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最終更新日04/02/26

コラム

コラム162

イメージビデオ

 何て事は無く友達と集まってイメージ映像を作っていた時期があります。
趣味の中で車の影響が大きいので車の映像を公道で無道さに撮ってイメージビデオを作りましょう。と言う事になって、数人で集まって撮影会をしました。

どういう行動をしたかと言うと当時、友人でR32GTRとAE86を乗っていたのでそれに私のNSXの三台で山道を走っている姿を撮影しました。

別にたいした事をした訳じゃないのに撮影大変でしたね。
例えばフロントのタイヤと路面の撮影の際にドア空けてデジタルビデオカメラを地面すれすれまで持って行って撮影、走行スピードが上がると風圧でドア閉まるのでカメラマンが挟まれて結構危険(笑)

道路のがけをよじ登ってがけ上から道路を見下ろして撮影・・・・がけから降りるの一苦労(笑)

追い越しシーンを撮影する時、対向車から一般車両が出てこないか焦ったとか・・・・・今思い出すと恐ろしい(笑)

しかも、映像見ると苦労した割にたいしたこと無くてがっかりしました。
色々あちらこちらから撮ったりもしましたけど、センスと撮影ポイントの場所に苦戦します、映像見ているだけだと撮影の苦労なんて分かりませんね。
結局、苦労の割に映像が見合わない(かっこよくない、面倒)ので撮影やめちゃいましたが、何でもいいから自分達の形にしたいと思ってやっきになっていた頃でした。
今思えばちゃんと絵コンテ書いて目的をハッキリすればいいのに、とにかく撮影から始めたと言う計画性のなさ(笑)

私の身近なところで、こう言うイメージビデオとして近いのは結婚式の撮影手伝いをしていた時に結婚場で披露宴時に新郎新婦の生まれてから現在までの写真を上映すると言う式場のプランが合って結構好評でした。
そのときのイメージ映像はほんの数分程度なのですが、凄まじい時間の映像の中からほんの一カットを使うと言う見えない苦労が有るそうです。

個人でビデオ作成と言うのもあんまり聞きません(子供の学校行事の映像じゃなくて他人が見ることを前提に作った物)
去年、
友人に車の集まりの中での撮った記念ビデオを見せてもらいましたが、参加者に一人一人コメントと車の走る映像を組み合わせているもので見させてもらって「たいしたもんだなぁ」と感心しました。
確かにプロのものと比べれば出来が悪いとかはあります。
そんな事よりも「完成させた」と言う事が一番すごいです。
映像を見ていて、このビデオは「本人が嬉しかっただろうな」という事を映像から感じました。その人に取って一生の思い出ですね。
考えて見ると、こう言うイメージビデオを作りたかったのかもしれません・・・・・。

もし、自分達が撮影していた映像を簡単に編集してまとめて置けば今見れば、それはそれで面白かったのかもしれません。映像データーが残っていない(涙)

しかし・・・昔は色んな事に興味を持てば手を出していたなぁ・・・とコラム書きながら感心してしまいました(笑) 

当時、撮影の場所として使っていた所です。
右に見えるがけをよじ登って10メートル上から撮影してました・・・。

下手でもいいから完成させれば景色が綺麗だったので結構見れた映像だったかも・・・・(笑)

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