讀天牛詩

聞道關東多草蟲， 天牛飛舞碧林叢。 我魂恰似化爲蛻， 一旦秋來萬事終。

                                               

天牛(てんぎう)詩を讀む 聞道(きくなら)く　　關東は　草蟲(さうちゅう) 多く， 天牛(てんぎう)　飛舞(ひぶ)す　　碧林の叢(そう)。 我が魂(こん)　恰(あた)かも似たり　　化(くゎ)して蛻(たい)と爲(な)るに， 一旦(いったん)　秋 來(きた)らば　　萬事 終(をは)らん。 　　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

天牛の詩を読んで、和して作った。 　　　　　　　　　　---------- ・天牛：カミキリムシ。 ・不論：論なく。問わず。構わない。たとえ、どのようであろうとも。 ・蛻：ぬけがら。

平成二十九年七月三十日

次の作品へ 前の作品へ 自作詩詞メニューへ 詩詞概説 唐詩格律 宋詞格律 毛主席詩詞 天安門革命詩抄 参考文献（詩詞格律） 参考文献（唐詩） 参考文献（宋詞） 参考文献（古代・現代漢語学、漢語音韻）

わたしの主張