夏夜省空調　碇豊長の漢詩　拙作紹介

huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

夏夜省空調

晩夏蕭條人語絶，
深更秋月靜繊埃。
小淸獨起推吾訴，
何以涼風早不來。

　　　　　　　　夏夜　空調を省(はぶ)く

晩夏(ばんか)　蕭條(せうでう)として　　人語(じんご ) 絶(た)え，
深更(しんこう)の秋月(しうげつ)　　繊埃(せんあい)を靜む。
小淸　獨(ひと)り起きて　　吾(われ)を推(お)して訴(うった)ふ：
「何(なに)を以(もっ)てか　涼風(りゃうふう)　　早(はや) 來(きた)らざるや」と。

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　　夜分は少し涼しくなったので、エアコンの設定を「お休みモード７時間」から「お休みモード２時間」に変えて寝た。
　　夜中に、清正がつついて起こしにきた。（ウンコをしたい時など、いつもこのように訴えてくる）。そこで、「これだろう」と思って、エアコンを入れると、おとなしく寝入った。その詩。
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・省：　節約する。はぶく。
・小清：キヨちゃん。愛犬の名。
・何以：なんで。なにゆえ。どうして…のか。なにをもってか（（…る）や）。

平成二十九年八月二十八日