高津宮暮景
高津宮古寂春光,
棣鄂花開無人彰。
千載悠悠雲外閣,
紆石磴在斜陽。
平成十八年三月二十九日
・高津宮:
仁徳天皇の宮居。ひときわ高くなったところにある。『日本書紀』仁コ天皇の條に「元年春正月丁丑朔己卯,大鷦鷯即天皇位。尊皇后曰皇太后。キ難波。是謂高津宮。即宮垣室屋弗堊色也。桷梁楹弗藻飾也。茅茨之蓋弗割齊也。此不以私曲之故,留耕續之時者也。」仁徳天皇は高津に宮居を造営する時、建物を立派に色を塗ったり外装を施したりすることは、しなかった。天子の個人的な事柄に人民の生業を妨げることを避けたためであると伝えられている。
・棣鄂:
高津宮にある。『詩經』小雅『常棣』に出る
。棣鄂之情。
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