平成十九年元旦
朝銜龜鶴萬年杯, 松樹賀春能幾囘。 今詣平成十九載, 昭和盛日不重來。 |
朝(あした)に銜(ふく)む 龜鶴(きかく) 萬年の杯, 松樹の賀春 能(よ)く 幾(いく)囘ぞ。 今 詣(いた)る 平成十九載, 昭和の盛日 重ねては 來らず。 ******************************** |
|
元旦の朝、お屠蘇をいただいて、長寿を寿(ことほ)いだが、 松の内(の時季)は、この後、何回ほどやってくることだろうか。 今や平成の十九年を迎えたが、 昭和の(わたしにとっても、世の中にとっても)盛んな時代は、もうもどっては来ない。 --------------- |
|
・松樹賀春: | お正月の松の内、の意で使う。 |
平成十九年一月一日 |
次の作品へ 前の作品へ 自作詩詞メニューへ 詩詞概説 唐詩格律 宋詞格律 毛主席詩詞 天安門革命詩抄 参考文献(詩詞格律) 参考文献(唐詩) 参考文献(宋詞) 参考文献(古代・現代漢語学、漢語音韻) |