というか、正しくは冒頭で出てくるあの台詞が気になって買ってしまいました。こんなことはＰＳ版聖剣伝説（Legend of Mana）体験版以来です。なんというか、あの一言でストーリーが怒涛の展開をしそうな予感がしました。
| □ | | ゲーム購入まで | | □ | □ |
| ゲームの発売を知ったのは割と早かったと思います。某誌を読んでいたので多分公式発表すぐくらいには知っていたんじゃないかと。ただ、ＦＥとゼノ以外は攻略サイトさまが充実してから買うことにしている（待て）のと、ここのところ続編ゲームの類で色々と痛い目を見ていた（ええ、某錬○術シリーズとか、某ＥＰ２とか他にも色々）ので、しばらくは様子を見ようと思ってました。それが何故発売１ヶ月で買う事になったかと言えば、ネット上での評判がよかったのと、システムまわりが面白そうだったのと、あのＣＭのせいです……！ というか、正しくは冒頭で出てくるあの台詞が気になって買ってしまいました。こんなことはＰＳ版聖剣伝説（Legend of Mana）体験版以来です。なんというか、あの一言でストーリーが怒涛の展開をしそうな予感がしました。 | □ | ||||
| □ | | ストーリー・イベント | | □ | □ |
| 純粋に面白かったです。１周目の展開も２周目以降も。斬新な展開だとか台詞というわけではなく、どちらかというと王道的なストーリーだと思うのですが、それでも１つ１つの台詞に説得力があって、引き込まれる感じでした。明らかに泣きを狙っているのが分かっていても、それでも涙せずにはいられない、というか。また、ストーリー上の敵側の台詞でもいいものが混じってるのですね〜。大体７章で対決する、忠度の台詞はいつ聞いても味があるなぁと思います。あと各キャラとのイベントでも、全部の台詞にストーリー上の必然性があってそこにある感じなので、すごく説得力があって心臓に響きました。 で、一体誰がこのシナリオを？と気になってＥＤスタッフロールを見ていたら『シナリオスーパーバイザー 加藤正人』という表示が。えええええ！？ この加藤さんってあの加藤さんですか！？ クロノシリーズ、ゼノギアス、果てはバテンカイトスの？ ……なるほど、どうりで台詞回しが好みなはずだ（笑）。 | □ | ||||
| □ | | キャラクター | | □ | □ |
| 全員クリアまでプレイして味方１０人全員好きになりました（笑）。敵もそれぞれ良い味出してます。各キャラ一筋縄ではいかない部分があって、そこが凄く面白い。最初にキャラ名とイラストを目にした時、日本史なんてほとんど忘却していてすら「正気か、これ（爆）」と思ったのが嘘のようです。各キャラ攻略中にそれぞれの単独シナリオに突入するので、キャラが掘り下げられていて背景がはっきりと見えるのもポイント高いです。かなり久しぶりに、ゲームをやっていてキャラにハマるという経験をしてしまいました(^^;。普通に気に入るキャラなら結構たくさんいるんですが（ちなみに今までにハマったキャラは、ゼノギアスのシタン先生、ゼノサーガのケイオス、天外魔境（第四の黙示録）の星夜（これをご存知の方はかなり古参のゲーマーさんかも……）の総勢３名。要するに正体不明な悟り系）。 あと、主人公も良い感じでした。選択肢の殆どが、善良（？）ではあっても甘ったるくない（笑）のが個人的にかなり好みです。こんなにびしばしと発言する主人公は初めて見ました。かなり爽快です（←多分何か間違ってる）。 | □ | ||||
| □ | | システム・操作性・グラフィックほか | | □ | □ |
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素晴らしいです。ある１点（下記参照）を除いては、まさに捨てるべきところを捨てて必要な所に心血を注いでいます（←某ゲームの恨みがこもってます）。ゲーム中、全くといって良いほど操作が原因のストレスはありません。基本的にいつでもセーブできて、セーブ・ロードはかなり速く、既読メッセージ管理、音声のＯＮ／ＯＦＦ（経験稼ぎの時はかなり便利）、少し前までのメッセージがボタン一つで読み直せる、ヘルプ機能が親切etc至れり尽くせりです。セーブファイルが２０も取れて、運命上書きシステムがあるので、いつでも５〜１０分あれば目的のイベントに辿り着けるのも嬉しいです。そして特筆すべきは戦闘関係。 システムは至ってシンプルで、難易度も低いです。では何がよかったかと言えば、その驚異の読み込み速度！ いくら２Ｄといっても、あの速さは只事じゃありません。敵シンボルに接触した瞬間に即座に戦闘画面に移り変わり、戦闘中のエフェクトや音声は全てスキップ可能（これはかなり貴重）。マップから戦闘に入り再びマップに戻るまで、最速なら１０秒切ってます（どこかのゲームならセーブするだけでこれくらい時間かかります。戦闘なんて開始されもしません）。霊力さえ上げておけばラスト近辺以外は瞬殺―じゃなかった一撃で封印できて全くストレス溜まりません。戦闘自体したくなければ最高レベルで雑魚敵に一切遭遇しなくなる術もありますし。あと属性と円陣システムはさりげなく良い感じでした。全員満遍なく使いやすくなってて。最初は「円陣」と「逃走」が隣ってどうなんだろうと思っていましたが、途中でボタン１つで円陣画面を呼び出せるのに気づいて（遅いって）からは問題ありませんでしたし。 唯一にして最大の難点はアニメの質！ 某所で購入者レビューを見てから買ったので覚悟はしていましたが、それぞれスチル１枚と差し替えてくれたらどれほど救われたかと思うほど凄まじいものがありました。ですが、これ以外の部分が想定外な良さだったのでレビュアーの方のご意見に従って、なかったことにして記憶から抹消しようかと思います（苦笑）。 | □ | ||||
| □ | | 全体感想 | | □ | □ |
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ええと、一言叫ばせてください。 いえ、あの。そもそも２はプレイしてないのでこの表現正しくないのかもしれないんですが。２は１と殆ど同じだと聞いていたので……。 ＦＥ聖戦・トラ７以来初めて３時間睡眠でゲームしてしまいました。ゼノギアス以来初めてゲームをしていて泣かされました。同じくゼノギアス以来初めて予想外のヒットでした。ＰＳ２だから、画面が１より綺麗なのは納得としても、なんだかただ事じゃない変貌ぶりです。去年逆の意味で呆然とさせられたゲームが色々あったので、よけいに感動ものでした(違）。ほんとどうせ変わるならこういう風に変わってください（除くアニメ）。 | □ | ||||