事を好き勝手にしている人を言っているのではなく社会や生活の中で追われて生きていながらも「自分」を持っている人でいる事が一番いいのでしょうね・・・・・。

今は、あまりにも社会に流されて生きている人が、若い、年寄り関係なく蔓延していると感じる事があります。
それらの人は見ていて分かりますが外観的な肉体的だけじゃなく精神的に老けている人が案外多く居るような気がしてなりません・・。
私は今の歳に出来る事として、昔からかなえたいや憧れが変わらずありますし、それを追い駆けていく事が「精神的な老けの防止かなぁ」と考えています(笑)
ですから、肉体と精神は繋がっていて自分の気持ちの持ちようで『若く見える』事も『老けて見える』事も可能だと思います。

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